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 ポルトガルの道2の6   アルベルゲないベルゲ<br /><br />6月3日  日本出発から43日目<br /> ベッドルーム衝立の向こう側のキッチンでヨーグルトを2個だけ食べる。このアルベルゲは兄ちゃん以外みんな友達みたいになってるので明かりを点けるのも気楽にできる。

歩く歩く歩く2018 ポルトガル人の道2

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2018/04/22 - 2018/07/15

105位(同エリア502件中)

旅行記グループ 歩く歩く歩く 2018

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おく

おくさん

ポルトガルの道2の6   アルベルゲないベルゲ

6月3日  日本出発から43日目
 ベッドルーム衝立の向こう側のキッチンでヨーグルトを2個だけ食べる。このアルベルゲは兄ちゃん以外みんな友達みたいになってるので明かりを点けるのも気楽にできる。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
徒歩
航空会社
カタール航空
旅行の手配内容
個別手配
  •  モタモタしてるパベルを残してフィリップスとジャンピエールがまず出発。6時半、今にも降り出しそうな曇り空の中を自分も出発する。昨晩、パベルを連れて来てあげた線路をまたぐ陸橋を越えて向こう側の巡礼路に出る。少ししたらパラパラと降ってきた。そんな気がしてたよ。

     モタモタしてるパベルを残してフィリップスとジャンピエールがまず出発。6時半、今にも降り出しそうな曇り空の中を自分も出発する。昨晩、パベルを連れて来てあげた線路をまたぐ陸橋を越えて向こう側の巡礼路に出る。少ししたらパラパラと降ってきた。そんな気がしてたよ。

  •  人里離れた平野の中に人影らしいのがポツンと見えている。何だろな、人のようにも見えるが全然動かないので木杭か何かかな?近づいてみたらフィリップスだった。こんな何もない所で何をしてるんだろうと思ったら、その遥か先からこちらに近づいてくる人が見えた。これはジャンピエールだった。道を間違ってしまい、それを見たフィリップスがここで待っていたところだった。「ジャンピエールッ」と大声で言って手を振ってみる。ここは三叉路になっていて、巡礼路を間違って進んでしまったようだ。ポルトガルの道は矢印が大サービスしてあるので、次の分かれ道に矢印がなかったら、それは道を間違えた印だ。さっさと引き返すのが吉。<br /><br /> 三人で一緒に歩き出すが、ジャンピエールは少しメタボなので歩くのが遅い。だんだんと離されて行くが二人とも待つようなことはしない。それやると双方とも負担になるからね。フィリップスは私より少し歩くのが早いが、そんなに距離が開くこともなく最初の村に入った。カフェがあったので二人で入って行くと、年配の巡礼が一人先着していた。初めて見る顔だ。外のテーブルでコーヒーを飲んでいたら、赤いポンチョを翻してジャンピエールがやって来た。4人でお喋りしてから三々五々歩き出す。

     人里離れた平野の中に人影らしいのがポツンと見えている。何だろな、人のようにも見えるが全然動かないので木杭か何かかな?近づいてみたらフィリップスだった。こんな何もない所で何をしてるんだろうと思ったら、その遥か先からこちらに近づいてくる人が見えた。これはジャンピエールだった。道を間違ってしまい、それを見たフィリップスがここで待っていたところだった。「ジャンピエールッ」と大声で言って手を振ってみる。ここは三叉路になっていて、巡礼路を間違って進んでしまったようだ。ポルトガルの道は矢印が大サービスしてあるので、次の分かれ道に矢印がなかったら、それは道を間違えた印だ。さっさと引き返すのが吉。

     三人で一緒に歩き出すが、ジャンピエールは少しメタボなので歩くのが遅い。だんだんと離されて行くが二人とも待つようなことはしない。それやると双方とも負担になるからね。フィリップスは私より少し歩くのが早いが、そんなに距離が開くこともなく最初の村に入った。カフェがあったので二人で入って行くと、年配の巡礼が一人先着していた。初めて見る顔だ。外のテーブルでコーヒーを飲んでいたら、赤いポンチョを翻してジャンピエールがやって来た。4人でお喋りしてから三々五々歩き出す。

  •  どひゃっ!!川の中に凄いものが落ちていた。車だよ、まさか中に人が入ってるんじゃないだろなと思ってジッと覗きこむ。近くにはタイヤの跡もブレーキの跡もないので昨日・今日落ちたのでないのは分かる。いったいここに何日何か月、はたまた何年このままでいるのか。ポルトガルじゃこういうの放っといても問題ないのかな?日本ならすぐ警察が飛んでくるだろう。<br />

     どひゃっ!!川の中に凄いものが落ちていた。車だよ、まさか中に人が入ってるんじゃないだろなと思ってジッと覗きこむ。近くにはタイヤの跡もブレーキの跡もないので昨日・今日落ちたのでないのは分かる。いったいここに何日何か月、はたまた何年このままでいるのか。ポルトガルじゃこういうの放っといても問題ないのかな?日本ならすぐ警察が飛んでくるだろう。

  •  大規模な作付けをやっている所に出くわす。すんごい広さで東京ドーム10個分くらいはありそうな面積を村人総出と思われる人数でやっている。大型トラック並の巨大な農業機械を使っており、これ見ると日本の農業機械ってちんまりした物にしか見えない。

     大規模な作付けをやっている所に出くわす。すんごい広さで東京ドーム10個分くらいはありそうな面積を村人総出と思われる人数でやっている。大型トラック並の巨大な農業機械を使っており、これ見ると日本の農業機械ってちんまりした物にしか見えない。

  •  サンタレンが近づいてきた所で2晩一緒になった女性二人組に追いつく。やっぱり女性は足が遅いのか、それとも年齢差のある二人なので年配の方に合わせているのか。道端に座って休みだしたので声を掛ける。二人とも今晩の宿はサンタレンとのことだが、どこに泊まるのかハッキリしないようだ。親子ほどの年の差がある二人だが、元はソロ同士が気が合って一緒に歩いているだけらしい。<br /><br /> 今日は32キロだったので流石に疲れた。ここサンタレンは山の上に築かれた町なので最後の2キロが急な上りでトドメを刺されたって言うか。えっちらおっちら上ってやっと町の中へ入ると唐突に都会ぽくなった。ここのアルベルゲ情報は不足していて、矢印に従って進むも、とうとう道筋にアルベルゲは見つからなかった。カテドラルのような観光案内所のような中に入ってアルベルゲの場所を尋ねるとN1ホステルを紹介するばかり。N1の回し者か?この時点でアルベルゲは諦める。係りのお姉さんは「スタンプはどうですか?」と聞いてくれるがこんなインフォメーションのスタンプなんかいらんよ。<br />

     サンタレンが近づいてきた所で2晩一緒になった女性二人組に追いつく。やっぱり女性は足が遅いのか、それとも年齢差のある二人なので年配の方に合わせているのか。道端に座って休みだしたので声を掛ける。二人とも今晩の宿はサンタレンとのことだが、どこに泊まるのかハッキリしないようだ。親子ほどの年の差がある二人だが、元はソロ同士が気が合って一緒に歩いているだけらしい。

     今日は32キロだったので流石に疲れた。ここサンタレンは山の上に築かれた町なので最後の2キロが急な上りでトドメを刺されたって言うか。えっちらおっちら上ってやっと町の中へ入ると唐突に都会ぽくなった。ここのアルベルゲ情報は不足していて、矢印に従って進むも、とうとう道筋にアルベルゲは見つからなかった。カテドラルのような観光案内所のような中に入ってアルベルゲの場所を尋ねるとN1ホステルを紹介するばかり。N1の回し者か?この時点でアルベルゲは諦める。係りのお姉さんは「スタンプはどうですか?」と聞いてくれるがこんなインフォメーションのスタンプなんかいらんよ。

  •  結局、元々この町にアルベルゲは無かったようだ。でもここにはインフォメーションで教えて貰う前からN1と言うホステルがあるのを日本人のブログで知っていたし、サンタレンの何キロも手前からしつこくN1ホステルの看板があったので巡礼の全員が知っているだろう。N1を目指すべくタブレットを出すと、割と近くにあるようなのでラッキー。小雨の中をN1に行ってみる。

     結局、元々この町にアルベルゲは無かったようだ。でもここにはインフォメーションで教えて貰う前からN1と言うホステルがあるのを日本人のブログで知っていたし、サンタレンの何キロも手前からしつこくN1ホステルの看板があったので巡礼の全員が知っているだろう。N1を目指すべくタブレットを出すと、割と近くにあるようなのでラッキー。小雨の中をN1に行ってみる。

  •  大きな建物なのですぐ見つかったが入り口にはシャッターが下りていてインターフォンがあるだけだった。押しても反応がないので休みだと不味いなーと考えていたら通りかかった近所の人が「そっちから入れるよ」と教えてくれた。なるほど、どういう訳かビルの隙間から入った所がレセプションだった。中々こじゃれたホステルで、受付の娘さんも垢抜けていたのでブログで読んだ家族経営のホステルとは感じが違った。3時前にチェックイン。朝食付で15ユーロだった。入り口は数字のボタンを押して開けるシステムなので、その番号を教えてくれる。忘れない内に紙にメモしてポケットに入れておく。ロビーになっている端っこにバーがあったので、ビールを飲ませてもらう。グラスは2種類あったのでここは大だ。つまみに豆が付いてきたが入れ物が皿ではなくステンレスのカップなので餌みたいだったな。ハイネケン一杯が2.5ユーロもしたよ。

     大きな建物なのですぐ見つかったが入り口にはシャッターが下りていてインターフォンがあるだけだった。押しても反応がないので休みだと不味いなーと考えていたら通りかかった近所の人が「そっちから入れるよ」と教えてくれた。なるほど、どういう訳かビルの隙間から入った所がレセプションだった。中々こじゃれたホステルで、受付の娘さんも垢抜けていたのでブログで読んだ家族経営のホステルとは感じが違った。3時前にチェックイン。朝食付で15ユーロだった。入り口は数字のボタンを押して開けるシステムなので、その番号を教えてくれる。忘れない内に紙にメモしてポケットに入れておく。ロビーになっている端っこにバーがあったので、ビールを飲ませてもらう。グラスは2種類あったのでここは大だ。つまみに豆が付いてきたが入れ物が皿ではなくステンレスのカップなので餌みたいだったな。ハイネケン一杯が2.5ユーロもしたよ。

