紀伊田辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 12月6日 熊野古道の旅4日目です。<br /> 今朝もゲストハウスのおかゆを食べて出発。まずはバスで昨日到達した熊野大社へ移動してから歩き出す。今日の目的地は近露(ちかつゆ)です。

歩く歩く歩く2018 熊野古道2

13いいね!

2018/12/03 - 2018/12/08

69位(同エリア185件中)

旅行記グループ 歩く歩く歩く 2018

0

29

おく

おくさん

 12月6日 熊野古道の旅4日目です。
 今朝もゲストハウスのおかゆを食べて出発。まずはバスで昨日到達した熊野大社へ移動してから歩き出す。今日の目的地は近露(ちかつゆ)です。

旅行の満足度
4.5
同行者
友人
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  •  12月6日 熊野古道の旅4日目です。<br /> 今朝もゲストハウスのおかゆを食べて出発。まずはバスで昨日到達した熊野大社へ移動してから歩き出す。今日の目的地は近露(ちかつゆ)です。

     12月6日 熊野古道の旅4日目です。
     今朝もゲストハウスのおかゆを食べて出発。まずはバスで昨日到達した熊野大社へ移動してから歩き出す。今日の目的地は近露(ちかつゆ)です。

  •  大社近くを歩いていると、向こうから出勤途中の巫女さんがやって来た。おっチャンスと思って慌てて撮ったのでブレてしまった。ここからは山道に入って行く。

     大社近くを歩いていると、向こうから出勤途中の巫女さんがやって来た。おっチャンスと思って慌てて撮ったのでブレてしまった。ここからは山道に入って行く。

  •  このルートも上り下りが激しく、土砂崩れのために迂回路があちこちにある。凄い山道なのにパンフレットには4キロを1時間と、平地を歩くのと同じ所要時間が書かれているし、分かれ道に迂回路の立派な看板はあるが、どっちに行けばいいのかは書かれていない。歩いている人は「大社/近露」の両方からくるのに、これじゃぁ道標の意味をなさないだろー。お粗末な整備で世界遺産の名前が泣くぞ。

     このルートも上り下りが激しく、土砂崩れのために迂回路があちこちにある。凄い山道なのにパンフレットには4キロを1時間と、平地を歩くのと同じ所要時間が書かれているし、分かれ道に迂回路の立派な看板はあるが、どっちに行けばいいのかは書かれていない。歩いている人は「大社/近露」の両方からくるのに、これじゃぁ道標の意味をなさないだろー。お粗末な整備で世界遺産の名前が泣くぞ。

  •  僅かな楽しみはたまに出てくるスタンプポイント。無人の所が殆どだが、ちゃんと雨に当たらないように作られた鳩小屋みたいな中にスタンプはあるので汚さずに押すことができます。ここは感心する(えらそう)。

     僅かな楽しみはたまに出てくるスタンプポイント。無人の所が殆どだが、ちゃんと雨に当たらないように作られた鳩小屋みたいな中にスタンプはあるので汚さずに押すことができます。ここは感心する(えらそう)。

  •  分岐ではどっちに行けばいいのか分からないので、そのつど三人で地図と睨めっこしながら方向を定めることになる。迂回路ばかり歩かされてるので、折角熊野古道を歩きに来ているのに、これじゃぁただの山登りだよねと笑えない話をしている。

     分岐ではどっちに行けばいいのか分からないので、そのつど三人で地図と睨めっこしながら方向を定めることになる。迂回路ばかり歩かされてるので、折角熊野古道を歩きに来ているのに、これじゃぁただの山登りだよねと笑えない話をしている。

