2022/04/30 - 2022/05/01
231位(同エリア806件中)
Rinさん
この旅行記のスケジュール
2022/04/30
2022/05/01
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この旅行記スケジュールを元に
GW東北旅行の2日目は秋田県の角館。
昨日とは打って変わっていいお天気。
角館と言えば桜が有名でうまくいけばGWと桜の時期が合うかな?と思ったけど残念ながら桜は先週が満開だったらしく散りかけで葉桜になりかけているものが多かった。
その中でもなんとか綺麗な桜を求めて角館の街をウロウロ。
秋田でも有数の観光地で桜の時期だったので相当の人混みを覚悟していたけど、GWとはいっても思った程の人混みではなくてよかった。
詳細は旅行記をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
秋田駅を出発して角館駅へと向かう。
新幹線としてはゆっくりめのスピード。
そのせいかWi-Fiは快適につながる(笑)。
それにしてもいいお天気。
昨日が雨だったので余計にうれしい。
この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11736375
の続き。 -
秋田駅から50分弱で角館駅到着。
「角館=桜」だけあって駅にも桜の写真や絵があった。
ただ…事前にチェックした桜の開花情報は「散りかけ」だったけど…果たして!? -
一応新幹線の止まる駅だけど…何もない。
いやタクシー乗り場とかはあるんだけどお店とかはコンビニくらい。角館駅 駅
-
まずは駅のすぐ前の仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」で情報収集。
先に電車を降りた人たちが係員さんにいろいろ聞いているのを聞くともなく聞いているとやはり桜はほぼ散っているらしい。
やはりそうか…。
でも咲いているのもあるかもしれないし…とりあえず行ってみよう。仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」 名所・史跡
-
が、まず最初に向かったのは角館駅から歩いて3分のこちらの「さかい屋」さん。
-
果物屋さんだけど野菜も売っている。
ちょうど駅と観光スポットをつなぐ道にあるお店。
まだ旅の最初のこの時期にここにきたのはもちろん果物や野菜を買うためではなく、この果物屋さんがフルーツパーラーもやっていてそのパフェがとっても美味しそうだったから。
人気らしいけど朝の10時過ぎなら大丈夫かな?と思ったらちょうど子連れの団体さんが入っていて満席なので名前を書いて待つことに。
さすがGW.
お店も思ったより小さくってこれは時間かかるかな?と思ったけど15分程で入れたのでよかった。 -
果物屋さんなのでいろんなフルーツパフェがあり、どれにしようか迷ったけど大粒完熟イチゴDX(900円)を注文。
で、出てきたのがこちら。
…なんか造花刺さってる…とちあえず造花引っこ抜いて食べたけど…イチゴも思った程大粒ではなく、完熟度も低いような…。
中に入っているスポンジケーキもイチゴだけど…。
これなら隣の席の人が食べていたイチゴだらけパフェ(500円)の方がコスパいいかも。
期待度がちょっと高すぎたかもしれない…。フルーツパーラー角館 さかい屋 グルメ・レストラン
-
ちょっと消化不良ながらもとりあえずスーツケースを転がしながら本日の宿へと向かう。
途中ちょっと葉っぱが出ているけど見事な枝垂れ桜を発見してちょっとテンションUP。
まだ完全には散っていない!? -
枝垂れ桜の元にあった石碑には解体新書の碑、と書いてある。
なんで解体新書?とこの時は思ったけどこの後武家屋敷「青柳家」を見学してこの謎は解消。
そのことはまた後程。 -
この蔵みたいな建物は新潮社記念文学館。
新潮社の創設者が角館出身ということでこの記念館が出来たみたい。新潮社記念文学館 美術館・博物館
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ホテルまで行く道の途中にも枝垂れ桜がいっぱいあったけど…残念ながらどれも散りかけ。
やっぱりちょっと遅かったかな。
とはいえGWじゃないと来れないし仕方ないか。 -
角館のマンホールで見つけられたのは2種類。
上は武者の姿が描かれているのは分かるけど詳細不明。
下は角館と言えば!の枝垂れ桜だろう。 -
そしてフルーツパーラーさかい屋から歩くこと10分ほどで本日のお宿角館ゲストハウス風雅に到着。
写真撮りながらふらふら歩いてきたので普通に歩いたらもっと早いと思う。 -
民宿は泊まったことあるけどゲストハウス初めて。
普通の家みたいだけどどうすればいいのかな?と思ってとりあえずドアを開けて声をかけてみるとちょうどお掃除が終わったらしくゲストハウスの人が掃除機抱えて降りてきた。
