2022/11/09 - 2022/11/09
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kojikojiさん
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「宮沢賢治記念館」の見学を興奮したまま終え、表に出たところでヤマナシを拾いました。これは父へのお土産にしようとカメラバックに仕舞いました。ここからは紅葉の進んだ林の中の階段を下ります。下りきった辺りが「ポランの広場」ですが、さすがに11月の中旬では花は咲いていません。さらに坂を下った先に「宮沢賢治童話村」がありました。美しい庭園に入ると自由時間になりますが、歩くルートは1つしかありません。童話村の建物以外にはお土産のあるエリア以外を歩いて回る時間はありません。ここは宮沢賢治の童話の世界を体感できる施設で、子供が楽しめるようなディスプレイではありますが、大人も十分に楽しめました。続いてバスは「馬面列車(旧花巻電鉄)車両」の見学に行きます。国鉄東北本線花巻駅を中心に花巻温泉郷へ向かう鉄道線、花巻南温泉郷へ向かう軌道線がありました。これらの鉄軌道路線は宮沢賢治や高村光太郎が利用したことでも知られています。続いて町外れの「雨ニモマケズの詩碑」を見に行きました。高村光太郎の書いた碑文は間違いが多く、造り直す話もあったそうですが、高村光太郎が日本に碑は数多くあれど、誤字脱字があるのはこれだけだと残したそうです。詩碑の前の広場からは「賢治自耕の地」が望めました。その脇には北上川が流れています。天気も良くポカポカした日差しの中を「下の畑」まで歩きました。ツアーのメンバー以外に訪れる人も無く、のんびりした気分を楽しみました。バスに戻るまで時間があったので「桜地人館(さくらちじんかん)」も駆け足で見ることが出来ました。宮沢賢治、高村光太郎、萬鉄五郎の作品や資料が展示してあり、もっとゆっくり見学したかったです。舟越保武の作品も盛岡で見て以来でしたが、良いものが並んでいました。「宮沢賢治童話村」までガイドさんをお送りして、我々は新花巻駅の前にある「山猫軒」でお昼を食べます。店の名前にちょっと緊張するのは「注文の多い料理店」だからです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
「宮沢賢治記念館」で絵葉書と雨ニモマケズの巻物を買っていたら出遅れてしまいました、紅葉した林の中の道を下っていきます。
宮沢賢治記念館 美術館・博物館
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絵葉書と「雨ニモマケズ」の直筆の巻紙を買っていて遅くなってしまったので、皆さんはすでに先に降りてしまっています。
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「雨ニモマケズ」の直筆の巻紙は東京に帰った数日後に11歳の姪にプレゼントしました。するとその週末に小学校の群読の舞台発表会だったようで喜ばれました。
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宮技賢治の設計した「南斜花壇」とその先に「日時計花壇」が見えてきましたが、11月という晩秋の季節なのであまり花は咲いていません。その分花壇の形状はよく分かりました。
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ここは夜間も開放しているのでしょうか?賢治の描いたみみずくのような外灯がありました。
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花壇に花は咲いていませんが紅葉は見事です。
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旅行中は天気が良くて何よりでした。ここに植えられたモミジは「野村モミジ」と呼ばれる岐阜県の養老の滝にあったものを保存会から苗木提供を受けたものだそうです。イロハカエデの変種で7度も葉の色が変わるそうです。春の新芽は鮮紅色で、成長と共に紅色が淡くなり、緑と紫を加えた色に変わります。夏には緑色から緑紫いろになり、秋には黄紅色から紅色に変わります。
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「日時計花壇」まで降りてきました。真ん中の白い棒が日時計でその周りの円形の花壇には時刻を表す数字が並んでいます。フランスのロワール渓谷のヴィランドリー城の花壇を思い出すような幾何学的な形状です。この時期は雪に強いパンジーが植えられています。
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若い頃の仕事で札幌にあった五番舘西武のB館をLOFT館に改修したことがありました。2月のオープン時に中通りにLOFTをイメージするパンジーの鉢植えを通り一杯に並べました。そして当日の朝に大雪が降って、埋まってしまった黄色いパンジーを素手で全部掘り出しました。そのプランを作ったのは妻でした。
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「ポランの広場」は少年小説や長編としてタイトルをあげていた「銀河鉄道の夜」「風の又三郎」「グスコーブドリの伝記」など4つの作品のうちの1つです。イーハトーブを舞台に博物局で働くキューストと農夫の子ファゼーロ少年たちが伝説のポラーノの広場を追い求め、ついに自ら理想の広場を実現するまでを描いた作品です。
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モリーオ市の郊外の野原にあった市民達が集って祭りを楽しんだというポラーノの広場は、コンサートやオーケストラがあり、どんな人でも上手に歌うことができるという伝説があったとされます。そんな「ポランの広場」はこんなところなのだろうかと小説を思い出してみます。
https://www.youtube.com/watch?v=5Pp-j-vpCYc -
一般道まで降りてくると「宮沢賢治記念館」へ続く長い階段がありました。この階段を登ると山頂にあった「山猫軒」に出るようです。そう考えるとこの階段が非常に危険なものに見えてきます。まるで山猫大きな口のように。
