サンティアゴ・デ・コンポステーラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 ポルトガルの道7の30   チャーハン? Pontevedra<br /><br /> 6月27日  日本出発から67日目<br /> レドンデラのアルベルゲ。早朝、キッチンへ降りて行ってパン、ヨーグルト、さくらんぼで朝飯。5本指靴下のかかと部分に穴が空いているので、靴擦れ防止のために今日から靴下を二重履きにする。過去3回の巡礼では靴下のかかとに穴が空くことはなかったのだが、今回は片っ端から穴が空いたので何でかなぁと考えたら、どうやら今まで靴下は二重履きにしてたから穴が開かなかったようだ。2ヶ月も過ぎた今ごろ気づくなんて。<br /><br /> 7:20出発。このアルベルゲは正面玄関は施錠してあるので、朝は横から出るのを学習済みだ。フランス人の道ほどではないが、巡礼路上には手ごろな間隔でパラパラと歩いている人達がいる。

歩く歩く歩く2018 ポルトガル人の道7

21いいね!

2018/04/22 - 2018/07/15

115位(同エリア505件中)

旅行記グループ 歩く歩く歩く 2018

2

50

おく

おくさん

ポルトガルの道7の30   チャーハン? Pontevedra

6月27日  日本出発から67日目
 レドンデラのアルベルゲ。早朝、キッチンへ降りて行ってパン、ヨーグルト、さくらんぼで朝飯。5本指靴下のかかと部分に穴が空いているので、靴擦れ防止のために今日から靴下を二重履きにする。過去3回の巡礼では靴下のかかとに穴が空くことはなかったのだが、今回は片っ端から穴が空いたので何でかなぁと考えたら、どうやら今まで靴下は二重履きにしてたから穴が開かなかったようだ。2ヶ月も過ぎた今ごろ気づくなんて。

 7:20出発。このアルベルゲは正面玄関は施錠してあるので、朝は横から出るのを学習済みだ。フランス人の道ほどではないが、巡礼路上には手ごろな間隔でパラパラと歩いている人達がいる。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
徒歩
航空会社
カタール航空
旅行の手配内容
個別手配
  •  9:20、昔、フランス軍とスペイン軍が橋を挟んで砲撃戦をやったという古い石橋 Ponte Sanpio があらわれた。軍事的には守る方が橋を破壊してしまうと思うが、今だに残っていると言うことは双方に取って重要だったのかな?前と同じように渡りきったバルでコラカオを飲んで休憩。フィリップスが居たので同じテーブルに座る。他の巡礼もぱらぱらとやって来て、10人ぐらいが休んだり通過していった。ここから巡礼路は路地裏の細い道を進むのでちょっと面白い。

     9:20、昔、フランス軍とスペイン軍が橋を挟んで砲撃戦をやったという古い石橋 Ponte Sanpio があらわれた。軍事的には守る方が橋を破壊してしまうと思うが、今だに残っていると言うことは双方に取って重要だったのかな?前と同じように渡りきったバルでコラカオを飲んで休憩。フィリップスが居たので同じテーブルに座る。他の巡礼もぱらぱらとやって来て、10人ぐらいが休んだり通過していった。ここから巡礼路は路地裏の細い道を進むのでちょっと面白い。

  •  山の中に凄い団体が道の両脇で休んでいた。若い人もいるが、多くが年配者で、仰向けにひっくり返ってくたばりかけてるのも数人いる。元気な人に話を聞くと、イタリアからの巡礼団で総勢28名の大所帯だそうだ。きっとサンチャゴまで100km地点の Tui を昨日スタートした人達だろう。Tui を出発して初日に泊まったのがきっと昨日のレドンデレラで、その疲れを繰り越したまま今日の山越えでくたばったんだろうと推測する。ここからサンチャゴまでは最短ルートでもまだ3日掛かる。このメンバーの様子だと4日か5日掛けての到着と思われる。きっと青息吐息でゴールすることだろうな。大変な思いと比例して大感激するだろう。大人数だからその相乗効果で見ものじゃないのかな?きっと忘れられない思い出になること間違いなし。今はしんどいけど、後になれば一生の宝物だったと思えることだろう。<br /><br /> 今日も逆ルートを行くソロの女性巡礼と会うことができた。フランスのサンジャンから歩き始め、サンチャゴ到達後にフィステラまで歩き、それからこのポルトガルの道を逆に辿ってファティマまで歩くそうだ。凄い、今回私が歩いてる距離の合計より凡そ150kmは多いと思われる。しかも女性でソロだから尚更凄い。自分も今回歩いて来たコースを紹介したら驚かれる。お互いの健闘を称えブエンカンミーノと言ってバイバイする。

     山の中に凄い団体が道の両脇で休んでいた。若い人もいるが、多くが年配者で、仰向けにひっくり返ってくたばりかけてるのも数人いる。元気な人に話を聞くと、イタリアからの巡礼団で総勢28名の大所帯だそうだ。きっとサンチャゴまで100km地点の Tui を昨日スタートした人達だろう。Tui を出発して初日に泊まったのがきっと昨日のレドンデレラで、その疲れを繰り越したまま今日の山越えでくたばったんだろうと推測する。ここからサンチャゴまでは最短ルートでもまだ3日掛かる。このメンバーの様子だと4日か5日掛けての到着と思われる。きっと青息吐息でゴールすることだろうな。大変な思いと比例して大感激するだろう。大人数だからその相乗効果で見ものじゃないのかな?きっと忘れられない思い出になること間違いなし。今はしんどいけど、後になれば一生の宝物だったと思えることだろう。

     今日も逆ルートを行くソロの女性巡礼と会うことができた。フランスのサンジャンから歩き始め、サンチャゴ到達後にフィステラまで歩き、それからこのポルトガルの道を逆に辿ってファティマまで歩くそうだ。凄い、今回私が歩いてる距離の合計より凡そ150kmは多いと思われる。しかも女性でソロだから尚更凄い。自分も今回歩いて来たコースを紹介したら驚かれる。お互いの健闘を称えブエンカンミーノと言ってバイバイする。

  •  11:20、ポンテベドラの町にやってきた。巡航速度5km弱で歩けたので私としては速いペース。ポンテベドラのアルベルゲは駅の隣なので分かりやすい。町に入って一段高くなっている所に線路があって、じゃぁその下をくぐったらアルベルゲだろうとの記憶が正しく、あっけなくアルベルゲに到着。まだ時間が早いけど、既に数人が待っていた。フィリップスが先頭で、2番は昨日のバルでフィリップスと3人でお喋りしたロシアの女の子だった。昨日話した時に一人で歩いているのかの積もりで「あなたはソロ?」にはイエスだったのでソロ歩きと思い込んでいたが、隣の青年とカップルらしくロシア語で話している。私の言った「ソロ」を「独身か?」と受け取ったらしい。私はその次の4番目だった。<br /><br /> 缶ビールを買ってきて飲んでいると、エステルと顔見知りの女性も到着してくる。今日もエステルは見たことない服を着ていたので、一体何枚の服を持ち歩いているんだと質問すると何枚も持っていないそうだ。少ない枚数を上手に組み合わせて着ているのかな?

     11:20、ポンテベドラの町にやってきた。巡航速度5km弱で歩けたので私としては速いペース。ポンテベドラのアルベルゲは駅の隣なので分かりやすい。町に入って一段高くなっている所に線路があって、じゃぁその下をくぐったらアルベルゲだろうとの記憶が正しく、あっけなくアルベルゲに到着。まだ時間が早いけど、既に数人が待っていた。フィリップスが先頭で、2番は昨日のバルでフィリップスと3人でお喋りしたロシアの女の子だった。昨日話した時に一人で歩いているのかの積もりで「あなたはソロ?」にはイエスだったのでソロ歩きと思い込んでいたが、隣の青年とカップルらしくロシア語で話している。私の言った「ソロ」を「独身か?」と受け取ったらしい。私はその次の4番目だった。

     缶ビールを買ってきて飲んでいると、エステルと顔見知りの女性も到着してくる。今日もエステルは見たことない服を着ていたので、一体何枚の服を持ち歩いているんだと質問すると何枚も持っていないそうだ。少ない枚数を上手に組み合わせて着ているのかな?

  •  列にコリアンの夫婦がいて、奥さんが英語を話すので色々お喋りできる(片言だけど)。サンチャゴから逆周りでファティマでなくポルトを目指すそうだ。サンチャゴから逆回りでポルトガルの道を行く人はほぼ間違いなくファティマを目指す人なので変わったルートだなぁ。セントラルを行くそうなので、2年前に泊まったアルベルゲ情報をみんな教えて上げると、一生懸命にメモしていた。ご主人は英語はまったく話せないようで、隣にいてニコニコしている。韓国からの巡礼者は殆どが上手に英語を話すのだが、夫婦だと片方が英語を話せるともう一人は話せないこともあるんだなぁ。

     列にコリアンの夫婦がいて、奥さんが英語を話すので色々お喋りできる(片言だけど)。サンチャゴから逆周りでファティマでなくポルトを目指すそうだ。サンチャゴから逆回りでポルトガルの道を行く人はほぼ間違いなくファティマを目指す人なので変わったルートだなぁ。セントラルを行くそうなので、2年前に泊まったアルベルゲ情報をみんな教えて上げると、一生懸命にメモしていた。ご主人は英語はまったく話せないようで、隣にいてニコニコしている。韓国からの巡礼者は殆どが上手に英語を話すのだが、夫婦だと片方が英語を話せるともう一人は話せないこともあるんだなぁ。

  •  1時になったのでチェックイン開始。6ユーロ。ベッドは年配者は下段で受付順が早くても若者は上段にしているようだ。ロシアのカップルは同じベッドの上下と配慮してくれているのでキメ細かい対応をしてくれているようだ。<br /><br /> シャワー・洗濯後、キッチンに何があるか確認して離れたスーパーへ買出し。1リットルビール(0.7)、ヨーグルト4(0.53)、トマト2(0.6)、ファンタオレンジ(0.45)、クックテイル(1.4)、冷凍チャーハン(のようなもの1.75)で合計5.45ユーロ。それぞれの価格に興味がある人もいるかと思って、今回は品物別の値段も書いてみました。意外と米が安かったな。<br /><br /> 冷凍のコメはキッチンの電子レンジで軽く温めてからオイルを垂らしたフライパンで加熱。料理は初心者だがこうした方が何となく美味くなるような気がして。米はサフランで色づけされたのか黄色い色をしている。鳥肉とえんどう豆と赤いピーマンが入っている。チャーハンなのかパエージャなのか判別できない。エステルは隣のレンジでカボチャのスープを温めていて、エステルも節約しているのかいつもキッチンで何か作っているようだ。若い子は押しなべて金を持ってないので節約している子が多い。

     1時になったのでチェックイン開始。6ユーロ。ベッドは年配者は下段で受付順が早くても若者は上段にしているようだ。ロシアのカップルは同じベッドの上下と配慮してくれているのでキメ細かい対応をしてくれているようだ。

     シャワー・洗濯後、キッチンに何があるか確認して離れたスーパーへ買出し。1リットルビール(0.7)、ヨーグルト4(0.53)、トマト2(0.6)、ファンタオレンジ(0.45)、クックテイル(1.4)、冷凍チャーハン(のようなもの1.75)で合計5.45ユーロ。それぞれの価格に興味がある人もいるかと思って、今回は品物別の値段も書いてみました。意外と米が安かったな。

     冷凍のコメはキッチンの電子レンジで軽く温めてからオイルを垂らしたフライパンで加熱。料理は初心者だがこうした方が何となく美味くなるような気がして。米はサフランで色づけされたのか黄色い色をしている。鳥肉とえんどう豆と赤いピーマンが入っている。チャーハンなのかパエージャなのか判別できない。エステルは隣のレンジでカボチャのスープを温めていて、エステルも節約しているのかいつもキッチンで何か作っているようだ。若い子は押しなべて金を持ってないので節約している子が多い。

