◎箱根アジサイ

2020/06/15 - 2020/06/17

（写真は強羅公園のアジサイ）

　今年のアジサイに会いに来た。 不思議な花である。花にもそれぞれ存在する意味と歴史がある。原産は日本だという。それがあのシーボルトの手で欧州に渡り、品種改良され逆輸入したという。寺にあるならそれは栽培モノで、かつて梅雨の時期は亡くなる方が多かっため、お供え用として準備していたのだ。通常梅雨の時期には花は咲かない。昆虫が来ないからだ。梅雨の季に咲くとは、これがアジサイの生きる知恵というものか。

　●アジサイや登山電車の右ひだり

　●紫陽花よじっと見つめりゃ紅くなり

　●ハナショウブひとり咲くのは寂しかろ

エリア 神奈川

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大涌谷
　今はグループごとに乗せている。一人ならもちろん貸切りだ。

湖尻水門
　芦ノ湖から早川への水門、40cmもあるフナが泳いでいた。ここから湿生花園までゴルフ場を突っ切って歩くのも面白い。徒歩約１．５時間

芦ノ湖の釣り人
　貸切りで、釣り放題だと。
ただツレないみたい

湖尻でくつろぐ人
　貸切りだし、ひねもすのたりだし

ヤマボウシ　（以下箱根湿生花園）
　ミズキ科　ハナミズキの仲間
　「飛んでけ～」

ノハナショーブ
　いずれアヤメかカキツバタ

ここは一年中なんかの花が咲いています。水芭蕉もマメザクラもブルーポピーまである。これはやまあじさい「藍姫」、「海峡」と共にきれいな濃いブルー

ハマナスやニッコウキスゲも咲いている

４月はじめだと水芭蕉が・・・
　もちろんここは人工的に移植したものではありますが、百株近くあるかと。

４月はじめだとマメザクラが・・・
　豆粒のように小さな花びら、そして下を向いて咲くのが特徴

強羅公園（以下続く）
　小田急の箱根フリーパスがあれば入場無料です

見降ろすカフェの二階でビール、ついでに昼メシ　味よし眺め良し

そもそもフランス式庭園として造られたので、バラは欠かせません。
色は匂へど散りぬるを・・・

バラって冬を除けば、なんかいつも咲いてるよね。

これなんだっけ？
　ブーゲンビリアの仲間かな。花に見えても実は葉っぱ

箱根　阿弥陀寺（別名あじさい寺、以下同じ）

やはり紫陽花はかくがくしかじか　ガクアジサイ

シーボルトの時代はヤマアジサイかガクアジサイ、慎ましかったのです。日本人妻の名前から「お滝さん」とも呼ばれていた由。それが西洋帰りだと観賞用に改造され、まるで別人（花）

昨年旅行したポーランドでも見かけましたよ。教会の庭で、
真っ赤な観賞用の萼（がく）ビッシリのアジサイ。でもこれが西洋だと意外に似合ってましたよ。ええ

最近の洋モノはケバすぎでしょう　頭重すぎでしょう

箱根湯本にて

※まとめ　２月３,４月　梅、桜　　　
　　　　　５月　サツキ（ツツジ）
　　　　　６月　アジサイ
　共通点は、みな人間を利用して繁栄していること。地球では人間様に気にいられないと繁栄できないのだ。最近では人間が爆発的に増えたため、食料が足りなくなり、同じ哺乳類を食べ始め、かれらを絶滅させていく。そこに共生している細菌やウィルスが人間に移ってくるのは当たり前。特に人口の多い、四つ足ならなんでも食べる中国南部で発生するのも当然か。地球の主人は人間などと思い違いも甚だしい。

　・刻はいま終に旅立つ五月かな　〈四秀〉