  •  隣のベッドに顔見知りのシンガポールの兄ちゃんが入ってきた。昨晩は自分と同じアザンブジャ泊まりだったが、私たちが泊まった公営が見つからなかったのか、アザンブジャには私営アルベルゲはないからホステルにでも泊まったようだ。手帳に名前を書いてもらったら、許維文(こーういぶん)と言う名前だった。日本語読みではこうだよと教えてあげると、音読みと訓読みがあることを知っていた。中国漢字はひとつの漢字にひとつだけの読み。<br /><br /> シャワー・洗濯してから買い物に出かける。迷っているときに見かけた大きなショッピングモールへ行ってみる。2階が飲食店街なのはどこも似たようなものか。安いところはどこかなと物色。中国料理の店が一番安いようだし、食べなれた料理の気がするのでここにしよう。青島酒家、店内の明かりは消えていたのでやっているのか怪しいが、出てきたおばちゃんに聞いたら営業中とのこと。省エネなんかな?焼きそばセットみたいのを頼むと春巻きはどうかと勧めてくる。んーいらない。飲み物は何にしますか?ビールはなさそうなので珍しく缶のリプトンティー。また春巻きを勧めてきたので、セットメニューに入っているのかなと思って頼んでみたが、これは別料金だった。よっぽど春巻きが売れ残るのを心配してるのかな?合計で6.9ユーロ。<br /><br /> 食べるのはモールの中に沢山置いてあるテーブルを利用するのだった。だから店内の明かりは消しているのか。それにしても明かりが消えてたんじゃ休みと思って客が来ないんじゃないのかね?それともサンタレンでこういうのは普通の営業形態なんか?見ているとたまにやって来る客は店先で買ったのをお持ち帰りしていた。

     隣のベッドに顔見知りのシンガポールの兄ちゃんが入ってきた。昨晩は自分と同じアザンブジャ泊まりだったが、私たちが泊まった公営が見つからなかったのか、アザンブジャには私営アルベルゲはないからホステルにでも泊まったようだ。手帳に名前を書いてもらったら、許維文(こーういぶん)と言う名前だった。日本語読みではこうだよと教えてあげると、音読みと訓読みがあることを知っていた。中国漢字はひとつの漢字にひとつだけの読み。

     シャワー・洗濯してから買い物に出かける。迷っているときに見かけた大きなショッピングモールへ行ってみる。2階が飲食店街なのはどこも似たようなものか。安いところはどこかなと物色。中国料理の店が一番安いようだし、食べなれた料理の気がするのでここにしよう。青島酒家、店内の明かりは消えていたのでやっているのか怪しいが、出てきたおばちゃんに聞いたら営業中とのこと。省エネなんかな?焼きそばセットみたいのを頼むと春巻きはどうかと勧めてくる。んーいらない。飲み物は何にしますか?ビールはなさそうなので珍しく缶のリプトンティー。また春巻きを勧めてきたので、セットメニューに入っているのかなと思って頼んでみたが、これは別料金だった。よっぽど春巻きが売れ残るのを心配してるのかな?合計で6.9ユーロ。

     食べるのはモールの中に沢山置いてあるテーブルを利用するのだった。だから店内の明かりは消しているのか。それにしても明かりが消えてたんじゃ休みと思って客が来ないんじゃないのかね?それともサンタレンでこういうのは普通の営業形態なんか?見ているとたまにやって来る客は店先で買ったのをお持ち帰りしていた。

  •  テーブルで待っていると出来たての焼きそばが運ばれてくる。上には大きな春巻きがどーん。太麺の焼きそばには肉とマッシュルームがたんまり。久しぶりに出来たての熱々料理を食べられたので大満足。やっぱり中国人経営のレストランは安くて美味い。割り箸の袋には日本語で「竹のたより」と書かれていたけど店とは無関係だろう。<br /><br /> 帰りに同じモール内にあるスーパーで缶ジュース2とバナナ、ヨーグルト4個買って帰る。明日は晴れるといいな。明日からはサンチャゴ巡礼路を外れてファティマを目指す。黄色い矢印はあるのか無いのかドキドキだ。<br /><br /><br /> ポルトガルの道7   幸運は山の中に<br /><br />今日のタイトルが意味深でしょう?!この巡礼での特記事項があった日です。<br /><br />6月4日  日本出発から44日目<br />  昨夜、雨が降ったのか2階の部屋から外を見ると道路が黒々と濡れている。今も小雨、出発までには止んでくれるといいんだが。朝飯は8時から食堂という事なので、その前にのんびりとパッキングをしておく。同じ部屋の自転車爺ちゃんもせっせと出発準備をしている。年は70ちょっとと言うところか。仲良くなっても自転車巡礼とはスピードが違うのでもう会うことはないだろう。<br /><br /> 食堂に行くと既に何人もが食事中だった。ここには珍しくカップヨーグルトが沢山置かれていた。知ってれば昨日、ヨーグルトを買わなかったんだが。パンにチーズとハムを挟んで、シリアルにミルクをたっぷりかけて食べる。疲労骨折もどきにまたならないように、なるべくカルシウムを取るように心掛けている。オレンジジュースは水っぽかったな、100%ジュースではないようだ。巡礼中だけプチ健康オタクなのでそんなら飲みたくないよ。最後にコーヒーも飲ませてもらう。腹いっぱい食べたので、これで昼すぎまで持たせられる。昨日買っておいたヨーグルト2個は持ち歩くことになった。

     テーブルで待っていると出来たての焼きそばが運ばれてくる。上には大きな春巻きがどーん。太麺の焼きそばには肉とマッシュルームがたんまり。久しぶりに出来たての熱々料理を食べられたので大満足。やっぱり中国人経営のレストランは安くて美味い。割り箸の袋には日本語で「竹のたより」と書かれていたけど店とは無関係だろう。

     帰りに同じモール内にあるスーパーで缶ジュース2とバナナ、ヨーグルト4個買って帰る。明日は晴れるといいな。明日からはサンチャゴ巡礼路を外れてファティマを目指す。黄色い矢印はあるのか無いのかドキドキだ。


    ポルトガルの道7   幸運は山の中に

    今日のタイトルが意味深でしょう?!この巡礼での特記事項があった日です。

    6月4日  日本出発から44日目
     昨夜、雨が降ったのか2階の部屋から外を見ると道路が黒々と濡れている。今も小雨、出発までには止んでくれるといいんだが。朝飯は8時から食堂という事なので、その前にのんびりとパッキングをしておく。同じ部屋の自転車爺ちゃんもせっせと出発準備をしている。年は70ちょっとと言うところか。仲良くなっても自転車巡礼とはスピードが違うのでもう会うことはないだろう。

     食堂に行くと既に何人もが食事中だった。ここには珍しくカップヨーグルトが沢山置かれていた。知ってれば昨日、ヨーグルトを買わなかったんだが。パンにチーズとハムを挟んで、シリアルにミルクをたっぷりかけて食べる。疲労骨折もどきにまたならないように、なるべくカルシウムを取るように心掛けている。オレンジジュースは水っぽかったな、100%ジュースではないようだ。巡礼中だけプチ健康オタクなのでそんなら飲みたくないよ。最後にコーヒーも飲ませてもらう。腹いっぱい食べたので、これで昼すぎまで持たせられる。昨日買っておいたヨーグルト2個は持ち歩くことになった。

  •  朝食を食べた顔触れの中には昨日、村のカフェでコーヒーを飲んでいたおっさんと鼻にピアスの女の子が顔見知りだったな。ここサンタレンから巡礼路はファティマを目指す道とトマールを通過して直接サンティアゴへ行く道とに分かれる。10名近くが一緒に朝飯を食べたが、聞いてみるとファティマへ行く人は誰もいなかった。数日間は一人歩きが決定の気がしてちょっと寂しい。昨日のアザンブジャで聞いたところでは、フィリップスだけはファティマ経由だがジャンピエールとパベルは直接サンチャゴへ向かうと言っていた。サンチャゴ巡礼のついでにポルトガル最大の聖地ファティマへ寄れるのに、何でみんなファティマへ行かないのか不思議だ。

     朝食を食べた顔触れの中には昨日、村のカフェでコーヒーを飲んでいたおっさんと鼻にピアスの女の子が顔見知りだったな。ここサンタレンから巡礼路はファティマを目指す道とトマールを通過して直接サンティアゴへ行く道とに分かれる。10名近くが一緒に朝飯を食べたが、聞いてみるとファティマへ行く人は誰もいなかった。数日間は一人歩きが決定の気がしてちょっと寂しい。昨日のアザンブジャで聞いたところでは、フィリップスだけはファティマ経由だがジャンピエールとパベルは直接サンチャゴへ向かうと言っていた。サンチャゴ巡礼のついでにポルトガル最大の聖地ファティマへ寄れるのに、何でみんなファティマへ行かないのか不思議だ。

  •  願い虚しく雨はやまなかった。8:50、小雨の中サンタレンを出発。サンタレンのアルベルゲは閉鎖されたのか、それとも最初から存在しなかったのか、多くの巡礼はN1ホステルに泊まってた。サンタレン迄あんだけN1ホステルの看板があれば嫌でもここにやって来るだろう。<br /><br /> 今日の宿は当てがない。日本人がファティマを歩いたブログでは、山の中にある村のホステルに泊まったそうだが、行ってみないとそれも分からないだろう。まだサンタレンからトマールを目指すサンチャゴのメインルートの方がアルベルゲ情報があるが、ファティマへの道はこんなのばっからしい。

     願い虚しく雨はやまなかった。8:50、小雨の中サンタレンを出発。サンタレンのアルベルゲは閉鎖されたのか、それとも最初から存在しなかったのか、多くの巡礼はN1ホステルに泊まってた。サンタレン迄あんだけN1ホステルの看板があれば嫌でもここにやって来るだろう。

