2021/03/11 - 2021/03/11
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azuraさん
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この旅行記スケジュールを元に
2021年1月9日から(3月18日まで)
開催予定であった第55回を数える
『京の冬の旅』は緊急事態宣言の
為、延期。
宣言の解除を受けて、3月1日より
4月11日までの期間で開催が
決定されました。
とはいえ、不要不急の移動は控える
べきかな…?!とも考えましたが
人出が増えると予想される週末では
なく、平日のお休みを利用して
一年以上ぶりの、京都を楽しむ事に
しました。
冬とは縁遠い、早咲きの桜も観られる
小春日和の旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
リニューアルされ、白亜の建物が
一層輝いて見えるのは京都府立堂本印象美術館 美術館・博物館
-
堂本印象美術館です。
-
展示物だけでなく
-
作家自ら手掛けた
-
館内外の装飾品にも
-
楽しませて貰えます。
-
訪問日は『憧れのヨーロッパ旅行』
が開催中でした。
私の中の堂本印象氏のイメージと
違う作品が観られてよかったです。 -
そういえば、館内に入り
コロナ対策の書類を記入している時
携帯のアラーム音が鳴り響き
地震速報が着信。全く揺れを感じ
なかったのでびっくりしました。
3月11日、10年前の今日は
東北地方に大きな震災があった日…
この後アラームが鳴る事は無く
無事に一日を過ごしました。 -
本日も市バスの一日券で
市内を移動します。
一時期の様な事は無く、市バスには
必ず乗れ、席に座る事も可能でした。
(平日の恩恵かも…ですが) -
向かったのは、大徳寺、
2021年 第55回 京の冬の旅では
19年振りの特別公開 -
瑞峯院
-
大徳寺の塔頭の一つです。
-
イチオシ
荒波を表現した、彫りの深い白砂が
印象的な『独坐庭』。
蓬莱山の景色を表す、重森三玲の作庭です。瑞峯院 寺・神社・教会
-
その前には70枚の襖絵で完結する
朝鮮半島にある金剛山の情景 -
そして、私が惹かれたのは
塔を運ぶ象の像 -
大友宗麟の菩提寺であるという
このお寺 -
閑眠庭
キリシタン大名であった彼の思いを
汲んだ庭といわれています。
ここから観た石の配置が十字架に
見えるということですが…どう?! -
千利休所縁の大徳寺です
お茶室はやはり見所。 -
躙口の他に貴人口も備えているのは
安勝軒と呼ばれる茶室です。
大徳寺唯一の*逆勝手をもつ茶室でも
あります。
*逆勝手:茶をたてる主人の位置がお客の右手になる事 -
そして、色々撮影OKの瑞峯院の中で
唯一NGだったのが、平成待庵。
利休お気に入りの待庵を模して
作られたお茶室は、普段からも
入れない場所。安勝軒が普段から
お茶会に使われているのに対して
普段から使われる事も無く
今回の冬の旅で公開された特別な
場所という事です。 -
キリシタン灯籠と呼ばれている
この灯籠は、足の部分が十字架に
なっているのと、埋もれた部分には
はっきりとキリシタンとわかる
彫刻が施されているそうです。 -
こじんまりとしたお寺でしたが
中々見所が多かったです。
学生さんのガイドも、しっかりと
していて良かった ♪ -
先日テレビで、京都の冷麺といえば
『中華のサカイ』とやっていたのを
思い出し、大徳寺に来たので
寄ってみよう!と…
先ずは餃子がやってきました。 -
そして、噂の冷麺 ♪
麺がもちもち、マヨネーズや胡麻
辛子を加えたオリジナルのタレが
また美味しくて、人気ごあるのも
納得のお味でした!
今日は暑いくらいなので
冷麺がことさら美味しいです!新大宮 中華のサカイ 本店 グルメ・レストラン
-
バスでまた移動。到着したのは
-
妙蓮寺です。
-
桜が咲いてるみたい!
