2016/09/20 - 2016/10/14
436位(同エリア1567件中)
さわ子さん
2016年秋、羽田からスカンディナヴィア航空でコペンハーゲン経由オスロに到着し、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、エストニア、ラトヴィア、リトアニア、デンマークとヨーロッパ7カ国を訪問し、コペンハーゲンから羽田に帰って来ました。今回も絵画鑑賞が主な目的の再訪です。
旅程の概略です。
★ 9月20日 羽田からスカンディナヴィア航空でコペンハーゲン経由でオスロへ。オスロ泊。
★ 9月21~22日 オスロ泊。
★ 9月23~24日 ベルゲン泊。
★ 9月25日 フロム泊。
★ 9月26日 ベルゲン泊。
★ 9月27~28日 ストックホルム泊。
★ 9月29日 船中泊。
★ 9月30日~10月1日 ヘルシンキ泊。
★ 10月2~4日 タリン泊。
★ 10月5~7日 リガ泊。
★ 10月8~10日 ヴィルニュス泊。
★ 10月11~12日 コペンハーゲン泊。
★ 10月13日 コペンハーゲン空港からスカンディナヴィア航空で羽田へ。
この16回目の旅行記は、タリンの街歩きした記録です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝9時を過ぎて街歩きに出発しました。今朝は晴れてはいますが雲が多い空です。今日は先ずタリン駅前からバスに乗って郊外のエストニア野外博物館に行きます。昨日通ったトームペアの東側、続いて北側に沿った通りを北に向かって歩いて行きます。ここはトームペア北側のヌンネ通りです。トームペアを見上げるとその北側のパットクリ展望台が見えます。
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タリン駅に着きました。ホテルから歩いて10分です。エストニア鉄道は、運行するソ連国鉄時代の電車、気動車の全てをスイスのシュタッドラー.レール製の新型車両に2012年から置き換え始めました。このタリン駅に停車する車両が置き換えられた新車です。デザインは電車、気動車も全く同じですが、左端の車両は1000番台の電車で中央は2000番台の気動車です。右端は分かりません。
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左が駅舎です。バルト3国の鉄道の軌間は、ロシアと同じ広軌の1520mmです。この広軌はヨーロッパの西の端のポルトガル、北東の端のフィンランドも採用しています。鉄道が建設された当時、鉄道を使って容易に侵略されないように、隣国と違った軌間を採用した国々です。
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今日は、チャージ式プリペイド.カードであるウヒスカールトを買いました。デポジットが2ユーロ、1日券が3ユーロで計5ユーロです。
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タリン駅の正面の北東側にバスターミナルがあります。1番奥の乗り場6でバスを待ちます。ここで乗れるバス路線が表示してあります。我々は、21番、21B番を待っています。
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21番のバスに乗りました。待ち時間30分で出発しました。車内はこのようにガラガラです。
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21番のバスは駅前を出て旧市街を時計回りに回って西の方向に走って行きます。ここは旧市街の南にある聖ヨハネ教会前です。ここから西に走ります。
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タリン駅前から25分、エストニア野外博物館前の停留所ロッカ.アル.マーレ(Rocca al Mare)につきました。バス乗り場にあった広告板です。スタジオ.ライカの映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、中世日本が舞台のストップ.モーション.アニメですね。
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エストニア野外博物館の案内図です。日本にも川崎市立日本民家園(敷地約180ヘクタール、民家25棟)がありますが、ここは海にも面し、敷地約79ヘクタール、71棟の家屋が展示されてるそうです。そして夏季にはフォーク.ダンスを含め各種の伝統行事が催されています。今夏の旅は秋季に入っていたので静かな、少し寂しい博物館でした。
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こちらはパンフレットに掲載されていた地図です。左下の入り口を入って番号順に見学しました。2003年春の旅でも訪れていますので写真や説明が混載します。
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入り口を入り左に曲がって北西に延びる通りを歩きます。
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地図上の1番の「セパ農場(SEPA FARM)」です。土地が痩せたエストニア南部で金属加工が主な収入源だった19世紀末の鍛冶屋の主屋です。
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これは主屋の平面図です。①はリビング.ルーム、②はベッド.ルーム、⑤は牛舎、⑥は豚舎も置いた多目的の部屋です。敷地内には主屋の他に鍛冶工作小屋、サウナ小屋があります。
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ここは1番奥のベッド.ルームです。
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こちらは別棟になったサウナ小屋です。
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サウナ小屋の中を覗いて見ました。
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地図上の2番の建物で、エストニア中部に1887年に建てられた「クイエ学校(KUIE SCHOOL BUILDING)」です。野外博物館のウェブ.サイトからの借画です。ロシア帝国で推奨されている標準的な公共施設の設計に従って建てられました。
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この学校の平面図です。①は教室、②は教師の部屋、③は台所、④はクローク.ルーム、⑤は倉庫です。
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これは右上角の教師の部屋です。
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こちらは上掲の左隣り部屋です。
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次は地図上の3番の建物で、タリン近くに1914年に建てられた「ラウ村の商店(LAU VILLAGE SHOP)」です。20世紀初頭には、このような商店が農村集落に建てられました。
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当時のこの典型的な雑貨店では、灯油、塩と砂糖、お茶、ココア、コーヒー、レーズン、米、お菓子、ニシンだけでなく、香料入りの石鹸、糸、ボタンと針、ランプガラスと芯、調理器具、タバコ、ロープ、ハーネス、靴磨き、歯磨き粉、ポスト.カードと布地など、あらゆる種類の商品を販売していました。