     今日の宿は当てがない。日本人がファティマを歩いたブログでは、山の中にある村のホステルに泊まったそうだが、行ってみないとそれも分からないだろう。まだサンタレンからトマールを目指すサンチャゴのメインルートの方がアルベルゲ情報があるが、ファティマへの道はこんなのばっからしい。

  •  ファティマまで40キロと迫った。ずっと山の中なのであと2日にする予定。みんな予想以上にこっちには来ないし、ここ数日は独り歩きになる気がする。今晩の宿あるのかな?サンチャゴ巡礼路から外れるのでやっぱりアルベルゲ情報は皆無!!毎日それが心配の種。<br /><br /> 日本人の女の子がホステルに泊まったと言う村にやって来た。でもファティマ巡礼路は村に入らずに外側をかすめて山の中へ入って行く。うーん、どうしたもんじゃろう。この村を過ぎるとぐんぐん上りになるし、次の村までは大分ある。途中にはキャンプ場がある情報だが、そこまで暗くなる前に着けるかなと自問自答する。まぁキャンプ場に賭けようとずんずん山に入って行く。<br /><br /> 小さな集落があったので、こんな所だけど泊まれる宿があるならここでもいいやと思ったが、ここには宿どころか店の一軒、カフェのひとつもなかった。人気もないしまるでゴーストタウンみたい。<br />

     ファティマまで40キロと迫った。ずっと山の中なのであと2日にする予定。みんな予想以上にこっちには来ないし、ここ数日は独り歩きになる気がする。今晩の宿あるのかな?サンチャゴ巡礼路から外れるのでやっぱりアルベルゲ情報は皆無!!毎日それが心配の種。

     日本人の女の子がホステルに泊まったと言う村にやって来た。でもファティマ巡礼路は村に入らずに外側をかすめて山の中へ入って行く。うーん、どうしたもんじゃろう。この村を過ぎるとぐんぐん上りになるし、次の村までは大分ある。途中にはキャンプ場がある情報だが、そこまで暗くなる前に着けるかなと自問自答する。まぁキャンプ場に賭けようとずんずん山に入って行く。

     小さな集落があったので、こんな所だけど泊まれる宿があるならここでもいいやと思ったが、ここには宿どころか店の一軒、カフェのひとつもなかった。人気もないしまるでゴーストタウンみたい。

  •  ここを過ぎると奇妙な建物が現れた。えー、これなんだ?エバンゲリオンにでも出てきそうな建物だ。あの先端からビームが出てもおかしくない。それともあの巨大なやりが飛び出して使徒に突き刺さるとか。<br /><br /> 山の中にポツンと一軒だけあった農家の横を通ったら、3匹の犬が飛び出してきて吼えまくっている。まぁ小型と中型犬なのでそれほど脅威には当たらない。戦いになったとしても2本スティックでこちらの勝利だろう。だが先頭の犬は足元まで来ると攻撃するつもりはないようなので「よしよし」と日本語で愛想を言いながら汚い頭をなでてやったら子分の2匹もおとなしくなったので無事通過することが出来る。こういう犬はとても珍しい。<br /><br /> 次はまた2匹の犬が吼えてきた。今度は懐柔に失敗して目の前まで来て吼え続けてやがる。スティックで殴りたくなるが、噛み付かれるほどではないのでスティックで威嚇しながら隙を見せないように後ずさりしながら通過。町中の犬は吠えかかってもフェンスの中だったり繋がれたりしているが、田舎の犬は放し飼いが多いのでストレスが溜まる。<br />

     ここを過ぎると奇妙な建物が現れた。えー、これなんだ?エバンゲリオンにでも出てきそうな建物だ。あの先端からビームが出てもおかしくない。それともあの巨大なやりが飛び出して使徒に突き刺さるとか。

     山の中にポツンと一軒だけあった農家の横を通ったら、3匹の犬が飛び出してきて吼えまくっている。まぁ小型と中型犬なのでそれほど脅威には当たらない。戦いになったとしても2本スティックでこちらの勝利だろう。だが先頭の犬は足元まで来ると攻撃するつもりはないようなので「よしよし」と日本語で愛想を言いながら汚い頭をなでてやったら子分の2匹もおとなしくなったので無事通過することが出来る。こういう犬はとても珍しい。

     次はまた2匹の犬が吼えてきた。今度は懐柔に失敗して目の前まで来て吼え続けてやがる。スティックで殴りたくなるが、噛み付かれるほどではないのでスティックで威嚇しながら隙を見せないように後ずさりしながら通過。町中の犬は吠えかかってもフェンスの中だったり繋がれたりしているが、田舎の犬は放し飼いが多いのでストレスが溜まる。

  •  やっと山道から舗装路に出られる。ここでタブレットを出して位置の確認。よしよし、キャンプ場に近づいているな。キャンプ場は本線から外れて脇道に入るのでその分岐を間違えないようにしなくてはだ。やがてその分岐が現れたところに、また黒い犬が2匹で吠え掛かってくる。大きいのは離れたところで悠然と寛いでいるが、子分の2匹がやかましい。ためしに「よしよし」とやったら、また成功して頭をなでさせてくれて、しまいには後ろ足で立ってはしゃいでいる。<br /><br /> 多分、この三叉路を横に入っていけばキャンプ場だよなと思うがGPSが不調なので自信がない。やって来た車に教えてもらおうと待っていると、そんなに交通量が多い道でもないのに乗用車が近づいてきた。それをみた子分の犬共がまた車に向かって吠え出した。こいつら車にも吼えるんだな。飼い主の積りになって「やめろやめろ」となだめてみる。キャンプ場は予想通り、このわき道を行けばあるそうだ。犬っころに別れを告げてキャンプ場を目指す。

     やっと山道から舗装路に出られる。ここでタブレットを出して位置の確認。よしよし、キャンプ場に近づいているな。キャンプ場は本線から外れて脇道に入るのでその分岐を間違えないようにしなくてはだ。やがてその分岐が現れたところに、また黒い犬が2匹で吠え掛かってくる。大きいのは離れたところで悠然と寛いでいるが、子分の2匹がやかましい。ためしに「よしよし」とやったら、また成功して頭をなでさせてくれて、しまいには後ろ足で立ってはしゃいでいる。

     多分、この三叉路を横に入っていけばキャンプ場だよなと思うがGPSが不調なので自信がない。やって来た車に教えてもらおうと待っていると、そんなに交通量が多い道でもないのに乗用車が近づいてきた。それをみた子分の犬共がまた車に向かって吠え出した。こいつら車にも吼えるんだな。飼い主の積りになって「やめろやめろ」となだめてみる。キャンプ場は予想通り、このわき道を行けばあるそうだ。犬っころに別れを告げてキャンプ場を目指す。

  •  さて、暫く歩いたのに期待のキャンプ場はかけらも見えないので少し心配になる。そこへ景気の悪そうな工場が現れたので、ひっそりとしたドアから入って薄暗い廊下の先には二人の従業員さんが仕事中だった。キャンプ場を確認したところ、このまままっすぐ行けばあるそうなので気をよくして歩き続けると、やがて立派なキャンプ場が現れる。予想と違って、すごく立派なリゾート施設と言ったところだ。意気揚々と木の橋を渡り、大きな建物のレセプションを目指す。

     さて、暫く歩いたのに期待のキャンプ場はかけらも見えないので少し心配になる。そこへ景気の悪そうな工場が現れたので、ひっそりとしたドアから入って薄暗い廊下の先には二人の従業員さんが仕事中だった。キャンプ場を確認したところ、このまままっすぐ行けばあるそうなので気をよくして歩き続けると、やがて立派なキャンプ場が現れる。予想と違って、すごく立派なリゾート施設と言ったところだ。意気揚々と木の橋を渡り、大きな建物のレセプションを目指す。

  •  えーと、喜び勇んで来たのにどこからも入れないんですけど!?ぐるっと回っても開くドアどころか人の気配さえない。どうなってるのか分からないので同じ敷地内に一軒だけポツンとあるレストハウスへ行ってみる。オーナーらしい男性に聞いたところ、今日月曜日は定休日だって!!!がーんだ。せっかくここまで30キロも野越え山越えやって来たのにそれはないよー。もうここまで来たら次の村へ行く時間も体力も気力さえ残っていない。野宿決定だ。庇の下を指差して「ここに寝ていい?」と身振りを交えて打診すると、このオーナーは親切に「トイレなら中から鍵が掛かるからそっちの方がいいよ」と提案してくれる。もうこの際どこでもオッケーです。

     えーと、喜び勇んで来たのにどこからも入れないんですけど!?ぐるっと回っても開くドアどころか人の気配さえない。どうなってるのか分からないので同じ敷地内に一軒だけポツンとあるレストハウスへ行ってみる。オーナーらしい男性に聞いたところ、今日月曜日は定休日だって!!!がーんだ。せっかくここまで30キロも野越え山越えやって来たのにそれはないよー。もうここまで来たら次の村へ行く時間も体力も気力さえ残っていない。野宿決定だ。庇の下を指差して「ここに寝ていい?」と身振りを交えて打診すると、このオーナーは親切に「トイレなら中から鍵が掛かるからそっちの方がいいよ」と提案してくれる。もうこの際どこでもオッケーです。

  •  ビールを飲ませて貰っている間にオーナーは施設に電話してくれたようで、私一人のために大きな宿を開けてくれることになった。もう感謝感謝だ。オーナーの付き添いでレセプションに行ってチェックイン完了、7.5ユーロだった。入り口の鍵を預かったら、ここの人たちは帰ってしまうので、次ぐ朝は鍵は中に入れっぱなしにして出て行っていいそうだ。もう完全に野宿と思っていたのでこんな有難いことはない。シャワー・洗濯してから先ほどのレストランに行って晩飯を食べさせてもらう。時間が時間なのでちゃんとしたのは出来ないらしいが、スープに焼肉のサンドイッチを食べさせて貰えた。帰りに明日の朝飯用にセブンアップとファンタ、それにパンを1袋買って帰る。