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その通り沿いには「そば処 なめとこ山」の看板が。
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小十郎に2年間し残した仕事を済ませたら、小十郎の家の前で死んでいてやるから、胆でも皮でもあげると約束した熊を見逃してやり、2年後に約束通りやってきて死んだ熊の話しと、その後に山中で不意打ちで熊が現れ、撃ち損じて熊に襲われて死んでしまう小十郎の何とも悲しい話でした。
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ようやく最初にガイドさんと合流した「宮沢賢治童話村」の駐車場に戻ってきました。
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駐車場からいきなり「銀河鉄道の夜」のスタートです。列車は白鳥の停車場に11時に到着するのでまだだいぶ時間があります。
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初代の銀河トレインは平成10年の岩手菓子博で使用された後はこの童話村で運行されていたそうです。現在は引退して展示してありました。
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銀河ステーションから「宮沢賢治童画村」の中に入ります。
賢治の学校 美術館・博物館
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ステーションの壁面にはシュールな壁画が描かれてありました。
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このモニュメントは平成25年度宮沢賢治賞序章者の冨田勲から副賞の寄付の申し出があり、それを原資に制作された「風野又三郎」が飛ぶ瞬間の姿だそうです。平成26年度には富谷勲の作曲したイーハトーブ交響曲を元にした曲も流れるようです。
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これにはびっくりしました。「月夜のでんしんばしら」がそのまま並んでいます。
瀬戸物のエポレットを飾り、亜鉛のシャッポを被った電信柱の兵隊です。
「ドッテテドッテテ、ドッテテド、
でんしんばしらのぐんたいは
はやさせかいにたぐいなし
ドッテテドッテテ、ドッテテド
でんしんばしらのぐんたいは
きりつせかいにならびなし。」
「ドッテテドッテテ、ドッテテド
二本うで木の工兵隊
六本うで木の竜騎兵
ドッテテドッテテ、ドッテテド
いちれつ一万五千人
はりがねかたくむすびたり」 -
電信柱に興奮した後はクールダウンして日本庭園を歩きます。ここのモミジもシンボリックに赤く染まっています。
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この小川の奥には妖精の小路や山野草園もあるようですが、限られた自由時間では立ち寄っている余裕はありません。
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小川を遡って「賢治の学校」に向かいます。
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アプローチにはアーチが連続しています。何やらカトリックの教会堂の中に入っていくように思えましたが、外観は賢治が教壇に立った「花巻農学校」のイメージを持つ木造の校舎風シルエットというのがコンセプトのようです。
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床には星座が埋め込まれています。アプローチを進みながら星巡りが楽しめる訳です。
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館内に入ると最初に円形の「ファンタジーホール」があります。ここには賢治の椅子が並び、そこに座ると森や星空など賢治の童話の世界が映し出されます。
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子供サイズの椅子も並んでいるので大人が座るのは躊躇われます。
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シンボリックな賢治の旅行鞄とコートが掛けられています。
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本棚にも映像が流れるようです。
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次は「宇宙の部屋」です。
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真っ赤な通路を抜けると青い世界が広がっています。
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巨大な万華鏡の中に入り込んでしまいます。きらめく星空とゆらゆら揺らめく天の川から幻想的な宇宙空間を進みます。
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昨年行った大阪万博公園の太陽の塔の中を思い出します。
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次は「天空の部屋」です。
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イーハトーブの空を走る風や雲になって地上に降り立ちます。童話が光の文字になって天空から降ってきます。
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「大地の部屋」に続きます。
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巨大なカマキリに驚かされながら、ミクロの世界を楽しめます。
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大地の次は水中に入り込み、クラムポンの笑い声やサワガニの兄弟のささやきが聞こえてきます。揺らめく光が美しい部屋です。
