2022/10/15 - 2022/10/15
339位(同エリア979件中)
玄白さん
所属する写真クラブのメンバー12人で、秋の撮影旅行へ1泊2日で出かけてきた。もちろん撮影対象は紅葉である。10人乗りワゴンのレンタカーに8人乗り込み、残り4人は玄白の自家用車に分乗という割り振りで、いつものようにアバウトな計画で、途中写欲をそそるようなスポットがあれば、随時撮影タイムというスタイルである。
初日の目的地は裏磐梯へ。とはいえ、五色沼、檜原湖といったメジャーな観光地は避け、比較的人出が少ないと思われる秋元湖、小野川湖、小野川不動滝、白布峠などを転々とする撮影旅だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
いつもの撮影旅行同様、今回も出発は早い。宇都宮を午前4時に出発し、最初の目的地、秋元湖へ6:30に到着。日の出には間に合わないのだが、これ以上早く出発するのは、大変だというメンバーもいて、このようなスケジュールとなった。
もっとも、幸か不幸か、現地に到着すると曇っていて湖畔はガスっていたので、日の出は見られなかったのである。 -
今年は湖の水が少ないようだ。
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イチオシ
この辺りはまだ、紅葉は時期尚早だな。ただ、朝早いので、風がなく、湖面は水鏡になり、山腹にかかる靄が湖面に映り込んでいる。
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湖に点在する小さな中島をパノラマで撮影してみた。
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左手方向の湖岸
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湖岸の一部は草紅葉だ。
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秋元湖で30分ほど、撮影をした後、小野川湖方面へ。小野川湖が見渡せる展望台にて。山の中腹に、雲がかかり、湖面には秋のうろこ雲が映り込んでいる。
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少し構図を変え、ズームアップ
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上空には、少し青空が見えてきた。
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この付近も全体的には紅葉はまだまだだが・・・
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所々、鮮やかに紅葉した木々も散在する。
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次に向かったのは、小野川不動滝。小野川湖に注ぐ小野川上流にある。
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駐車場から、森の中を歩くこと、およそ15~20分。石段は600段以上あるが、よく整備されているので、歩きやすい。
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イチオシ
途中は森の中なので眺望はないが、突然こんな滝が現れる。落差25mほどの、ブナ林に囲まれた豪快ではあるが、優美な滝である。
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滝の一部をアップで。
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高速シャッターでしぶきを止めて撮影
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滝の前に橋が架かっていて、橋の端からのアングル。滝の前に木の枝がかかる構図は、達沢不動滝とよく似た雰囲気になる。
裏磐梯には、それ以外にも〇〇不動滝というのが、あちこちにあるようだ。いずれも滝の傍に不動明王を祭る社があるらしい。 -
滝からの渓流を入れて。この滝には滝壺はない。
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真ん中の流れが優美な曲線を描いて落下しているのが面白い。
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曇り空だが、雲が薄くなった瞬間、おぼろげながら光芒が現れた。晴れていれば、もっとくっきりとした光芒や、太陽の位置によっては虹が現れそうだ。
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お堂の中を覗いて確かめたわけではないが、中に不動明王が安置されているのだろうか。
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当初予定にはなかったが、中津川渓谷にも行ってみようということになった。
磐梯吾妻レークラインの途中の展望台にて。眼下に秋元湖が見える。 -
イチオシ
中津川渓谷。裏磐梯側からは中津川レストハウスまでは通行可能だが、その先は通行止めになっていた。8月3日の大雨で、この先の道路が一部流出してしまったようだ。レストハウスの水道管が破損したため、営業はしていなかった。
そこで、橋の上から見下ろした渓谷をちょっとだけ撮影して、早々に撤退した。 -
安達太良山と中津川渓谷。紅葉は始まっているが、ピークはあと数日後かな。
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次は、西吾妻スカイバレーを進み、米沢経由で次の目的地、山形県小国町に向かう。
この沿線も写欲をそそるスポットが数多くある。白布峠の少し手前の駐車場で、撮影タイムだ。早朝の曇り空は、青空に変わっている。
秋の雲とススキ -
この山岳道路は、週末でもありツーリングを楽しむ人たちが結構多い。
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白布峠駐車場で再び、撮影タイム。西側の斜面は見事な紅葉。
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秋の空と紅葉
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白布峠の紅葉はピークを迎えている
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白布峠の紅葉
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白布峠の紅葉
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白布峠の紅葉
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イチオシ
白布峠の紅葉。渋峠の紅葉の景色によく似ている
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常緑針葉樹と紅葉のコントラストが鮮やか
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雲がたなびく空も入れて。
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イチオシ
雲の間から時折差し込む日の光が、スポットライトのように紅葉を一層引き立てる。
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ここは、福島県と山形県の県境だ。
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福島県内の撮影を終えて、あとは今宵の宿、農家民宿「奥川入荘」に15:00にチェックイン。宿泊客は我々だけの貸切状態。いつものように、夕食前から、わいわいがやがや、宴会が始まる。
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民宿の前の風景。民宿の庭には、ミソソバの花が咲き乱れ、刈り取りが終わった水田が広がっている。この田んぼは、民宿の私有地だが、5月の田植えの頃になると、奥の冠雪の飯豊山が水田に映り込む絶景が見られるのだそうだ。ただし、宿の女将によると、民宿の宿泊客だけに開放しているので、よそから写真を撮るだけの人は立ち入り禁止にしているという。
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宿の敷地にはいたるところミソソバの花が咲き乱れている。
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夜、夕食後は快晴となったので、星空撮影会となった。
飯豊連峰から立ち昇る名残の夏の天の川。ひときわ明るい3つの星は夏の大三角で、右が織姫星、左が彦星、上方が白鳥座デネブである。 -
左側には、ひと際明るく輝く木星。
明日も午前4時起床予定なので、一通りの星空撮影をした後、寝床に潜る。
続く
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