     ビールを飲ませて貰っている間にオーナーは施設に電話してくれたようで、私一人のために大きな宿を開けてくれることになった。もう感謝感謝だ。オーナーの付き添いでレセプションに行ってチェックイン完了、7.5ユーロだった。入り口の鍵を預かったら、ここの人たちは帰ってしまうので、次ぐ朝は鍵は中に入れっぱなしにして出て行っていいそうだ。もう完全に野宿と思っていたのでこんな有難いことはない。シャワー・洗濯してから先ほどのレストランに行って晩飯を食べさせてもらう。時間が時間なのでちゃんとしたのは出来ないらしいが、スープに焼肉のサンドイッチを食べさせて貰えた。帰りに明日の朝飯用にセブンアップとファンタ、それにパンを1袋買って帰る。

  •  山の中のこの大きな施設に私一人。まぁ鍵はちゃんと掛かっているので怖いことはない。むしろあり得ない幸運に喜ぶばかりだ。昨日は32キロ、今日は山ばっかりの中を31キロと年齢の割りに歩きすぎるんじゃないのかね。腰痛と坐骨神経痛の爆弾を抱えてるし、またスネが再発したらどうしようと心配になる。明日は大事を取ってショートコースにするか、それともファティマまで一気に行ってしまおうかベッドの中で考えを巡らす。

     山の中のこの大きな施設に私一人。まぁ鍵はちゃんと掛かっているので怖いことはない。むしろあり得ない幸運に喜ぶばかりだ。昨日は32キロ、今日は山ばっかりの中を31キロと年齢の割りに歩きすぎるんじゃないのかね。腰痛と坐骨神経痛の爆弾を抱えてるし、またスネが再発したらどうしようと心配になる。明日は大事を取ってショートコースにするか、それともファティマまで一気に行ってしまおうかベッドの中で考えを巡らす。

  •  ポルトガルの道8   アルベルゲ?ホテル?<br /><br /> 山の中のキャンプ場の朝。でも日本で言えば国民宿舎みたいなもんかな。スペインでもキャンピングと言うものに泊まったことがあるが、ここと同じようだった。日本でのキャンプ場は殆どの客はテント泊で、せいぜいバンガロー利用だが欧米ではこういうのをキャンピングと言うらしい。<br /><br /> 5時半に起床して出発準備開始。普段は自分のベッドの上だけに荷物を広げなくてはならないが、今日は1部屋すべて自由にできるので、隣のベッドまで使ってパッキングできるので楽ちん。パッキングで一番手間が掛かるのが寝袋の収納。羽毛シュラフなので広げると空気を吸って凄い体積に膨らむが、これを凡そ1.5リットルほどの入れ物に突っ込むのに時間が掛かる。あとは広げた荷物を順序良くバックパックの中に収納して完成。ベッド周りに忘れ物がないか入念にチェック。最後にビーサンを仕舞って靴に履き替えれば準備完了だ。おっと、ベッド下のスティックを忘れてはいけない。<br />

    ポルトガルの道8   アルベルゲ?ホテル?

     山の中のキャンプ場の朝。でも日本で言えば国民宿舎みたいなもんかな。スペインでもキャンピングと言うものに泊まったことがあるが、ここと同じようだった。日本でのキャンプ場は殆どの客はテント泊で、せいぜいバンガロー利用だが欧米ではこういうのをキャンピングと言うらしい。

     5時半に起床して出発準備開始。普段は自分のベッドの上だけに荷物を広げなくてはならないが、今日は1部屋すべて自由にできるので、隣のベッドまで使ってパッキングできるので楽ちん。パッキングで一番手間が掛かるのが寝袋の収納。羽毛シュラフなので広げると空気を吸って凄い体積に膨らむが、これを凡そ1.5リットルほどの入れ物に突っ込むのに時間が掛かる。あとは広げた荷物を順序良くバックパックの中に収納して完成。ベッド周りに忘れ物がないか入念にチェック。最後にビーサンを仕舞って靴に履き替えれば準備完了だ。おっと、ベッド下のスティックを忘れてはいけない。

  •  昨日、買っておいたミニパンを食べて6時半に出発。扉の鍵を部屋に置いて、もう一度忘れ物がないかチェック。一旦外に出てしまうと自動ロックされてしまうので再入場は不可能だ。この建物内はもちろん、外の広ーい施設には人っこ一人いない。昨晩お世話になったレストハウスもまだ人気がない。また木製の橋を渡ってキャンプ場を後にする。どこもひんやりと静まり返っている。

     昨日、買っておいたミニパンを食べて6時半に出発。扉の鍵を部屋に置いて、もう一度忘れ物がないかチェック。一旦外に出てしまうと自動ロックされてしまうので再入場は不可能だ。この建物内はもちろん、外の広ーい施設には人っこ一人いない。昨晩お世話になったレストハウスもまだ人気がない。また木製の橋を渡ってキャンプ場を後にする。どこもひんやりと静まり返っている。

  •  来るときに尋ねた活気のない会社横を通って本線と合流する三叉路にやって来ると昨日の犬達はいなかった。自分を覚えているかとちょっと再会を期待したんだけどな。<br /><br /> ずっと山道を歩いて、7:40最初に現れた村にあったカフェでコーヒーを頼む。ポルトガルのコーヒーは普通に頼むと極小のカップで出てくるが、カフェコンレチェと頼むと幾らか大きめのカップになるようだ。スペインでいつも頼むコラカオは通じない。ココアと言えば通じるのかな?カフェコンレチェも通じないが何となく分かるらしい。普段はコーヒーに砂糖は入れないがエネルギーの元なので付属の砂糖を二つともぶち込む。甘いコーヒーも美味い。

     来るときに尋ねた活気のない会社横を通って本線と合流する三叉路にやって来ると昨日の犬達はいなかった。自分を覚えているかとちょっと再会を期待したんだけどな。

     ずっと山道を歩いて、7:40最初に現れた村にあったカフェでコーヒーを頼む。ポルトガルのコーヒーは普通に頼むと極小のカップで出てくるが、カフェコンレチェと頼むと幾らか大きめのカップになるようだ。スペインでいつも頼むコラカオは通じない。ココアと言えば通じるのかな?カフェコンレチェも通じないが何となく分かるらしい。普段はコーヒーに砂糖は入れないがエネルギーの元なので付属の砂糖を二つともぶち込む。甘いコーヒーも美味い。

  •  村を過ぎたらここからはもう一山越して行くようだ。本格的な上りが始まり、いよいよファティマが近づいてきたのを感じる。こんな山の中でも黄色と青の矢印は要所要所にあるので心強い。矢印を書いてくれる方もファティマの近くと言うことでテンションが上がるのか、場所によってはこれでもかと言うくらい書かれているのが笑える。

     村を過ぎたらここからはもう一山越して行くようだ。本格的な上りが始まり、いよいよファティマが近づいてきたのを感じる。こんな山の中でも黄色と青の矢印は要所要所にあるので心強い。矢印を書いてくれる方もファティマの近くと言うことでテンションが上がるのか、場所によってはこれでもかと言うくらい書かれているのが笑える。

  •  山の上から遥か下にMinde の町が見え出した。どうやって下るのか心配なほど町は下に見えた。歩き具合に寄ってはここに泊まるのも良いかなと思った町だが、昨日は無理してキャンプ場まで歩いてしまったので、ここの選択肢はなくなった。10時、Minde の町に到着。ここに来るまでの下りが激しくて大変。足の爪先を守るために靴紐をきつく縛りなおして下るほどだった。

     山の上から遥か下にMinde の町が見え出した。どうやって下るのか心配なほど町は下に見えた。歩き具合に寄ってはここに泊まるのも良いかなと思った町だが、昨日は無理してキャンプ場まで歩いてしまったので、ここの選択肢はなくなった。10時、Minde の町に到着。ここに来るまでの下りが激しくて大変。足の爪先を守るために靴紐をきつく縛りなおして下るほどだった。

  •  町の十字路に小ぎれいなカフェがあったので、腹に何か入れて置きたいのでまた休んでいく。大きなクロワッサンに100%ジュース、それに丼サイズのカフェコンレチェ。さらにポルトガル名物のナタまで食べても4.2ユーロとかなり安かった。日本の半額くらいかな。これだけ飲み食いすれば元気百倍だ。あと4,5時間は歩いていられる。

     町の十字路に小ぎれいなカフェがあったので、腹に何か入れて置きたいのでまた休んでいく。大きなクロワッサンに100%ジュース、それに丼サイズのカフェコンレチェ。さらにポルトガル名物のナタまで食べても4.2ユーロとかなり安かった。日本の半額くらいかな。これだけ飲み食いすれば元気百倍だ。あと4,5時間は歩いていられる。

  •  10:55、小雨が降り出した中を再スタート。暫く歩いて行った突き当たりの角には「左Santiago 右Bombeiro 」の道標があった。てことは、この町の消防署は確実に泊まれると言うことだ。うーん、だったら泊まりたかったな。まぁ今日泊まるには早すぎる時間なので残念だが通過するっきゃない。後でフィリップスに聞いたら、この消防署に泊めてもらったそうだ。せっかくのチャンスを逃した、残念。

     10:55、小雨が降り出した中を再スタート。暫く歩いて行った突き当たりの角には「左Santiago 右Bombeiro 」の道標があった。てことは、この町の消防署は確実に泊まれると言うことだ。うーん、だったら泊まりたかったな。まぁ今日泊まるには早すぎる時間なので残念だが通過するっきゃない。後でフィリップスに聞いたら、この消防署に泊めてもらったそうだ。せっかくのチャンスを逃した、残念。

  •  ファティマが近づいてくるとまた山越えルートになる。今日は凡そ30キロのコースだけどファティマを目指してる高揚感があるので険しくてもさほど苦にならない。FATIMA○○kmの表示が頻繁に出るようになるが、中々街並みが見えてこない。それでもやっと2時過ぎにファティマのバジリカ前に到着する。やっと着いた。

     ファティマが近づいてくるとまた山越えルートになる。今日は凡そ30キロのコースだけどファティマを目指してる高揚感があるので険しくてもさほど苦にならない。FATIMA○○kmの表示が頻繁に出るようになるが、中々街並みが見えてこない。それでもやっと2時過ぎにファティマのバジリカ前に到着する。やっと着いた。

