2022/04/25 - 2022/04/25
288位(同エリア1556件中)
玄白さん
桜前線は北上し、北東北の桜が満開を迎える中、主に角館の枝垂れ桜、弘前城の桜、五所川原の芦野公園の桜を見に久しぶりの長距離ドライブ、車中泊で2泊3日の旅を満喫してきた。
2日目のメインイベントは弘前城公園の桜、特に散り始めた桜の花びらがが城の濠を埋め尽くす花筏である。ところで弘前を代表するキーワードは、弘前城の桜、ねぷた祭りの他に、フランス料理というのがある。なにせ、人口当たりのフランス料理店の数は日本一だという。アマチュアのフレンチ、イタリアンシェフを自称する玄白としては、競争が激しい弘前のフレンチレストランのプロのシェフが創るフランス料理を是が非でも味わわねばならない。というわけで、まずは花見の前にちょっぴりリッチなフランス料理のランチを堪能し、その後にじっくりと弘前城公園の桜を楽しんだ一日となった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
冒頭記したように、弘前は人口当たりのフランス料理店数は全国一である。明治になってから、津軽藩士を中心に弘前の人々が、積極的に弘前に西洋文化を取り入れようとして、外国人、主としてフランス人建築家、教師、宣教師などを呼び込み洋館を建て、西洋の学問を学ぼうとした。結果、多くの洋館、キリスト教会などがある和洋折衷の街並みとなっていった。その影響があって、かれらフランス人向けにフランス料理店が増え、現在に至っているということのようだ。
今回は、数ある弘前のフレンチレストランの中でも人気上位にあり、弘前城公園に近い「ポルトブラン」のフルコースランチを予約しておいた。
店名は創業者の名字、白戸氏にちなみ、ポルト(戸)ブラン(白)というフランス語に由来する。名前の通り、店の入り口は白いドアになっている。 -
店内は、派手な飾り付けはなく、ホッとできる落ち着いた雰囲気である。現在、弘前城公園は桜の見頃で、昼間は大勢の花見客でにぎわっているが、店の中は我々を含めて2組の客しかいなかった。
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前菜、スープ、魚料理、肉料理、デザートとフルコースをオーダー。
スープのみ、好みのチョイスができる。玄白は弘前産雪下人参のポタージュ、連れ合いは青森りんごの冷製クリームスープ。前菜(中段左)は陸奥湾産ホタテのサーモン巻き、津軽鶏の香草巻きとフォアグラ巻き、魚料理(中段右)は本鱒のムニエル、肉料理は奥入瀬ガーリックポークのリンゴソース煮、デザートはイチゴのシャーベットとチョコレートムース。
いずれも予想にたがわぬ美味だったが、特に連れ合いがチョイスしたリンゴの冷製スープは、クリーミーで滑らかな舌触りで一口飲み込んだあと、ほのかにリンゴの香りが鼻に抜ける上品な味わいだった。自分にはマネができないプロの技だ。 -
花見が終わった後は車の運転があるので、夫婦どちらかはノンアルコールドリンクにせねばならない。そこで、連れ合いが選んだのは「ピエール・ゼロ・シャルドネ」。このノンアルコールシャンパン風ドリンクは、2018、2019年のノーベル賞晩餐会でも振舞われたワインテイストドリンクである。玄白はオーソドックスにシャブリ2018年物のハーフボトル。
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満腹になったところで、いざ弘前城公園へ。弘前城公園への入り口は数か所あるが、ポルトブランから近い追手門口から入る。
角館と同様、弘前の桜も満開を過ぎて散り始めている。散った桜の花びらが城の外濠を埋め尽くし、有名な弘前城の花筏が出現している! -
イチオシ
追手門の前の土塁にある枝垂れ桜を絡めた縦構図で。
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散り始めて間もないので、浮かんでいる花びらは傷んでおらず、きれいだ。
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追手門は修復工事で撮影できず。
門をくぐったところで、コロナ対策で入場者を限定するため、スマホで事前予約した登録証を受付に提示して入場した。
オレンジ色の新芽をつけたモミジが目に留まった。 -
市民広場の横の二の丸方面に通じる道の桜並木。平日のせいか、昨日の角館ほどの人出ではない。
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満開の枝垂れ桜
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正面に辰巳櫓が見えてきた。この櫓は工事中ではないが、本丸やいくつかの城門、石垣などが修復中であった。特に本丸付近の石垣は外側に出っ張ってくるという現象が現れ、その修復工事のため、本丸天守閣を解体せず、曳屋という伝統の手法で、移動させたことがニュースになっていたことが思い出される。
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中濠の花筏。
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イチオシ
中濠の花筏を乱しながら遊覧船が姿を現した。
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二の丸に渡る杉の大橋の上から遊覧船を見下ろす。
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二の丸城内の桜はずいぶん散っている。
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白妙(しろたえ)という真っ白な花びらの桜
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またまた遊覧船がきた。
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零れ桜(こぼれさくら)と・・・
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花吹雪。桜に特別な思い入れがある人は多く、桜にまつわる言葉は日本語に多い。
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木漏れ日と零れ桜
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幾重にも張り、露出した根を持つ高さ32m、幹回り6mの巨木のイチョウ
江戸時代に植えられ、樹齢300年と推定されている。 -
樹齢はどれほどだろうか?