  •  トマトは1個を4等分にカットして塩を振る。同じテーブルでエステルも食べ出したので、トマトを勧めたら1個食べてくれる。チャーハンも勧めたが、ベジタリアンなのでいらないそうだ。欧米人ってベジタリアンがあちこちにいる。日本人でベジタリアンだと言う人には会ったことないので、その差は何でかな。日本は肉を食べ始めるのが遅かったからなのと関係あるのかな?<br /><br /> 特にすることもないので、みんなが見ているレセプション前に据えてある大型テレビでフットボールの試合を見て過ごす。ブラジル・ドイツ戦で2:0でブラジルの勝利。そしたら誰かが青年におめでとうと言ったので、この青年がブラジル人だと分かった。どうりで大声を出したりテーブルを叩いたり、その観戦の仕方に熱が入っていると思った。<br /><br /> 夕方、高台になっているアルベルゲの庭から下の巡礼路を眺めていたら、バックパックに長い棒を渡して二人で前後を担いでいる若者グループがやって来た。近くまで来たら、仲間のうちの一人が手ぶらだったので、この子がバテたので荷物を担いでやってるのが分かった。みんな自分の荷物だけでも重たいのに友達思いだなと感心する。グループで歩くメリットがこんな所にもあったのか。<br /><br /> 明日はカミーノ本線から外れてVariante Espuritual という道を目指す。本線を行く場合と比べて凡そ1.5倍の距離があるのでこっちを選ぶ巡礼は1割もいないはず。ぐっと歩く人が少なくなる。エステルだけはvarianteを行くと前に言ってたので期待しているのだが、本当に来るかな?<br /><br /><br /> ポルトガルの道31   一人じゃなかった Armenteira<br /><br /> 6月28日  日本出発から68日目<br /> 食堂に移動してヨーグルト、クロワッサン、トマト、コーヒーで朝飯。コリアの夫婦がブエンカミーノと言い残して真っ暗闇の中を出発していった。奥さんはいつもスカートにごつい登山靴を履いて背中に大きいバックパックと言う勇ましいスタイルだったな。<br /><br /> 7:10、まだ暗い中を自分も出発。数人が前を歩いているので嬉しい。でも今日はみんなとは別の道を行くので、その分岐がどこなのか模索しながら歩く。知らずに分岐点を通り越してずるずるとみんなと同じ道に入るのを避けたかったので、曲がり角が現れるたびにEspuritual への標識がないかと目を光らせる。さて、分岐点だろうと想像していた大きな橋が現れた。ここで地図とにらめっこして考える。地元の人がやって来たので、橋の名前を尋ねたら、この橋を渡っていけば自分が目指すスピリチュアルの道だと言うのが分かる。なんだ、じゃぁここもまだ分岐点じゃなかったのかと安心する。やっぱりもう少し前を行く巡礼の後に続けばいいんだ。

     トマトは1個を4等分にカットして塩を振る。同じテーブルでエステルも食べ出したので、トマトを勧めたら1個食べてくれる。チャーハンも勧めたが、ベジタリアンなのでいらないそうだ。欧米人ってベジタリアンがあちこちにいる。日本人でベジタリアンだと言う人には会ったことないので、その差は何でかな。日本は肉を食べ始めるのが遅かったからなのと関係あるのかな?

     特にすることもないので、みんなが見ているレセプション前に据えてある大型テレビでフットボールの試合を見て過ごす。ブラジル・ドイツ戦で2:0でブラジルの勝利。そしたら誰かが青年におめでとうと言ったので、この青年がブラジル人だと分かった。どうりで大声を出したりテーブルを叩いたり、その観戦の仕方に熱が入っていると思った。

     夕方、高台になっているアルベルゲの庭から下の巡礼路を眺めていたら、バックパックに長い棒を渡して二人で前後を担いでいる若者グループがやって来た。近くまで来たら、仲間のうちの一人が手ぶらだったので、この子がバテたので荷物を担いでやってるのが分かった。みんな自分の荷物だけでも重たいのに友達思いだなと感心する。グループで歩くメリットがこんな所にもあったのか。

     明日はカミーノ本線から外れてVariante Espuritual という道を目指す。本線を行く場合と比べて凡そ1.5倍の距離があるのでこっちを選ぶ巡礼は1割もいないはず。ぐっと歩く人が少なくなる。エステルだけはvarianteを行くと前に言ってたので期待しているのだが、本当に来るかな?


    ポルトガルの道31   一人じゃなかった Armenteira

    6月28日  日本出発から68日目
     食堂に移動してヨーグルト、クロワッサン、トマト、コーヒーで朝飯。コリアの夫婦がブエンカミーノと言い残して真っ暗闇の中を出発していった。奥さんはいつもスカートにごつい登山靴を履いて背中に大きいバックパックと言う勇ましいスタイルだったな。

     7:10、まだ暗い中を自分も出発。数人が前を歩いているので嬉しい。でも今日はみんなとは別の道を行くので、その分岐がどこなのか模索しながら歩く。知らずに分岐点を通り越してずるずるとみんなと同じ道に入るのを避けたかったので、曲がり角が現れるたびにEspuritual への標識がないかと目を光らせる。さて、分岐点だろうと想像していた大きな橋が現れた。ここで地図とにらめっこして考える。地元の人がやって来たので、橋の名前を尋ねたら、この橋を渡っていけば自分が目指すスピリチュアルの道だと言うのが分かる。なんだ、じゃぁここもまだ分岐点じゃなかったのかと安心する。やっぱりもう少し前を行く巡礼の後に続けばいいんだ。

  •  上の地図が本来の巡礼路から離れて行こうとしている「 Variante Espuritual 」の地図です。2千年の昔、ヤコブの亡骸を載せた小舟で川を遡ったルートをなぞると言う道です。右の点直線が一般的に歩かれるポルトガル人の巡礼路で、右下の黄色い●は現在地のポンテベドラ、途中の水色の丸が Caldas de Reis で公営アルベルゲがあり泊まることができます。スピリチュアルの道との合流地点の Pontecesures (上の水色●)まで2日間の行程。地図を見て分かる通り緑色で表す丘陵が少なく平たん地が多い。左へ延びる赤い実線がスピリチュアルの道で、こっちを行く人は全体の数パーセント程度と思われる。黄色の丸がアルベルゲの位置で、ちゃんと手頃な距離に公営アルベルゲがあり全体で3日間の行程だがボートを利用すれば2日間で踏破できそうです。こっちは山越えが幾つか出てきます。海上の青い実線はボートに乗ることもできる行程で、ヤコブの跡を海上からたどるルートですが、私はここも歩く予定。3日目の行程は赤い点線で書かれていることから、ここを歩く人は更に少なく、ネットでは95%の巡礼はボートを利用すると怖いことが書かれています。まぁヤコブが小舟で運ばれた道を辿るルートなので、そっちの方が正しい気もしますが。この区間に矢印があるかちょっと心配。歩く人は殆どいなそうなので途中にアルベルゲはありません。

     上の地図が本来の巡礼路から離れて行こうとしている「 Variante Espuritual 」の地図です。2千年の昔、ヤコブの亡骸を載せた小舟で川を遡ったルートをなぞると言う道です。右の点直線が一般的に歩かれるポルトガル人の巡礼路で、右下の黄色い●は現在地のポンテベドラ、途中の水色の丸が Caldas de Reis で公営アルベルゲがあり泊まることができます。スピリチュアルの道との合流地点の Pontecesures (上の水色●)まで2日間の行程。地図を見て分かる通り緑色で表す丘陵が少なく平たん地が多い。左へ延びる赤い実線がスピリチュアルの道で、こっちを行く人は全体の数パーセント程度と思われる。黄色の丸がアルベルゲの位置で、ちゃんと手頃な距離に公営アルベルゲがあり全体で3日間の行程だがボートを利用すれば2日間で踏破できそうです。こっちは山越えが幾つか出てきます。海上の青い実線はボートに乗ることもできる行程で、ヤコブの跡を海上からたどるルートですが、私はここも歩く予定。3日目の行程は赤い点線で書かれていることから、ここを歩く人は更に少なく、ネットでは95%の巡礼はボートを利用すると怖いことが書かれています。まぁヤコブが小舟で運ばれた道を辿るルートなので、そっちの方が正しい気もしますが。この区間に矢印があるかちょっと心配。歩く人は殆どいなそうなので途中にアルベルゲはありません。

  •  橋を渡って進んで行くと分岐点があるらしいので、今か今かと目を配りながら歩いていくと、ちゃんと目立つように分岐の看板が登場する。あったあった、ネットで見ていたのと同じ看板だよ。ちゃんと見落とさないようになっていた。看板の写真を撮っていたら、ロシアのカップルが追いついてくる。Variante Espiritual ルートの説明をちょっとして「自分はこっちに行くんだけど、二人もどう?」な感じで誘ってみたけど、この二人はやっぱり直進する普通の道を行くようだ。ま、そうだよね。分岐はあちこちにあっても大体がその日のうちに合流するのが多い中で、ここは分かれると合流は3日後なので予定になかったら行かないよね。

     橋を渡って進んで行くと分岐点があるらしいので、今か今かと目を配りながら歩いていくと、ちゃんと目立つように分岐の看板が登場する。あったあった、ネットで見ていたのと同じ看板だよ。ちゃんと見落とさないようになっていた。看板の写真を撮っていたら、ロシアのカップルが追いついてくる。Variante Espiritual ルートの説明をちょっとして「自分はこっちに行くんだけど、二人もどう?」な感じで誘ってみたけど、この二人はやっぱり直進する普通の道を行くようだ。ま、そうだよね。分岐はあちこちにあっても大体がその日のうちに合流するのが多い中で、ここは分かれると合流は3日後なので予定になかったら行かないよね。

  •  そんな話をしていたら今度はエステルがやって来た。エステルはスピリチュアルの道を歩くようなことを言ってたので期待を込めて「エステルはこっちに行く?」と言ってみたら、普通の道を行くことに変えたそうだ。じゃあここでバイバイだねと言うと、サンチャゴに到着したあとは互いにフィステラの道を行くのだから、また再会するだろうなことを言っているようだ。そんな旨く行くかな?こんなやり取りを分岐点でやってる間にもパラパラと巡礼は通り過ぎて行くが、スピリチュアルの道を選ぶ人はタダの一人もいなかった。想像してたのよりずっとこっちを行く人はいないようなので3日間誰にも会わないんじゃないかと若干びびる。<br /><br /> 王道のカミーノを外れて山の中に入っていく。マイナーな道だけど矢印だけはちゃんと続いているのでそこだけは安心した。マリンハスでイタリアのおばちゃんに脅かされた通り、分かれ道からはどんどん山道に入っていく。標高は高くなくても海抜ゼロメートルからのスタートなのでそこそこの登りだ。でも、おばちゃんが言ってた程の凄い登りでもなさそうだし元気なのでぐいぐい歩いていける。

     そんな話をしていたら今度はエステルがやって来た。エステルはスピリチュアルの道を歩くようなことを言ってたので期待を込めて「エステルはこっちに行く?」と言ってみたら、普通の道を行くことに変えたそうだ。じゃあここでバイバイだねと言うと、サンチャゴに到着したあとは互いにフィステラの道を行くのだから、また再会するだろうなことを言っているようだ。そんな旨く行くかな?こんなやり取りを分岐点でやってる間にもパラパラと巡礼は通り過ぎて行くが、スピリチュアルの道を選ぶ人はタダの一人もいなかった。想像してたのよりずっとこっちを行く人はいないようなので3日間誰にも会わないんじゃないかと若干びびる。

     王道のカミーノを外れて山の中に入っていく。マイナーな道だけど矢印だけはちゃんと続いているのでそこだけは安心した。マリンハスでイタリアのおばちゃんに脅かされた通り、分かれ道からはどんどん山道に入っていく。標高は高くなくても海抜ゼロメートルからのスタートなのでそこそこの登りだ。でも、おばちゃんが言ってた程の凄い登りでもなさそうだし元気なのでぐいぐい歩いていける。

  •  野を越え山越え海沿いの町に出る。大きな修道院らしき建物が登場するが、もちろん目指す修道院であるわけない。ここからは海に沿って普通の舗装路を歩くようになった。しばらく行くと道路反対側のセニョールがカミーノはこっちだと手で合図をしてくれる。そこには八百屋があったので、ここで食料を仕入れて行く事にする。この先は舗装路を離れ山の中に入っていく筈なので、何かあった時に食べ物を持っていた方が安全だ。バナナ2本、チョコサンドのビスケット1包みにファンタレモンを仕入れる。ファンタをごみ箱のある道端で飲み干してすぐ山の中へ。

     野を越え山越え海沿いの町に出る。大きな修道院らしき建物が登場するが、もちろん目指す修道院であるわけない。ここからは海に沿って普通の舗装路を歩くようになった。しばらく行くと道路反対側のセニョールがカミーノはこっちだと手で合図をしてくれる。そこには八百屋があったので、ここで食料を仕入れて行く事にする。この先は舗装路を離れ山の中に入っていく筈なので、何かあった時に食べ物を持っていた方が安全だ。バナナ2本、チョコサンドのビスケット1包みにファンタレモンを仕入れる。ファンタをごみ箱のある道端で飲み干してすぐ山の中へ。

  •  途中にこの道の詳しい情報板が現れた。現在地から今日のアルベルゲまでは5キロとのこと。それが分かると力が湧いてくる。明日は12km歩けばバルがあって、29kmで次のアルベルゲがあるそうだ。こういう情報は貴重だ。文字が読めるように大きめの写真で掲載しておくので、この道を歩く予定の人は参考にしてください。

