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「遠野市立博物館」の展示が素晴らしく、見学を終えると午後2時近くになっていました。お昼を食べようと考えていた「伊藤家」という蕎麦屋は火曜日が休みだと分かり、「ショッピングセンターとぴあ」に行ってみました。すると11月で1日だけの休業日に当たってしまったらしく閑散としています。午後2時を過ぎるとさらに状況は悪くなり、仕方がないので駅前の観光案内所に助けを求めました。教えてもらった中で一番近い「喫茶たいげつ」に飛び込みましたが、何とか食事にありつけました。遠野の火曜日は注意しないと食事難民になるところでした。いただいた辛野菜ラーメンは冷えた体に沁み入りましたし、妻の選んだオムライスもこの店の名物のようでした。夕方に行った松林堂の女将さんとオムライス話で盛り上がったほどですから。お腹がいっぱいになったところで「佐々木酒店」でどぶろくを買おうとしたら「生どぶろくがありますよ。」教えてもらいます。持ち帰りで買おうとしたら横に出来なかったり冷蔵しないとならないことからチルド便で家に送ることになります。岩手県のクーポンが大量に余っているので観光案内所に戻ってキリン一番搾りとれたてホップも1ケース宅急便で送ります。2人で28,000円分のクーポン券は使えない店も多いのでなかなかさばけません。夕方まで町中を散策し、明けがらすというお菓子で有名な「松林堂」というお菓子屋さんにも立ち寄りました。女将さんとしばらく話し込んで、友人のお母さんたちに懐かしいお菓子を買い求めました。近くにある「小林荒物雑貨店」も古い店構えなので入ってみましたが取り立てて買うものはありません。ここでも女将さんと話し込んでしまい、お礼を言って店を出ました。買い物もたくさんしたので一度ホテルに戻り、フロントにタクシーをお願いしました。この日の夕食もツアーには含まれないので、駅の北側にあるジンギスカン発祥の店「あんべ」を予約してありました。タクシーの運転手さんも楽しい方で少しの時間でしたがお話が出来ました。「安部」は思っていたよりも空いていましたが、これは日中の方が混んでいるからだそうです。おかみさんは「遠野の人は夜は外食しないのよ。」とおっしゃっていました。今年は旭川で生ジンギスカンの洗礼を受け、次の旅では札幌の生ジンギスカンを楽しみ、そして遠野のジンギスカンもいただけました。ここのお肉も美味しく2人分の定食以外に追加でお肉を頼んでしまいました。この日は皆既月食の日でもあり、食事中に紙エプロンをしたまま表に出て写真を撮ったりと変なお客と思われたかもしれません。お店の暖簾は午後7時には外されましたが「昼から通しで営業しているし、夜は地元の人は来ないのよ。」ということでした。帰りはお店でタクシーを呼んでもらいましたが、また楽しいドライバーさんで笑いながらホテルに戻りました。

クラブツーリズム 民話のふるさと「遠野」とイーハトーブの街「花巻」(10)生どぶろくを発送して「あんべ」の生ジンギスカンを楽しむ

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2022/11/08 - 2022/11/08

206位(同エリア236件中)