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「注文の多い料理店」のジオラマが並んでいます。最近姪と共通の話題になっている物語です。
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イギリス風の身なりで猟銃を構えた2人の青年紳士が、山の案内人と連れていた猟犬2匹と共に山奥に狩猟にやってきましたが、獲物を1つも得られないでいました。
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やがて山の空気はおどろおどろしさを増し、山の案内人が途中で姿を消し、猟犬が2匹とも恐ろしさに泡を吹いて死んでしまっても、彼らは「二千四百円の損害だ」、「二千八百円の損害だ」と、金銭的な損失だけを気にしています。しかし、山の異様な雰囲気には気付いたらしく、宿へ戻ろうとしますが、山には一層強い風が吹き、木々がざわめいて、帰り道を見つけることができません。
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途方に暮れたとき、青年たちは西洋風の一軒家を発見します。そこには「西洋料理店 山猫軒」と記されており、2人は安堵して店内へと入っていきます。
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見るからに怪しい店構えです。スリランカのシーギリアロックのライオンのゲートを思い出します。
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すると店内に「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください」という注意書きがあるのに気付きます。これを2人は「はやっている料理店で、注文が多いために支度が手間取る」という風に解釈して扉を開けます。
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そこにはまた扉があり、「髪をとかして、履き物の泥を落とすこと」という旨の注意書きとともに、鏡とブラシが置かれていました。以後、扉を開けるごとに2人の前には注意書きが現れる。
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鉄砲と弾丸も置くように指示されます。
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中には「金属製のものを全て外すこと」といった少し首をかしげる注意書きもありましたが、「料理の中に電気を使用するものがあって危ないからだ」というように、2人はことごとく好意的に解釈して注意書きに従い、次々と扉を開けていきます。
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さらにはクリームを体に塗るように指示されます。しかし、扉と注意書きの多さを2人がいぶかしんだ頃、「いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう。お気の毒でした。もうこれだけです。どうかからだ中に、壷の中の塩をたくさんよくもみ込んでください。」という注意書きが現れ、2人は顔を見合わせ、これまでの注意書きの意図を察します。
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これまで衣服を脱がせ、金属製のものを外させ、頭からかけさせられた香水に酢のようなにおいがしたのは、全て2人を料理の素材として食べるための下準備だったのです。この西洋料理店は「来た客に西洋料理を食べさせる店」ではなく、「来た客を西洋料理として食べてしまう店」を意味していました。
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気付くと戻る扉は開かず、前の扉からは目玉が2つ、鍵穴からこちらを見つめている。あまりの恐ろしさに2人は身体が震え、何も言えずに泣き出してしまいます。すると、前の扉から誰かが呼ぼうとする声まで聞こえ、恐怖のあまり2人の顔は紙くずのようにくしゃくしゃになってしまいます。
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そのとき後ろの扉を蹴破って、死んだはずの2匹の犬が現れ、先の扉に向かって突進していきます。格闘するような物音が聞こえたあと、気付くと屋敷は跡形もなく消え、2人は寒風の中に服を失って立っているのに気付きます。そこへ山の案内人が現れ、2人は宿へ戻り、やがて東京へと帰っていきましたが、恐ろしさのあまりくしゃくしゃになった顔は、どうやっても元には戻りませんでした。
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「宮沢賢治童話村」の見学が終わると次は「馬面列車(旧花巻電鉄)車両」の見学です。ここでは市役所の係員の方が待っていてくれています。わざわざ業務中に鍵を開けるために来てくれたということです。ここは花巻電鉄の西花巻駅だった場所です。
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花巻電鉄はかつて国鉄東北本線花巻駅を中心に、花巻温泉郷へ向かう鉄道線と花巻南温泉郷へ向かう軌道線、路線バスを運営していた会社です。その軌道線を走っていた車両です。路線の一部が県道を間借りするため、自動車とすれ違うために電車が幅1.6メートル以下になるようにする必要があったそうです。
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これらの鉄軌道路線は宮沢賢治や高村光太郎が利用したことでも知られています。馬面電車は、鉄道車両において車体幅が極端に狭く、前面の形状がウマの顔のように縦長な電車のことを指します。
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当然電車内も狭く、向かい合わせに座るとその間には立てなさそうな感じです。ガイドさんによると膝附合わせで座っているので、男女の出会いもたくさんあったそうです。
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普段はネットで覆われて鍵も閉められているので、こんな機会に乗車することも出来てよかったです。