     途中にこの道の詳しい情報板が現れた。現在地から今日のアルベルゲまでは5キロとのこと。それが分かると力が湧いてくる。明日は12km歩けばバルがあって、29kmで次のアルベルゲがあるそうだ。こういう情報は貴重だ。文字が読めるように大きめの写真で掲載しておくので、この道を歩く予定の人は参考にしてください。

  •  目的地の大きな修道院が現れた。アーチを潜って中庭に入っていくと小学生を引率した一団が来ていた。郊外学習で訪れるような有名なところだったのか。受付らしい部屋に入って行くとそこはお土産コーナーで修道士が店番をしていた。尋ねると、ここはアルベルゲではないそうだ。そうだったのか、修道院の中に併設されたアルベルゲだとばかり思っていたよ。アルベルゲはアーチを出て下がった先にあるようなことを言っているな。まぁここは違ったがアルベルゲはあるようなので当たらずと言えども遠からずだ。

     目的地の大きな修道院が現れた。アーチを潜って中庭に入っていくと小学生を引率した一団が来ていた。郊外学習で訪れるような有名なところだったのか。受付らしい部屋に入って行くとそこはお土産コーナーで修道士が店番をしていた。尋ねると、ここはアルベルゲではないそうだ。そうだったのか、修道院の中に併設されたアルベルゲだとばかり思っていたよ。アルベルゲはアーチを出て下がった先にあるようなことを言っているな。まぁここは違ったがアルベルゲはあるようなので当たらずと言えども遠からずだ。

  •  言われたとおりに修道院を後にして更に歩き続けると、はるか先のほうにも建物が見え出した。あれか!?修道院からは600mほど離れているようで、隣には体育館のような施設も見える。まだ時間前なのでチェックインは出来ないし扉にはカギが掛かっているので入ることが出来なかった。<br /><br /> 現在12時半でオープンは2時だった。何か食べたいが近所にはバルも店もない。修道院のすぐ側にはバルがあるのを見ていたので戻って行こう。暑い暑いと言いながらも歩くしかない。久しぶりにペリグリノ・メニュー(巡礼定食)を頼む。一般的な巡礼定食は第一の皿と第二の皿のほかにパンと飲み物デザートが付くが、ここんちは8ユーロなので一枚の皿に全てが載っているプレート料理だった。まぁ安くちゃ何でもいいや。豚肉が3枚と目玉焼き1にフライドポテト、ちんまりとサラダが載っている。サラダ用にビネガーとオリーブオイルの小袋が2つずつ付いてきたので残ったのを持ち帰ることにする。スーパーから時々買っているバケツ野菜にはドレッシングが付いているが、カット野菜だと味付けになるものがなにもないのでそれ用。

     言われたとおりに修道院を後にして更に歩き続けると、はるか先のほうにも建物が見え出した。あれか!?修道院からは600mほど離れているようで、隣には体育館のような施設も見える。まだ時間前なのでチェックインは出来ないし扉にはカギが掛かっているので入ることが出来なかった。

     現在12時半でオープンは2時だった。何か食べたいが近所にはバルも店もない。修道院のすぐ側にはバルがあるのを見ていたので戻って行こう。暑い暑いと言いながらも歩くしかない。久しぶりにペリグリノ・メニュー(巡礼定食)を頼む。一般的な巡礼定食は第一の皿と第二の皿のほかにパンと飲み物デザートが付くが、ここんちは8ユーロなので一枚の皿に全てが載っているプレート料理だった。まぁ安くちゃ何でもいいや。豚肉が3枚と目玉焼き1にフライドポテト、ちんまりとサラダが載っている。サラダ用にビネガーとオリーブオイルの小袋が2つずつ付いてきたので残ったのを持ち帰ることにする。スーパーから時々買っているバケツ野菜にはドレッシングが付いているが、カット野菜だと味付けになるものがなにもないのでそれ用。

  •  ここでゆっくり日記など書きながら13:50までねばる。支払いになったら8じゃなく10ユーロに値上がりしていた!どうもビールで2ユーロ取られたらしいが、普通、巡礼定食には10ユーロでワインか水が必ず付くんだからビールを頼んでも値段の内かと思ったよ。だったらすっごく高い巡礼定食だ。周りに店がないので強気なのか、ぼられた気になる。

     ここでゆっくり日記など書きながら13:50までねばる。支払いになったら8じゃなく10ユーロに値上がりしていた!どうもビールで2ユーロ取られたらしいが、普通、巡礼定食には10ユーロでワインか水が必ず付くんだからビールを頼んでも値段の内かと思ったよ。だったらすっごく高い巡礼定食だ。周りに店がないので強気なのか、ぼられた気になる。

  •  アルベルゲに戻ると、分岐点で別れたロシアのカップルと、カミンハで傷バンを上げようとした気の良さそうな背の高い若者が開くのを待っていた!え、だってこのカップルはこっちには行かないと言って別方向に歩き出したんじゃ?どうやら途中で気が変わってこっちを選んでくれたらしい。もしかして私に誘われたことで気が変わったのかも知れない。どちらにしてもそれはラッキー。ソロの若者は最初からスピリチュアルの道を歩く予定だったのかどうか知らないけど、アルベルゲで一人と思っていたので仲間がいたのは嬉しい誤算だ。

     アルベルゲに戻ると、分岐点で別れたロシアのカップルと、カミンハで傷バンを上げようとした気の良さそうな背の高い若者が開くのを待っていた!え、だってこのカップルはこっちには行かないと言って別方向に歩き出したんじゃ?どうやら途中で気が変わってこっちを選んでくれたらしい。もしかして私に誘われたことで気が変わったのかも知れない。どちらにしてもそれはラッキー。ソロの若者は最初からスピリチュアルの道を歩く予定だったのかどうか知らないけど、アルベルゲで一人と思っていたので仲間がいたのは嬉しい誤算だ。

  •  オスピタレラがやって来てチェックイン。ここも6ユーロだった。まだ新しい建物で設備も近代的。周りに店もバルもないからなのか、自販機が3台も並んでいた。泊まる人が少ないのでベッドも好き放題に選べる。歩く人が少ない道の最大のメリットかな。シャワー洗濯したら豆タンクみたいなおばちゃんが到着してきた。歩いている間は誰にも会わなかったのに、こんなコースを歩く人が少しはいるんだな。その後もパラパラと到着してくる巡礼が数人いたので意外だった。<br /><br /> ここの受付に小物を乗せた皿があったので、40日も持ち歩いている石ころをそっと載せておく。セブレイロ峠の教会で貰った小石で、黄色いペンキで矢印が書いてある。少しでも重量を減らしたいので持ち歩くのは嫌だったが、折角くれた石だし、神父さんがくれたので多分祝別してあるだろう。なので捨てるのも気が引けたけど、ここなら捨てるのと違うからいいかなな感じで。もしかしてフランス人の道を歩いた巡礼がこれを見たら、セブレイロ教会で配っていた小石と気が付くかも知れない。<br /><br /> ロシアのカップルはオスピタレラのおばちゃんを捕まえて盛んに明日の港町から出るボートの時間を尋ねている。きっと、午後のボートに乗ってパドロンに行く計画なのかも知れないな。この道はサンチャゴの遺体を乗せた小船が地中海を越え大西洋から続く川を遡って、パドロンに至るまでをなぞる道。それでこの道を「Variante Espuritual 」と言うそうだ。それに倣って、次の港町からボートに乗ってパドロンまで行ってしまう巡礼の方が多いと言う。今日は登りが多かったが、明日は逆に下りが多い予想なので、楽勝の気がしている。ほんとかな?<br /><br /><br /> ポルトガルの道32   自然のアスレチック Arousa<br /><br /> 6月29日  日本出発から69日目<br /> 手持ちの食料が昨日の八百屋で買ったチョコビスケットしかない。それとコーヒーを飲んで粗末な朝飯。コーヒーの残りが1袋になったので、スーパーがあったら仕入れたい。コーヒーがあると特に朝はリフレッシュされるので重要だ。<br /><br /> ロシアのカップルはまだ誰も起きない真っ暗闇の中を出発して行った。昨日、しつこいくらいオスピタレラのおばちゃんに港町から出るボートの時間を聞いていたので、どうやらその時間に合わせて今日の内にボートに乗って本線に合流する積りらしい。ボートに乗れば3日間で歩き終えるこのルートを2日間で終わらすことができるってことか。二人は急きょこっちのコースに変えたので、その辻褄を合せる積りのかも知れない。忙しいこったな。私のように無職と違って日数に限りがある有職者の巡礼は計画的なのだろう。

     オスピタレラがやって来てチェックイン。ここも6ユーロだった。まだ新しい建物で設備も近代的。周りに店もバルもないからなのか、自販機が3台も並んでいた。泊まる人が少ないのでベッドも好き放題に選べる。歩く人が少ない道の最大のメリットかな。シャワー洗濯したら豆タンクみたいなおばちゃんが到着してきた。歩いている間は誰にも会わなかったのに、こんなコースを歩く人が少しはいるんだな。その後もパラパラと到着してくる巡礼が数人いたので意外だった。

     ここの受付に小物を乗せた皿があったので、40日も持ち歩いている石ころをそっと載せておく。セブレイロ峠の教会で貰った小石で、黄色いペンキで矢印が書いてある。少しでも重量を減らしたいので持ち歩くのは嫌だったが、折角くれた石だし、神父さんがくれたので多分祝別してあるだろう。なので捨てるのも気が引けたけど、ここなら捨てるのと違うからいいかなな感じで。もしかしてフランス人の道を歩いた巡礼がこれを見たら、セブレイロ教会で配っていた小石と気が付くかも知れない。

     ロシアのカップルはオスピタレラのおばちゃんを捕まえて盛んに明日の港町から出るボートの時間を尋ねている。きっと、午後のボートに乗ってパドロンに行く計画なのかも知れないな。この道はサンチャゴの遺体を乗せた小船が地中海を越え大西洋から続く川を遡って、パドロンに至るまでをなぞる道。それでこの道を「Variante Espuritual 」と言うそうだ。それに倣って、次の港町からボートに乗ってパドロンまで行ってしまう巡礼の方が多いと言う。今日は登りが多かったが、明日は逆に下りが多い予想なので、楽勝の気がしている。ほんとかな?


    ポルトガルの道32   自然のアスレチック Arousa

    6月29日  日本出発から69日目
     手持ちの食料が昨日の八百屋で買ったチョコビスケットしかない。それとコーヒーを飲んで粗末な朝飯。コーヒーの残りが1袋になったので、スーパーがあったら仕入れたい。コーヒーがあると特に朝はリフレッシュされるので重要だ。

     ロシアのカップルはまだ誰も起きない真っ暗闇の中を出発して行った。昨日、しつこいくらいオスピタレラのおばちゃんに港町から出るボートの時間を聞いていたので、どうやらその時間に合わせて今日の内にボートに乗って本線に合流する積りらしい。ボートに乗れば3日間で歩き終えるこのルートを2日間で終わらすことができるってことか。二人は急きょこっちのコースに変えたので、その辻褄を合せる積りのかも知れない。忙しいこったな。私のように無職と違って日数に限りがある有職者の巡礼は計画的なのだろう。

  •  8時スタート。海が近いからか凄い霧が出ている。舗装路から崖下に下りる狭くて暗い道が続いているので若干ビビル。まるで洞窟にでも入っていくようだ。苔むして岩だらけ。もののけ姫の森のような雰囲気の道がずっと続く。岩場のアスレチックみたいで面白かったが、油断すると悲しい現実が目の前にぶら下がっている。膝を石に打ち付けたり捻挫したらエライことになってしまう。二人はこんな険しい真っ暗闇の中をヘッドライトを頼りに下って行ったのか。想像するだけで恐ろしい~。

     8時スタート。海が近いからか凄い霧が出ている。舗装路から崖下に下りる狭くて暗い道が続いているので若干ビビル。まるで洞窟にでも入っていくようだ。苔むして岩だらけ。もののけ姫の森のような雰囲気の道がずっと続く。岩場のアスレチックみたいで面白かったが、油断すると悲しい現実が目の前にぶら下がっている。膝を石に打ち付けたり捻挫したらエライことになってしまう。二人はこんな険しい真っ暗闇の中をヘッドライトを頼りに下って行ったのか。想像するだけで恐ろしい~。

  •  そんな道を30分ほど下っていくと、ようやく平らな道になってきたのでやっと緊張から開放される。それから暫くは小川沿いの穏やかな道を歩くことができる。所々に背丈の低い街灯のようなのが設置してあるので、たぶん遊歩道になっていると思われる。

