横浜の冬の風物詩・ヨコハマミライトのイルミネーションと時価のアジフライ

2021/01/18 - 2021/01/18

2021年の1月、和歌山に幻の高級魚クエを食べに行く企画があり楽しみにしていたものの、あれこれ逡巡した結果、結局計画は霧散。
九州地方ではアラと呼ばれる冬に旬を迎える高級魚、クエ。
一度思いっきり食べてみたかった。一年おあずけだな。
無念。

旅は企画する時間も楽しいけれど、とうとうすべての企画が消えてしまった。また、何か考えなきゃやってられんな。
やれやれ。
そんなことを思いながらの横浜散歩。

横浜の冬の風物詩「ヨコハマミライト」
約1.5キロ、横浜みなとみらいの街が光で包まれる。

先月、赤レンガ倉庫、ヨルノヨへ出向いたので今回は、みなとみらいから横浜駅までイルミネーションの下を歩いて見た。

ヨコハマミライト
http://ymm21-illumination.jp/

前回の、
横浜ナイトウォーク。ヨルノヨと赤レンガ倉庫、星降るテラスに予約の取れない焼き鳥店に寄ってみた。
はこちら。
https://4travel.jp/travelogue/11668640


〆は和歌山のアラならぬ湘南(たぶん)のアジをフライで。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

ヨコハマミライト、
横浜駅東口～みなとみらい グランモール公園～さくら通り付近までのイルミネーション。

期間は2021. 2. 14.まで。
時間は16:00 - 23:00。

だったのが、コロナの影響で16:00～20:00までと変更になっている。

赤レンガ方面はそれなりに人がいたものの、グランモール公園付近の人出はまばら。

グランモール公園 公園・植物園

今年はPRもあまりしていない。

桟橋の広場あたり。
人の姿なし。

モンベルに立ち寄り。

大阪の立ち飲み店の主のＴシャツに“non-del”ってプリンとされていたのを見た時は笑ったなあ。

モンベルに来るたび思い出す。

モンベル (横浜みなとみらい店) 専門店

イルミネーション、大抵冬場なのは空気が澄んでいるからか？

歩道橋の上から振り向いてみた。

オフィスビルの灯とイルミネーション、どちらが先に消えるやら。

横浜アイマークプレイス付近にはシャンパンゴールドにライトアップされた木が。

電気代、どうなっているんだろう？
と余計な心配をする。

日産グローバルギャラリー

やっちゃえ日産。

販売店の貼られているポスター一枚一枚にナンバーが振られ、無くしたら始末書モノであると聞いた。木村拓哉也恐るべし。
ヤザワの時はそんなことなかったのにねえ。

日産グローバル本社ギャラリー 美術館・博物館

みなとみらい方面から横浜駅へ向かう場合、自然とこの日産本社の中を通ることになる。

しかし最近の車ってみんな同じように見えるな。

ギャラリーの奥にはスタバがある。天井が高いこともありなかなか快適。
今日は寄らないけれど。

横浜ベイクォーター

なかなか素敵な屋上があることはあまり知られていない。

横浜ベイクォーター ショッピングモール

横浜駅・そごう横浜店とスカイビルの間での「星降るテラス」

風が出てきた。
星がゆらゆら揺れて綺麗だけれど、
さぶっ。

身体が冷えました。
どこかで一杯ひっかけていくかな。

向かったのは新しくなった横浜駅CIAL地下のハマチカ

あら、誰もいない・・・

ここまで人がいないとかえって落ち着かない。

知る限り横浜駅周辺で唯一のたこ焼き店。

たこ焼きとビールっていうのもいいナ。
と思っていたものの、これだけ客の回転が悪いとねえ。
たこ焼きはやっぱり焼きたてじゃあないと、とパス。

大阪たこ焼き　ごっつええ本舗って大阪では有名なんですかね？
訊いたことないが。

それではと、横浜駅至近にある昭和な路地、狸小路のみなと刺身専門店を覗いて見ると・・・
予想に反して結構な客入り。
しっかり密じゃん。

潜りこめないこともなさそうだけれど、“今、魚系の居酒屋へ行っちゃぁいけないよ”との知人の言葉を思い出しスルー。

仕入れたものが捌けなくて鮮度に難ありっていう場合も少なくないらしい。
さもありなん。

みなと刺身専門店 グルメ・レストラン

されば、もつ焼き店と覗いて見るも、こちらもそれなりの客入り。

皆さん、緊急事態宣言の下、いったい何してんだ？
と、自分のことは棚に置いて。

いやはや、まいったな。
で、脳裏に浮かんだのがまえだや。

こちら、横浜駅西口の地下にあるとんかつまえだやという店名のカウンターのみの定食屋。
良い鯵が入荷した場合のみ提供されるアジフライの評判が高く、入荷がある日は小さく“本日アジフライあります”と紙が貼られる。

おっ、今日はまだアジフライありますね。
ちなみにこの店のアジフライは“時価”だ。

まえだや グルメ・レストラン

店内はカウンターのみ１０席足らず。
先客１名。密なし。

10年ほどご無沙汰しているが変わりなし。

アジフライでビール！と思ったものの
あぁ、２０時閉店、アルコールの提供は１９時までね。

大人しく定食を頂くことに。
崎陽軒の物ではないだろうが、シューマイはシウマイと書かれているところが横浜らしい。

これが時価のアジフライ。

アジフライ定食はアジが二枚だけれど、今宵はアジフライとから揚げにしてみた。

学生の頃は、メニューに金額が書かれていなかったり時価となっていたりすると妙に緊張したものだ。経木に墨で書かれたメニューなんか特に。
それも今となれば懐かしく。

まあ、ここのは時価っていってもアジフライだからねえ。
この日のアジフライ定食は1350円。

神奈川県って海有り県だがこれと言った魚が無い。
ただ、シラスと湘南の鯵はちょっと旨い。

季節外れだが思いのほか肉厚のアジフライにウスターソースをかけて下品にかぶりつく。

美味。

高級魚アラ（クエ）が庶民的なアジになったけれど、遠くのアラ（クエ）より近くのアジ。一文字違いで良しとする。

さて、帰りますか。

横浜駅の赤い靴はいてた女の子像。
本名、きみ ちゃん。
異人さんに連れては行かれなかったそうな。

さてさて、次の旅の予定、考えなきゃね。

赤い靴はいてた女の子像 (JR横浜駅) 名所・史跡