  •  3:20、迂回路からやっと舗装路にでる。ここは近露に向かうバス停があるのでバス移動とする。もうどうせ予定した行程を歩けてないし熊野古道さえ歩けてないので拘る程のこっちゃない。調度小雨になってきたので渡りにバスだ。<br /><br /> 15分ほど乗ったろうか、近露の村に到着。熊野大社の町も本当に小さかったけど、ここ近露はそれ以上に小さな集落程度の村だった。バスを降りるとすぐ目の前に村の何でも屋があったので、風呂上りに飲むビールを買い込んでから予約した月の家へ。本当に小さな村なので、月の家も目と鼻の先なので非常に便利。

     3:20、迂回路からやっと舗装路にでる。ここは近露に向かうバス停があるのでバス移動とする。もうどうせ予定した行程を歩けてないし熊野古道さえ歩けてないので拘る程のこっちゃない。調度小雨になってきたので渡りにバスだ。

     15分ほど乗ったろうか、近露の村に到着。熊野大社の町も本当に小さかったけど、ここ近露はそれ以上に小さな集落程度の村だった。バスを降りるとすぐ目の前に村の何でも屋があったので、風呂上りに飲むビールを買い込んでから予約した月の家へ。本当に小さな村なので、月の家も目と鼻の先なので非常に便利。

  •  外観はネットで見たそのままに大きな提灯が二つ玄関に点っている。だが一歩中に入って気が付いたが、ここんちはもの凄く古い。廊下も階段もギシギシと音を立てて歩くことになるが、今の時代、こういう旅館の方が希少価値がある気がする。でもお上さんはとても優しく人が良さそうなのでそこは満点。<br /><br /> まずはやっぱり風呂だと三人で出かけていくと風呂場は普通の家庭サイズだったのでとても3人が入れる広さではなかった。とりあえず私とうぶちゃんで湯船に入る人と、外で体を洗う人に別れてそそくさと入る。出たら部屋で待っているYさんと交代して、その隙に買ってきたビールをごくごく。ここんちは旅館となっているが、民宿でももっと新しくて洗練されてるだろな。でも宿の人は素朴で親切なので逆の場合よりこっちの方がずっと嬉しい。

     外観はネットで見たそのままに大きな提灯が二つ玄関に点っている。だが一歩中に入って気が付いたが、ここんちはもの凄く古い。廊下も階段もギシギシと音を立てて歩くことになるが、今の時代、こういう旅館の方が希少価値がある気がする。でもお上さんはとても優しく人が良さそうなのでそこは満点。

     まずはやっぱり風呂だと三人で出かけていくと風呂場は普通の家庭サイズだったのでとても3人が入れる広さではなかった。とりあえず私とうぶちゃんで湯船に入る人と、外で体を洗う人に別れてそそくさと入る。出たら部屋で待っているYさんと交代して、その隙に買ってきたビールをごくごく。ここんちは旅館となっているが、民宿でももっと新しくて洗練されてるだろな。でも宿の人は素朴で親切なので逆の場合よりこっちの方がずっと嬉しい。

  •  三人で連れ立って先ほどの何でも屋へ。ビールを買ったときに「ここで飲んでくれていいですよ」と言われてたのだ。と言うことで夕飯前に外飲み。店に入ると外国の青年が二人で買い物をしていたので簡単英語で交流。今晩は我々とは別の民宿に泊まっているらしいが、明日は私たちが2泊したジェイホッパーズ泊まりとのこと。とてもいい宿だったよーと教えたる。初対面の外国人とはいつも同じようなことしか喋らないので会話で困ることはないけど、店の人たちは我々が英語を喋ることに驚いていた。実は中1程度の簡単なことしか喋ってないんだけどね。たはは<br /><br /> 冷蔵庫から各自飲みたい物を出してツマミも買って店の一角にある座敷でミニ宴会の始まり。店のおばちゃんは寒いだろうと上がり端(はな)にあった石油ストーブを点けてくれた。これぞ田舎の素朴な酒屋と言う感じがしてとても居心地がいい。昭和の時代の原風景がここにあった。