     そんな道を30分ほど下っていくと、ようやく平らな道になってきたのでやっと緊張から開放される。それから暫くは小川沿いの穏やかな道を歩くことができる。所々に背丈の低い街灯のようなのが設置してあるので、たぶん遊歩道になっていると思われる。

  •  30分のあいだ、矢印がさっぱり出てこないので少し心配になった。矢印の代わりに黄色と白で二重線が書かれているGR表記は現れるが、これがカミーノの代わりじゃないだろしな。タイミング良く犬を連れたセニョールがやって来たので、確認のためにカミーノかと尋ねてみる。この道で大丈夫のようだ。<br /><br /> 大きなインターチェンジらしき交差点にでたら、やっとここで黄色い矢印を発見する。一安心。川沿いの道に木製のベンチがあったのでバナナを食べて小休止。日記もつけておく。毎日毎日いろんな事があるので、小まめに付けておかないと片っ端から忘れてしまいそうだ。

     30分のあいだ、矢印がさっぱり出てこないので少し心配になった。矢印の代わりに黄色と白で二重線が書かれているGR表記は現れるが、これがカミーノの代わりじゃないだろしな。タイミング良く犬を連れたセニョールがやって来たので、確認のためにカミーノかと尋ねてみる。この道で大丈夫のようだ。

     大きなインターチェンジらしき交差点にでたら、やっとここで黄色い矢印を発見する。一安心。川沿いの道に木製のベンチがあったのでバナナを食べて小休止。日記もつけておく。毎日毎日いろんな事があるので、小まめに付けておかないと片っ端から忘れてしまいそうだ。

  •  小さな町が現れたのでバルを期待したが、町の端っこを掠めて町には入らなかったのでバルもなかった。川沿いに学校みたいのがあって、川には大きなフロート台が幾つかあったので、ここは子供たちの林間学校みたいな所なんかな?目的の町まで残り16キロだ。

     小さな町が現れたのでバルを期待したが、町の端っこを掠めて町には入らなかったのでバルもなかった。川沿いに学校みたいのがあって、川には大きなフロート台が幾つかあったので、ここは子供たちの林間学校みたいな所なんかな?目的の町まで残り16キロだ。

  •  9:15、目的地12キロ手前の村に貴重なバルがあったので寄っていく。今日歩いていて初めて登場したバルだったので、これを逃す手は無い。バルと長屋状態の隣には雑貨屋があったので、同じ経営のようだ。店に入ってパンとハム・チーズを買おうとしたら、おかみさんがボカディージョにしてくれるそうだ。渡りに船と頼む。見たこともないような巨大なボカディージョを作ってくれて、缶ビールを追加してもたったの2.4ユーロとメチャ安だった。外のテーブルで食べていたらバレンシアの夫婦と昨日も同じ宿になった気の良さそうな背の高い兄ちゃんもやってきた。兄ちゃんは同じテーブルに座って、同じボカディージョを注文した。やっぱり巨大なボカディージョ。ここでこのサイズを食べれば半日はガス欠にならずに歩けるだろう。いい店があってラッキーだった。夫婦がチョコレートをひとかけらくれたので有りがたく頂く。<br /><br /> 4晩も一緒のアルベルゲになった兄ちゃんに名前を書いてもらう。Piotr はピオトールと読むそうだ。「o」が一個足らなく見えるが本人が書いたんだからポーランドではこうなんだろう。英語的にはピーターだとも教えてくれる。ピーターなら十二使徒のリーダー格ペトロのことだ。ポーランドの巡礼と会うと必ず「ろーまんぱぱ」と言うと通じる。名前は忘れているがポーランド出身のローマ法王のことで、きっとポーランド人の誇りだと想像して。<br /><br /> 次の村では音だけの花火がバンバン空でハネていた。お祭りがこれから始まるようで、歩いていくと楽団を乗せたトラックが景気よく走り回っている。人家が密集するような村ではないのでトラックは賑やかな音楽を鳴らしながら畑の間を走り回っていた。きっと主催者は祭りを盛り上げようと一生懸命なのが伝わってくる。

     9:15、目的地12キロ手前の村に貴重なバルがあったので寄っていく。今日歩いていて初めて登場したバルだったので、これを逃す手は無い。バルと長屋状態の隣には雑貨屋があったので、同じ経営のようだ。店に入ってパンとハム・チーズを買おうとしたら、おかみさんがボカディージョにしてくれるそうだ。渡りに船と頼む。見たこともないような巨大なボカディージョを作ってくれて、缶ビールを追加してもたったの2.4ユーロとメチャ安だった。外のテーブルで食べていたらバレンシアの夫婦と昨日も同じ宿になった気の良さそうな背の高い兄ちゃんもやってきた。兄ちゃんは同じテーブルに座って、同じボカディージョを注文した。やっぱり巨大なボカディージョ。ここでこのサイズを食べれば半日はガス欠にならずに歩けるだろう。いい店があってラッキーだった。夫婦がチョコレートをひとかけらくれたので有りがたく頂く。

     4晩も一緒のアルベルゲになった兄ちゃんに名前を書いてもらう。Piotr はピオトールと読むそうだ。「o」が一個足らなく見えるが本人が書いたんだからポーランドではこうなんだろう。英語的にはピーターだとも教えてくれる。ピーターなら十二使徒のリーダー格ペトロのことだ。ポーランドの巡礼と会うと必ず「ろーまんぱぱ」と言うと通じる。名前は忘れているがポーランド出身のローマ法王のことで、きっとポーランド人の誇りだと想像して。

     次の村では音だけの花火がバンバン空でハネていた。お祭りがこれから始まるようで、歩いていくと楽団を乗せたトラックが景気よく走り回っている。人家が密集するような村ではないのでトラックは賑やかな音楽を鳴らしながら畑の間を走り回っていた。きっと主催者は祭りを盛り上げようと一生懸命なのが伝わってくる。

  •  ぐいぐい歩き続けると正面にようやく海が見えてきた。でもまだ目的地は先だ。町の入り口で危なそうな男がいるなと思ってたら「セニョール」と声を掛けてきた。反射的にチラッと見て「おら」と一声発しただけで立ち止まらずにやり過ごす。何でも向こうから声を掛けてくる者には警戒を怠らないのが吉だ。もっとも、そうするのは危険な匂いがする者だけで、でない人には普通に接している。普通の人はブエンカミーノと声を掛けてくれるので、違う声掛けの人は基本的に要注意だ。<br /><br /> 対岸へ渡る長い橋が現れた。えーと、この橋は渡らずに次の橋を渡るほうがアルベルゲに着くには都合がいいんだよなと、大きな橋の下をもぐって通過。でもすぐ現れる筈の次の橋が全然現れない。あれー、地図とは大分違うんだな。さっきの橋を渡ってしまった方が良かったかなと思ってみるが、海岸線の地形自体も地図とは違うので、Maps.me が間違っているのかなと不思議な感じで歩き続ける。海水浴場を通り越したらまた橋が現れたので、ここでやっと最初の橋は自分が思っていた橋より手前の橋だったのだと気づく。今度の橋の向こう側には地図どおりに渡るべき橋が現れた。良かったー、最初の橋を渡ってしまわなくて。

     ぐいぐい歩き続けると正面にようやく海が見えてきた。でもまだ目的地は先だ。町の入り口で危なそうな男がいるなと思ってたら「セニョール」と声を掛けてきた。反射的にチラッと見て「おら」と一声発しただけで立ち止まらずにやり過ごす。何でも向こうから声を掛けてくる者には警戒を怠らないのが吉だ。もっとも、そうするのは危険な匂いがする者だけで、でない人には普通に接している。普通の人はブエンカミーノと声を掛けてくれるので、違う声掛けの人は基本的に要注意だ。

     対岸へ渡る長い橋が現れた。えーと、この橋は渡らずに次の橋を渡るほうがアルベルゲに着くには都合がいいんだよなと、大きな橋の下をもぐって通過。でもすぐ現れる筈の次の橋が全然現れない。あれー、地図とは大分違うんだな。さっきの橋を渡ってしまった方が良かったかなと思ってみるが、海岸線の地形自体も地図とは違うので、Maps.me が間違っているのかなと不思議な感じで歩き続ける。海水浴場を通り越したらまた橋が現れたので、ここでやっと最初の橋は自分が思っていた橋より手前の橋だったのだと気づく。今度の橋の向こう側には地図どおりに渡るべき橋が現れた。良かったー、最初の橋を渡ってしまわなくて。

  •  橋を渡る前から今日のアルベルゲである体育館が見えている。体育館は市民体育館サイズの大きな物だった。頑丈で大きな入り口はカギが掛かっていなかったので入ることができた。どこがレセプションかなと1階を見回してみるがガランとしてそれらしいのは無い。階段があるので上がってみよう。

     橋を渡る前から今日のアルベルゲである体育館が見えている。体育館は市民体育館サイズの大きな物だった。頑丈で大きな入り口はカギが掛かっていなかったので入ることができた。どこがレセプションかなと1階を見回してみるがガランとしてそれらしいのは無い。階段があるので上がってみよう。

  •  体育館の2階の一角がアルベルゲになっている面白い造りだった。ここから体育館の中へも直接行けるようだ。一角と言えどもキッチンやシャワールームなど、必要なものは普通のアルベルゲと同じにあった。私が一番乗りで、オスピタレロは年配で愛想がない。公営アルベルゲにはこういうタイプが時々いるが悪気がある訳ではないと思う。ボランティアだから仕方ないのか、善意でやってるボランティアだからこそフレンドリーであって欲しいのか、それを言っちゃぁおしまいよなのか。

     体育館の2階の一角がアルベルゲになっている面白い造りだった。ここから体育館の中へも直接行けるようだ。一角と言えどもキッチンやシャワールームなど、必要なものは普通のアルベルゲと同じにあった。私が一番乗りで、オスピタレロは年配で愛想がない。公営アルベルゲにはこういうタイプが時々いるが悪気がある訳ではないと思う。ボランティアだから仕方ないのか、善意でやってるボランティアだからこそフレンドリーであって欲しいのか、それを言っちゃぁおしまいよなのか。

  •  体育館併設とは思えないほどこのアルベルゲは大きかった。ベッドルームはおろか、シャワールームもキッチンも普通のアルベルゲより大きいので使い勝手がいい。このルートは巡礼が少ないと思うので、立派過ぎるようだ。<br /><br /> シャワーして、限界を超えているオンボロTシャツは捨てることにする。これで着替えのTシャツが1枚のみになったので、毎日自転車操業だ。オスピタレロに教わったスーパー Froiz へ行く。シエスタの時間だけどダメ元で行ったら運良く開いていた。バケツ野菜、トマト、1リットルビール、ヨーグルト4、ファンタアップルに青リンゴ。石鹸がちびてきたので固形石鹸。明日用にチョコパン一袋で合計7.76ユーロ。今日もカードでお支払い。いっぱい食料が手に入ると、それだけで豊かな気持ちになれる。<br /><br /> 食堂で日記を書いていたら後からチェックインして来たピオトールがオレンジをひとかけくれた。内気なようで自分からは余り話さないようだが、幾日も一緒になってるので親近感を持ってくれてるようだ。オスピタレロは盛んに自分の洗濯物をオイルヒーターの上に載せて乾かしている。夏なのに。無償のボラなので少しは自分のこともしないとやってらんないのだろう。

     体育館併設とは思えないほどこのアルベルゲは大きかった。ベッドルームはおろか、シャワールームもキッチンも普通のアルベルゲより大きいので使い勝手がいい。このルートは巡礼が少ないと思うので、立派過ぎるようだ。

     シャワーして、限界を超えているオンボロTシャツは捨てることにする。これで着替えのTシャツが1枚のみになったので、毎日自転車操業だ。オスピタレロに教わったスーパー Froiz へ行く。シエスタの時間だけどダメ元で行ったら運良く開いていた。バケツ野菜、トマト、1リットルビール、ヨーグルト4、ファンタアップルに青リンゴ。石鹸がちびてきたので固形石鹸。明日用にチョコパン一袋で合計7.76ユーロ。今日もカードでお支払い。いっぱい食料が手に入ると、それだけで豊かな気持ちになれる。

     食堂で日記を書いていたら後からチェックインして来たピオトールがオレンジをひとかけくれた。内気なようで自分からは余り話さないようだが、幾日も一緒になってるので親近感を持ってくれてるようだ。オスピタレロは盛んに自分の洗濯物をオイルヒーターの上に載せて乾かしている。夏なのに。無償のボラなので少しは自分のこともしないとやってらんないのだろう。

