第57回 京の冬の旅 vol.2　2023年 2月

2023/02/09 - 2023/02/09

第57回「京の冬の旅」では、

①大河ドラマに因んだ徳川家康や同時代を生きた戦国武将ゆかりの寺院
②「親鸞聖人御誕生850年」「立教開宗800年」慶讃法要
③「弘法大師御誕生1250年」「真言宗立教開宗1200年」に因んだ各本山寺院の仏教美術やその文化

にスポットをあて、普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築などの文化財が期間限定で特別公開されています。

vol.2では、前回時間切れで行けなかった、醍醐寺の塔頭 理性院へ行って来ました。

エリア 山科(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

京都駅から京阪バスに乗り、醍醐寺へ。

醍醐寺 寺・神社・教会

毎回、気になるど派手な唐門を通り過ぎ

桜が咲いている姿を想像しながら

歩いて行きます。

こんなところに塔頭があったんですね。
知りませんでした。

長尾天満宮
ここも知りませんでした。
何度も来ている醍醐寺ですが、本日は大発見の日です。

醍醐寺 塔頭　理性院

本日の目的地です。

入ってすぐに目についた

赤い涎かけの沢山のお地蔵様たち

振り返ってみると、なかなか渋い景色

そして、もう一つ門を潜ると

理性院の本堂があります。

入口はこちらから

見どころは何と言っても、狩野探幽18歳の『水墨山水図』

床の間と南壁に描かれた、中国の風景です。

建物の中の人々の

いでたちで、そうだと分かります。

修復されたそうですが、綺麗に残っていますよね。
探幽の作と言われますが、時期的に父である孝信の未完成の絵を仕上げたのではないかとも言われているそうで、父息子の合作かも知れないそうです。
いやはや、答え合わせしたいですね。。

渡り廊下を渡り

本堂へ向かいます。

お庭の撮影は可能ですが、内部の仏様の撮影はＮＧ

本堂正面の扉には御紋の様な彫刻があります。

本堂の前には立派な松の木

そして、こちらはおそらく桜

藤棚もありますね。
お花の頃に公開してくださると嬉しいけど…

本堂の不動明王は重要文化財だそうですが、私は毘沙門天の方がイケメンだったと思います。

冬の旅では、初公開の寺院でしたが見応えありました。

この日のランチは、いつもはスルーする雨月茶屋へ行く気満々でしたが、残念ながら臨時休業日でした。

なので、前回も利用したカフェ ル・クロ スゥ ル スリジェさんで、薬膳カレーを頂きました。

生姜が効いたカツカレーで、美味しかったです♪

ル・クロ スゥ ル スリジェ グルメ・レストラン

この冬二つ目のちょっと一服券は煎茶を頂きました。

桜はまだまだですが、今年の春は又賑やかな京都となりそうですね。

醍醐寺 寺・神社・教会

梅が見頃なら、城南宮か随心院に寄りたかったのですが、まだ梅には早かったみたいなので、寄り道せず地下鉄の醍醐駅まで歩き、JRに乗り継いで帰りました。

でも、春と言っても良い程の陽気な一日で気持ち良くお散歩できました。