     三人で連れ立って先ほどの何でも屋へ。ビールを買ったときに「ここで飲んでくれていいですよ」と言われてたのだ。と言うことで夕飯前に外飲み。店に入ると外国の青年が二人で買い物をしていたので簡単英語で交流。今晩は我々とは別の民宿に泊まっているらしいが、明日は私たちが2泊したジェイホッパーズ泊まりとのこと。とてもいい宿だったよーと教えたる。初対面の外国人とはいつも同じようなことしか喋らないので会話で困ることはないけど、店の人たちは我々が英語を喋ることに驚いていた。実は中1程度の簡単なことしか喋ってないんだけどね。たはは

     冷蔵庫から各自飲みたい物を出してツマミも買って店の一角にある座敷でミニ宴会の始まり。店のおばちゃんは寒いだろうと上がり端(はな)にあった石油ストーブを点けてくれた。これぞ田舎の素朴な酒屋と言う感じがしてとても居心地がいい。昭和の時代の原風景がここにあった。

  •  店内にいた地元のおっちゃん二人とお喋りしながら店先で飲めるなんて今の時代めったに出来ることじゃないので楽しい。酒屋も兼ねた店なので日本酒もすぐ買うことができるしツマミも何も全部原価で購入してその場で飲み食いできる。これは貴重な体験ができたので良かった。

     店内にいた地元のおっちゃん二人とお喋りしながら店先で飲めるなんて今の時代めったに出来ることじゃないので楽しい。酒屋も兼ねた店なので日本酒もすぐ買うことができるしツマミも何も全部原価で購入してその場で飲み食いできる。これは貴重な体験ができたので良かった。

  •  私が子供の頃はこういう酒屋ばかりだったが(親父のお伴で)、現代でも角打ちと言う名前で僅かながら残っており、ウィキペディアでは「角打ち(かくうち)とは、酒屋の店内において、その酒屋で買った酒を飲むこと。また、それができる酒屋のこと」と定義されている。<br /><br /> 後日談ですが、地元に帰ってからこの角打ちが忘れられずに角打ちをやっていると言う酒屋を探して二人で行ってみました。しかし、そこの酒屋は角打ちができると言いながら、店で飲むのは決まった三種類の酒を小さいグラスで利き酒するだけだった。店内にある好きな酒を買って飲むのは周辺の飲み屋を圧迫するのでダメだそうです。そんなの角打ちじゃないよね。もちろん一度行っただけでした。<br /><br /> 気分よく飲ませて貰ってから宿に戻って食堂で夕飯。我々のほかにヒゲの若者が一人投宿していた。歩いている日本人を見たのはこの人だけでした。今日は我々と同じコースを歩いたようだが、若いだけに全て歩き通してやって来たらしい。お見それしました。

     私が子供の頃はこういう酒屋ばかりだったが(親父のお伴で)、現代でも角打ちと言う名前で僅かながら残っており、ウィキペディアでは「角打ち(かくうち)とは、酒屋の店内において、その酒屋で買った酒を飲むこと。また、それができる酒屋のこと」と定義されている。

     後日談ですが、地元に帰ってからこの角打ちが忘れられずに角打ちをやっていると言う酒屋を探して二人で行ってみました。しかし、そこの酒屋は角打ちができると言いながら、店で飲むのは決まった三種類の酒を小さいグラスで利き酒するだけだった。店内にある好きな酒を買って飲むのは周辺の飲み屋を圧迫するのでダメだそうです。そんなの角打ちじゃないよね。もちろん一度行っただけでした。

     気分よく飲ませて貰ってから宿に戻って食堂で夕飯。我々のほかにヒゲの若者が一人投宿していた。歩いている日本人を見たのはこの人だけでした。今日は我々と同じコースを歩いたようだが、若いだけに全て歩き通してやって来たらしい。お見それしました。