  •  初めて訪れた聖地からなのか、サンチャゴ到着では感じなかった高揚感がある。シーズン外れのためか、思ったよりずっと人はいなくて広すぎるバジリカ前は閑散としていた。ここでは到着祝いに、やって来た人にシャッターをお願いして撮ってもらう。このおじさん「サンチャゴ、ファティマか、ファティマ、サンチャゴか?」と聞いてきたので巡礼を知っている人らしい。

     初めて訪れた聖地からなのか、サンチャゴ到着では感じなかった高揚感がある。シーズン外れのためか、思ったよりずっと人はいなくて広すぎるバジリカ前は閑散としていた。ここでは到着祝いに、やって来た人にシャッターをお願いして撮ってもらう。このおじさん「サンチャゴ、ファティマか、ファティマ、サンチャゴか?」と聞いてきたので巡礼を知っている人らしい。

  •  ファティマはポルトガル最大の聖地で、この地にマリア様が毎月1回決まった日に合計6回(だったかな?)三人の子ども達の前に現れました。それが広く知られることとなり、最後は数万人の人達がご出現の日に集まりました。マリア様は子ども達にしか見えなかったので、子どもは集まったみんなに印を見せてとマリア様にお願いしたところ、天がぐるんぐるんと回って雨が降ったとか何とか。当然、新聞社も取材に来ていたのでその模様を記事にしました。その新聞も写真付きで残っていると言うので驚きです(上の写真・凄いことになっている空を見上げている人達。当時の新聞より)。ファティマへの道上に青い矢印と共に渦巻きが良く描かれていますが、きっとこの時の模様を表したものと思います。

     ファティマはポルトガル最大の聖地で、この地にマリア様が毎月1回決まった日に合計6回(だったかな?)三人の子ども達の前に現れました。それが広く知られることとなり、最後は数万人の人達がご出現の日に集まりました。マリア様は子ども達にしか見えなかったので、子どもは集まったみんなに印を見せてとマリア様にお願いしたところ、天がぐるんぐるんと回って雨が降ったとか何とか。当然、新聞社も取材に来ていたのでその模様を記事にしました。その新聞も写真付きで残っていると言うので驚きです(上の写真・凄いことになっている空を見上げている人達。当時の新聞より)。ファティマへの道上に青い矢印と共に渦巻きが良く描かれていますが、きっとこの時の模様を表したものと思います。

  •  取りあえずファティマ見物する前に宿を確保しておきたいので Peregrinos de Fatima (ファティマの巡礼者)を目指す。ファティマでは歩きの巡礼のみ泊めてくれる無料のアルベルゲがある。大通りを歩いていくと簡単に見つけることができたが、想像とは似ても似つかないホテルに見える建物だった。え、これ?これが無料で泊まれると噂のアルベルゲなの?でも名前はその通りだったので入ってみる。レセプションで地図を見せながら尋ねても「これはこのホテルですね」と言うばかり。アルベルゲの場合「Peregrinos」と付けばそれは公営アルベルゲのことだ。でもここはホテルでアルベルゲとはまったく違う。でも、これから他を探すと言ってもまったく情報がないので億劫。一泊幾らと聞いたら25ユーロ朝食付きと言うので、それなら我慢のしどころかなとお願いする。<br />

     取りあえずファティマ見物する前に宿を確保しておきたいので Peregrinos de Fatima (ファティマの巡礼者)を目指す。ファティマでは歩きの巡礼のみ泊めてくれる無料のアルベルゲがある。大通りを歩いていくと簡単に見つけることができたが、想像とは似ても似つかないホテルに見える建物だった。え、これ?これが無料で泊まれると噂のアルベルゲなの?でも名前はその通りだったので入ってみる。レセプションで地図を見せながら尋ねても「これはこのホテルですね」と言うばかり。アルベルゲの場合「Peregrinos」と付けばそれは公営アルベルゲのことだ。でもここはホテルでアルベルゲとはまったく違う。でも、これから他を探すと言ってもまったく情報がないので億劫。一泊幾らと聞いたら25ユーロ朝食付きと言うので、それなら我慢のしどころかなとお願いする。

  •  でも、よくよく考えたらホテルの名前は巡礼が間違って泊まりに来ないかななんて魂胆があったような気がしてきた。だってファティマのホテル関係者なら無料で泊まれる修道院運営のアルベルゲがあることくらい知っていておかしくないだろう。そこと混同し易い名前を付けといて、やってきた鴨が「おっかしいなー?」なんて首を傾げているんだから無料の所と間違ってやってきたな位は分かる筈だ。なのに一切口をつぐんで自分ちに泊めようとするのは確信犯な気がする。聖地ファティマでこんなん有りか!?まぁ25ユーロは日本のビジネスホテルと比べて半額なので納得はしないが良しとしよう。<br /><br /> 後でネットで調べ直したら、無料のアルベルゲはバジリカの裏側にあった。日本で調べている内に、地図でPeregrinos の宿を発見したものだからすっかりその気になっていてそれ以上は調べなかった。完全にリサーチ不足。シャワー・洗濯してハンガーに吊るしたのを小さなベランダに掛けて乾かすことにする。<br /><br /> 旅の装備を解いてバジリカ方面に歩き出したら、何度も一緒になる女性二人組みのおばちゃんの方がベンチに座っていた。あれ、女の子はどうしたんだろう。この二人組はファティマには寄らないと言ってた筈だが、気が変わったらしい。それに女の子は国に帰ったようなことを言ってるな。おばちゃんもファティマからサンチャゴへは行かないようなことを言ってるようだが詳しくは分からない。このおばちゃんとはリスボン出発の初日から何回も一緒になったが、これを最後に会うことはなかった。<br /><br /> この大通りは一週間前にサンチャゴからリスボンに向かうバスの中から見ていた通りだ。近くに無料の宿がある筈だとバスの中から目を皿のようにして見ていたがアルベルゲらしい建物は見つからなかった。そりゃそうだ、ホテルだったんだから。<br />

     でも、よくよく考えたらホテルの名前は巡礼が間違って泊まりに来ないかななんて魂胆があったような気がしてきた。だってファティマのホテル関係者なら無料で泊まれる修道院運営のアルベルゲがあることくらい知っていておかしくないだろう。そこと混同し易い名前を付けといて、やってきた鴨が「おっかしいなー?」なんて首を傾げているんだから無料の所と間違ってやってきたな位は分かる筈だ。なのに一切口をつぐんで自分ちに泊めようとするのは確信犯な気がする。聖地ファティマでこんなん有りか!?まぁ25ユーロは日本のビジネスホテルと比べて半額なので納得はしないが良しとしよう。

     後でネットで調べ直したら、無料のアルベルゲはバジリカの裏側にあった。日本で調べている内に、地図でPeregrinos の宿を発見したものだからすっかりその気になっていてそれ以上は調べなかった。完全にリサーチ不足。シャワー・洗濯してハンガーに吊るしたのを小さなベランダに掛けて乾かすことにする。

     旅の装備を解いてバジリカ方面に歩き出したら、何度も一緒になる女性二人組みのおばちゃんの方がベンチに座っていた。あれ、女の子はどうしたんだろう。この二人組はファティマには寄らないと言ってた筈だが、気が変わったらしい。それに女の子は国に帰ったようなことを言ってるな。おばちゃんもファティマからサンチャゴへは行かないようなことを言ってるようだが詳しくは分からない。このおばちゃんとはリスボン出発の初日から何回も一緒になったが、これを最後に会うことはなかった。

     この大通りは一週間前にサンチャゴからリスボンに向かうバスの中から見ていた通りだ。近くに無料の宿がある筈だとバスの中から目を皿のようにして見ていたがアルベルゲらしい建物は見つからなかった。そりゃそうだ、ホテルだったんだから。

  •  スーパーに行ったら惣菜コーナーがあって、量り売りで色んなものが売られていた。ピラフみたいのがあったので、「これをこのくらい」と手まねで頼む。その場でチンで温めてパッケージに詰めて貰える。そのほか、ミニトマト1パック、1リットル白ワイン、ヨーグルト4に8Pチーズ、コーラにライムで6ユーロとちょっと。今回もカードでお支払い。ホテルには食器類はプラコップしかないので手持ちのプラスプーンの出番だ。ファティマ到達祝いに今日はほんのちょっぴり豪華。<br /><br /> こんな山の中ばかりなのに30km台を3日間も歩き続けてしまった。体が歩きモードに変わっているのもあるけど、年を考えると歩きすぎだろう。歩けるからいいやじゃなくて、もう少し慎重にしないと故障が出てから泣くことになるぞと自分を戒める。明日はファティマ連泊で休養日だから、そこで完全復活を目指そう。<br /><br /><br /> ポルトガルの道9   ファティマだよ全員集合<br /><br />6月6日  日本出発から46日目<br /> 朝から小雨。歩かない日で良かった。昨日、ワインを飲みすぎたようで胃が重い。友達の開業医から持たせて貰った胃薬を1粒飲んでみる。

     スーパーに行ったら惣菜コーナーがあって、量り売りで色んなものが売られていた。ピラフみたいのがあったので、「これをこのくらい」と手まねで頼む。その場でチンで温めてパッケージに詰めて貰える。そのほか、ミニトマト1パック、1リットル白ワイン、ヨーグルト4に8Pチーズ、コーラにライムで6ユーロとちょっと。今回もカードでお支払い。ホテルには食器類はプラコップしかないので手持ちのプラスプーンの出番だ。ファティマ到達祝いに今日はほんのちょっぴり豪華。

     こんな山の中ばかりなのに30km台を3日間も歩き続けてしまった。体が歩きモードに変わっているのもあるけど、年を考えると歩きすぎだろう。歩けるからいいやじゃなくて、もう少し慎重にしないと故障が出てから泣くことになるぞと自分を戒める。明日はファティマ連泊で休養日だから、そこで完全復活を目指そう。