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中学生の頃まで夏休みは祖父母の所に預けられていて、何度も乗った京都の市電や都電もこんなデザインの車両でした。いつもの間にか路線が廃止になってバスに変わったり、新しい車両に変わっています。
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馬面電車も良かったのですが、横にある材木町公園に建つ建物も素晴らしかったです。「市民の家」は旧花巻町庁舎と使用されていた建物を昭和45年の1970年に現在の位置へ解体移築したものです。
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旧花巻町庁舎として使われていた昭和8年には宮沢賢治が亡くなった時の追悼集会の開催場所にもなりました。宮沢賢治を訪ねる旅ですが、ガイドさんの説明もなく他の方は興味無さそうでした。市の係員の方に尋ねると「耐震上の問題があるので現在は使えないんです。」というのがもったいなく思いました。
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公園には花巻電車の往時の姿や営業最終日の様子の写真パネルが展示してありました。
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午後に行く鉛温泉にも鉄道が走っている時代があったのだと分かります。
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営業最終日の花電車の姿です。窓が全開になるのが面白いです。
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この電車が保存されている場所が西花巻駅の場所です。現在は住宅地の中に公園が残るだけです。
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乗り降りが大変そうな馬面電車の車内です。これなら恋も芽生えそうです。
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3日前に石巻線に乗った花巻駅は現在とあまり変わらないような気がします。
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パネルの裏側は花巻電鉄の往時の路線図や時刻表が紹介されています。
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バスが出発する段になってガイドさんから「市民の家」について簡単な説明がありました。慌てて皆さんカメラを向けます。
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宮沢賢治つながりでクラウドファンディングでもしたらよいのにと思います。このままにしておくのはもったいない建物です。
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バスは10分ほどで「桜地人館」の近くの駐車場に到着しました。「桜地人館」自体の見学はツアーに含まれていないということなのでちょっと残念です。
桜地人館 美術館・博物館
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賢治が農民に化学や土壌等の講義をした「羅須地人協会」跡地に建つ詩碑です。碑の文字は高村光太郎の書によるものです。
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ところがこの碑文の文字は誤字や脱字が多かったそうです。
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高村光太郎には碑を造り直す話しがあったそうですが、「世の中に碑は数多くあるが、誤字脱字があるのはこれだけだ。」といって直さなかったそうです。
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詩碑の前の広場からは岩手県の山々が見渡せました。
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右側の少し雲が掛かった辺りが早池峰山で、少し左が中岳、さらに下がって鶏頭山です。遠野は早池峰山のさらに右手にあるのでしょう。
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早池峰山の上に掛かった雲は動きませんでした。やはり三山の末娘は性格が良くなさそうです。
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「下ノ畑二居リマス」賢治
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「下ノ畑」を高台から望んでみます。立木の手前がその畑で、立木の向こうには北上川が流れているはずです。
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「下ノ畑」はちゃんと耕されているのが分かりました。宮澤賢治「下の畑」保存会が存在し、現在も活動されているということです。
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「雨ニモマケズの詩碑」の下には賢治が遺言して製作された1000部の「国訳妙法蓮華経」のうちの1巻が納められているそうです。
宮沢賢治詩碑 名所・史跡
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「賢治自耕の地」である「下ノ畑」に向かいます。坂を下り切ったところに柿がたわわに実っています。何年か干し柿をやっただけですが、柿を見ると剥いて干したくなってしまいます。食べたくはありません。
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畠の中を歩くと改めて空の広さに気が付きます。流れる雲がそう思わせたのかもしれません。