  •  今晩はもう2度飲んだけど、食事時に何もないのは寂しいので3人で瓶ビールを1本だけ頼む。料理はみんな田舎の素朴な料理だが、手作り感満載で親しみが持てた。大酒飲みのYさんは飲み足りないのか、一人でコップ酒を追加し、食後も一人残って酒を飲んでいる。ほんとうに酒飲み。部屋に戻ると布団が敷かれてあり、なんと電気アンカが入っていた。こんな細やかなもてなししてくれる宿は初めて!建物は古いけどお勧めです。

     今晩はもう2度飲んだけど、食事時に何もないのは寂しいので3人で瓶ビールを1本だけ頼む。料理はみんな田舎の素朴な料理だが、手作り感満載で親しみが持てた。大酒飲みのYさんは飲み足りないのか、一人でコップ酒を追加し、食後も一人残って酒を飲んでいる。ほんとうに酒飲み。部屋に戻ると布団が敷かれてあり、なんと電気アンカが入っていた。こんな細やかなもてなししてくれる宿は初めて!建物は古いけどお勧めです。

  •  バックパックを詰め直している時にタブレットを開いたら、なんとWi-Fi電波をキャッチする。こんなスペシャルに古い宿なのにWi-Fiが通っていたのにはビックリだ。きっと外国人が多く泊まるので必要にかられて導入したのだろう。おかみさんにパスワードを聞きに行ったら用意してあった紙をすぐ渡してくれる。色々驚かされる宿だなー。<br /><br /><br /> 12月7日、熊野古道の旅5日目です。<br />

     バックパックを詰め直している時にタブレットを開いたら、なんとWi-Fi電波をキャッチする。こんなスペシャルに古い宿なのにWi-Fiが通っていたのにはビックリだ。きっと外国人が多く泊まるので必要にかられて導入したのだろう。おかみさんにパスワードを聞きに行ったら用意してあった紙をすぐ渡してくれる。色々驚かされる宿だなー。


     12月7日、熊野古道の旅5日目です。

  •  朝ごはんは家で食べるような素朴な料理で期待を裏切らないものだった。朝飯の後、親切なご夫婦と一緒に玄関前に並んで記念写真を撮らせてもらう。

     朝ごはんは家で食べるような素朴な料理で期待を裏切らないものだった。朝飯の後、親切なご夫婦と一緒に玄関前に並んで記念写真を撮らせてもらう。

  •  出発準備を整えていたら宿の親父さんがライトバンで熊野古道の案内をしてくれるそうだ。「熊野古道へ来て牛馬王子を見なんだら何しに来たのか分からんで」と言ってるので、そうなんか!?と言うことで甘えることにする。方言が大好きなので、地元の言葉で案内されて良かった。<br />

     出発準備を整えていたら宿の親父さんがライトバンで熊野古道の案内をしてくれるそうだ。「熊野古道へ来て牛馬王子を見なんだら何しに来たのか分からんで」と言ってるので、そうなんか!?と言うことで甘えることにする。方言が大好きなので、地元の言葉で案内されて良かった。

  •  牛馬王子のほか二つの名所を案内してくれて、歩けなかったけど来ることが出来てよかった。ちゃっかりそれぞれの場所でスタンプ押しちゃったし。てへ

     牛馬王子のほか二つの名所を案内してくれて、歩けなかったけど来ることが出来てよかった。ちゃっかりそれぞれの場所でスタンプ押しちゃったし。てへ

  •  1日に数本しかないバスの時間が心配なので、早めにバス停で降ろしてもらってバスを待つ。でもバスに乗って少し走ったら泊まった月の家前まで来てしまった。あのまま宿まで乗せて貰っていれば良かったんだと気づくが知らないと言うのはこんなもんだ。親父さんの親切に感謝。途中、一カ所でトイレ休憩が入ったようなので降りて伸びをした他は、一路田辺市へ。

     1日に数本しかないバスの時間が心配なので、早めにバス停で降ろしてもらってバスを待つ。でもバスに乗って少し走ったら泊まった月の家前まで来てしまった。あのまま宿まで乗せて貰っていれば良かったんだと気づくが知らないと言うのはこんなもんだ。親父さんの親切に感謝。途中、一カ所でトイレ休憩が入ったようなので降りて伸びをした他は、一路田辺市へ。