  •  ガラスケースの中を見たら土産物に混じって安いTシャツを売っているではないか!しかも「Variante Espiritual」の文字と大きな帆立貝がくっきりプリントされている。余りに安いので2枚買ってもいいかなと思ったが、やっぱり荷物になるので1枚だけにする。たったの3.5ユーロ。その場で着てしまう。古いのを捨てたその日に願ってもないTシャツを買えたのでついてる。以後、これが一番のお気に入りになる。<br /><br /> ベッドルームには2段ベッドが12台置かれているが、今日の泊り客は8人だけなので全員が好きなベッドを選べた。部屋が広いのでベッドの間隔も広く取ってあって圧迫感もない。2段ベッドの上に人がいないととても快適に過ごせる。バックパックから出した荷物も上段に並べて置けるので翌朝のパッキングが楽になるメリットもあるし、良いことづくめだ。<br /><br /> 今日は下りが多い24キロと高をくくっていたので意外と疲れた。明日はここ Vilanova de Arousa から次にアルベルゲがある Pontecesures まで38kmの行程だ。距離があるのでいつもより早めにスタートしたい。他の人たちはボートに乗るのかな?私は日本にいる内から全部歩くと決めていたので羨ましくないけど道連れがいないと決まっているのは寂しい。 <br /><br /><br /> ポルトガルの道33  救いの神? Pontecesures<br /><br /> 6月30日  日本出発から70日目

     ガラスケースの中を見たら土産物に混じって安いTシャツを売っているではないか!しかも「Variante Espiritual」の文字と大きな帆立貝がくっきりプリントされている。余りに安いので2枚買ってもいいかなと思ったが、やっぱり荷物になるので1枚だけにする。たったの3.5ユーロ。その場で着てしまう。古いのを捨てたその日に願ってもないTシャツを買えたのでついてる。以後、これが一番のお気に入りになる。

     ベッドルームには2段ベッドが12台置かれているが、今日の泊り客は8人だけなので全員が好きなベッドを選べた。部屋が広いのでベッドの間隔も広く取ってあって圧迫感もない。2段ベッドの上に人がいないととても快適に過ごせる。バックパックから出した荷物も上段に並べて置けるので翌朝のパッキングが楽になるメリットもあるし、良いことづくめだ。

     今日は下りが多い24キロと高をくくっていたので意外と疲れた。明日はここ Vilanova de Arousa から次にアルベルゲがある Pontecesures まで38kmの行程だ。距離があるのでいつもより早めにスタートしたい。他の人たちはボートに乗るのかな?私は日本にいる内から全部歩くと決めていたので羨ましくないけど道連れがいないと決まっているのは寂しい。


    ポルトガルの道33  救いの神? Pontecesures

    6月30日  日本出発から70日目

  •  Variante Espiritual の道3日目、アロウサのアルベルゲ。キッチンで昨日仕入れたチョコロールケーキとコーヒーで朝飯。チョコロールケーキがもの凄く甘くて一口ごとに震えがくる(うそ)。青リンゴは水道で洗ってバックパックのサイドポケットへ。これは行動食の積もり。雨がぱらついているので、止んでくれないかな。

     Variante Espiritual の道3日目、アロウサのアルベルゲ。キッチンで昨日仕入れたチョコロールケーキとコーヒーで朝飯。チョコロールケーキがもの凄く甘くて一口ごとに震えがくる(うそ)。青リンゴは水道で洗ってバックパックのサイドポケットへ。これは行動食の積もり。雨がぱらついているので、止んでくれないかな。

  •  アルベルゲ入口の廊下には自転車組が出発準備をしていた。日本では許可されないのか見たことがないけど、御覧のように自転車本体の後ろに運搬用のサブ自転車を引っ張るスタイル。スペイン巡礼ではときどきこういうのが走っていて、時には中に子供が入っているのを見たこともある。さすがに子供を入れて引っ張るのは危険を感じるが、許可されてるところを見ると、事故の確率は普通の自転車と同じなんかな。

     アルベルゲ入口の廊下には自転車組が出発準備をしていた。日本では許可されないのか見たことがないけど、御覧のように自転車本体の後ろに運搬用のサブ自転車を引っ張るスタイル。スペイン巡礼ではときどきこういうのが走っていて、時には中に子供が入っているのを見たこともある。さすがに子供を入れて引っ張るのは危険を感じるが、許可されてるところを見ると、事故の確率は普通の自転車と同じなんかな。

  •  7:15、雨のため薄暗い中を出発。海沿いをぺたぺたと歩き続ける。この区間を歩く人は殆どいない筈だが、ちゃんと矢印は備わっていたので取り合えず一安心。この調子でずっと合流の町まで続いていることを祈る。町を出るまではあっちに行ったりこっちに曲がったりを繰り返すが無事に脱出に成功する。

     7:15、雨のため薄暗い中を出発。海沿いをぺたぺたと歩き続ける。この区間を歩く人は殆どいない筈だが、ちゃんと矢印は備わっていたので取り合えず一安心。この調子でずっと合流の町まで続いていることを祈る。町を出るまではあっちに行ったりこっちに曲がったりを繰り返すが無事に脱出に成功する。

  •  次に出てきた大きな町の中で完全に迷う。もう何が何だかわからない。暫く立ち尽くしてGPSと睨めっこするが、相変わらず電波をキャッチすることができない。ビル街がある訳じゃないのに電波が捉えられないと言うのは、この厚い雲のせいかな?こういう場合に当てにならない勘を頼りに進んでしまうと痛い目に遭うのは学習済みなので、誰かやってくるのを待っていると、スーパーらしき建物から男性が出てきたので走りよって教えてもらうことにする。この人が又親切な人で、私のタブレット地図を見て現在地を教えてくれる。「今はここで巡礼路はこっち。目指す方向はこっちだよ」と。自分が想像していた方角とは全然違う方を示すので不思議のようだった。まったく方向を見失っていたことに改めて気づく。だから迷ってるんだけどね。でも、教えてもらったお陰で現在地と方角が分かれば一安心。むちゃグラシアスとお礼を言って来た道を戻ることにする。

     次に出てきた大きな町の中で完全に迷う。もう何が何だかわからない。暫く立ち尽くしてGPSと睨めっこするが、相変わらず電波をキャッチすることができない。ビル街がある訳じゃないのに電波が捉えられないと言うのは、この厚い雲のせいかな?こういう場合に当てにならない勘を頼りに進んでしまうと痛い目に遭うのは学習済みなので、誰かやってくるのを待っていると、スーパーらしき建物から男性が出てきたので走りよって教えてもらうことにする。この人が又親切な人で、私のタブレット地図を見て現在地を教えてくれる。「今はここで巡礼路はこっち。目指す方向はこっちだよ」と。自分が想像していた方角とは全然違う方を示すので不思議のようだった。まったく方向を見失っていたことに改めて気づく。だから迷ってるんだけどね。でも、教えてもらったお陰で現在地と方角が分かれば一安心。むちゃグラシアスとお礼を言って来た道を戻ることにする。

  •  さっき通り越したラウンドアバウトが現われて、その脇に大手スーパーの LiDL と Dia が隣り合っている珍しい地点があった。ここは目立つので良く覚えている。ここでヘアピンカーブのように左に曲がるべきところを道なりに右に行ってしまったのだ。大きな町の中で右に左に曲がりくねったお陰で方向感覚が狂ってしまったようだ。「道なり」は時として危険。

     さっき通り越したラウンドアバウトが現われて、その脇に大手スーパーの LiDL と Dia が隣り合っている珍しい地点があった。ここは目立つので良く覚えている。ここでヘアピンカーブのように左に曲がるべきところを道なりに右に行ってしまったのだ。大きな町の中で右に左に曲がりくねったお陰で方向感覚が狂ってしまったようだ。「道なり」は時として危険。

  •  やたら長い海浜公園のような所にでる。散歩している人や犬を連れた人々がのんきに歩いている。その脇にベンチがあって水道とごみ箱も設置された優良お休み所なのでなので青りんごをかじって休んでいく。天気はずっとすぐれないが一度も本降りにならないのでまだマシか。町を過ぎると何の養殖なのか、浅瀬の中に石を積んで区画を作り、その中で作業をしている人が沢山いる。貝かな?

     やたら長い海浜公園のような所にでる。散歩している人や犬を連れた人々がのんきに歩いている。その脇にベンチがあって水道とごみ箱も設置された優良お休み所なのでなので青りんごをかじって休んでいく。天気はずっとすぐれないが一度も本降りにならないのでまだマシか。町を過ぎると何の養殖なのか、浅瀬の中に石を積んで区画を作り、その中で作業をしている人が沢山いる。貝かな?

  •  11:40、山の中にバルがあったのでコラカオとクロワッサンで2.4ユーロ。小さなカステラがおまけで付いたが、昨日の巨大ボカディージョ・ビール付きが同じ値段と思うととても高い。でもこれが通常価格だ。昨日が安すぎたのだ。

     11:40、山の中にバルがあったのでコラカオとクロワッサンで2.4ユーロ。小さなカステラがおまけで付いたが、昨日の巨大ボカディージョ・ビール付きが同じ値段と思うととても高い。でもこれが通常価格だ。昨日が安すぎたのだ。

  •  舗装路から矢印に導かれるまま、雑草が生い茂る道とも言えない所に入っていく。まったく道でない。人が歩いた形跡さえない。きっとだーれも何年も歩いてないんじゃないかな。たまに出てくる矢印も何年前に描かれたものか分からないほどに消えかかっているし。短パンなので草のとげとげがやばい。このルートはやっぱり歩く人がいないんだろなと想像する。暫くそんな道を歩き、やっと普通の道に出られたのでホッとする。だがまた同じような草ボーボーの道に引きずり込もうとする矢印が出てきたので、今度はそれを無視して舗装路を進むことにする。これ以上足を傷だらけにされたんじゃたまらん。

     舗装路から矢印に導かれるまま、雑草が生い茂る道とも言えない所に入っていく。まったく道でない。人が歩いた形跡さえない。きっとだーれも何年も歩いてないんじゃないかな。たまに出てくる矢印も何年前に描かれたものか分からないほどに消えかかっているし。短パンなので草のとげとげがやばい。このルートはやっぱり歩く人がいないんだろなと想像する。暫くそんな道を歩き、やっと普通の道に出られたのでホッとする。だがまた同じような草ボーボーの道に引きずり込もうとする矢印が出てきたので、今度はそれを無視して舗装路を進むことにする。これ以上足を傷だらけにされたんじゃたまらん。

  •  小山の上から遠くを眺めたら大きな町が見えたので、目的の Pontecesures の町と確信する。でもタブレットでチェックしたらまだ4kmもあるので残り1時間と言うところか。今は山の上なのでGPS電波のキャッチも上々。現在地が記録されると、そこから目的の地点までのルート設定もできるし距離も出せる。Maps.meは旅の相棒。<br /><br /> 小山を降りて舗装路に向かっていると民家から子犬がキャンキャン鳴きながら飛び出してきた。攻撃色丸出しなのでこちらも持っているスティックを攻撃用に持ち替えると家人が慌てて犬を制止したので、それ以上近づくことはなく丸く収まる。そういう犬は繋いどけよ。<br /><br /> 通りに大きな八百屋があったので缶ビールを買って隣の駐車場でごくごく。余りに先が長いと途中で飲むことはしないが(ほんとかな?)、もう目的地が近いので飲んでも大丈夫だ。八百屋でもパン屋でもビールを売ってるのでとても便利。

     小山の上から遠くを眺めたら大きな町が見えたので、目的の Pontecesures の町と確信する。でもタブレットでチェックしたらまだ4kmもあるので残り1時間と言うところか。今は山の上なのでGPS電波のキャッチも上々。現在地が記録されると、そこから目的の地点までのルート設定もできるし距離も出せる。Maps.meは旅の相棒。

     小山を降りて舗装路に向かっていると民家から子犬がキャンキャン鳴きながら飛び出してきた。攻撃色丸出しなのでこちらも持っているスティックを攻撃用に持ち替えると家人が慌てて犬を制止したので、それ以上近づくことはなく丸く収まる。そういう犬は繋いどけよ。

     通りに大きな八百屋があったので缶ビールを買って隣の駐車場でごくごく。余りに先が長いと途中で飲むことはしないが(ほんとかな?)、もう目的地が近いので飲んでも大丈夫だ。八百屋でもパン屋でもビールを売ってるのでとても便利。

  •  今度は石つくりのバス停が現れた。これはさすがに日本にゃないなーと写真を撮っておく。石の文化の国なので、ひょっとして金属や木材で作るより手軽で安上がりなんかな?<br /><br /> 街に入って来て、そろそろ3日前に分かれたカミーノとの合流地点が近いかなと思っている所に道路反対側を歩くおばちゃん巡礼を発見する。じゃぁここが本線と合流する地点だと喜ぶ。おばちゃんに挨拶しようとしたが、私には気付かずフラフラと民家の玄関先に腰掛けてしまった。あんな所に座りこんでしまうとはよっぽど疲れているようだ。顔をあげてこちらを見たので手を振って挨拶しそのまま進む。すぐ屋根つきのバス停があったのでバックパックを降ろし、タブレットを出して位置をチェックしていたら、道路を渡っておばちゃんがやって来た。この人、カミーノを見失ってたので仕方なく大きな舗装路を歩き続けてヘトヘトになっていたらしい。そこへ私が現れたので救いの神と思ったようだ。GPSでアルベルゲを探してた所だったので、「あんたもアルベルゲに行きたいのか?」と聞いたら「そうだ、あと何キロか?」「あと400メートルだ」おばちゃんビックリして「 only 400m !? 」と聞きなおしている。道を見失い疲れ果ててたようで、私に会えたことに加えアルベルゲが近いと知って更に喜ぶ。良かったねー、おばちゃん。

     今度は石つくりのバス停が現れた。これはさすがに日本にゃないなーと写真を撮っておく。石の文化の国なので、ひょっとして金属や木材で作るより手軽で安上がりなんかな?

