（湿性花園から）<br /><br />また箱根に来ている<br /><br />ときどき山に来て、湯に浸かる<br />そして夜を見つめ、素になって考えてみる。<br />心も洗わなければ濁ってしまうのだ・・・<br /><br />今いる世界はあまりに狭い<br />でもすぐとなりには別の広い世界がある<br />そう、裏の世界ではなく、となりの世界<br />すぐ隣にあるのに、行くことはもちろんなかなか見えもしない<br /><br />それは原子があって、地球があって、銀河系があって宇宙があるようなもの。となりの世界はよく見えないのだ。その隣にはさらに別の世界があるというのに。<br /><br />・この世から１ミリずれたあの世界　　＜パラレル＞<br /><br />・湧き出づる思い出あふる強羅の湯　　　＜悠遊人＞<br /><br />・見つけたり旅路の涯ての我が棲家　　＜水芭蕉＞<br /><br />・これから咲く花白いはな<br />　黄色や赤や青い花<br />　色とりどりの春もよう<br />　でも緑の花はありませぬ　　＜咲耶姫＞<br /><br />　※今月末からポルトガル/バルセロナ/ロンドンに向かいます。<br /><br />

◎水芭蕉の咲く頃

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2013/04/05 - 2013/04/07

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#自然・動植物

悠遊人（ゆうゆうじん）さん

（湿性花園から）

また箱根に来ている

ときどき山に来て、湯に浸かる
そして夜を見つめ、素になって考えてみる。
心も洗わなければ濁ってしまうのだ・・・

今いる世界はあまりに狭い
でもすぐとなりには別の広い世界がある
そう、裏の世界ではなく、となりの世界
すぐ隣にあるのに、行くことはもちろんなかなか見えもしない

それは原子があって、地球があって、銀河系があって宇宙があるようなもの。となりの世界はよく見えないのだ。その隣にはさらに別の世界があるというのに。

・この世から１ミリずれたあの世界　　＜パラレル＞

・湧き出づる思い出あふる強羅の湯　　　＜悠遊人＞

・見つけたり旅路の涯ての我が棲家　　＜水芭蕉＞

・これから咲く花白いはな
　黄色や赤や青い花
　色とりどりの春もよう
　でも緑の花はありませぬ　　＜咲耶姫＞

　※今月末からポルトガル/バルセロナ/ロンドンに向かいます。

エリア

仙石原(神奈川)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 私鉄

水芭蕉の話でしたね

　白い部分は花ではなく苞（ほう、葉の変形）、真ん中の芯の部分が花の集合体です。
特にこの花が特別好きなわけではないのです
たぶんこの花の育つ環境　が好きなのかもしれない
高層湿原、きれいな水、澄みきった空気、そして音無しの世界

・湿原に白く灯りし水芭蕉　　＜悠遊人＞
水芭蕉が好きな地は
私も好きだということです
それにしてもなぜこんな名が？
もともと芭蕉とはバナナのこと
なるほど花が落ちるころには、この葉は芭蕉のように大きくなるから？
はたまた俳人芭蕉のせいか？

イチオシ

水芭蕉は長い道のりを経て、自分の生きる場所を、そして死に場所を探し当てたのです。　
旅をするのは人間だけではない。

　・見つけたり旅路の涯ての我が棲家　　＜水芭蕉＞
さて、ここ箱根の仙石原には枯れたすすき野が拡がっていて、秋はとてもきれい。

桜だって高地のせいで今が満開です
水芭蕉との共通点？　花が咲いてから葉が出ます　　（座布団１枚！）
まめ桜

　箱根にはこの種の桜が多い
豆のように小さくて、そしてみんな下見てる
まめ桜
まめ桜

紅八重枝垂れ
これはなんの種だったか
デリ〜シャス！
そのほかの花たち

　馬酔木も満開です
エゾリュウキンカ
　大雪山のものより小ぶりでした

・これから咲く花白い花
　黄色や赤や青い花
　色とりどりの春もよう
　でも緑の花はありませぬ　　＜咲くや姫＞

イワヒゲさんも

　コンニチワ
ヒメシャクナゲ

　これはとても小さな花
　大好きな石楠花は今はまだつぼみ、楽しみです
サクラソウ
イワウチワ

これもとても小さな花です
花言葉は「春の使者」とか

カタクリ、ニリンソウ、ミツマタなども今が満開、
６月にはあのブルーポピーが咲きますよ
雨が降ってきました
爆弾低気圧が来ているのです

　まだ昼ですが、帰りどきです

なお、湿性花園には自生のものはあまりないので期待しませんように。また水芭蕉の開花は今年早く、そろそろ見納めです