    ポルトガルの道9   ファティマだよ全員集合

    6月6日  日本出発から46日目
     朝から小雨。歩かない日で良かった。昨日、ワインを飲みすぎたようで胃が重い。友達の開業医から持たせて貰った胃薬を1粒飲んでみる。

  •  8時、朝食を食べに階下のレストランに行くと、私だけのための用意がちんまりとしてあった。昨晩の宿泊客はどうやら私一人だけだったようだ。そりゃやって来た鴨を逃がしたくない筈だよな。ホテルも必死ってことか。パン、シリアル、薄いオレンジジュース、ハム・チーズを一切れずつとコーヒー。珍しく缶詰の桃が出ていたので3切れ食べてみる。今日は歩かないので軽めにしておく。<br />

     8時、朝食を食べに階下のレストランに行くと、私だけのための用意がちんまりとしてあった。昨晩の宿泊客はどうやら私一人だけだったようだ。そりゃやって来た鴨を逃がしたくない筈だよな。ホテルも必死ってことか。パン、シリアル、薄いオレンジジュース、ハム・チーズを一切れずつとコーヒー。珍しく缶詰の桃が出ていたので3切れ食べてみる。今日は歩かないので軽めにしておく。

  •  9時、小雨なので合羽を着込んで広場に行ってみる。広場の奥に高くそびえる鐘楼を持った聖堂があって、そのすぐ前には屋外用の大きな祭壇があった。広場には十万人くらいは入れそうだ。きっとマリア様が現れたと言う日にはこの広場が群集で埋め尽くされるんだろう。その脇には屋外と繋がったオープンな聖堂があって、ここがマリア様が出現した場所らしいが良く分かってない。<br />

     9時、小雨なので合羽を着込んで広場に行ってみる。広場の奥に高くそびえる鐘楼を持った聖堂があって、そのすぐ前には屋外用の大きな祭壇があった。広場には十万人くらいは入れそうだ。きっとマリア様が現れたと言う日にはこの広場が群集で埋め尽くされるんだろう。その脇には屋外と繋がったオープンな聖堂があって、ここがマリア様が出現した場所らしいが良く分かってない。

  •  広場の入り口には巨大な聖堂があって、中に入ると近代的な造りで5,000人くらいは座れそうな広さがあった。いまはガランとしていて、観光客らしい数名の人が入って来て、余りに広い聖堂の中を見渡している。そこから出ると正面に古い方の聖堂が見えている。そう、この二つの聖堂は広場を挟んで対面になっている。

     広場の入り口には巨大な聖堂があって、中に入ると近代的な造りで5,000人くらいは座れそうな広さがあった。いまはガランとしていて、観光客らしい数名の人が入って来て、余りに広い聖堂の中を見渡している。そこから出ると正面に古い方の聖堂が見えている。そう、この二つの聖堂は広場を挟んで対面になっている。

  •  広場の奥にある聖堂に行ってみると、ここは何百年も前からあったような歴史を感じさせる古い聖堂だった。大きさは驚くほどのものではなかったので、きっとここが手狭になったので新しいのを作ったのかな?<br />

     広場の奥にある聖堂に行ってみると、ここは何百年も前からあったような歴史を感じさせる古い聖堂だった。大きさは驚くほどのものではなかったので、きっとここが手狭になったので新しいのを作ったのかな?

  •  古い聖堂の祭壇脇にはマリア様に会ったという子供達の墓があった。マリア様の予言どおり3人の内二人は早死にしたが一人はシスターになって長生きしたそうだ。なので一人だけ聖堂反対側の離れた所に墓があったのが寂しそうだった。こっちの聖堂には沢山の人たちが訪れていて、シスター達も沢山いた。特に南米系と思われるシスターが目に付いて熱心に祈りを捧げている。修道院で質素な暮らしをしているシスターとしたら、きっと一生一度だけ許可された貴重なファティマ巡礼なのだろう。遊び半分の私が恥ずかしいようだ。

     古い聖堂の祭壇脇にはマリア様に会ったという子供達の墓があった。マリア様の予言どおり3人の内二人は早死にしたが一人はシスターになって長生きしたそうだ。なので一人だけ聖堂反対側の離れた所に墓があったのが寂しそうだった。こっちの聖堂には沢山の人たちが訪れていて、シスター達も沢山いた。特に南米系と思われるシスターが目に付いて熱心に祈りを捧げている。修道院で質素な暮らしをしているシスターとしたら、きっと一生一度だけ許可された貴重なファティマ巡礼なのだろう。遊び半分の私が恥ずかしいようだ。

  •  10時過ぎたし他に何の当てもないので無料で泊めてくれるという Sao Bento Labre と言うアルベルゲに行ってみる。門から入っていくと車をいじっていた髭の男が近づいてきて、どうやら管理人のようだ。クレデンシャルをしっかりチェックして、昨日泊まったホテルのことまで聞いている。しかも幾らだったかと料金までチェックしている。夕方あるロザリオ行列が見たいのでもう一晩ファティマに泊まりたいのだと殊勝なことを言ってみる。嘘じゃないしね。自分を不審者とでも思っているのか、巡礼の予定はどうなっているのかまで聞かれる。完全に怪しんでいるな。嫌な感じ。でも結局OKが出て、ドナティーボはここにと郵便ポストみたいな壁に直接空いた口を示される。なんだタダじゃなかったんだ。じゃぁ普通にあるドナのアルベルゲと同じじゃないか。何でこんな不審者扱いされるんだよと面白くなかった。

     10時過ぎたし他に何の当てもないので無料で泊めてくれるという Sao Bento Labre と言うアルベルゲに行ってみる。門から入っていくと車をいじっていた髭の男が近づいてきて、どうやら管理人のようだ。クレデンシャルをしっかりチェックして、昨日泊まったホテルのことまで聞いている。しかも幾らだったかと料金までチェックしている。夕方あるロザリオ行列が見たいのでもう一晩ファティマに泊まりたいのだと殊勝なことを言ってみる。嘘じゃないしね。自分を不審者とでも思っているのか、巡礼の予定はどうなっているのかまで聞かれる。完全に怪しんでいるな。嫌な感じ。でも結局OKが出て、ドナティーボはここにと郵便ポストみたいな壁に直接空いた口を示される。なんだタダじゃなかったんだ。じゃぁ普通にあるドナのアルベルゲと同じじゃないか。何でこんな不審者扱いされるんだよと面白くなかった。

  •  2階に案内され、粗末な部屋に平ベッドが4台並んでいる。 Wi-Fi はあるそうだが、電波が弱くて決められた外の平屋でしか使えないそうだ。少ししたらジャンピエールが到着してきた。ジャンはファティマを回らないと言ってたけど気が変わったらしい。昨日は崖下の町Minde に泊まったそうだ。やっぱあそこかー。今度はパベルがやって来た。パベルは英語を上手に話すので英国かと思っていたがチェコだった。チェコってチェコ語を話すのかな?パベルは74才で英語が達者だがジャンはイタリア語しか話さない。これはイタリア人あるあるで、ほぼ100%の年配イタリア人は英語を話さないし相手がイタリア語を分からなくても構わずイタリア語を話し続ける。これも100%イタリア人あるある。<br /><br /> 次はフィリップスがやって来た。2階の窓にジャンピエールの姿が見えたので、「ジャンピエール、フィリップスが来たよーっ」と下から声を掛けたら、片手をおでこに当てて天を仰ぐジェスチャーをした。欧米のドラマで目にする「オーノー」の仕草だ。イタリア人なので「マンマミーヤ」と声を出したことだろう。フィリップスもすぐ気が付いて「アーッ」と不満の声を上げている。ジャンピエールのユーモアだったのか、マジだったのかは本人しか知らない。フィリップスはイタリア語しか喋らないジャンに構わず英語とフランス語で話しかけるし、フィリップスは要領のいい所が感じられるのでマジだった可能性も否定できない。管理人に我々はずっと一緒だったと伝えたら、やっと私を信用してくれたようで笑顔になったな。これでアザンブジャに泊まった全員が一部屋に勢ぞろいしたのでとても楽しい。ジャンとパベルはファティマには来ないと言ってたが、私たちがファティマ経由すると聞いたので気が変わったようだと想像した。<br /><br /> 初めて見るおばちゃん巡礼の二人組みが到着してきた。この人たちは私たちとは別棟になったようだ。それに長身で見た目がヒッピーみたいな親父もやってきたが私たちの4人部屋は満タンだったので別の部屋になった。この3人とはこの日だけだった。<br /><br /> クレデンシャルのスタンプスペースが残り少ないので新しいのが買いたい。バジリカ近くのインフォメーションで売っているそうなのでペタペタ歩いて行って来る。だが折角遠くまで歩いて行ったのに、明日の9時なら売っているなんて言われてしまった。明日は出発の日なので9時まで待てないんだよ。クレデンシャルは別の町で手に入れよう。

     2階に案内され、粗末な部屋に平ベッドが4台並んでいる。 Wi-Fi はあるそうだが、電波が弱くて決められた外の平屋でしか使えないそうだ。少ししたらジャンピエールが到着してきた。ジャンはファティマを回らないと言ってたけど気が変わったらしい。昨日は崖下の町Minde に泊まったそうだ。やっぱあそこかー。今度はパベルがやって来た。パベルは英語を上手に話すので英国かと思っていたがチェコだった。チェコってチェコ語を話すのかな?パベルは74才で英語が達者だがジャンはイタリア語しか話さない。これはイタリア人あるあるで、ほぼ100%の年配イタリア人は英語を話さないし相手がイタリア語を分からなくても構わずイタリア語を話し続ける。これも100%イタリア人あるある。

     次はフィリップスがやって来た。2階の窓にジャンピエールの姿が見えたので、「ジャンピエール、フィリップスが来たよーっ」と下から声を掛けたら、片手をおでこに当てて天を仰ぐジェスチャーをした。欧米のドラマで目にする「オーノー」の仕草だ。イタリア人なので「マンマミーヤ」と声を出したことだろう。フィリップスもすぐ気が付いて「アーッ」と不満の声を上げている。ジャンピエールのユーモアだったのか、マジだったのかは本人しか知らない。フィリップスはイタリア語しか喋らないジャンに構わず英語とフランス語で話しかけるし、フィリップスは要領のいい所が感じられるのでマジだった可能性も否定できない。管理人に我々はずっと一緒だったと伝えたら、やっと私を信用してくれたようで笑顔になったな。これでアザンブジャに泊まった全員が一部屋に勢ぞろいしたのでとても楽しい。ジャンとパベルはファティマには来ないと言ってたが、私たちがファティマ経由すると聞いたので気が変わったようだと想像した。