     街に入って来て、そろそろ3日前に分かれたカミーノとの合流地点が近いかなと思っている所に道路反対側を歩くおばちゃん巡礼を発見する。じゃぁここが本線と合流する地点だと喜ぶ。おばちゃんに挨拶しようとしたが、私には気付かずフラフラと民家の玄関先に腰掛けてしまった。あんな所に座りこんでしまうとはよっぽど疲れているようだ。顔をあげてこちらを見たので手を振って挨拶しそのまま進む。すぐ屋根つきのバス停があったのでバックパックを降ろし、タブレットを出して位置をチェックしていたら、道路を渡っておばちゃんがやって来た。この人、カミーノを見失ってたので仕方なく大きな舗装路を歩き続けてヘトヘトになっていたらしい。そこへ私が現れたので救いの神と思ったようだ。GPSでアルベルゲを探してた所だったので、「あんたもアルベルゲに行きたいのか?」と聞いたら「そうだ、あと何キロか?」「あと400メートルだ」おばちゃんビックリして「 only 400m !? 」と聞きなおしている。道を見失い疲れ果ててたようで、私に会えたことに加えアルベルゲが近いと知って更に喜ぶ。良かったねー、おばちゃん。

  •  二人でアルベルゲを目指す。GPSが機能しているのでタブレット片手に巡礼路から脇道に入り、角を二つ曲がったらアルベルゲ。でもここは扉は閉まってるしヒト気がないんだがな。張り紙を読んだら隣が本物のアルベルゲでこっちは幼稚園なのかな?すぐ隣の白い建物に移動。レセプションには女の子が待っていて受付してくれる。ガリシアなので6ユーロ。もう夕方になっているのに、我々二人が今日最初の巡礼だそうだ。この2キロ先には有名なパドロンがあって、そこにも公営のアルベルゲがある。みんなそっちに行ってしまうと嘆いていた。大きくて綺麗なアルベルゲなのに勿体ない。もっとパドロンから離れた所に建てれば良かったのにと思うが色んな事情があるのだろう。<br /><br /> パドロンはサンチャゴの遺体を乗せた小船が漂着した町で、小船を繋いだと言う船つなぎ石が教会の中に祀られている。アルベルゲの隣には大きな教会と、すぐ近くにはサンチャゴがスペイン宣教で最初に説教した丘もあるので、ポルトガルの道では超有名な町だ。みんなパドロンに泊まりたいと言うのは当然のこと。私も2年前はパドロンの公営アルベルゲに泊まって楽しい一夜を過ごしたことがある。でも今回は泊まったことのないこっち。こっちにして正解だった。

     二人でアルベルゲを目指す。GPSが機能しているのでタブレット片手に巡礼路から脇道に入り、角を二つ曲がったらアルベルゲ。でもここは扉は閉まってるしヒト気がないんだがな。張り紙を読んだら隣が本物のアルベルゲでこっちは幼稚園なのかな?すぐ隣の白い建物に移動。レセプションには女の子が待っていて受付してくれる。ガリシアなので6ユーロ。もう夕方になっているのに、我々二人が今日最初の巡礼だそうだ。この2キロ先には有名なパドロンがあって、そこにも公営のアルベルゲがある。みんなそっちに行ってしまうと嘆いていた。大きくて綺麗なアルベルゲなのに勿体ない。もっとパドロンから離れた所に建てれば良かったのにと思うが色んな事情があるのだろう。

     パドロンはサンチャゴの遺体を乗せた小船が漂着した町で、小船を繋いだと言う船つなぎ石が教会の中に祀られている。アルベルゲの隣には大きな教会と、すぐ近くにはサンチャゴがスペイン宣教で最初に説教した丘もあるので、ポルトガルの道では超有名な町だ。みんなパドロンに泊まりたいと言うのは当然のこと。私も2年前はパドロンの公営アルベルゲに泊まって楽しい一夜を過ごしたことがある。でも今回は泊まったことのないこっち。こっちにして正解だった。

  •  ベッドルームは二階で数部屋あった。でも二人が指定されたベッドは同じ部屋の隣同士。一人一部屋にしてくれても良かった気がするんだがな。セリーナおばちゃんはポーランドから一人でやってきた現役の教師で年齢は55と言ってたかな。ポーランドの人と会うと必ず「ポーランド、ろーまんぱぱ」と言う。すると「あなたはカトリックか?」と聞いてきたのでイエス。まぁその前にへっぽこが付くんだけど欧米人には伝わらないのでイエスだけ。「ミーツー」とのこと。まあポーランドは教皇が出るほどのカトリック国だからね。世界中からやってくるサンチャゴ巡礼の道だが、意外なほどポーランド人はいっぱいいて同じ宿にポーランド人が複数いることだってある。そういえば数日のあいだ一緒のアルベルゲになった青年ピオトールもポーランドだった。ほんとにポーランド人っていっぱいいる。日本人はと言うと、フランス人の道以外ではほぼ出会うことがなくて、このポルトガルの道ではまだ誰とも会っていない。<br /><br /> 後から女性がやって来たが、この人は巡礼ではなくオスピタレラの一人のようだ。女の子が「今日は巡礼が二人泊まる」と報告している。この様子だと、きっと誰も泊まらない日がしょっちゅうある気がする。来ても来なくても受付はいなくちゃならないので張り合いがないだろなと気の毒になる。誰かポルトガルの道を歩く予定の人がいたら、ここ Pontecesures に泊まってやってください。パドロンの公営より空いてて快適です。ここからパドロンへは歩いて2・30分で着くので名所旧跡巡りも簡単にできますよ。<br /><br /> 女の子にスーパーの場所を尋ねたら女性と二人で教えてくれる。とても近いと言ってたが、教わったとおりに歩かなかったのか、随分と離れたスーパーまで行ってしまった。大手チェーンの Froiz でカット野菜に、いつもよりちょっと良いチーズ、1リットルビール、ヨーグルト2、バゲットパン、バナナ、ネクタリンに玉子6個で合計5.12ユーロと格安。今回もカードでお支払い。カードとても便利。パンは焼き立ての熱々なので帰りながら千切って食べ出してしまう。

     ベッドルームは二階で数部屋あった。でも二人が指定されたベッドは同じ部屋の隣同士。一人一部屋にしてくれても良かった気がするんだがな。セリーナおばちゃんはポーランドから一人でやってきた現役の教師で年齢は55と言ってたかな。ポーランドの人と会うと必ず「ポーランド、ろーまんぱぱ」と言う。すると「あなたはカトリックか?」と聞いてきたのでイエス。まぁその前にへっぽこが付くんだけど欧米人には伝わらないのでイエスだけ。「ミーツー」とのこと。まあポーランドは教皇が出るほどのカトリック国だからね。世界中からやってくるサンチャゴ巡礼の道だが、意外なほどポーランド人はいっぱいいて同じ宿にポーランド人が複数いることだってある。そういえば数日のあいだ一緒のアルベルゲになった青年ピオトールもポーランドだった。ほんとにポーランド人っていっぱいいる。日本人はと言うと、フランス人の道以外ではほぼ出会うことがなくて、このポルトガルの道ではまだ誰とも会っていない。

     後から女性がやって来たが、この人は巡礼ではなくオスピタレラの一人のようだ。女の子が「今日は巡礼が二人泊まる」と報告している。この様子だと、きっと誰も泊まらない日がしょっちゅうある気がする。来ても来なくても受付はいなくちゃならないので張り合いがないだろなと気の毒になる。誰かポルトガルの道を歩く予定の人がいたら、ここ Pontecesures に泊まってやってください。パドロンの公営より空いてて快適です。ここからパドロンへは歩いて2・30分で着くので名所旧跡巡りも簡単にできますよ。

     女の子にスーパーの場所を尋ねたら女性と二人で教えてくれる。とても近いと言ってたが、教わったとおりに歩かなかったのか、随分と離れたスーパーまで行ってしまった。大手チェーンの Froiz でカット野菜に、いつもよりちょっと良いチーズ、1リットルビール、ヨーグルト2、バゲットパン、バナナ、ネクタリンに玉子6個で合計5.12ユーロと格安。今回もカードでお支払い。カードとても便利。パンは焼き立ての熱々なので帰りながら千切って食べ出してしまう。

  •  キッチンで玉子は全部ゆで卵にする。3個はサラダに乗せて、残りは明日の朝食用だ。カット野菜には一昨日のバルで残ったのを貰っておいたビネガーとオイルで味付けする。確保しといたのがいきなり役に立った。カットしたネクタリンとチーズも乗せて豪華サラダの完成。我ながら凄いサラダが出来上がった。そう言えばここはガリシア州なのに食器等が充実していたな。それが当り前のようだがガリシア州では無いのが普通なのでとても有難いことだ。まさに「ありがたい=有難し」の原型そのもの。(この使い方であってるかな?)

     キッチンで玉子は全部ゆで卵にする。3個はサラダに乗せて、残りは明日の朝食用だ。カット野菜には一昨日のバルで残ったのを貰っておいたビネガーとオイルで味付けする。確保しといたのがいきなり役に立った。カットしたネクタリンとチーズも乗せて豪華サラダの完成。我ながら凄いサラダが出来上がった。そう言えばここはガリシア州なのに食器等が充実していたな。それが当り前のようだがガリシア州では無いのが普通なのでとても有難いことだ。まさに「ありがたい=有難し」の原型そのもの。(この使い方であってるかな?)

  •  セリーナがガリシアの Wi-Fi パスワードを受付の子に教わったと言ったので、そんなサービス聞いたこと無いけどダメ元で自分も言ってみる。すると女の子は自分のスマホに保存してあったパスワードを設定してくれた。やった、ひょうたんからコマ。ガリシアのアルベルゲにある Wi-Fi は、初めに通信機能のあるスマホなどから Wi-Fi 元に電話番号を送って、そっからスマホに送り返されたパスワードを設定して初めてネットが使えるようになるクソ Wi-Fi。通信機能のない私のタブレットではいつも悔しい思いをしていた。セリーナも同じだったのか。しかも一度設定してしまえば別のガリシアの公営アルベルゲにある Wi-Fi でもパスワードは生きていると想像する。人が沢山泊まるアルベルゲでは絶対にしてくれないだろう、本来の使い方からすればルール違反なのだから。滅多に巡礼がやって来ないここならではのサービスだ。すんごい幸運。<br /><br /> お陰で明日泊まる予定のサンチャゴ・メノールのアルベルゲに予約を入れられた。メノールは巨大アルベルゲなので予約無しで行ってもほぼ泊まれるが、Hotels.comから予約すると結果的に10%の値引きと同じになるのが分かったので、出来るときは予約するようになった。<br /><br /> セリーナはへとへとだったが、シャワーして一息入れたら復活したようだ。今度はベッドで足のマメをつぶしだした。針で突き刺すようなので携帯用の消毒ガーゼをあげるとさっさと拭いている。結構痛むらしいから沢山持っている痛み止めを5回分上げてみると、すぐ1粒を口にした。よっぽど痛いんだな。それなのに巡礼路を見失って精神的にも肉体的にも疲れ果てていたので大層辛かったんだと思う。みんなマメが出来ても歩き続けるのでエライです。

     セリーナがガリシアの Wi-Fi パスワードを受付の子に教わったと言ったので、そんなサービス聞いたこと無いけどダメ元で自分も言ってみる。すると女の子は自分のスマホに保存してあったパスワードを設定してくれた。やった、ひょうたんからコマ。ガリシアのアルベルゲにある Wi-Fi は、初めに通信機能のあるスマホなどから Wi-Fi 元に電話番号を送って、そっからスマホに送り返されたパスワードを設定して初めてネットが使えるようになるクソ Wi-Fi。通信機能のない私のタブレットではいつも悔しい思いをしていた。セリーナも同じだったのか。しかも一度設定してしまえば別のガリシアの公営アルベルゲにある Wi-Fi でもパスワードは生きていると想像する。人が沢山泊まるアルベルゲでは絶対にしてくれないだろう、本来の使い方からすればルール違反なのだから。滅多に巡礼がやって来ないここならではのサービスだ。すんごい幸運。