「掃除終わったんで部屋使えますよー」とのことなのでありがたく使わせていただく。
この宿を選んだ理由の1つレンタサイクルはホワイトボードに名前を書いたら使ってOK。 -
ドミトリーもあるけど今回は個室を予約。
まず部屋に案内されて最初にお会計。
1泊朝食付きで4870円。 -
部屋はベッドと小さなテーブルがあるだけ。
2人まで泊まれるみたいだけど1人なのでベッドも1つだけセットされてた。
普通の家の部屋に泊まるという感じ。角館 ゲストハウス風雅 宿・ホテル
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4月とはいえ夜は寒いので石油ストーブつけてね、とのこと。
石油ストーブ始めてなので使い方を教えてもらう。
この時宿の人と話していて今日の夜は大曲の花火大会があることを初めて知る。
え??行きたい!と思ったけど観覧席はチケットとかいるらしく行っても見られるかどうか…。
そして大曲までの電車を見ると…本数少なすぎる…。
これではさすがに厳しい。
これはリサーチ不足。
事前に知っていたら計画の立てようもあったけど今からではさすがに厳しいので諦める。
GWって人が多いのが難点だけどこういうイベントがあるのは利点だなぁ。 -
廊下に置いてあるお茶とかは自由に飲んでOKとのこと。
洗面所、トイレは共用でドライヤーもあった。
タオルや歯ブラシなどのアメニティは有料。
これがゲストハウスかぁ。 -
で、自転車はどこにあるのかな?と思ったら昨日雨が降ったのでブルーシートをかけていたらしい。
「あとでブルーシート取っときます~」と言ってたけど忙しいらしくそのままだったのでブルーシートをめくって1台お借りする。
観光の中心部まではちょっと歩くので自転車があるのはとっても助かる。 -
自転車に乗って最初に向かったには遠い所から見よう、という作戦で一番最初に観光スポットとは反対方向にある角館総鎮守神明社。
が、Googleマップで場所は分かるんだけど…入口が分からなくて周辺を自転車でウロウロ。
結局思っていたのとは真逆に入口があった。角館神明社 寺・神社・教会
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入口には狛犬さん。
お馴染みの阿吽の口。 -
角館天照大御神を祀る町の鎮守。
観光案内所でもらった地図にも観光名所として載ってはいるけど場所が離れていることもあってか観光客は皆無。 -
社務所らしき建物もあったけど宮司さんのいる気配はなかった。
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こちらは民家の桜。
八重桜かな。 -
次に向かったのは西宮家。
明治後期から大正時代にかけて地主として繁栄した家柄。
この時代に建てられた5棟の蔵と母屋が残っていて無料で見学できる。西宮家 名所・史跡
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まず最初に見学したのは文庫蔵。
明治27年に上棟した西宮家で最も古い蔵。 -
文庫蔵の中は展示室になっていた。
-
おそらく西宮家で使用されていた食器や調度品が展示されていた。
右下の蒔絵の箱は硯箱。 -
古いカメラみたいなのもあって面白い。
その奥は水筒かな? -
こちらが母屋。
今は予約制のレストランになっているみたい。
多分団体客専用かな?西宮家 母屋 グルメ・レストラン
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一番奥にあったのが明治43年に建設された米蔵。
入ってすぐのところに地元の食べ物っぽいものが売っていてそこのおばあちゃんが地元の人が来た途端秋田弁で話始めたけど…何言ってるか分からないΣ(゚Д゚)
切り替えが見事すぎてバイリンガル!?と思うレベル。
更にその奥が雑貨屋さんになっていてこっちがメインみたい。
この向こうが通りになっていたので米蔵から入るとここが西宮家の入口になると思う。 -
米蔵の手前にあったのが大正8年に建設された北蔵。
ここは「れすとらん北蔵」になっている。
時刻は12時前。
中を見ると入れそうな感じ。
さほどお腹は空いてないけど、角館は観光地だし今のうちにご飯を食べておいた方がいいかな?と思ってここでランチを取ることに。 -
蔵を改装した店舗なので天井が高い。
コロナ対策なのか席と席の間の距離も十分。
そのせいか広さの割にお客さんを入れられないみたいでタイミングが悪く諦める人も。 -
注文したのは角館の郷土料理のお狩場焼(1200円)。
野菜や鶏肉を山椒味噌で焼いたもの。
いろんな野菜が綺麗に盛り付けられていて見た目もいい。
ただ…味噌汁もついていることだしライスはお茶碗でもいいのでは?