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西濠までやってきた。
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赤い橋は春陽橋。西濠はボート遊びができるようになっていて、カップルや若者たちがボートの上から花見を楽しんでいる。
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西日を浴びて濠の水面がキラキラ輝いている
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再び二の丸方面に戻る。なお、天守閣がある本丸、北の廓、東側の植物園だけは有料エリアになっている。天守閣が工事中でもあるので、今回は有料エリアはパス。
桜の陰の赤い橋は下乗橋。 -
松の緑と桜のピンク
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内濠越しにみる天守閣。工事の足場が組まれている。
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満開の桜と零れ桜
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東内門近くにある弘前城最古のソメイヨシノ。樹齢139年と言われている。一般にソメイヨシノの寿命は60~80年と言われているが、弘前城には樹齢100年以上の古木が300本以上あるそうだ。この公園の桜守はとても優秀ということだろうか。
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東内門。津軽藩2代藩主、信牧の時代に創建された天守に通じる門である。
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丑寅櫓。二の丸の北東側に位置する
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中濠の花筏
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イチオシ
だいぶ日が傾いてきた。花筏の花びらの縁がキラキラ輝いている
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濠の端に花びらが密集していて、文字通りピンクの絨毯を敷き詰めたようだ。
一旦、弘前城をあとにして、車を充電するため駐車しているドーミーイン弘前の充電スタンドにもどる。今宵の車中泊の準備で食材調達で5分ほど走ったところにあるスーパー、イオン弘前樋の口へ。
この後、ライトアップの弘前城公園に行くため、駐車場を移動するつもりだったが、連れ合いが疲れたのでライトアップは見ないで、ここで休んででいたいと言いだした。そこで、弘前城まで連れ合いに送ってもらい、一人でライトアップされた桜撮影ということになった。 -
日没後の外濠の花筏。昼間とは違った雰囲気だ。
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花筏にもライトが当たっている
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土塁の枝垂れ桜と花筏
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花筏に映り込む照明用のライト
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徐々に暗くなり、ライトアップされた桜が空に浮かび上がる
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中濠の端の花筏
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中濠の桜と花筏。昼間、遊覧船が花筏を蹴散らしていた付近だ。
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イチオシ
少しズームアップして。
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ハートを形作る桜の枝を発見
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ライトアップに使われているライトはLEDらしい。自然な色になってよろしい。
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濠に張り出した桜と花筏
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杉の大橋
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大きな枝垂れ桜
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イチオシ
下乗橋の欄干とライトアップされた桜
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再び、東内門へ。
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最古の桜のそばの与力番所
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イチオシ
東内門のかがり火と桜。かがり火は本物ではなく、ランプを使ったイミテーションではあるが・・・
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東内門全景
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そろそろ、連れ合いが迎えに来てくれる時間なので追手門方面にもどることにする。
弘前城情報館がある広場の桜並木のライトアップ -
ライトアップされた枝垂れ桜
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しつこく濠の花筏をパチリ
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もう一枚
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追手門入り口の提灯にも明かりが灯った。
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最後にもう一度、外濠の花筏。あちこちの濠で花筏に見られたが、ここの花筏が一番見ごたえがあった。
定刻通り、連れ合いが迎えに来たので、これから車中泊の場所である「道の駅ひろさきサンフェスタいしかわ」に向かう。この道の駅のすぐ隣りには日帰り温泉「花の湯」があり、一日の疲れを癒して明日に備える。
続く
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