  •  田辺の駅前に到着したので、ここでバスを降りる。取りあえず駅構内に入って長距離バスが出る和歌山市への電車時刻をチェックし切符を購入。すぐ隣に田辺観光センターがあって、ここがサンチャゴ巡礼路とタイアップしている所だ。サンチャゴ巡礼で集めたクレデンシャルを広げて「これこれ」とお願いすると、クレデンシャルのスタンプをチラッと見ただけですぐ手続きに入ってくれる。サンチャゴでの巡礼証明書発行はスタンプをしっかりチェックして厳格だけど、こちらは来てくれればそれだけで大歓迎のようだ。

     田辺の駅前に到着したので、ここでバスを降りる。取りあえず駅構内に入って長距離バスが出る和歌山市への電車時刻をチェックし切符を購入。すぐ隣に田辺観光センターがあって、ここがサンチャゴ巡礼路とタイアップしている所だ。サンチャゴ巡礼で集めたクレデンシャルを広げて「これこれ」とお願いすると、クレデンシャルのスタンプをチラッと見ただけですぐ手続きに入ってくれる。サンチャゴでの巡礼証明書発行はスタンプをしっかりチェックして厳格だけど、こちらは来てくれればそれだけで大歓迎のようだ。

  •  申請書を渡され、そこには二つの道の出発地と到着地を記入する欄があった。熊野の方はキセルしてるけど、その説明も面倒なので最初に予定を立てたまんまを記入する。サンチャゴの方の到着地はサンチャゴ・デ・コンポステラ以外ないけど、私の場合出発地は沢山あるので欲張って全部書くことにする。サンジャンピエドポー、イルン、フェロール、セビージャ、オビエド、マドリッド、リスボンにポルト。こう書かれてもきっと係りのお嬢さんは何の事か分からないだろけど。

     申請書を渡され、そこには二つの道の出発地と到着地を記入する欄があった。熊野の方はキセルしてるけど、その説明も面倒なので最初に予定を立てたまんまを記入する。サンチャゴの方の到着地はサンチャゴ・デ・コンポステラ以外ないけど、私の場合出発地は沢山あるので欲張って全部書くことにする。サンジャンピエドポー、イルン、フェロール、セビージャ、オビエド、マドリッド、リスボンにポルト。こう書かれてもきっと係りのお嬢さんは何の事か分からないだろけど。

  •  と言うことで、無事に二つの道の巡礼者証明書とピンバッチをゲットする。証明書は手漉き和紙に書かれているので格調高くて嬉しい。ピンバッチは早速帽子にくっつけてみる。おまけに記念写真を撮ってくれるそうなので、こちらからも二人の仲間を入れてお嬢さんと記念写真をパチリ。熊野古道は予定が大幅に狂ったのでキセルしたけど当初の目的を果たせたのでこれは満足。<br /><br /> ここでもスペインで共通巡礼手帳を海外の人達に宣伝してきたことを告げ、これからも宣伝するからもっと欲しいと伝えると何冊も貰うことができる。熊野古道館で貰ったのと合わせると生きてる間に使い切るかな?

     と言うことで、無事に二つの道の巡礼者証明書とピンバッチをゲットする。証明書は手漉き和紙に書かれているので格調高くて嬉しい。ピンバッチは早速帽子にくっつけてみる。おまけに記念写真を撮ってくれるそうなので、こちらからも二人の仲間を入れてお嬢さんと記念写真をパチリ。熊野古道は予定が大幅に狂ったのでキセルしたけど当初の目的を果たせたのでこれは満足。

     ここでもスペインで共通巡礼手帳を海外の人達に宣伝してきたことを告げ、これからも宣伝するからもっと欲しいと伝えると何冊も貰うことができる。熊野古道館で貰ったのと合わせると生きてる間に使い切るかな?