サラダがあるからそっちに合わせたのかな?
味はまぁ普通に美味しいかな。れすとらん 北蔵 グルメ・レストラン
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通りかかった薬師堂。
薬師堂 寺・神社・教会
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で、この辺りから王道の角館観光エリア。
まずは「角館 外町史料館たてつ」から。角館 外町史料館たてつ 美術館・博物館
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入口に桜の開花情報が。
枝垂れ桜は葉桜だけど八重桜が満開みたい。
期待が高まる。
入場は無料。 -
八重桜はこの奥のかな?
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綺麗に咲いている。
枝垂れ桜もちょっとお花が残っている。 -
この建物は明治33年に建てられた商家、田口家の建物。
なんでたてつなのかな?と思ったら田口家の屋号が「田鉄(たてつ)」というらしい。 -
こちらの蔵は江戸時代末期に建てられたと考えられるもの。
この蔵を改装して資料館として田口家に伝わる品々を展示しているとのこと。 -
着物や食器等に交じって展示されていた右上の写真は「押絵」と呼ばれるもの。
要は紙で出来た人形みたい。
こんなのあるんだ。 -
この部屋は明治33年建築の部屋。
実は明治29年、32年の大火で家屋を焼失したのでまた大火に遭うことを想定して臨時で安価な素材で仮建築したが、その後は幸いなことに火事が起こらなかったんだとか。 -
「角館 外町史料館たてつ」を出て少し行くとよく見る角館の風景が。
ここが角館の観光のメイン、武家屋敷通り。武家屋敷通り 名所・史跡
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まず最初に訪れた武家屋敷が中級武士の小田野家。
ここは無料公開されているんだけど今はコロナ対策で敷地内には入れるけど中には入れず建物の外から中を覗く感じ。小田野家 名所・史跡
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続いて訪れた中級武家の武家屋敷岩橋家も中には入れず外観のみの見学。
どうやら無料公開の武家屋敷はすべてこの対応をしている模様。岩橋家 名所・史跡
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通りには春なのになぜか紅葉しているもみじの木。
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武家屋敷通りの端にある旧角館高等学校グラウンドを利用した臨時駐車場に満開の枝垂れ桜を発見。
これこれ!こういうのが見たかったの。 -
葉っぱもまだ出ていない本当の満開。
この木が先週ならいっぱいあったんだろうな…。
満開の桜を見るのって難しいなぁ。 -
そのまま駐車場の向こうにある古城山へ。
さすがに山に普通の自転車で上がるのは無理なので山のふもとに自転車を置いて歩いて上がる。
武家屋敷通りには結構な人がいたのにここには人が皆無。
古城山は標高168m。
そんなに高くないとはいえそこは山。
上がると息も切れる。 -
麓から15分程で頂上らしき広場に到着。
でも…なんか全然眺めが??古城山公園 花見
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と思ったらちょっと降りたところに東屋が見える。
あそこからの方が景色が良さそうなので行ってみる。 -
その東屋からの景色がこちら。
桜が満開だったら中央に写っている桧木内川沿いは桜でピンク色に染まっていたはず。
見たかったなぁ。 -
反対側は山。
奥には雪山も見える。
さすが東北。 -
帰りは下りなので楽。
上がってくる老夫婦とすれ違ったのでご挨拶。
それ以外古城山では誰にも会わなかった。
武家屋敷通りにはあれだけ人がいるのに。 -
古城山のふもとに置いてた自転車に再び乗って中心部へ戻る。