     お陰で明日泊まる予定のサンチャゴ・メノールのアルベルゲに予約を入れられた。メノールは巨大アルベルゲなので予約無しで行ってもほぼ泊まれるが、Hotels.comから予約すると結果的に10%の値引きと同じになるのが分かったので、出来るときは予約するようになった。

     セリーナはへとへとだったが、シャワーして一息入れたら復活したようだ。今度はベッドで足のマメをつぶしだした。針で突き刺すようなので携帯用の消毒ガーゼをあげるとさっさと拭いている。結構痛むらしいから沢山持っている痛み止めを5回分上げてみると、すぐ1粒を口にした。よっぽど痛いんだな。それなのに巡礼路を見失って精神的にも肉体的にも疲れ果てていたので大層辛かったんだと思う。みんなマメが出来ても歩き続けるのでエライです。

  •  セリーナもフェイスブックをやってるので、すぐお友達つながりになれた。スポーツウーマンらしく、フェイスブックにはサイクリングしてる写真などが並んでいた。(写真はセリーナのフェイスブックから)<br /><br /> この痛み止めは40日も前のポンフェラーダの薬局で処方してもらったのだが、医者の処方箋のお陰で3ダースを1ユーロの激安で手に入れたものだ。今はもう飲まないで済んでいるが、有意義な使い道があってよかった。<br /><br /><br /><br /> ポルトガルの道34   第二部完結 Santiago de Compostera<br /><br /> 7月1日  日本出発から71日目<br /> キッチンに下りていって朝飯にしようとするが、明かりのスイッチがどこにも見当たらない。どうやら人感センサーだけでオンオフしてるらしいし、その元電源は切られているらしい。便利すぎて不便。オスピタレラの女の子がいれば施錠された管理室の中にスイッチがあるだろうが、夜には帰ってしまって戻ってくるのは昼間だろう。仕方ないのでタブレットの明かりと手探りで朝飯にすることに。ヘッドランプも持っているが、やっぱり手軽なのはいつも持ち歩いているタブレットだ。今回ヘッドランプのお世話になったのは2回くらいだったかな。少しでも軽くしたいので、もう持って来なくてもいいような気もするけど、やっぱり無いと不安だ。<br /><br /> 電磁調理器はオフになってなかったので助かった。残りのカット野菜を入れてスープを作りゆで卵3個とパンを浮かべる。6:25、まだ真っ暗だがセリーナは出発するそうだ。キッチンまでやって来てくれて、また「昨日はありがとう」とお礼を言ってくれる。欧米の人ってその時にお礼を言えば十分で、改めて別の日にお礼は言わないと聞いていたのに珍しいんじゃね?きっと心底困ってた中での親切がよっぽど嬉しかったのかもね。あたしも嬉しいよ(ちびマル子風)

     セリーナもフェイスブックをやってるので、すぐお友達つながりになれた。スポーツウーマンらしく、フェイスブックにはサイクリングしてる写真などが並んでいた。(写真はセリーナのフェイスブックから)

     この痛み止めは40日も前のポンフェラーダの薬局で処方してもらったのだが、医者の処方箋のお陰で3ダースを1ユーロの激安で手に入れたものだ。今はもう飲まないで済んでいるが、有意義な使い道があってよかった。



    ポルトガルの道34   第二部完結 Santiago de Compostera

    7月1日  日本出発から71日目
     キッチンに下りていって朝飯にしようとするが、明かりのスイッチがどこにも見当たらない。どうやら人感センサーだけでオンオフしてるらしいし、その元電源は切られているらしい。便利すぎて不便。オスピタレラの女の子がいれば施錠された管理室の中にスイッチがあるだろうが、夜には帰ってしまって戻ってくるのは昼間だろう。仕方ないのでタブレットの明かりと手探りで朝飯にすることに。ヘッドランプも持っているが、やっぱり手軽なのはいつも持ち歩いているタブレットだ。今回ヘッドランプのお世話になったのは2回くらいだったかな。少しでも軽くしたいので、もう持って来なくてもいいような気もするけど、やっぱり無いと不安だ。

     電磁調理器はオフになってなかったので助かった。残りのカット野菜を入れてスープを作りゆで卵3個とパンを浮かべる。6:25、まだ真っ暗だがセリーナは出発するそうだ。キッチンまでやって来てくれて、また「昨日はありがとう」とお礼を言ってくれる。欧米の人ってその時にお礼を言えば十分で、改めて別の日にお礼は言わないと聞いていたのに珍しいんじゃね?きっと心底困ってた中での親切がよっぽど嬉しかったのかもね。あたしも嬉しいよ(ちびマル子風)

  •  6:50、暗い中をでっぱつ。今日も霧がすごい。暗くて矢印が見えずらいので迷わないように慎重に進む。<br /><br /> 時間的には幾らも歩いてないのに、もうパドロンに到着する。2年前にやって来たときは、すっごい市が立っていて、まともに進めないほど大賑わいだったが、今日も市が立つらしく早朝の内から大勢の人達が準備に大わらわしている。そう言えば今日は日曜日だ。前にやって来たときも日曜日だった気がする。

     6:50、暗い中をでっぱつ。今日も霧がすごい。暗くて矢印が見えずらいので迷わないように慎重に進む。

     時間的には幾らも歩いてないのに、もうパドロンに到着する。2年前にやって来たときは、すっごい市が立っていて、まともに進めないほど大賑わいだったが、今日も市が立つらしく早朝の内から大勢の人達が準備に大わらわしている。そう言えば今日は日曜日だ。前にやって来たときも日曜日だった気がする。

  •  船つなぎ石のある教会は時間が早すぎて閉まっていた。じゃぁサンチャゴが初めてスペインで説教をしたと言う所に行ってみようか。橋を渡って丘への登り口までやって来たら、暗くてどよーんとした雰囲気に嫌気がさして止めてしまう。このままパドロンを出発してしまおう。<br /><br /> 早朝だけど巡礼者はパラパラと見かけて、そろそろ出発する人達がいるようだ。パドロンを出るときはちょっとだけ複雑な分岐があるので、そこで考えている人達がいる。一度歩いた所なので「こっちだから付いて来い」とは言わないけど自信を持ってさっさと進むことができる。巡礼は大体、先を行く人の後に続く傾向があるので迷っていた人たちがワラワラと付いてくる。

     船つなぎ石のある教会は時間が早すぎて閉まっていた。じゃぁサンチャゴが初めてスペインで説教をしたと言う所に行ってみようか。橋を渡って丘への登り口までやって来たら、暗くてどよーんとした雰囲気に嫌気がさして止めてしまう。このままパドロンを出発してしまおう。

     早朝だけど巡礼者はパラパラと見かけて、そろそろ出発する人達がいるようだ。パドロンを出るときはちょっとだけ複雑な分岐があるので、そこで考えている人達がいる。一度歩いた所なので「こっちだから付いて来い」とは言わないけど自信を持ってさっさと進むことができる。巡礼は大体、先を行く人の後に続く傾向があるので迷っていた人たちがワラワラと付いてくる。

  •  逆ルートを行くソロの巡礼者二人に時間差で出会う。勿論二人には「ファティマに行くのか?自分もファティマから来たんだ」と話しかける。それだけで友達モードだ。二人は今朝サンチャゴを出発したのだろう。今日からファティマへ向かうのでテンションが高く、とてもいい顔をしている。ここからファティマまでは自分の足で26日間、約500キロの行程だ。元気にファティマまで歩けることを祈ってブエンカミーノとエールを送る。

     逆ルートを行くソロの巡礼者二人に時間差で出会う。勿論二人には「ファティマに行くのか?自分もファティマから来たんだ」と話しかける。それだけで友達モードだ。二人は今朝サンチャゴを出発したのだろう。今日からファティマへ向かうのでテンションが高く、とてもいい顔をしている。ここからファティマまでは自分の足で26日間、約500キロの行程だ。元気にファティマまで歩けることを祈ってブエンカミーノとエールを送る。

  •  立ち木に十字架が打ちつけてあった。書かれている文字を読むと1953年生まれで南アフリカからやって来たKevin。私より3歳年下だ。十字架の下の方にはこの人の顔が焼き付けてあった。亡くなったのが2017年9月で場所にはSantiago Spain とある。ゴールのカテドラルまであと一歩の所で亡くなってしまったのか。しかも昨年の9月なので、まだ1年も経っていない。こういうのを見ると心が痛む気がする。<br /><br /> サンチャゴ巡礼にやって来る人の多くは定年退職を待って決行する人が多く(自分もそう)、途中で亡くなる確率は若い人より高いだろう。自分も今年は雪の峠越えでマジで遭難の二文字が目の前にぶら下がったし、決して他人事ではない。でもやっぱり自分だけは大丈夫ってどこかで思ってるんだろね。運が悪いとそれが命取り。<br /><br /> サンチャゴ市内のとっつきまでやって来た。2年前はここで道が分からなくなり、ぐるっと大回りしてカテドラルの反対側から到着した経験から今回は注意深く進むことにする。通りに朝から開いている八百屋があったのでファンタオレンジを買って店先で飲む。ここらはまだ矢印があって迷わずに進むことができる。<br /><br /> いよいよ賑やかな市内に入ったところで矢印がなくなった。うーん、こっちからカテドラルを目指すのは初めてなので皆目分からない。大よその方向を見定めて歩き、あとは道行く人に教えてもらうことに。途中でデカトロンを発見!!おっ、こんなところにデカトロン。ジャージの長ズボンは既にポイしてるので、飛行機に乗るために安い長ズボンが欲しかったのでデカトロンを探していたのだ。飛行機の中はエアコンが効きすぎていて寒いからね。でも今はこんな出で立ちだし何しろ先にオブラドイロ広場に到達したいので素通りする。ズボン買うのはフィステラ・ムシアを歩き終えてからにしよう(荷物になるから)。

     立ち木に十字架が打ちつけてあった。書かれている文字を読むと1953年生まれで南アフリカからやって来たKevin。私より3歳年下だ。十字架の下の方にはこの人の顔が焼き付けてあった。亡くなったのが2017年9月で場所にはSantiago Spain とある。ゴールのカテドラルまであと一歩の所で亡くなってしまったのか。しかも昨年の9月なので、まだ1年も経っていない。こういうのを見ると心が痛む気がする。

     サンチャゴ巡礼にやって来る人の多くは定年退職を待って決行する人が多く(自分もそう)、途中で亡くなる確率は若い人より高いだろう。自分も今年は雪の峠越えでマジで遭難の二文字が目の前にぶら下がったし、決して他人事ではない。でもやっぱり自分だけは大丈夫ってどこかで思ってるんだろね。運が悪いとそれが命取り。

     サンチャゴ市内のとっつきまでやって来た。2年前はここで道が分からなくなり、ぐるっと大回りしてカテドラルの反対側から到着した経験から今回は注意深く進むことにする。通りに朝から開いている八百屋があったのでファンタオレンジを買って店先で飲む。ここらはまだ矢印があって迷わずに進むことができる。

     いよいよ賑やかな市内に入ったところで矢印がなくなった。うーん、こっちからカテドラルを目指すのは初めてなので皆目分からない。大よその方向を見定めて歩き、あとは道行く人に教えてもらうことに。途中でデカトロンを発見!!おっ、こんなところにデカトロン。ジャージの長ズボンは既にポイしてるので、飛行機に乗るために安い長ズボンが欲しかったのでデカトロンを探していたのだ。飛行機の中はエアコンが効きすぎていて寒いからね。でも今はこんな出で立ちだし何しろ先にオブラドイロ広場に到達したいので素通りする。ズボン買うのはフィステラ・ムシアを歩き終えてからにしよう(荷物になるから)。

  •  二人目の人に教えてもらったとおりに歩くと、やがて見覚えのある公園に辿り付く。有名な「二人のマリア」の像があるアラメダ公園だ。1月のツアーでやって来たときとは別の像になっていて、今度の方がツルツルで洒落ている。立派な功績があった訳でも無く偉人でもない一般の姉妹の像をこうやって設置するスペインのセンスには好感を持てる。道行く人に写真を撮ってもらってオブラドイロ広場を目指す。公園から一歩信号を渡ると旧市街。もうこの辺りは人人人で大混雑。バックパックを背負っている人もいない人も、その多くは巡礼者だろう。巡礼だけで数千人はいるんじゃないかな。サンチャゴ市の一大観光収入源だろう。

     二人目の人に教えてもらったとおりに歩くと、やがて見覚えのある公園に辿り付く。有名な「二人のマリア」の像があるアラメダ公園だ。1月のツアーでやって来たときとは別の像になっていて、今度の方がツルツルで洒落ている。立派な功績があった訳でも無く偉人でもない一般の姉妹の像をこうやって設置するスペインのセンスには好感を持てる。道行く人に写真を撮ってもらってオブラドイロ広場を目指す。公園から一歩信号を渡ると旧市街。もうこの辺りは人人人で大混雑。バックパックを背負っている人もいない人も、その多くは巡礼者だろう。巡礼だけで数千人はいるんじゃないかな。サンチャゴ市の一大観光収入源だろう。

  •  とうとうサンチャゴコンポステーラのオブラドイロ広場に到着~。第二部完結です。カテドラルから足場が消えていた。まだ工事は続いているが、足場のないカテドラルの姿を4年目で初めて目にした。もしかしたら次は栄光の門から入ることができるかな?<br /><br /> パラドール前の坂を下ってすぐ巡礼事務所に向かう。ここの入り口にはガードマンが頑張っていて、クレデンシャルを持っていない普通の観光客は入れてもらえない。私の薄汚れた風体をチラッと見ると、クレデンシャル提示を言われることなくすんなり通してもらえる。これは良いことだったのかな?