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お店に入って見ました。こちらの区画には生地や糸などの雑貨品が並んでいます。
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こちらの区画には調味料関連の商品が並べてあります。
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次は地図上の4番の建物で、1928年に建てられた中規模の「オルグメッチァの消防署(ORGMETSA FIRE STATION)」です。水樽、鳶口、手動消防ポンプ、移動用の台車などを保管するために使用されました。
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次は地図上の5番の「ストレパ礼拝堂(SUTLEPA CHAPEL)」です。この礼拝堂は17世紀にエストニアのスウェーデン人が住む地域に建てられ、エストニアで最も古い木造の建物の1つです。
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これは2003年春の写真です。屋根も新しく葺いた後のようで苔や草も生えてなく大変綺麗です。
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同じく2003年春の写真で、内部の様子です。ファサード側の入り口から内陣を写しています。外壁は板張りですが内壁はレンガに漆喰のようです。
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次に地図上の6番の場所で、エストニア西部で19世紀に造られた「ナツィ村の風車(NÄTSI WINDMILL)」です。この風車の周りは広い緑地になっています。
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2003年春の旅で、この緑地に人懐っこい猫が近ずいて来ました。
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この風車の後方の海岸沿いに、地図上7番の「アーテ農場(AARTE FARM)」の漁具倉庫の屋根が見えています。
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地図上7番の「アーテ農場」です。この農場は、19世紀後半の漁師が所有していた小さな農場の一例です。建物はタリンの東側にある漁村から移されました。農場内には茅葺ではなく桧皮葺のような屋根の母屋、倉庫、家畜小屋、2棟の小さな漁具倉庫があります。
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漁具倉庫越しに対岸のコプリ半島(KOPLI)が見えています。
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対岸には造船所があるようで、ドックに入った船が見えます。
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これは2003年春の写真ですが、東の方向にタリンの市街が見えています。左端に聖オラフ教会、中央にトームペアの丘の聖母マリア教会、アレクサンドル.ネフスキー寺院、のっぽのヘルマンの塔、アレクサンドル.ネフスキー寺院に重なった聖ニコラス教会、右に聖ヨハネ教会などが識別できます。
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ここは地図上8番の「ロースタ農場(ROOSTA FARM)」です。小作農の家屋の例だそうです。
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こちらの背景は上掲の「ロースタ農場」の西隣にある「ユリヤーグ農場(JÜRI-JAAGU FARM)」です。建物はエストニアの西側にあるムーフ島から移されています。建物の壁の一部が木製だけではなく、石を漆喰で固めたようになっています。
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地図上の9番の「プルガ農場(PULGA FARM)」です。こちらも小作農の家屋です。
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母屋の側にある2階建ての倉庫です。屋根を吹き替えて直ぐのようで、茅もそれを抑える木片も新品同様です。
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ここは地図上の10番の建物「ハージャピア農場(HÄRJAPEA FARM)」です。野外博物館のウェブ.サイトからの借画です。この建物は農場の母屋を1920-30年代に建て替えたものです。この農場の家.屋敷には、農場の入り口にある石の脱穀床が残る納屋と家畜小屋、19世紀末に遡るクツァリ農場の別棟、サウナ小屋があります。
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瀟洒な母屋の内部を見て回りました。この部屋にはシンガーの足踏みミシンが置かれています。
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リビング.ルームです。グランド.ピアノも置いてあります。
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台所のかまどです。冬の暖房にも使われていたようです。
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寝室のようです。
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左の棚は調味料関係の品々を保管しているのでしょうか。テーブルには手工芸の作品が見えます。
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これは子供のおもちゃのようです。
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台所の食料品倉庫でしょうか。
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ハージャピア農場の建て替えられた主屋の北側です。この庭の奥にサウナ小屋があります。
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ハージャピア農場の入り口にある大きな家畜小屋です。
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ここは地図上の11番の厩舎が1つある宿屋「 コル.イン」です。野外博物館のウェブ.サイトからの借画です。この宿屋は、タリンからタルトゥまでの街道筋に1840年代に建てられました。現在は、この野外博物館のレストランになっています。
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2003年春に訪れた際には昼食をここでとりました。
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そして、ここで会った子供達です。写真を撮る時にも、日本の子供達と違って、少し恥ずかしそうで、ピース.サインはしません。
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まだ日本からの観光客が少なかった時代なので、子供達は我々に興味津々でした。