こちらは写真を見て気になった「仙北市立角館町平福記念美術館」。
写真で見た時は素敵!と思ったけど実際に見てみると…かなり痛みがあって…なんか思ってたのと違う…。仙北市立角館町平福記念美術館 美術館・博物館
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続いて向かったのは桧木内川堤の桜並木。
さっき古城山から見て桜が咲いていないのは分かっていたんだけど…一応。
で、行ってみた結果やっぱり見事な葉桜。
まぁソメイヨシノだからしょうがないか。
この期間は桜祭りということでライトアップもしている、と聞いていたけどここまで見事に葉桜だったらおそらくライトアップもしてないだろう。桧木内川堤の桜並木 名所・史跡
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川沿いのソメイヨシノは完全な花のかけらも残っていない葉桜だけどソメイヨシノより開花時期が遅い枝垂れ桜はまだ咲いている、というのが2022年GWの角館。
こちらは川と道路を隔てたところにあった枝垂れ桜。
GWだけあってここで写真を撮るツアーの方も多数。 -
再び武家屋敷通りに戻ってきた。
さてここでゆっくりこのエリアの観光。 -
こちらは角館樺細工伝承館。
樺細工とは山桜の樹皮を細工して茶筒や硯箱などを作る伝統工芸。
たまたまこの旅行から帰ってから角館の樺細工を紹介する番組を見たけど、まさに職人芸。
お土産物屋さんで樺細工の茶筒を見た時は「高い…」と思ったけどあれだけの技術を詰め込んだ工芸品なら納得。角館樺細工伝承館 美術館・博物館
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角館を彩るのは桜だけではなく、つつじも綺麗に咲いていた。
-
さて、角館には有料公開の武家屋敷がいくつかあって中でも有名なのが石黒家、青柳家がある。
どちらかは見学しようと思って選んだのは青柳家。
理由は…なんだろう…なんとなくかな(笑)。
入場料は会社の福利厚生サービスで団体料金が適用されて50円引きの450円。
薬医門と呼ばれる上の写真が青柳家の入口。
門はその家の位や威信を表すとされていたので上級武士にしか許されないこの重厚な造りの門を作ることを特別に許されたことは青柳家にとっても誇りだったとか。 -
GW中の土曜日だけあってなかなか人が多い。
見学は母屋から。
寄棟萱葺屋根の母屋は約200年前に建てられたもの。青柳家 美術館・博物館
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入ってすぐ土間になっていて台所があって…
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そのまま武器蔵に続いていた。
武器蔵には青柳家のルーツを伝える鎧兜を中心とした武具が展示されていた。
武具以外の展示もあってそれが写真左の掛布団。
着物みたいに見えるけどお客様用の掛布団らしい。
そういえば昔の布団ってこんな形だってどこかで見た覚えが。 -
こちらは体験コーナー。
本物かどうかは分からないけどガラスケースに入った刀を持ち上げることができる。
思った程重くなかったかな。
もちろん軽いわけじゃないけど。
この他槍も持ち上げられるようになっていた。 -
青柳家は母屋の他にも敷地内に建物がいくつもあった。
ここもその1つで解体新書記念館。
歴史の授業でも習う日本最初の西洋医学の翻訳書「解体新書」。
その附図を描いたのがこの青柳家の親戚にあたる小田野直武、という関係らしい。 -
その小田野直武像が庭園にあって「小田野直武秋田蘭画のあゆみ」として業績が紹介されていた。
元は角館の武士だけど日本で初めて西洋の写実絵画を取り入れた天才画家でもあるらしい。
解体新書の挿絵って武士が描いていたということを角館に来て初めて知った。
朝通った新潮社記念文学館レリーフが解体新書だったのはこれが理由なんだ。 -
こちらは秋田郷土館。
1階はお抹茶を楽しめる茶寮になっていて… -
2階は歴史資料の展示。
といってもそこまで古いものではなく幕末位?