     初めて見るおばちゃん巡礼の二人組みが到着してきた。この人たちは私たちとは別棟になったようだ。それに長身で見た目がヒッピーみたいな親父もやってきたが私たちの4人部屋は満タンだったので別の部屋になった。この3人とはこの日だけだった。

     クレデンシャルのスタンプスペースが残り少ないので新しいのが買いたい。バジリカ近くのインフォメーションで売っているそうなのでペタペタ歩いて行って来る。だが折角遠くまで歩いて行ったのに、明日の9時なら売っているなんて言われてしまった。明日は出発の日なので9時まで待てないんだよ。クレデンシャルは別の町で手に入れよう。

  •  帰りに土産物屋を覗いていく。荷物になるので買うわけないので見てるだけー(ふるっ×5くらい)。どの店も大小さまざまのマリア様の人形だらけ。ファティマのマリア様の特徴は小さな雲に乗っているの一択だ。これは三人の子供たちに現れる時に足もとがもやもやっとした雲みたいだったと言うことに由来しているとか何とか。ほかにロザリオとかペンダントとか宗教グッズで埋め尽くされている。さすが聖地の土産屋。スペインの土産物屋なら必ず置いてある玩具の剣なんかはここにはなかった。<br />

     帰りに土産物屋を覗いていく。荷物になるので買うわけないので見てるだけー(ふるっ×5くらい)。どの店も大小さまざまのマリア様の人形だらけ。ファティマのマリア様の特徴は小さな雲に乗っているの一択だ。これは三人の子供たちに現れる時に足もとがもやもやっとした雲みたいだったと言うことに由来しているとか何とか。ほかにロザリオとかペンダントとか宗教グッズで埋め尽くされている。さすが聖地の土産屋。スペインの土産物屋なら必ず置いてある玩具の剣なんかはここにはなかった。

  •  巨大な広場の地下にはこれまた巨大な空間があって、大きな聖堂も複数あるようだ。そのうちの一つでミサが行われていたので与ってみる。ファティマでミサなんてついてる。他にはミニ美術館みたいのもあったが良く分からないスペースだな。地上に戻ると脇にあるマリア様出現のオープン聖堂でもミサが上がっていた。世界中からやってくる巡礼団がひっきりなしにミサを上げているようだ。その隣にはやたらと煙が上がっている所があったので見に行ってみると、ここは香を炊く場所なのかな?何かを燃やしているようにも見えるが。何しろファティマの情報は集めてこなかったので勉強不足だ。ちょっと勿体なかったかな。

     巨大な広場の地下にはこれまた巨大な空間があって、大きな聖堂も複数あるようだ。そのうちの一つでミサが行われていたので与ってみる。ファティマでミサなんてついてる。他にはミニ美術館みたいのもあったが良く分からないスペースだな。地上に戻ると脇にあるマリア様出現のオープン聖堂でもミサが上がっていた。世界中からやってくる巡礼団がひっきりなしにミサを上げているようだ。その隣にはやたらと煙が上がっている所があったので見に行ってみると、ここは香を炊く場所なのかな?何かを燃やしているようにも見えるが。何しろファティマの情報は集めてこなかったので勉強不足だ。ちょっと勿体なかったかな。

  •  夜9時半からロザリオ行列があるそうなので行ってみる。まだ明るい内から人が集まりだして、テレビカメラが2台やってきた。放送局なんかな?ここも南米系のシスター達がたくさん集まっていた。時間が来ると何やら始まったが言葉が分からないのでちんぷんかんぷん。でもロザリオの祈りを始めたのだけは分かったので、みんなに合わせて日本語で一人だけめでたしを唱えてみる。ロザリオが済むとでっかい光の十字架とマリア様の神輿を先頭に、広場を行列しだした。みんな専用のろうそくを持っているが、もちろん用意のない私は手ぶら。広場を一周して戻るまで30分くらいか。およそ2,000人くらいは軽くいたようだ。聖地ファティマらしいことに参加できて良かった。<br /><br /><br /> ポルトガルの道10  泊まれない消防署<br /><br />6月7日  日本出発から47日目

     夜9時半からロザリオ行列があるそうなので行ってみる。まだ明るい内から人が集まりだして、テレビカメラが2台やってきた。放送局なんかな?ここも南米系のシスター達がたくさん集まっていた。時間が来ると何やら始まったが言葉が分からないのでちんぷんかんぷん。でもロザリオの祈りを始めたのだけは分かったので、みんなに合わせて日本語で一人だけめでたしを唱えてみる。ロザリオが済むとでっかい光の十字架とマリア様の神輿を先頭に、広場を行列しだした。みんな専用のろうそくを持っているが、もちろん用意のない私は手ぶら。広場を一周して戻るまで30分くらいか。およそ2,000人くらいは軽くいたようだ。聖地ファティマらしいことに参加できて良かった。


    ポルトガルの道10  泊まれない消防署

    6月7日  日本出発から47日目

  •  ファティマ3日目、今日はファティマを出発する日。まだ暗い中、別棟になっているキッチンで朝飯を食べようとしたら鍵が掛かっていて開かない。困ったな、食料は冷蔵庫の中だ。パベルもやって来て二人で困っていると職員がやって来て開けてくれる。ここは何かの事務所にでもなっているようで、宿直者もいたってことか。パンにハム・チーズを挟んで、インスタントスープをレンジでチンして飲む。スープの素を持っているとひもじい思いをしないで済むので何かと便利。郵便受けみたいなドナティーボ入れには5ユーロを入れる。食事なしの場合は大体5ユーロと決めている。

     ファティマ3日目、今日はファティマを出発する日。まだ暗い中、別棟になっているキッチンで朝飯を食べようとしたら鍵が掛かっていて開かない。困ったな、食料は冷蔵庫の中だ。パベルもやって来て二人で困っていると職員がやって来て開けてくれる。ここは何かの事務所にでもなっているようで、宿直者もいたってことか。パンにハム・チーズを挟んで、インスタントスープをレンジでチンして飲む。スープの素を持っているとひもじい思いをしないで済むので何かと便利。郵便受けみたいなドナティーボ入れには5ユーロを入れる。食事なしの場合は大体5ユーロと決めている。

  •  霧雨の中、7時に出発。巡礼路はファティマを突き抜ける形で北に続いている。町の中から早速、ファティマの青とサンチャゴの黄色い矢印が逆向きになったのが見つかる。これまでこの二つは常に同じ方向を向いて我々をファティマに導いてくれたが、今日からファティマからは離れて行くので青い矢印は逆向きに変わった。

     霧雨の中、7時に出発。巡礼路はファティマを突き抜ける形で北に続いている。町の中から早速、ファティマの青とサンチャゴの黄色い矢印が逆向きになったのが見つかる。これまでこの二つは常に同じ方向を向いて我々をファティマに導いてくれたが、今日からファティマからは離れて行くので青い矢印は逆向きに変わった。

  •  この日は特に何もなく、ひたすら歩くのみ。村の教会前で背負ってきたコーラを飲む。9時半、次の町の Gonde maria の道端にパナデリアがあったので休んでいく。小雨なのでやっぱり雨の当たらない所で休みたい。ハム入りのパイみたいのとカフェコンレチェでたったの2ユーロ(260円)。パナデリアは色んなパンを選べるのが楽しい。ゆっくり目に20分休んで再スタート。

     この日は特に何もなく、ひたすら歩くのみ。村の教会前で背負ってきたコーラを飲む。9時半、次の町の Gonde maria の道端にパナデリアがあったので休んでいく。小雨なのでやっぱり雨の当たらない所で休みたい。ハム入りのパイみたいのとカフェコンレチェでたったの2ユーロ(260円)。パナデリアは色んなパンを選べるのが楽しい。ゆっくり目に20分休んで再スタート。

  •  今日は珍しくファティマへ向かう逆ルートの巡礼に二組出会った。ひとつはポルトガルの親父二人組で、ファティマ迄180km地点から歩き始めたそうだ。やっとファティマ専門の巡礼に会った。ふた組目は女性二人で、メタボぽいけど二人とも雨傘を差して元気に歩いていた。ふた組とも今日はめでたくファティマ到着だろう。

     今日は珍しくファティマへ向かう逆ルートの巡礼に二組出会った。ひとつはポルトガルの親父二人組で、ファティマ迄180km地点から歩き始めたそうだ。やっとファティマ専門の巡礼に会った。ふた組目は女性二人で、メタボぽいけど二人とも雨傘を差して元気に歩いていた。ふた組とも今日はめでたくファティマ到着だろう。

  •  今日も宿のあてがないが、消防署がある筈なのでそれに賭ける。12時半、Caxarias の町に入り、道筋にあった消防署を尋ねるが泊まれないそうだ。やっぱりな、外から見た雰囲気でなんとなくそんな気がしていたよ。でも地図が印刷された一枚の紙を渡されて何か説明しているが意味が分からない。こちらからは消防署がだめなら「安いホステルに行きたい」と一方的に言ってたので、貰った地図にホステルの場所をペンで書き入れてくれる。よし、じゃぁそこへ行ってみよう。こういった現地で手に入れた物は持ち帰ると当時の情景が思い出されて良いんだが、先が長いので片っぱしから捨てている。

     今日も宿のあてがないが、消防署がある筈なのでそれに賭ける。12時半、Caxarias の町に入り、道筋にあった消防署を尋ねるが泊まれないそうだ。やっぱりな、外から見た雰囲気でなんとなくそんな気がしていたよ。でも地図が印刷された一枚の紙を渡されて何か説明しているが意味が分からない。こちらからは消防署がだめなら「安いホステルに行きたい」と一方的に言ってたので、貰った地図にホステルの場所をペンで書き入れてくれる。よし、じゃぁそこへ行ってみよう。こういった現地で手に入れた物は持ち帰ると当時の情景が思い出されて良いんだが、先が長いので片っぱしから捨てている。