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ここは地図上の12番の「コストリアセーメ農場(KÖSTRIASEME FARM)」です。タリンの南にあるハゲリ地区の農家です。展示区画には、納屋付き母屋の他に、3棟の家屋があります。
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地図上13番の「サーシ.ヤーニ農場(SASSI-JAANI FARM)」の納屋付き主屋です。この建物は、タリンの南西のクラマー教区に19世紀初頭に建てられました。
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こちらは同じ納屋付き母屋の2003年の写真です。当時は玄関近くに民族服を着た2人の女性が座っていました。
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サーシ.ヤーニ農場の展示区画には、納屋付き母屋の他に、写真の正面にある家畜小屋、左の倉庫があります。
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園内の遊覧を終わって出入り口に戻ってきました。今回は1人の観覧者にも会いませんでした。
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野外博物館を出てバス停で待ちます。
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バス停で待っているのは我々だけでした。
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帰りはこの41番のバスでタリン駅前まで戻ります。このバスは、ベンツと並び高いシェアを持つドイツのマン製です。
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近くのタリン動物園前を過ぎると一時海岸通を走ります。風が強くなり湾内は波が立っています。対岸は造船所があった地区の南側の住宅地になります。
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タリン駅前に戻ってきました。旧市街の西側にはトロリーバスがバスと共に活躍しています。ここから歩いてホテルに戻ります。
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トームペアの丘の北東側、ヌンネ通りにある若者向けの劇場前を通ります。これは「部族の日 2016、フィン・ウゴル民族の文化の月」の看板です。
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ヌンネ通りから左のライ通りを覗きます。左隅に人形劇場が見えています。
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ヌンネ通りは、ピック.ヤルク通りと交差すると、通りの名がラタスカエヴ通り(Rataskaevu)に変わります。この通りで聖ニコラス教会の近くにレストラン.オリヴァーがありますが、同じ建物の左側はアパートのようで、その入り口扉の横の壁面に張り付いていた面白い彫刻です。正面からみると、下方の手首と中程の肩らしきものが見えますが頭が見当たりません。
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左側から見ると、上部に幼児が母親らしき人物の左腕に捕まって
いるように見えます。 -
右側から見ると、今度は何かを握った右手を出した人物像が見えます。この建物が聖ニコラス教会の近くなので、昔は宗教施設だったのでしょうか。
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ラタスカエヴ通りを左に曲がり聖ニコラス教会の北側を歩きます。明日訪れる予定の教会の有名な絵画が、博物館の案内板として掲示してありました。
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昨日も眺めたハルユ通りとの交差点です。右寄り遠くに市庁舎の塔が見えます。右端の建物は、味気ない戦後のソ連邦時代の建物です。
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ホテル.サヴォイ.ブティックの手前です。左にマイ.シティ.ホテル、右に映画館前の噴水が見えます。一旦ホテルに戻ります。日本から持ってきた食料で昼食です。
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明日はラトヴィアのリガにバスで移動します。その下見にタリンのバス.ターミナルに行く事にしました。これはエストニア.コンサート.ホール前のブロンズ像です。
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ここがヴィルの市電乗り場ですが、広い通りなのに停留所らしき何の構造物もありません。線路近くの道路に表示があるだけです。市電を待つのは歩道で、電車がくると車道を横断します。
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4番の新型車両の市電に乗車しました。ここから四つめのアウトブッシヤーム(Autobussijaam)で降ります。
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可愛い帽子のお婆ちゃんです。
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こちらのお婆ちゃんも。
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市電を降りました。電停から少し歩きます。正面がバス.ターミナルです。
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午後は曇りになり気温も8度と少し寒くなりました。これはターミナル前に展示してあったイカルス製のバスです。ハンガリーのバス製造会社イカルスは1895年に車体の金属加工の会社として発足し、共産主義国家圏で独占的なバス製造に携わってきました。市電の車両製造でチュコスロバキアのタトラが独占的に共産圏に供給していたのと同じです。そのためイカルスは、一時生産数世界3位のバスメーカーを記録しています。共産主義国の崩壊後、ロシアも含め殆ど全ての顧客を失いました。一時イギリスの顧客が出来ましたが、フランスの企業に買収された後2000年に生き絶えました。
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バス.ターミナル内です。このように今では西欧企業が製造するバスだらけです。ターミナルの乗り場を確認し、明日の切符を購入してターミナルを出ました。2003年の旅では、リガからタリンに移動して、タリンでの下車もホテル.ヴィル前だったのでこのターミナルには来ていません。
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市電の停留所です。帰りは路線2番のタトラ製の電車に乗りました。
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右側に隠れたホテル.ヴィルの西側にあるロータリーで2番の電車は3番、4番の路線と分岐して北の方向に曲がって行きます。
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このまま2番の電車に乗り、タリンの西にある終点のコプリで折り返す事にしました。タトラの車両は旧式の高床で古く、乗り心地もよくありません。