勧進帳の冊子なんかの他、幕末あたりで撮られたと思われる写真もあった。 -
思ったより広い青柳家。
庭園を散策して次に見えてきたのは… -
土蔵を利用した武家道具館。
また武器??と思ったけどここは「武家道具」の展示なので武器ではなく「武家の使っていた道具」が展示されていた。 -
つまり文献や焼き物、遊び道具等々。
相撲の番付表もあって興味深い。
番付表はいつのものか分からないけど最高位が大関で横綱の記載がないから少なくとも明治時代以前のものだろうな。
今ほど字が細くないのね。 -
こちらは時代体験庵。
鎧をかぶったり、籠を担いだりできる。
鎧は感染予防で使い捨ての紙のシャワーキャップみたいなのをかぶるようになっていた。 -
最後の建物見学はハイカラ館。
アンティークコレクションの展示。
ここなかなか面白かった。 -
お花が描かれた蓄音機とかライカのカメラとか1903年に作られたビクターの蓄音機もあった。
-
屋外には顔はめパネルや山車の展示。
神社まであった。
この神社の御朱印がハイカラ館の売店に売ってた。
思いのほか見所の多かった青柳家。
50分程見学。 -
青柳家のすぐ向かいに秋田銘菓のもろこしのお店があったので行ってみる。
店内は人でいっぱい。唐土庵 武家屋敷店 グルメ・レストラン
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店内では最近めっきり少なくなった試食もあってお茶のサービスも。
いくつか試食してみたらなかなか美味しい。
中にあんこの入ったもろこしもあるんだ。
もろこしクッキーもちょっと珍しいかな、と思って会社用のお土産に購入。
会社へのお土産買うのって本当に久々だわ(笑)。
今まで旅行行くとかなかなか言えなかったけど最近はやっとそうでもない雰囲気になってきたからね。
もちろん国内に限っての話だけど。 -
お土産も買ったところで武家屋敷巡りの続きを。
こちらは幕末期建築と推定される松本家。松本家 名所・史跡
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続いて江戸末期に改造されたと思われる岩橋家。
武家屋敷は点在しているけど自転車あるので移動も苦じゃない。岩橋家 名所・史跡
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あとはお土産探し。
秋田と言えば稲庭うどん!らしい(笑)。
そして稲庭うどんといえば佐藤養助!らしい(笑)。
そしてその佐藤養助商店が角館にあったので行ってみる。
家庭用と書いてあった140gのうどんをお買い上げ。
家に帰ってから食べてみるとうどんというには細くにゅう麺みたい。
美味しかったけどうどん食べているというよりそうめん食べてるみたいだった。佐藤養助 角館店 グルメ・レストラン
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お次は何回通りかかってもいつも行列だったあきたプリン亭。
これだけ並んでいると気になるので並んでみる。
並ぶといっても10分も並ばなかったけど。
お店の看板がバス停風でかわいい。
並んでいる間にメニューを見て何にするか考える。
ソフトクリームもあって気になったけど店名にプリンついているならプリン買わなきゃね。
そして初めてならやはり基本の「なめらかプリン」でしょう。
これを今日の夜のおやつにしよう。あきたプリン亭 グルメ・レストラン
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荷物も増えてきたので一度お宿に戻ろうかな。
戻りながらも桜チェック。
こうやって見ると普通のおうちにも枝垂れ桜があるのね。
ちなみに角館には国の天然天然記念物に指定されている枝垂れ桜が162本あるらしい。
景観に配慮してか銀行の支店の建物も武家屋敷!? -
最後に寄ったのはお宿の近くの創業1853年の味噌醤油の醸造元と漬物の製造元の安藤醸造、安藤家。
レンガ造りのこの建物は明治中期に建てられたもの。 -
お店が現役。
-
売りは「しろだし」みたいでポットから自分で紙コップに入れて試飲出来たので飲んでみた。
関西のお出汁と比べるとちょっと濃いめの気もするけどこれはこれで美味しい。
甘酒も美味しそうだなぁと思ったけど要冷蔵。
今回保冷バッグ忘れちゃったんだよね…。
お店の人にダメもとで聞いてみたけど帰るまであと4日もあるとちょっと持ち帰りは難しいとのこと。
そりゃそうだよね。 -
そしてこちらのお店、蔵や部屋の一部を無料公開しているというので覗かせてもらう。
こちらは五月人形。
もうすぐ子供の日だしね。安藤醸造 本店 グルメ・レストラン
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そしてこちらが蔵座敷。
この蔵座敷では2011年に安藤家の7代目の方が結婚式を挙げているとか。安藤醸造 本店 名所・史跡
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部屋に飾られているのはお人形。
左は五月人形。
これは分かる。
その他は秀吉や信長、弁慶と義経など歴史上の人物のお人形。 -
蔵の1つは改装されていて中が休憩スペースみたいになっていた。
見学だけもあれなのでここでもお土産。
ただここのお店基本液体系なので重いので旅の序盤ではたくさん買えない(;^_^A
吟味して買ったのはごまだれ(税別660円)といぶりがっこのクリームチーズマヨ(税別660円)。
ごまだれは稲庭うどんのたれにしたり、豚しゃぶサラダにかけてみたりして食べるととっても美味しい。
いぶりがっこのクリームチーズマヨもサラダにつけたり、パンにつけたりとこれも美味しい。
満足のお土産。 -
そしてお宿に戻ってちょっと休憩しつつ行き忘れたと来ないかなぁ…と思ってたら…あった!