  •  今きた道を途中まで戻って、さらに進んでいくと通りにスーパーがあったので、宿がこの近くなら上手いなと思う。小さな小さな駅前にホステルはあった。名前は MANALBO マナルボと読むのかな?本当に場末のホステルって感じ。1階がカフェになっていて数人の客が入っている。おかみさんに「泊まれる?」と身振りを交えてお願いする。食べる、飲む、寝るのジェスチャーは世界共通だろう。値段も聞かずにチェックインしてしまうが雨が降っているしここ以外に選択肢がないのだから仕方がない。すごく久しぶりの1人部屋なので料金は高いだろうけど嬉しい。このホステルには先に出発していったジャンピエール達3人の姿はなかったな。みんなどこまで行ったんだろう。

     今きた道を途中まで戻って、さらに進んでいくと通りにスーパーがあったので、宿がこの近くなら上手いなと思う。小さな小さな駅前にホステルはあった。名前は MANALBO マナルボと読むのかな?本当に場末のホステルって感じ。1階がカフェになっていて数人の客が入っている。おかみさんに「泊まれる?」と身振りを交えてお願いする。食べる、飲む、寝るのジェスチャーは世界共通だろう。値段も聞かずにチェックインしてしまうが雨が降っているしここ以外に選択肢がないのだから仕方がない。すごく久しぶりの1人部屋なので料金は高いだろうけど嬉しい。このホステルには先に出発していったジャンピエール達3人の姿はなかったな。みんなどこまで行ったんだろう。

  •  シャワー、洗濯するが雨降りで湿度が高いし物干し場もないから乾く筈がない。山好きのうぶちゃんに教わったバスタオルで包んでしぼる方法で少しでも水気を取ってからハンガーに部屋干し。まぁ生乾きのまま着用しても体温で乾くからそんなに困ることでもないだろう。歩けばどうせ汗まみれになるんだし。<br /><br /> 来るときにチェックしといたスーパーへ買出しに行く。1リットルビール、トマト3、ムースチーズにヨーグルト4にパン一袋で6.24ユーロ。今回もカードで支払いしてユーロはなるべく温存する作戦。レジのおばちゃんは愛想が良かった。残りが80ユーロに減ったので、2・3日以内にキャッシングをしたいところだ。この小さな町には銀行はなさそうなのはすぐ想像ついた。<br /><br /> レジ袋を提げてホステルに帰る途中、夫婦ものらしい巡礼が歩いていたので声を掛ける。やっぱり今晩の宿を探していた。宿賃は幾らかと聞かれるが、アイドンノーだ。ホステルに戻ると1階のカフェにはフィリップスが座っていた。彼もここに泊まるのかと思ったが、私が行ったのと同じ消防署で同じ紙を渡されて、それには30分歩いた所の教会で泊まれると書いてあるそうだ。私はポルトガル語で書かれていると思って、そんなの読みもしなかったよ。フィリップスはここで一休みして教会へ向かうとのことだがチェックインが6時と遅いので、それでここで時間つぶしをしているらしい。フィリップスも目いっぱい節約している。

     シャワー、洗濯するが雨降りで湿度が高いし物干し場もないから乾く筈がない。山好きのうぶちゃんに教わったバスタオルで包んでしぼる方法で少しでも水気を取ってからハンガーに部屋干し。まぁ生乾きのまま着用しても体温で乾くからそんなに困ることでもないだろう。歩けばどうせ汗まみれになるんだし。

     来るときにチェックしといたスーパーへ買出しに行く。1リットルビール、トマト3、ムースチーズにヨーグルト4にパン一袋で6.24ユーロ。今回もカードで支払いしてユーロはなるべく温存する作戦。レジのおばちゃんは愛想が良かった。残りが80ユーロに減ったので、2・3日以内にキャッシングをしたいところだ。この小さな町には銀行はなさそうなのはすぐ想像ついた。

     レジ袋を提げてホステルに帰る途中、夫婦ものらしい巡礼が歩いていたので声を掛ける。やっぱり今晩の宿を探していた。宿賃は幾らかと聞かれるが、アイドンノーだ。ホステルに戻ると1階のカフェにはフィリップスが座っていた。彼もここに泊まるのかと思ったが、私が行ったのと同じ消防署で同じ紙を渡されて、それには30分歩いた所の教会で泊まれると書いてあるそうだ。私はポルトガル語で書かれていると思って、そんなの読みもしなかったよ。フィリップスはここで一休みして教会へ向かうとのことだがチェックインが6時と遅いので、それでここで時間つぶしをしているらしい。フィリップスも目いっぱい節約している。

  •  カナダのおばさん二人組がポンチョ姿のまま入ってきた。昨日のファティマで一緒になった二人かと思ったが違って、この二人は逆歩きだった。昨日はアンシアオ泊まりで明日ファティマだって。私と同じ行程だ。アンシアオは明日私が目指す町で、そこでサンチャゴ巡礼路と合流する。今日はここに来る前にサンチャゴからファティマへ向かう二人組に二組も会ったので、そのときの写真を見せたら大笑い。なぜかと言うと「昨晩この左のおばちゃんの鼾が凄かった」そうだ。サンチャゴからファティマへ向かう巡礼とは何日も会わない日があるけど、今日はこれで6人も会った珍しい日。

     カナダのおばさん二人組がポンチョ姿のまま入ってきた。昨日のファティマで一緒になった二人かと思ったが違って、この二人は逆歩きだった。昨日はアンシアオ泊まりで明日ファティマだって。私と同じ行程だ。アンシアオは明日私が目指す町で、そこでサンチャゴ巡礼路と合流する。今日はここに来る前にサンチャゴからファティマへ向かう二人組に二組も会ったので、そのときの写真を見せたら大笑い。なぜかと言うと「昨晩この左のおばちゃんの鼾が凄かった」そうだ。サンチャゴからファティマへ向かう巡礼とは何日も会わない日があるけど、今日はこれで6人も会った珍しい日。

  •  ホステルはオンボロだがポルトガル名物のアズレージョが随所に施してあるのでポイントを巻き返した。ポルトガルで沢山の宿に泊まったが、意外とこのアズレージョが少ない。アズレージョって高いのかな?<br /><br /> このホステルにも下のカフェにも珍しく Wi-Fi が無かった。やっぱりオンボロだから?こんな雨の日にちっぽけな町の中ではネット以外楽しみがない。フィリップスに消防署近くのカフェにはあると聞いたので行ってみる。コーヒー0.8ユーロを飲んで長いこと Wi-Fi 三昧。<br /><br /> ホステルに戻り、明日の朝は早く出発するので支払いを済ませておく。値段も聞かずにチェックインしてしまったが、20ユーロとまずまずだった。ここんちには今日、私が目にしただけで5、6人の巡礼が泊まった。消防署が泊めるようになったらここんちは潰れるだろな。

     ホステルはオンボロだがポルトガル名物のアズレージョが随所に施してあるのでポイントを巻き返した。ポルトガルで沢山の宿に泊まったが、意外とこのアズレージョが少ない。アズレージョって高いのかな?

     このホステルにも下のカフェにも珍しく Wi-Fi が無かった。やっぱりオンボロだから?こんな雨の日にちっぽけな町の中ではネット以外楽しみがない。フィリップスに消防署近くのカフェにはあると聞いたので行ってみる。コーヒー0.8ユーロを飲んで長いこと Wi-Fi 三昧。

     ホステルに戻り、明日の朝は早く出発するので支払いを済ませておく。値段も聞かずにチェックインしてしまったが、20ユーロとまずまずだった。ここんちには今日、私が目にしただけで5、6人の巡礼が泊まった。消防署が泊めるようになったらここんちは潰れるだろな。

  •  部屋にはトイレとシャワーが付いてるけど、ホステルに普通は置かれているシャンプーもボティーソープもなくてちびっちゃい石鹸が1個だけだった。 Wi-Fi もないしボイラーの重低音がずっとしてるので外れの部類だ。でも雨の日に泊まれるだけありがたいと思わなくては。コップもないので1リットルビールはらっぱ飲み以外できない。プラフォークは折れてしまっているので使い古した割り箸の出番だ。先端のカビを良ーく洗い落して使用する。この箸は今日でもういいや。<br /><br /> 9:58になったらボイラーの音がピタッと止んだので、それからは良く寝られる。助かった。<br /><br />  明日はアンシアオ。そこにも消防署があるが、当てにならないかな?ひるま消防署で貰った紙を翻訳交えて読んでみると「ごめんなさい、ここには宿泊の設備がありません」と書かれていた。ちゃんと代替のために離れた教会で泊まれるとも書かれている。でもこれを消防署にいる間にのんびりと翻訳してる時間は無いので仕方ない。明日は明日の風が吹く。<br /><br /><br />歩く歩く歩く2018 ポルトガルの道3の11に続く

     部屋にはトイレとシャワーが付いてるけど、ホステルに普通は置かれているシャンプーもボティーソープもなくてちびっちゃい石鹸が1個だけだった。 Wi-Fi もないしボイラーの重低音がずっとしてるので外れの部類だ。でも雨の日に泊まれるだけありがたいと思わなくては。コップもないので1リットルビールはらっぱ飲み以外できない。プラフォークは折れてしまっているので使い古した割り箸の出番だ。先端のカビを良ーく洗い落して使用する。この箸は今日でもういいや。

     9:58になったらボイラーの音がピタッと止んだので、それからは良く寝られる。助かった。

     明日はアンシアオ。そこにも消防署があるが、当てにならないかな?ひるま消防署で貰った紙を翻訳交えて読んでみると「ごめんなさい、ここには宿泊の設備がありません」と書かれていた。ちゃんと代替のために離れた教会で泊まれるとも書かれている。でもこれを消防署にいる間にのんびりと翻訳してる時間は無いので仕方ない。明日は明日の風が吹く。


    歩く歩く歩く2018 ポルトガルの道3の11に続く

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