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市の中心であるホテル.ヴィル前に戻って来ました。ここで路線4番の市電に乗りタリン市街の南のトンディで折り返してきます。
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スペイン製の新型車両の最後部の席に座りました。タリンの市電の路線は、終点のロータリーで回って進行方向を変えるので、車両の運転席は片方だけになっています。右手遠くにホテル.ヴィルが見えます。
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ここが最後部の座席です。
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エストニア.ドラマ劇場前を過ぎました。この後ホテル.ヴィル前で下車し、ラエコヤ広場の北側にあるタリン最古のカフェに行きます。
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これは2003年春の写真ですが、ラエコヤ広場の東で、オルデ.ハンザ近くにあるレストラン.ペッパーサックのハンザ.スタイルのファサードです。その上階への荷物吊り上げ用のロープに灰色の袋がぶら下がっています。
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その吊り下げられた袋が赤い色の袋に変わっていました。
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オルデ.ハンザの屋台です。昨日見た屋台より小さいですが、例のアーモンドを売っています。
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オルデ.ハンザの入り口前です。中世の衣装で客引きをする人がいます。左に吊り下げられている衣服は売り物なのでしょうか?
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ここから6枚は2003年春の写真です。
オルデ.ハンザの建物で、ヴァナ通りとヴァナトゥール通りの角の看板です。今も変わっていないようです。 -
街角で宣伝も兼ねてアーモンドを売る屋台の準備をしています。
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ヴァナ通りとヴァナトゥール通りの角で客引きをしている中世の衣装を着たオルデ.ハンザの従業員です。
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夕食に入りました。店内に入るとカウンターにメニューが並んでいます。
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建物自体が窓が少なく照明も少ないので中は中世風に薄暗くなっています。
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2人の記念写真を撮りました。
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オルデハンザの前からラエコヤ広場を通ってピック通りのカフェ.マイアスモックに入りました。1864年の創業でタリン最古のカフェ兼菓子店です。
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窓側に座りました。窓際沿いに鉄道模型が展示してあります。
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店内の様子です。結構繁盛しています。
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凝ったデザインの天井です。
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コーヒーとババにケーキも付けました。
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記念にパッチ!
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外から中を覗くと、こんな風です。
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カフェ.マイアスモックを出て、このサイアカイクの小道を通ってラエコヤ広場に入ります。小道の向こうが市議会薬局のトンネルです。左は精霊教会の壁時計です。
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ホテルに帰る途中のお土産屋さんに入りました。若い店員さんの髪型が面白かったので写真を撮りました。
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ホテル前に戻って南の方を眺めると、ユニークなデザインの建物を見つけました。聖ヨハネ教会の近くにあります。
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これはホテルの南面です。赤い矢印が我々の部屋です。
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午後5時になりました。明日はラトヴィアのリガに移動します。ここで再度休憩して荷造りに励みます。
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これは観光案内所で貰った2冊のパンフレットです。エストニアの総合ガイドです。左の冊子の背景はカタリーナの通路で、右の冊子はキヒヌ島のハイライトだそうで、地元の女性が、明るい色彩で縞模様の民族衣装を風に靡かせながら、サイドカー付きバイクを運転しています。キヒヌ島は、エストニアの西側、リガ湾の北にある小島です。
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ここから5枚は、2003年春の旅で3泊したホテルのターニリンナの写真です。ターニリンナは、旧市街東側で城壁の外にありヴィル門の北になります。部屋数20の小さな規模です。とても親切にして頂いて、ホテルの車でエストニア野外博物館まで送って貰ったり、チェック.アウト後に港のターミナルAまでも送ってくれました。
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部屋は小さかったですが、綺麗で清潔だった記憶があります。
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食堂です。
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ベランダに出ても朝食をとれます。
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回廊のような場所ですがラウンジになっています。
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こちらも2003年春の写真で、ホテルを出てヴィル通りをラエコヤ広場に歩いて行くと、城壁内側に入った通りの左にあったお店ですが、今は閉店しているようです。
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ヴィル通りをラエコヤ広場方向に向かって歩いています。ヴィル門に続くこの通りはいまも昔も賑やかなレストランやカフェの通りです。
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