と、近付いたら… -
御会式桜と呼ばれているそうです。
10月から4月に掛けて咲く小振りな桜。
今日はポカポカなので
桜が元気にみえますね。、 -
庫裏から入ります。
-
イチオシ
十六羅漢の庭
桂離宮の造園にも携わった妙蓮寺の僧
玉淵坊日首が作庭したそうです。
秀吉より送られた臥牛石を釈迦に
みたて、その周りに十六羅漢に
見立てた石が点在しています。 -
長谷川派による障壁画。
胡粉を盛って描かれた特徴的な桜や -
幾何学的な杉が印象的な『鉾杉図』
重要文化財指定の障壁画が
並んでいます。 -
真っ赤な花をいっぱい付けた
妙蓮寺 寺・神社・教会
-
イチオシ
妙蓮寺椿
-
ここの灯籠も変わった形をしています。
-
畳に座して暫しお庭を眺めてきました。
-
白木蓮か今にも咲きそうで
-
山茱萸も…
意外と広い境内の妙蓮寺。
ここは今回初めてのお寺でした。 -
そして、途中でバスを乗り換えて
本日最後のお寺です。 -
入った途端に、でーん!と佇む
大きな鐘。 -
建物はこれだけやね。。と近づくと
-
奥に、大黒堂が見えてきました。
-
この仏様。『眉間籠り仏』と
よばれているそうです。
これが眉間にある白毫の中に
収まっていたと言うだけでも
大仏様の大きさが測られるというもの。。 -
京都に大仏様がいらしたの?!
それだけでも初耳でした。
この大仏様は五代目だそうです。 -
他には左甚五郎作と言う
龍の彫刻は、大仏殿の欄間を
飾っていた物だとか。。
秀吉の大坂城 < 東大寺の大仏殿
東大寺の大仏殿 < 方広寺の大仏殿
現在の豊国神社、京都国立博物館を
その敷地とする大きなお寺だった
方広寺。その大仏殿は東大寺の物
より二回り以上大きかったそうです。 -
大きさに圧倒された釣鐘ですが
東大寺、知恩院と並ぶ
日本三大名鐘の一つだそうです。 -
伏見城の化粧室から持って来たと
伝わる迦陵頻伽が描かれた天井画。 -
鐘の厚みは27センチもあるのだとか。。
-
そして、方広寺の『国家安康』の鐘。
大仏様や、方広寺については
全く知らなかった私ですが
この鐘の曰くについては知っています。
豊国秀頼に、莫大な金を使わせて
火災により焼失した方広寺と
その大仏を再建させた徳川家康。
方広寺の鐘楼に吊り下げた釣鐘に
『君臣豊楽』『国家安康』と彫らせ
「家康の名を切り、豊臣は君として
楽しんでいる」といちゃもんをつけ
大坂冬の陣へと発展させた曰く付きの鐘。 -
鐘の中です。
淀殿が怒りのあまり浮かび上がって
来た…?! と言われるそうな。。 -
大仏殿の方譚や柱の飾りなど…
大きな大仏を囲う建物もまた大変
大きな建物。その柱は秀吉時代には
屋久杉などが使われたとか。。
秀頼の時代には、秀吉時代の様には
材料も集められず寄木で作られた
そうです。 -
江戸時代には衰退していた方広寺
ですが、明治天皇により再建された
そうです。方広寺 寺・神社・教会
-
イチオシ
隣の豊国神社の桜が
あまりに綺麗だったので
少し寄り道。。 -
少しピンクが濃いね。。
寒桜の一種かな。。 -
秀吉が作らせた大仏様。。
門前があまりに広いのも -
西に広がる通りが広いのにも
-
大きな石垣が並んでいるのも
全て意味があったんですね。 -
去年は気付かなかったのは、耳塚。
これも秀吉が作らせたもの。 -
博物館は今日はお休み?!
-
大仏前交番。何でそんな名前なのか
以前から不思議でしたが、今日納得
する事が出来ました。 -
帰りに、予約したアップルパイを
引取に寄りました。 -
喉も乾いたので
ついでにおやつタイム ♪ペストリーブティック グルメ・レストラン
-
2年ぶりのアップルパイですが
酸味が効いて、今回も美味でした ♪
一年振りの京都は、京の小春日和の旅
となりました。
今年の桜は早く、既に散り始めました。
しっかり感染予防をして
密にならぬ様にお花見に行きたいなぁ…
と思っていましたが、今の大阪の状況
だとちょっと無理かな…
今一度、我慢の時なのかも。。
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