金柑まんじゅう食べようと思ってたんだ。
売っているお店はちょっと距離あるけど自転車ならすぐだ、と思って急いで向かったのが創業100余年の「後藤福進堂」。
ショーケースになかったのでダメもとで「金柑まんじゅう売切れですか?」と聞いてみると「今日はもうないね~」と一度は言われたけど「あら?まだあったわ(笑)」と給食のパンが入ってる様なプラスチックトレイにちんまりと金柑まんじゅうが。
といことでお買い上げ。後藤福進堂 グルメ・レストラン
-
そして18時、予約していたお店源八へ。
GWだし、角館は夜ご飯を食べられるお店が少ないので事前に調べて予約してた。
コロナで今は予約客のみ対応しているみたい。
団体さんも入ってたけど個室に案内してもらえたのでゆったりできた。 -
お料理も3850円の季節のコースを注文済。
まず最初に出てきたのはこのお店の名物「ごま豆腐」。
続いてでてきた焼き物はカラスガレイで卵焼きと初物のホンマが添えられていた。
カラスガレイが柔らかくて美味しい。
写真撮るの忘れたけど旬のお造りにも山菜コシアブラが添えられていた。
どうやらこのコース山菜をふんだんに使ってるみたい。
が、ここからえらい時間が空いてやっと出てきたのが左下の天ぷら。
タラの芽、こごみ、コシアブラ、しいたけの海老しんじょうとちょっと普段は食べない天ぷらで美味しい。
右下はこごみのくるみ味噌。
美味しいんだけど…出てくるのがめっちゃ遅い!
もっとテンポよく出して欲しい…。 -
最後は季節の椀物とご飯。
ご飯の上に載っているのはコシアブラを刻んだもの。
これは農家の人の食べ方らしい。
なんかHPに掲載されているメニューと違う…と思ったらHPの情報は更新されていない前のメニューらしい。
この時は「更新しときますね~」と言っていたけど2か月以上たった今も更新されていないので…きっとずっと更新されないんだろうな。源八 グルメ・レストラン
-
最後のデザートは道明寺。
関西で言う桜餅。
関東と関西で「桜餅」というと違う和菓子を指すということを知った時は驚いたなぁ。
東北でもこの和菓子を道明寺というんだ…と思ってそのことを話したけど…お店の人の反応はいまひとつ。
あまりに料理が出てくるのが遅かったのでたまらず最後のデザートだけ早めに持ってきてもらうように頼んだけど時すでに遅し。
結局夕食はトータル2時間くらいかかった。
ゆっくり食べるのもいいけど一人で2時間料理を食べるのはさすがにちょっとね…。 -
食事を終えて外に出ると「ドン、ドン」という音。
大曲の花火の音みたい。
見に行きたかったなぁ。
当初の予定では夕食後に桜のライトアップを見に行く予定だったけどあの葉桜をライトアップされているとは思えずライトアップされていても葉桜では…と思いパス。
今日のお宿にはシャワーしかないので夕食のお店と宿の間にあるかくのだて温泉へ。かくのだて温泉 温泉
-
かくのだて温泉の入浴料は600円。
この温泉、ロビーはこんな風に綺麗だったけど脱衣場と浴場は昔ながらの銭湯と言った雰囲気。
露天風呂はなし。
かなり熱めのお湯だったので長時間つかるのは無理。
が、上がってから宿に戻るまで「あれ?気温上がったのか?」と思うほど空気が温かく感じて身体がポカポカ。
宿に戻ってそのことを女将さん(この言い方で合っているのか!?)に話すと「かくのだて温泉のお湯は入るとそうなるんです」とのこと。 -
そしてお宿では今日買ったなめらかプリンと金柑まんじゅうをコーヒーと共に頂く。
なめらかプリンは予想通りの美味しさ。
金柑まんじゅうはちいさいけど金柑が丸ごと1個入っててこちらもなかなか。
さて明日はどうしようか?と思って盛岡の天気を調べるとどうやら雨。
盛岡というより東北全体が雨…。
盛岡もレンタサイクルで観光予定だったけどこれは無理だと判断して計画を少々練り直し。
明日の朝も駅まで歩いていく予定だったけど天気がいいならともかく雨の中スーツケースをひきずって行くのはさすがに厳しい。
なのでタクシーを予約しようと思ったけど…ん?角館のタクシー会社??
