「みかも山公園」のキツネノカミソリ_2020_満開です。見頃です。（栃木県・栃木市）

2020/08/04 - 2020/08/04

栃木県の佐野市と栃木市にまたがる「三毳山（みかもやま）」は、その南側３分の２くらいのエリアが栃木県営都市公園「みかも山公園」として整備されています。
その「みかも山公園」のホームページ、８月２日付けの花情報に「キツネノカミソリが、大田和群生地以外でも満開となっています。見頃はもうしばらく続きそうです。」と書かれていたので、見に行ってきました。

「三毳山」には南北に並んだ３つのピークがあります。そのうち、南のピーク（中岳：210m）の東側の斜面に、キツネノカミソリの群生地があります。

東口から南へ、緩やかな坂を700mくらい歩き、そこから階段を上がると、キツネノカミソリが咲く大田和群生地です。

ホームページの花情報のとおり、キツネノカミソリはかなり広い範囲で満開になっており、まさに見頃でした。

エリア 栃木・壬生・都賀(栃木)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

「みかも山公園」の東口にやってきました。右に見える小屋は「フラワートレイン」のチケット売り場ですが、火曜日は運休日です。

チケット売り場の横に、案内図が立っています。右が北です。

下の黄色い四角が東口の駐車場、その左上の黄色い楕円がキツネノカミソリの群生地です。駐車場から群生地まで、赤線のルートで往復しました。

管理事務所と池（右にちょっと見える）の間の道を、南へ歩きます。

池を通り過ぎると、緩やかな上り坂です。右の柱に、案内があります。

右の斜面のずうっと奥、途切れるところに、ちらっと白い花が見えます。

右の斜面に、ヤマユリが咲いています。

時季が過ぎているかと思っていましたが、綺麗に咲いていますし、これから開花する蕾もあります。

「野草の園」から降りてきた道（写真右上、木の後ろ）との合流地点です。
この小屋はトイレです。

トイレの周りにも、キツネノカミソリが咲いています。

上は「野草の園」から来た道です。

合流地点の案内板、その後の斜面に沢山のキツネノカミソリが見えます。

案内板を見ると、東駐車場からここまで600ｍです。

合流地点から、もう少し南に歩きます。

道の右（西）の斜面には、キツネノカミソリが咲いています。

さらに歩いてくると、斜面に上る階段があります。ここを上がります。

上り始めてすぐ、右の斜面のキツネノカミソリです。

このくらいの傾斜が、上まで続きます。

急斜面なので、階段はジグザグに上ります。

ジグザグに上ったところから、下を振り返った景色です。

中央の手すりが、上ってきた階段、その向こうに歩いてきた舗装道路が見えます。

さらに上ったところから見た、下方向です。右奥に舗装路が見えます。

さらに上ると、左側の斜面にもキツネノカミソリの群生が見えてきます。

その上の方には、沢山のキツネノカミソリが咲いています。

傷んだ花は、あまり目に付きません。

傷んだ花は少ないのですが、絡んでる蔓が気になります。

群生地には入れませんが、遊歩道のすぐ近くまで咲いているので、かなり近くで見られます。

この辺まで上がってくると、傾斜が緩いところは土の道になります。

この日、土の道は一部ぬかるんでいたので、滑りにくい靴がお薦めです。

右の斜面にもキツネノカミソリがたくさん咲いています。

上に、上りきって右に曲がった遊歩道の手すり（柵？）が見えます。あそこまで行けば、ほぼ平らです。

上りながら、右を見たり左を見たり、しています。

左の斜面の上部です。右の方の傾斜が緩くなっています。

ここが、左側の上端です。

右の斜面は、左上に見える遊歩道が、群生の（ほぼ）上端です。

咲いてる花の下に、枯れている花があるので、咲き始めが枯れてその次が咲いてる、のかな。

枯れてる花の多くは、咲いてる花の下にあるので、あまり目立ちません。

この群生地のところどころにヤマユリがありますが、花は全て終わったようです。

晴れてきて陽が当たっているのですが、林の中なので、マダラ、です。

上まで上がってきました。

振り返ると、こんな景色です。

右側の斜面です。

振り返ると、右側の斜面の向こうに遊歩道があって、その向こうが左側の斜面です。
（右左は、上るときに、遊歩道の右か左か、です。）

もう少し先へ（北へ）、群生の端を目指して歩きます。

遊歩道で近付けるのは、この辺までで、群生はさらに奥（北）へ続いていますが、近寄れません。

振り返ると、こんな景色です。

正面が西方向、左が斜面の下、東方向です。

北側から見た群生地です。

端まで来たので、引き返します。

遊歩道のすぐ近くまで咲いているので、近寄って撮れます。

綺麗な花の下に、枯れた花が付いています。

撮りながら、来た道を下ります。

このくらい咲いていれば、群生と言っても間違いありません。

ときどき、見に来た人に出会いますが、デスタンスは十分に確保できます。

すれ違うときは、さすがに近づきますが、お互いに黙って、そおっとすれ違います。（息は止めません）

大声で話をする人には出会いませんでした。

それにしても、綺麗に咲き揃っています。

遊歩道（柵の歩道側）にまで咲いています。

蕾があるので、これからも開花するってことですよね。

林の中で咲くので、青空とは無縁です。

階段を下りていきます。

綺麗な状態って、開花してから、どのくらい続くんでしょうね。

薄暗い林の中で、ひっそりと咲いている、って感じが、キツネノカミソリらしいのかもしれません。

もともと、そういう場所が合っているんでしょうね。

階段を下りて舗装路に出ると、その向こうの谷の中にも、キツネノカミソリが咲いていました。

広々とした青空の下、よりは、こういうところが似合っているんですね。

道端でも、逞しく咲いています。外来種だから、ですか。

ウィキペディア見ると、在来種のようです。ヒガンバナの仲間なんですね。

別のサイトを見たら、
”葉”の形がカミソリに似ている、ことと、
花の色がキツネの体色を想起させる、ので、
この様な名前が付けられた、
らしいのですが、”葉”の形は記憶にありません。花が咲いてないと、なんだか分からないので……。

（　おしまい　）