  •  駅の売店でチューハイとつまみを買って電車に乗り込む。みんな酒好きなので至るところで飲んでいる。奥さんと一緒の旅行で昼間から飲みだすと嫌味を言われるそうだが、今回はどこでいつ何どき飲んでも無礼講だ。男だけで旅する醍醐味だろう(か?)。

     駅の売店でチューハイとつまみを買って電車に乗り込む。みんな酒好きなので至るところで飲んでいる。奥さんと一緒の旅行で昼間から飲みだすと嫌味を言われるそうだが、今回はどこでいつ何どき飲んでも無礼講だ。男だけで旅する醍醐味だろう(か?)。

  •  一度乗り換えがあって和歌山駅へ到着。ここから夜行バスに乗る予定だが、時間が有り余っているので駅前でラーメンを食べて腹ごしらえをする。うぶちゃんは律儀に何トカ寿司と言うのをお土産に買っているようだ。<br /><br /> 時間がたっぷりあることだし、市内バスに乗って和歌山城見物に出かける。駅の近くは賑やかだが、少し離れるとそんなに大きな市ではないのが分かった。城の近く迄来るとまた賑やかになって、この辺りは官庁街のようだ。お城に入って行くと大きな城郭で、ここだけはさすが徳川御三家のひとつだ。天守閣は有料だがせっかくなので入ってみよう。400円。

     一度乗り換えがあって和歌山駅へ到着。ここから夜行バスに乗る予定だが、時間が有り余っているので駅前でラーメンを食べて腹ごしらえをする。うぶちゃんは律儀に何トカ寿司と言うのをお土産に買っているようだ。

     時間がたっぷりあることだし、市内バスに乗って和歌山城見物に出かける。駅の近くは賑やかだが、少し離れるとそんなに大きな市ではないのが分かった。城の近く迄来るとまた賑やかになって、この辺りは官庁街のようだ。お城に入って行くと大きな城郭で、ここだけはさすが徳川御三家のひとつだ。天守閣は有料だがせっかくなので入ってみよう。400円。

  •  城の中はどこも同じで甲冑やら武具などが展示してある。一般の観光客に混ざると、バックパックを背負った我々はかなり浮いて見えるが仕方ない。三人ともバラバラに見物しているので、ぐるっと回ってから入った出入り口で待っていれば合流するだろうと待ってみたが、いつまでたってもやってこないのでさすがにこれは可笑しいと気づき、外に通じる城門から出たところ、二人がベンチで待っているのを発見。同時に私を呼び出すアナウンスが城に響く。どうやら入り口とは別に出口があったようで、私はそれに気づかなかったようだ。いや、すまんすまん。

     城の中はどこも同じで甲冑やら武具などが展示してある。一般の観光客に混ざると、バックパックを背負った我々はかなり浮いて見えるが仕方ない。三人ともバラバラに見物しているので、ぐるっと回ってから入った出入り口で待っていれば合流するだろうと待ってみたが、いつまでたってもやってこないのでさすがにこれは可笑しいと気づき、外に通じる城門から出たところ、二人がベンチで待っているのを発見。同時に私を呼び出すアナウンスが城に響く。どうやら入り口とは別に出口があったようで、私はそれに気づかなかったようだ。いや、すまんすまん。