分からないので女将さんに聞くと「角館観光タクシー」というところらしいけどもう閉まっているので明日の朝電話してくれるとのこと。
助かる。 -
再び明日の雨の盛岡観光をどうするか考えていたけど…隣の部屋の夫婦の話し声がうるさい。
最初は普通の家みたいなもんだし仕方ないかな…と思ってたけど、途中奥さんの方の声は全部まるで同じ部屋にいるかのような大きさで聞こえるけど旦那さんの声はそこまでは聞こえない。
…これ…奥さんの声が大きいんだ…と気づく。
とはいえ深夜になれば静かになるだろう、と思っていたので我慢。
確かに22時頃一度静かになった。
なぜなら奥さんがシャワーに行ったから(全部聞こえてたので分かる(笑))。
が、しばらくすると戻ってきてまた大きな声で話だす。
どうやらシャワーのお湯が途中で水になったらしくその文句を言いまくってる。
「何こカオサン??って思ったわ~」って3回くらい言ってた。
「カオサンじゃないよ。角館だよ」と心の中で言い返してたけど通じる訳もなく延々と奥さんの文句が続く。
23時まで!
さすがにこの時間までうるさかったら文句言ってもいいだろう、と隣の部屋をノックして「深夜なのでもう少し小さな声で話していただけますか?」と、とても丁寧にお願いする。
さすがにその後は静かだったけど、どう見ても50~60代のご夫婦でいい年してるんだから…常識わきまえてほしいわ。
写真は今日買ったお土産たち。
2日目もまた買ってしまった。
大きめのスーツケースで来ると歯止めがかからなくて大変(;^_^A。
この日の歩数は17,207歩。 -
昨日は文句言った後静かになったので無事安眠。
角館で朝から食事できる店はないだろうと朝食は宿で予約。
朝食は7:30~で前日に時間を言っておけば準備してくれるというので一番早い7:30~でお願いする。
昼間はイタリアンレストランになるお店が朝はゲストハウスの朝食会場になるみたい。 -
こちらが朝食。
目玉焼き、サラダ、ソーセージ、山菜、ヒジキ、納豆、味噌汁、ごはん、お漬物と和洋折衷の朝ごはん。
この時間に朝食に来たのは私の他は一人旅らしき男の人だけ。
味はまぁ普通かな。
山菜があるのがこの地方らしい。
朝食の間に女将さんがタクシー会社に電話してくれて無事予約。
雨だとタクシーの予約が取れないのでは…という心配はどうやら杞憂だったみたい。角館 ゲストハウス風雅 宿・ホテル
-
朝食後は荷造りや身支度。
トイレと洗面所は共用だけどあまり人とかぶることがなくて助かった。
雨だしみんな今日はゆっくりするのかな。 -
そして朝8:30、予約したタクシーが来た。
駅まで運転手さんとおしゃべり。
やはり桜は先週が満開だったらしく、今週も半ばくらいまでは綺麗だったけど半ばにかなりの雨が降って一気に散ってしまったらしい。
その雨がなければもうちょっと残っていたのかな。
お決まりの「どこから来たの」質問で「大阪」と答えるとちょっとびっくりされた。
やはりあまり関西方面からの観光客は来ないらしい。 -
駅までは5分程。
タクシーワンメーターだった。
電車まで時間があるので秋田内陸線角館駅をちょっと見学。
最近ちょっとローカル線に目覚めかけているので興味津々。
時間あれば乗りたかったな。 -
駅前のコンビニを覗いてみると半分くらいはお土産コーナー。
昨日買ったもろこし庵のお菓子も売ってた。
基本駅を利用するのは観光客ってことなんだろうな。 -
角館駅は東北の駅百選にも選ばれているらいい。
駅の入口の表示も桜、壁紙も桜で角館=桜なんだろうなぁ。角館駅 駅
-
さてそろそろ盛岡行きの電車が来る時間なのでホームへ。
切符は一昨日購入済。
指定券は角館→盛岡だけど乗車券は秋田→盛岡。
乗車券は2日間有効で途中下車してもOKということを知らなかったのでこの切符の買い方は目から鱗だった。 -
ホームで電車を待っている間に隣の秋田内陸線のホームに電車が到着。
これはレアかも!?と思って激写。
すると横の一人旅らしき女性も激写。
鉄子さんなのかしら…。
ちょっとお話してみたかった。 -
そしてやってきた秋田新幹線「こまち」で8:56盛岡へと向かう。
この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11765615
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