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kojikoji

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「遠野市立博物館」の展示が素晴らしく、見学を終えると午後2時近くになっていました。お昼を食べようと考えていた「伊藤家」という蕎麦屋は火曜日が休みだと分かり、「ショッピングセンターとぴあ」に行ってみました。すると11月で1日だけの休業日に当たってしまったらしく閑散としています。午後2時を過ぎるとさらに状況は悪くなり、仕方がないので駅前の観光案内所に助けを求めました。教えてもらった中で一番近い「喫茶たいげつ」に飛び込みましたが、何とか食事にありつけました。遠野の火曜日は注意しないと食事難民になるところでした。いただいた辛野菜ラーメンは冷えた体に沁み入りましたし、妻の選んだオムライスもこの店の名物のようでした。夕方に行った松林堂の女将さんとオムライス話で盛り上がったほどですから。お腹がいっぱいになったところで「佐々木酒店」でどぶろくを買おうとしたら「生どぶろくがありますよ。」教えてもらいます。持ち帰りで買おうとしたら横に出来なかったり冷蔵しないとならないことからチルド便で家に送ることになります。岩手県のクーポンが大量に余っているので観光案内所に戻ってキリン一番搾りとれたてホップも1ケース宅急便で送ります。2人で28,000円分のクーポン券は使えない店も多いのでなかなかさばけません。夕方まで町中を散策し、明けがらすというお菓子で有名な「松林堂」というお菓子屋さんにも立ち寄りました。女将さんとしばらく話し込んで、友人のお母さんたちに懐かしいお菓子を買い求めました。近くにある「小林荒物雑貨店」も古い店構えなので入ってみましたが取り立てて買うものはありません。ここでも女将さんと話し込んでしまい、お礼を言って店を出ました。買い物もたくさんしたので一度ホテルに戻り、フロントにタクシーをお願いしました。この日の夕食もツアーには含まれないので、駅の北側にあるジンギスカン発祥の店「あんべ」を予約してありました。タクシーの運転手さんも楽しい方で少しの時間でしたがお話が出来ました。「安部」は思っていたよりも空いていましたが、これは日中の方が混んでいるからだそうです。おかみさんは「遠野の人は夜は外食しないのよ。」とおっしゃっていました。今年は旭川で生ジンギスカンの洗礼を受け、次の旅では札幌の生ジンギスカンを楽しみ、そして遠野のジンギスカンもいただけました。ここのお肉も美味しく2人分の定食以外に追加でお肉を頼んでしまいました。この日は皆既月食の日でもあり、食事中に紙エプロンをしたまま表に出て写真を撮ったりと変なお客と思われたかもしれません。お店の暖簾は午後7時には外されましたが「昼から通しで営業しているし、夜は地元の人は来ないのよ。」ということでした。帰りはお店でタクシーを呼んでもらいましたが、また楽しいドライバーさんで笑いながらホテルに戻りました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
4.5
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
観光バス タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
クラブツーリズム

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  • 「遠野市立博物館」の見学が充実していたので1時間以上経っていました。お昼を食べていないので駅前通りを歩いてみます。直前になって行こうと思っていた「伊藤屋」という蕎麦店が休みだということに気が付きました。

    「遠野市立博物館」の見学が充実していたので1時間以上経っていました。お昼を食べていないので駅前通りを歩いてみます。直前になって行こうと思っていた「伊藤屋」という蕎麦店が休みだということに気が付きました。

  • ここからランチ難民の迷走が始まります。普通はお店が混んでいて入れない難民ですが、遠野ではそもそもお店が少ない上に火曜日が定休日のところが多いです。

    ここからランチ難民の迷走が始まります。普通はお店が混んでいて入れない難民ですが、遠野ではそもそもお店が少ない上に火曜日が定休日のところが多いです。

  • 仙臺屋は営業していますが、お茶屋さんなので仕方がありません。

    仙臺屋は営業していますが、お茶屋さんなので仕方がありません。

  • 前の晩に行った「魚っこや」は日中の営業はありません。夜も店先は真っ暗で予約客だけの営業なので昼間に来て初めてガラスの浮き球が吊られているのに気が付きました。

    前の晩に行った「魚っこや」は日中の営業はありません。夜も店先は真っ暗で予約客だけの営業なので昼間に来て初めてガラスの浮き球が吊られているのに気が付きました。

  • 町中にある「遠野ショッピングセンターとぴあ」にも行ってみましたが11月唯一の休業日がこの日でした。途方に暮れて駅前の「遠野市観光交流センター」で営業しているお店を教えていただきました。

    町中にある「遠野ショッピングセンターとぴあ」にも行ってみましたが11月唯一の休業日がこの日でした。途方に暮れて駅前の「遠野市観光交流センター」で営業しているお店を教えていただきました。

  • 一番近いのが駅前通りにある「喫茶たいげつ」でした。せっかく遠野に来たのでそばが食べたかったのですが。

    一番近いのが駅前通りにある「喫茶たいげつ」でした。せっかく遠野に来たのでそばが食べたかったのですが。

    待月 グルメ・レストラン

  • 辛野菜いラーメンにライスを付けてもらいましたが、これが意外に美味しくて、冷えた体が温まりました。妻はオムライスを注文しましたが、これも美味しかったようです。この店のオムライスは美味しいと町中では知られているようで、夕方に行った松林堂の女将さんと話が弾んでいました。

    辛野菜いラーメンにライスを付けてもらいましたが、これが意外に美味しくて、冷えた体が温まりました。妻はオムライスを注文しましたが、これも美味しかったようです。この店のオムライスは美味しいと町中では知られているようで、夕方に行った松林堂の女将さんと話が弾んでいました。

  • 駅前まで来たので大工町通りにある「佐々木酒店」に行くことにします。

    駅前まで来たので大工町通りにある「佐々木酒店」に行くことにします。

    旅の蔵 遠野 名所・史跡

  • 佐々木酒店の前のドウダンツツジは見事な色に染まっていました。妻はそのまま店に入りましたが、線路と下早瀬橋の上の景色が見たくて先に進みます。

    佐々木酒店の前のドウダンツツジは見事な色に染まっていました。妻はそのまま店に入りましたが、線路と下早瀬橋の上の景色が見たくて先に進みます。

  • 踏切から見た遠野駅です。単線の線路を見ることはなかなかないので、そのカーブの美しさに見とれてしまいます。遠野は大きな駅なので上りと下りの列車が交換することが出来ます。

    踏切から見た遠野駅です。単線の線路を見ることはなかなかないので、そのカーブの美しさに見とれてしまいます。遠野は大きな駅なので上りと下りの列車が交換することが出来ます。

  • 列車のこない時間のホームに人の姿はありません。列車も1時間に1本あるかないかなのでずっとこんな感じです。

    列車のこない時間のホームに人の姿はありません。列車も1時間に1本あるかないかなのでずっとこんな感じです。

  • 早瀬川には白鷺が1羽小魚を狙ってじっと動かないでいます。

    早瀬川には白鷺が1羽小魚を狙ってじっと動かないでいます。

  • やはり橋の上からの景色はきれいでした。

    やはり橋の上からの景色はきれいでした。

  • 山頂にある鍋倉城址からは分からなかった風力発電の風車が回っているのが見えました。

    山頂にある鍋倉城址からは分からなかった風力発電の風車が回っているのが見えました。

  • 周囲の山に雲がぶつかる光景も美しいです。

    周囲の山に雲がぶつかる光景も美しいです。

  • 店の前で妻が手招きしています。「このお店で生どぶろくを扱ってるって。」ということで買おうとしたら、横にしたり振ると危ないのでチルド便で送った方が良いとアドバイスをもらいます。ということで半ダース送ることにしました。残念ながらこの店ではクーポン券が使えませんでした。

    店の前で妻が手招きしています。「このお店で生どぶろくを扱ってるって。」ということで買おうとしたら、横にしたり振ると危ないのでチルド便で送った方が良いとアドバイスをもらいます。ということで半ダース送ることにしました。残念ながらこの店ではクーポン券が使えませんでした。

  • 再び「遠野市観光交流センター」に戻って、レストランを教えてくれたお姉さんにお願いしてキリンの一番搾り「とれたてホップ」を1ケース宅急便で送りました。ここでは全国旅行支援のクーポン券が使えることは午前中に確認していました。

    再び「遠野市観光交流センター」に戻って、レストランを教えてくれたお姉さんにお願いしてキリンの一番搾り「とれたてホップ」を1ケース宅急便で送りました。ここでは全国旅行支援のクーポン券が使えることは午前中に確認していました。

  • 遠野から大槌方面へ列車で移動してみようと考えたこともありましたが、じっくり遠野の町を散策して結果的には良かったです。

    遠野から大槌方面へ列車で移動してみようと考えたこともありましたが、じっくり遠野の町を散策して結果的には良かったです。

    遠野駅

  • 遠野市中心市街地活性化協議会の「散策マップ」によるとこの辺りが「遠野物語拾遺」188話の「欠ノ稲荷」の舞台だと記されてあります。ただここは八坂神社になっていて、欠ノ上稲荷は違う場所にあるので混乱します。場所の違いはあれど、それを確認するものは何も残っていないので、この場所で物語のストーリーを確認します。

    遠野市中心市街地活性化協議会の「散策マップ」によるとこの辺りが「遠野物語拾遺」188話の「欠ノ稲荷」の舞台だと記されてあります。ただここは八坂神社になっていて、欠ノ上稲荷は違う場所にあるので混乱します。場所の違いはあれど、それを確認するものは何も残っていないので、この場所で物語のストーリーを確認します。

  • 安政の頃というが、遠野の裏町に木下鵬石という医師があった。ある夜家族の者と大地震の話をしていると、更けてから一人の男が来て、自分は遊田家の使いの者だが、急病人が出来たから来て戴きたいと言うので、さっそくその病人を見舞って、薬をおいて帰ろうとすると、その家の老人から、これは今晩の謝儀だと言って一封の金を手渡された。翌朝鵬石が再び遊田家の病人を訪ねると、同家では意外の顔をして、そんな覚えはないと言い、病気の筈の人も達者であった。不思議に思って家に帰り昨夜の金包みを解いてみると、中からは一朱金二枚が現れた。その病人は恐らく懸ノ稲荷様であったろうと、人々は評判したそうである。

    安政の頃というが、遠野の裏町に木下鵬石という医師があった。ある夜家族の者と大地震の話をしていると、更けてから一人の男が来て、自分は遊田家の使いの者だが、急病人が出来たから来て戴きたいと言うので、さっそくその病人を見舞って、薬をおいて帰ろうとすると、その家の老人から、これは今晩の謝儀だと言って一封の金を手渡された。翌朝鵬石が再び遊田家の病人を訪ねると、同家では意外の顔をして、そんな覚えはないと言い、病気の筈の人も達者であった。不思議に思って家に帰り昨夜の金包みを解いてみると、中からは一朱金二枚が現れた。その病人は恐らく懸ノ稲荷様であったろうと、人々は評判したそうである。

  • 「蔵の道広場」は町の中とは思えない広さがあり、午前中に見た「杉原千畝・幸子夫妻顕彰碑」もここにありました。夕方になってきて少し寂しい気分になってきます。かりんの実に夕日が当たっています。

    「蔵の道広場」は町の中とは思えない広さがあり、午前中に見た「杉原千畝・幸子夫妻顕彰碑」もここにありました。夕方になってきて少し寂しい気分になってきます。かりんの実に夕日が当たっています。

  • 広場に面して「遠野蔵の道ギャラリー」などの建物が並んでいます。

    広場に面して「遠野蔵の道ギャラリー」などの建物が並んでいます。

  • 「遠野城下町資料館」の見学をしようと思い中に入りましたが、ここ単独でチケットは買えないということでした。すでに見てきた「遠野市立博物館」か「とおの物語の館」に入る際にコンビのチケットを買わなければならないとのことです。団体ツアーで見学したのでチケットが無いと言いましたがダメでした。後で分かりましたが、「とおの物語の館」もこの「遠野城下町資料館」も「あえりあ遠野」と同じ経営のようで、最終日に見学できるように手配してもらえました。

    「遠野城下町資料館」の見学をしようと思い中に入りましたが、ここ単独でチケットは買えないということでした。すでに見てきた「遠野市立博物館」か「とおの物語の館」に入る際にコンビのチケットを買わなければならないとのことです。団体ツアーで見学したのでチケットが無いと言いましたがダメでした。後で分かりましたが、「とおの物語の館」もこの「遠野城下町資料館」も「あえりあ遠野」と同じ経営のようで、最終日に見学できるように手配してもらえました。

    遠野城下町資料館 美術館・博物館

  • ここでまた途方に暮れてしまいますが、夕暮れ時の風景はあまりにも美しいです。

    ここでまた途方に暮れてしまいますが、夕暮れ時の風景はあまりにも美しいです。

  • 歴史のある料理屋さんも並んでいますが、町中に歩いている人の姿は全くありません。

    歴史のある料理屋さんも並んでいますが、町中に歩いている人の姿は全くありません。

  • 看板建築の建物がここにもありました。遠くになってしまった昭和を懐かしみます。

    看板建築の建物がここにもありました。遠くになってしまった昭和を懐かしみます。

  • 町屋の景観はかなり厳しい規制があるのではないかと思うほどです。普通の本屋さんもこんな感じです。

    町屋の景観はかなり厳しい規制があるのではないかと思うほどです。普通の本屋さんもこんな感じです。

  • 中央通りと駅前通りの交差点にある仙臺屋の前は何度も通過してしまいます。

    中央通りと駅前通りの交差点にある仙臺屋の前は何度も通過してしまいます。

  • いくつものお菓子屋さんの店先を覗きましたが、結局「松林堂」さんに入ることにします。南部駒の市場として盛岡と並び称された遠野に馬政局次長藤波子爵が馬産視察に訪れる機会があったそうです。その際に「くるみ糖」という名で作っていたお菓子を新たに「明がらす」と名付け子爵に献上したのが「明がらす」の起源だそうです。

    いくつものお菓子屋さんの店先を覗きましたが、結局「松林堂」さんに入ることにします。南部駒の市場として盛岡と並び称された遠野に馬政局次長藤波子爵が馬産視察に訪れる機会があったそうです。その際に「くるみ糖」という名で作っていたお菓子を新たに「明がらす」と名付け子爵に献上したのが「明がらす」の起源だそうです。

    まつだ松林堂 グルメ・レストラン

  • 米粉とごまとくるみを使ったお菓子で、餅と落雁の中間のような食感で、噛み締めるほどに素材の旨みが広がります。店先で1ついただいたので食べてみました。日の出かまぼこのような形を明け方の空の様子に見立て、中に入っているクルミの切り口がカラスが飛んでいるように見えることから「明け方の空を飛ぶカラス」すなわち「明がらす」と名付けたそうで、ゴマは遠くを飛ぶカラスやスズメの姿を表しています。

    米粉とごまとくるみを使ったお菓子で、餅と落雁の中間のような食感で、噛み締めるほどに素材の旨みが広がります。店先で1ついただいたので食べてみました。日の出かまぼこのような形を明け方の空の様子に見立て、中に入っているクルミの切り口がカラスが飛んでいるように見えることから「明け方の空を飛ぶカラス」すなわち「明がらす」と名付けたそうで、ゴマは遠くを飛ぶカラスやスズメの姿を表しています。

  • 女将さんとしばらく話をして、この日のランチ難民になった話しに及びました。「喫茶たいげつ」の話しになると「あそこのオムライス好きなんですよ。」ということから妻と話しが弾んでいました。辛野菜ラーメンの話しは出ませんでした。

    女将さんとしばらく話をして、この日のランチ難民になった話しに及びました。「喫茶たいげつ」の話しになると「あそこのオムライス好きなんですよ。」ということから妻と話しが弾んでいました。辛野菜ラーメンの話しは出ませんでした。

  • この後は並びにある「小林荒物雑貨店」にも入ってみました。ちょっとお土産に良いものは見当たらず、奥さんからしばらく遠野の話しを聞かせていただきました。いろいろなお店に入ってみましたが、どこも女の人がお店を守っているようで、男性とは一度も出会いませんでした。

    この後は並びにある「小林荒物雑貨店」にも入ってみました。ちょっとお土産に良いものは見当たらず、奥さんからしばらく遠野の話しを聞かせていただきました。いろいろなお店に入ってみましたが、どこも女の人がお店を守っているようで、男性とは一度も出会いませんでした。

  • お土産に買った「明けがらす」と「おきなあめ」と「ひねりっこ」は友人たちのお母さんへのお土産にしました。「ひねりっこ」はきなこを練った懐かしい味の御菓子でした。

    お土産に買った「明けがらす」と「おきなあめ」と「ひねりっこ」は友人たちのお母さんへのお土産にしました。「ひねりっこ」はきなこを練った懐かしい味の御菓子でした。

  • この日の夕食はツアーに含まれていなく、事前に「あんべ」というジンギスカンの店を予約していました。ホテルでタクシーを呼んでもらい5分ほどで到着しました。真っ暗な住宅街にお肉屋さんがあり、その店の奥が飲食店になっています。

    この日の夕食はツアーに含まれていなく、事前に「あんべ」というジンギスカンの店を予約していました。ホテルでタクシーを呼んでもらい5分ほどで到着しました。真っ暗な住宅街にお肉屋さんがあり、その店の奥が飲食店になっています。

    じんぎすかん あんべ グルメ・レストラン

  • 遠野のジンギスカンでは有名店がいくつかありましたが、どこも新しく出来た遠野バイパス沿いにありました。ホテルからも遠いし情緒も無いのでこの遠野ジンギスカン発祥の店にしました。

    遠野のジンギスカンでは有名店がいくつかありましたが、どこも新しく出来た遠野バイパス沿いにありました。ホテルからも遠いし情緒も無いのでこの遠野ジンギスカン発祥の店にしました。

  • 店に入ってみると数組いたお客さんもすぐに帰られて貸し切り状態です。お店の奥さんに尋ねるとお昼から通しで営業しているので夜は7時が最終入店ですとのことでした。昼は地元のお客さんで賑わって混んでいるそうです。

    店に入ってみると数組いたお客さんもすぐに帰られて貸し切り状態です。お店の奥さんに尋ねるとお昼から通しで営業しているので夜は7時が最終入店ですとのことでした。昼は地元のお客さんで賑わって混んでいるそうです。

  • 今年の夏は旭川や札幌で生ジンギスカンを楽しんだので、遠野でも楽しみにしていました。ジンギスカンというと北海道ですが、岩手県はそれに次ぐ羊肉の消費地だそうです。昭和22年の1947年に創業した店は初代店主の安部梅吉さんが、従軍先の満州から引き揚げて精肉店を開店したところから始まるそうです。満州で味わった羊肉の美味しさが忘れられず賄い料理として地元の羊肉を使い、ジンギスカンを食べていたそうです。その後店内でジンギスカンを提供するようになり、試行錯誤の末に完成したタレが評判となって、遠野にジンギスカンが定着するようになりました。

    今年の夏は旭川や札幌で生ジンギスカンを楽しんだので、遠野でも楽しみにしていました。ジンギスカンというと北海道ですが、岩手県はそれに次ぐ羊肉の消費地だそうです。昭和22年の1947年に創業した店は初代店主の安部梅吉さんが、従軍先の満州から引き揚げて精肉店を開店したところから始まるそうです。満州で味わった羊肉の美味しさが忘れられず賄い料理として地元の羊肉を使い、ジンギスカンを食べていたそうです。その後店内でジンギスカンを提供するようになり、試行錯誤の末に完成したタレが評判となって、遠野にジンギスカンが定着するようになりました。

  • 我が家も妻と2人で北京や旧満州を旅していて羊料理にはたくさん出会いました。20年位前に初めて食べた羊肉刷肉のシャブシャブは衝撃的な美味しさで、特殊なタレまで買い求めて両親に振舞ったこともありました。

    我が家も妻と2人で北京や旧満州を旅していて羊料理にはたくさん出会いました。20年位前に初めて食べた羊肉刷肉のシャブシャブは衝撃的な美味しさで、特殊なタレまで買い求めて両親に振舞ったこともありました。

  • 北海道のジンギスカンには大きく2つの流れがあります。タレ付きジンギスカンと生ジンギスカンです。前者は滝川にルーツがあり、後者は札幌月寒にルーツがあります。遠野のジンギスカンは月寒流の生ジンギスカンです。「あんべ」のお肉はこだわりのオーストラリア産をチルドで輸入するそうです。

    北海道のジンギスカンには大きく2つの流れがあります。タレ付きジンギスカンと生ジンギスカンです。前者は滝川にルーツがあり、後者は札幌月寒にルーツがあります。遠野のジンギスカンは月寒流の生ジンギスカンです。「あんべ」のお肉はこだわりのオーストラリア産をチルドで輸入するそうです。

  • 奥さんのおすすめのラムモモとラム肩ロースの定食をお願いしました。これで2人分の盛り合わせです。

    奥さんのおすすめのラムモモとラム肩ロースの定食をお願いしました。これで2人分の盛り合わせです。

  • きれいなお肉なので、焼く前から美味しいことが分かります。

    きれいなお肉なので、焼く前から美味しいことが分かります。

  • コンロの上に乗せたジンギスカン鍋の上には穴が開いています。その付近に脂身を置いて、低いところに野菜を置いて、脂身の周りにお肉を置きます。片側を7割焼いてひっくり返して3割焼きますが、焼き過ぎないようにと言われます。

    コンロの上に乗せたジンギスカン鍋の上には穴が開いています。その付近に脂身を置いて、低いところに野菜を置いて、脂身の周りにお肉を置きます。片側を7割焼いてひっくり返して3割焼きますが、焼き過ぎないようにと言われます。

  • 飲み物は11月1日に販売が始まったばかりのキリン一番搾りの「とれたてホップ」しかありません。遠野で今年獲れたホップを100%使ったビールが飲める幸せを感じます。

    飲み物は11月1日に販売が始まったばかりのキリン一番搾りの「とれたてホップ」しかありません。遠野で今年獲れたホップを100%使ったビールが飲める幸せを感じます。

  • 11月8日は皆既月食の夜で、食事中に始まりました。妻と2人紙エプロンをしたまま表に出て写真を撮りました。そんなプラスの思い出が出来た食事でした。大満足の食事が済んでタクシーを呼んでいただきました。遠野の観光もほぼ終わり、明日からは花巻方面の旅が続きます。

    11月8日は皆既月食の夜で、食事中に始まりました。妻と2人紙エプロンをしたまま表に出て写真を撮りました。そんなプラスの思い出が出来た食事でした。大満足の食事が済んでタクシーを呼んでいただきました。遠野の観光もほぼ終わり、明日からは花巻方面の旅が続きます。

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