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北上川沿いの「下ノ畑」にたどり着きました。結構な距離を歩きました。
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白い杭と看板が立っている以外は普通の畑です。周りにある畑と変わりはありません。
下ノ畑(賢治自耕の地) 名所・史跡
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唯一の違いは「宮沢賢治記念館」に図面のあった「Tearful eye」(涙ぐむ目)の花壇が再現されています。
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残念ながら俯瞰してみることが出来ないのでその形はあまり実感できません。11月ということもあり、花壇に花も植えられていません。
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それ以外には大根が2畝植えられています。
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赤い蕪も植えられています。保存会の方が植えているものですが、野菜の写真を撮っても仕方ないですね。ガイドさんが夏に来たときはきゅうりが植えてあり、「保存会の方が作業していたので、みなさんきゅうりを1本いただけたのですよ。」とおっしゃっていました。
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畑の先には北上川がゆっくりと流れています。遠野を流れる猿ヶ石川もこの上流で北上川の合流して石巻に至ります。
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「下ノ畑」からは「羅須地人協会」跡地の高台が見えます。先ほどの詩碑は木立の奥になっています。
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同じ道をぶらぶらと戻ります。ツアーの方々は先に行ってしまったようです。
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北上川に近いとは言え、かなり離れた場所に和舟が打ち捨てられていました。この辺りまで水かさが上がることがあるのでしょうか。
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「桜地人館」まで戻ってきましたが、小さい建物なのと15分ほど時間があるので立ち寄ることにしました。係りの方に事情を伝えて駆け足で見学させていただきました。入場料は350円くらいだったと思います。ここには郷土出身の宮沢賢治、高村光太郎、萬鉄五郎の資料や作品と舟越保武の作品が展示してあります。
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特に秋のつなぎ温泉の旅で出会った舟越保武の作品は昔から好きだったので見たいと思っていました。御所湖のほとりの「シオン」という作品が誰も見に来ないような場所に置かれてありました。
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「もりおか啄木・賢治青春館」にも「若き日の石川啄木」という作品が納められていました。「桜地人館」にも同じような頭像がいくつか置かれてありました。
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国立近代美術館に収蔵されている萬鉄五郎の「裸体美人」も好きな作品です。この博物館には風景画が何枚か展示されていました。なかなか見る事の無い作家なのでここで見ることが出来てよかったです。
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宮沢賢治と高村光太郎の資料はさすがに10分ほどでは見ることが出来ないのがちょっと残念でした。
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駐車場の前にあった同心屋敷は江戸末期に建てられたもので、浅野長政配下の一隊で南部氏に仕えることとなった花巻同心組が居住していた家屋です。 藩政時代の同心屋敷として価値が高く市の文化財に指定されています。
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遠野の曲り家でも見てきた茅葺で土壁の建物です。細い柱を数多く使っているのが真壁の構造からもよく分かります。
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屋根の繋がった部分の意匠が素晴らしいです。
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申し込んでおくと内部の見学も出来るようなのですが、雨戸が閉められて内部を窺い知ることは出来ません。内部には囲炉裏が切られ、屏風などの調度品も納められているようです。屋根の茅葺の保存のためには囲炉裏に火を入れなければならないと思うのですが、管理している方の姿もありません。
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これでようやく午前中の見学が終わりました。
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この後はお昼になるのですが人数が多いので「宮沢賢治記念館」に隣接する「山猫軒」には入れなさそうです。通常は十数人のツアーの人数らしいのですが、今回は30人を超えています。
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ということで新花巻駅の前にある「山猫軒」に向かうことになりました。本来は添乗員さんが説明することを現地のガイドさんに仕切らせているのが気になりました。
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ガイドさんとは「宮沢賢治童話村」の駐車場でお別れになりました。バスはそのまま新花巻駅に向かいます。
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