     とうとうサンチャゴコンポステーラのオブラドイロ広場に到着~。第二部完結です。カテドラルから足場が消えていた。まだ工事は続いているが、足場のないカテドラルの姿を4年目で初めて目にした。もしかしたら次は栄光の門から入ることができるかな?

     パラドール前の坂を下ってすぐ巡礼事務所に向かう。ここの入り口にはガードマンが頑張っていて、クレデンシャルを持っていない普通の観光客は入れてもらえない。私の薄汚れた風体をチラッと見ると、クレデンシャル提示を言われることなくすんなり通してもらえる。これは良いことだったのかな?

  •  いつもは巡礼証明書を貰う人の列が長々と続いているので長いこと待つのを覚悟していたが、今日は何の関係か10人ほどしか並んでなかった。ラッキーだ。すぐ番がやって来る。私のクレデンシャルは5月に到着したマドリッドの道を歩き終えてから連続してポルトガルの道のスタンプが続いているので、その説明をしなければならなかったが、すんなり理解してもらえてポルトガルの道の巡礼証明書をゲットする。今回これで2枚になった。

     いつもは巡礼証明書を貰う人の列が長々と続いているので長いこと待つのを覚悟していたが、今日は何の関係か10人ほどしか並んでなかった。ラッキーだ。すぐ番がやって来る。私のクレデンシャルは5月に到着したマドリッドの道を歩き終えてから連続してポルトガルの道のスタンプが続いているので、その説明をしなければならなかったが、すんなり理解してもらえてポルトガルの道の巡礼証明書をゲットする。今回これで2枚になった。

  •  庭に出ると行列はぐーんと伸びていて50mほど巡礼が並んでいる。さっき人数が少なかったのは本当に偶然なだけだったのだ。ついてるついてる。アルベルゲ・メノールへ行く前に買い物だ。メノールは谷底を降りてまた同じだけ登り返す地形なので一旦宿に落ち着いてから買出しするのはとても大変。いつも買っているパン屋へ行く途中、凄い雨に見舞われる。小雨なら濡れても平気だが、夕立クラスなのでどっかの軒先を借りてしばし雨宿り。他の人たちもこの降りでは歩けないようで、みんなあちこちに雨宿りをしている。でも夕立みたいな降り方は長続きしないので10分ほどで小雨になる。<br /><br /> このパン屋は日曜も開いてるしシエスタもしないのでもう3年通っている。通ってると言っても一年にせいぜい3.4回程度しか寄らないが。パン屋だけど冷えた1リットルビールはあるし生ハムやチーズの他、色んなものを売っているので非常に便利。今日も1リットビールにヨーグルト4、チーズ入りのエンパナダと普通のパンに生ハムで6.65ユーロ。さすがに野菜類は置いてないのが玉にキズだが、パン屋なので仕方ない。ここんちはカードが使えないので、にこにこ現金決済。<br /><br /> メノールの玄関に入って階段わきでバックパックを降ろしていると、大理石の大きな階段を下りてくるジャンピエールを発見「え、まさか!?」と俄かには信じられなかったので小さい声で「ジャンピエール?」と2度言ったら反応してくれる。おー、やっぱりジャンピエールだー。ジャンは今日でメノール3日目だそうだ。やっぱり私が遠回りしてた分を早く到着したんだな。昨日はフィリップスが泊まったと言っていた。フィリップスは1泊だけだったのか。2泊してれば私と再会できたのになと惜しくなる。チェコのパベルはいないようだが、もしかしたらここで2,3泊してればやってくる可能性あるな。でも明日はもうフィステラ目指して出発してしまうので会うことはないだろう。パベルとはメルアドを交換しているので、日本に帰ったらカメラの写真を送って上げよう。<br /><br /> 受付しに行くとジャンは新しいシーツと交換していた。連泊だとシーツを新しくして貰えるのか。2連泊3連泊はしたことあってもシーツの交換って知らなかったな。それともジャンは少し高い一人部屋だからかな。私は一人部屋って利用したことないから様子が分からない。メノールは月によって料金が違って、今は7月になったので14ユーロと高額だった。15ユーロでシャワー・トイレ付の一人部屋に2度泊まったのに14ユーロ出して大部屋。・・・いや、一人部屋もきっと7月は値上がりしてるだろな。<br /><br /> まず地下のキッチンへ行って買ってきたビールを冷凍庫に放り込んでからベッドルームへ移動しよう。そしたら食堂のテーブルにエステルの姿が!!すぐ立ち上がってガバッとハグしてくれる。エステルは何度会ってもハグはおろか握手もしてこなかったが、やっぱり数日ぶりだしスピリチュアルの分岐で分かれたので幾らか思いが違うのかも知れない。明日はフィステラに出発するかもと言う様なことを言ってたな。男友達が出来たようで一緒のテーブルにいたので、長話は遠慮しておく。

     庭に出ると行列はぐーんと伸びていて50mほど巡礼が並んでいる。さっき人数が少なかったのは本当に偶然なだけだったのだ。ついてるついてる。アルベルゲ・メノールへ行く前に買い物だ。メノールは谷底を降りてまた同じだけ登り返す地形なので一旦宿に落ち着いてから買出しするのはとても大変。いつも買っているパン屋へ行く途中、凄い雨に見舞われる。小雨なら濡れても平気だが、夕立クラスなのでどっかの軒先を借りてしばし雨宿り。他の人たちもこの降りでは歩けないようで、みんなあちこちに雨宿りをしている。でも夕立みたいな降り方は長続きしないので10分ほどで小雨になる。

     このパン屋は日曜も開いてるしシエスタもしないのでもう3年通っている。通ってると言っても一年にせいぜい3.4回程度しか寄らないが。パン屋だけど冷えた1リットルビールはあるし生ハムやチーズの他、色んなものを売っているので非常に便利。今日も1リットビールにヨーグルト4、チーズ入りのエンパナダと普通のパンに生ハムで6.65ユーロ。さすがに野菜類は置いてないのが玉にキズだが、パン屋なので仕方ない。ここんちはカードが使えないので、にこにこ現金決済。

     メノールの玄関に入って階段わきでバックパックを降ろしていると、大理石の大きな階段を下りてくるジャンピエールを発見「え、まさか!?」と俄かには信じられなかったので小さい声で「ジャンピエール?」と2度言ったら反応してくれる。おー、やっぱりジャンピエールだー。ジャンは今日でメノール3日目だそうだ。やっぱり私が遠回りしてた分を早く到着したんだな。昨日はフィリップスが泊まったと言っていた。フィリップスは1泊だけだったのか。2泊してれば私と再会できたのになと惜しくなる。チェコのパベルはいないようだが、もしかしたらここで2,3泊してればやってくる可能性あるな。でも明日はもうフィステラ目指して出発してしまうので会うことはないだろう。パベルとはメルアドを交換しているので、日本に帰ったらカメラの写真を送って上げよう。

     受付しに行くとジャンは新しいシーツと交換していた。連泊だとシーツを新しくして貰えるのか。2連泊3連泊はしたことあってもシーツの交換って知らなかったな。それともジャンは少し高い一人部屋だからかな。私は一人部屋って利用したことないから様子が分からない。メノールは月によって料金が違って、今は7月になったので14ユーロと高額だった。15ユーロでシャワー・トイレ付の一人部屋に2度泊まったのに14ユーロ出して大部屋。・・・いや、一人部屋もきっと7月は値上がりしてるだろな。

     まず地下のキッチンへ行って買ってきたビールを冷凍庫に放り込んでからベッドルームへ移動しよう。そしたら食堂のテーブルにエステルの姿が!!すぐ立ち上がってガバッとハグしてくれる。エステルは何度会ってもハグはおろか握手もしてこなかったが、やっぱり数日ぶりだしスピリチュアルの分岐で分かれたので幾らか思いが違うのかも知れない。明日はフィステラに出発するかもと言う様なことを言ってたな。男友達が出来たようで一緒のテーブルにいたので、長話は遠慮しておく。

  •  シャワーしてから再度キッチンへ。ビールが良く冷えてて美味い。喉が渇いていたので1リットルを簡単に飲みきってしまう。エンパナダの大きいのとパンも少し食べてみる。パンは何も付けなくてもとても美味い。まだ喰い足りないので昨日のアルベルゲに残されていたインスタントラーメンを茹でてみる。こっちのインスタントラーメンは味が薄いのが分かっているので、塩少々とキッチンに残されていたピカンテを足してみる。ピカンテは缶に鷹の爪の絵が描かれているので文字の意味が分からなくても何の調味料か分かる。それでもまだ味が薄かったな。ここメノールのベッド数はドミトリー、個室合わせて254人を収容できる巨大アルベルゲだ。そのため巡礼達が残していく食材や調味料が沢山あって自由に使えるのでとも便利。<br /><br /> 足の長い女の子がキッチンにある洗濯機を廻していて、1本しかないズボンを洗ってしまったのか、Tシャツの下は赤いパンツが丸見えになっている。その姿で食堂内のミニスーパーで買い物したりワインを飲んで寛いでいる。欧米の人の感覚は理解できない。<br /><br /><br />ポルトガルの道これにて完結です。明日からは今回最後のルート、2018フィステラ・ムシアの道が始まります。遊び放題。

     シャワーしてから再度キッチンへ。ビールが良く冷えてて美味い。喉が渇いていたので1リットルを簡単に飲みきってしまう。エンパナダの大きいのとパンも少し食べてみる。パンは何も付けなくてもとても美味い。まだ喰い足りないので昨日のアルベルゲに残されていたインスタントラーメンを茹でてみる。こっちのインスタントラーメンは味が薄いのが分かっているので、塩少々とキッチンに残されていたピカンテを足してみる。ピカンテは缶に鷹の爪の絵が描かれているので文字の意味が分からなくても何の調味料か分かる。それでもまだ味が薄かったな。ここメノールのベッド数はドミトリー、個室合わせて254人を収容できる巨大アルベルゲだ。そのため巡礼達が残していく食材や調味料が沢山あって自由に使えるのでとも便利。

     足の長い女の子がキッチンにある洗濯機を廻していて、1本しかないズボンを洗ってしまったのか、Tシャツの下は赤いパンツが丸見えになっている。その姿で食堂内のミニスーパーで買い物したりワインを飲んで寛いでいる。欧米の人の感覚は理解できない。


    ポルトガルの道これにて完結です。明日からは今回最後のルート、2018フィステラ・ムシアの道が始まります。遊び放題。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • 万歩計さん 2022/02/19 18:21:23
    靴下の二重履き
     おくさん、こんにちわ。

     靴下の二重履き、私も効果を実感しました。観光の半ばまでは一重履きしていて、肉刺らしきものが出来そうになりました(観光と言っても日に2万歩近く歩きます)。これはヤバい!と思って翌日から二重履きしたら、それ以降肉刺に成長せずカミーノの最後まで歩けました。薄い靴下でしたが効果満点。経験でいろんなノウハウが出来ます。

      万歩計

    おく

    おくさん からの返信 2022/02/20 06:31:17
    Re: 靴下の二重履き
    万歩計さん元気ですか?私は一昨日3回目のワクチン接種をしてきました。 
    コロナが猛威をふるっていますが、これが有効だと良いのですが。

    マメ対策も初めのころは試行錯誤してたので、幾つも作ってしまいましたが、出来るのが普通だと思ってました。
    でも、靴下をちょっと工夫するだけで防げることに段々気が付きました。
    今は5本指靴下が最強と思っています。
    プラス二重ばきなら完璧。
    どんと来いです。笑

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