  •  まだたんまり時間もあることだし、帰りは駅まで歩くことにする。やっぱりこの官庁街を通り越すと低い建物ばかりが並ぶ街並みが続き、駅の近くまでやってくると賑やかになった。地元の前橋市とどっこい位か、それより小さい町の感じだ。<br /><br /> 夜行バスの時間まではまだ5・6時間もあるので、どっかで時間つぶしを考えなくてはならない。こういう時、夜行バスは面倒だな。粘るにはドリンクバーがあるファミレスが希望だが、和歌山には前橋にあるような店は見当たらなかった。結局、デパートの中に入って飲食店街を徘徊する。<br /><br /> ファミリー向けのイタリアンにドリンクバーがあったのでここに決定。ドリンクバーとスパゲッティで粘ることにする。でもここも2時間も粘るといい加減飽きてきたので河岸を変えて隣の居酒屋へ移ってまた粘る。デパートは8時に閉めるというので、こんどはバス停の待合所へ移動。何だか難民みたいなことやってるな。<br /><br /> 予想通り、小さな待合所にはエアコンがあったので割りと快適。色んな方面に行くバスが止まるバス停なので、そのつど乗客が入って来て一時は満員になってしまい、立ったまま待つ人まで出てくる。室内には自販機やトイレまで完備してあるのでそこは安心。<br /><br /> やっと我々の乗る上野行きがやって来る。夜通し走って明日朝の7時に上野京成駅着だからたっぷり寝ることができそうだ。睡眠導入剤を飲んでお休みなさい。<br /><br /> 今回の総括としては熊野古道をなめ過ぎてました。もし次があるのなら、ちゃんと計画して準備万端で来ようと思います。<br /><br /> 後日談としては、熊野古道館でたくさん貰った巡礼手帳のお礼の積りで、翌、2019年に歩いた北の道824kmでスタンプを押しまくったクレデンシャルを郵送して上げました。古道館を訪問したとき、サンチャゴ巡礼特集してると言う割に、実際にスタンプが押されたクレデンシャルがひとつも展示してなかったので用立ててもらえるかなと期待を込めて。もちろん自前のもあるので、その年は毎回2冊のクレデンシャルにスタンプを貰ってました。毎回いちいち説明するのが面倒だった。<br />

     まだたんまり時間もあることだし、帰りは駅まで歩くことにする。やっぱりこの官庁街を通り越すと低い建物ばかりが並ぶ街並みが続き、駅の近くまでやってくると賑やかになった。地元の前橋市とどっこい位か、それより小さい町の感じだ。

     夜行バスの時間まではまだ5・6時間もあるので、どっかで時間つぶしを考えなくてはならない。こういう時、夜行バスは面倒だな。粘るにはドリンクバーがあるファミレスが希望だが、和歌山には前橋にあるような店は見当たらなかった。結局、デパートの中に入って飲食店街を徘徊する。

     ファミリー向けのイタリアンにドリンクバーがあったのでここに決定。ドリンクバーとスパゲッティで粘ることにする。でもここも2時間も粘るといい加減飽きてきたので河岸を変えて隣の居酒屋へ移ってまた粘る。デパートは8時に閉めるというので、こんどはバス停の待合所へ移動。何だか難民みたいなことやってるな。

     予想通り、小さな待合所にはエアコンがあったので割りと快適。色んな方面に行くバスが止まるバス停なので、そのつど乗客が入って来て一時は満員になってしまい、立ったまま待つ人まで出てくる。室内には自販機やトイレまで完備してあるのでそこは安心。

     やっと我々の乗る上野行きがやって来る。夜通し走って明日朝の7時に上野京成駅着だからたっぷり寝ることができそうだ。睡眠導入剤を飲んでお休みなさい。

     今回の総括としては熊野古道をなめ過ぎてました。もし次があるのなら、ちゃんと計画して準備万端で来ようと思います。

     後日談としては、熊野古道館でたくさん貰った巡礼手帳のお礼の積りで、翌、2019年に歩いた北の道824kmでスタンプを押しまくったクレデンシャルを郵送して上げました。古道館を訪問したとき、サンチャゴ巡礼特集してると言う割に、実際にスタンプが押されたクレデンシャルがひとつも展示してなかったので用立ててもらえるかなと期待を込めて。もちろん自前のもあるので、その年は毎回2冊のクレデンシャルにスタンプを貰ってました。毎回いちいち説明するのが面倒だった。

13いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

歩く歩く歩く 2018

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP