◎赤城山、そして箱根美術館

2013/11/01 - 2013/11/04

(写真は駒ヶ岳からの富士）

　今週は箱根でのんびり湯治の予定でしたが、天気が良さそうなので、先週谷川岳の帰り、気になった赤城山にまず向かうことにしました。　戦場ヶ原ではかたやムカデの赤城山。　いちど挨拶しておかねば・・・
そして返してはそのまま箱根に向かいます。　バカな行程です。　狂っています。　そこをあえて繋ぐのは赤城駒から箱根駒の駒駒ライン。　しかしひとつの山から身体を清めずして他の山へ向かうなどもってのほかです。

と言いつつも、強羅の湯を浴び、翌日駒ケ岳へ登ってみると（ロープウェイ利用ですが）、今日は富士のお山がよく見えます。　すると隣の「神山」（箱根の最高峰）からお呼びがかかります・・・「こっちにもおいでー！」
もうこれは山登りをやってる者でなければわからないと思いますが、ことわれません。　キツイとわかっていても足が向かっています。　ヤダ、ヤダ、ヤダと言いながらもいつしか神山に登り、反対側の大涌谷に抜けているのでありました。　ただ山登りはもう自分にはほんと苦しいのです。　止めたいのです。　今回は脳血管だって高血圧で２，３本はブチ切れていますよ、きっと。

　・薄もみじ散るも散らぬも霧の中　　＜仁左衛門＞

　・敷もみじ京も箱根も苔の上　　　＜悠遊人＞

エリア 小涌谷温泉(神奈川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

赤城山、駒ケ岳から大沼

　ほとんど見えませんが、1500ｍ以上はガスの中

赤城山、覚満淵（かくまんぶち）

　カルデラ湖でしょうが、大沼と別れ湿原化していく様子がよくわかります。湖の深さはすでに20〜30cmで均一です。　木道を３０分で一周できます。

箱根駒ヶ岳から富士

　さて箱根にやってきました。　駒ヶ岳と名のつく山は日本中にあります。トロイデ型の火山にはこの名がつくようです。私が登っただけでも、北海道大沼の駒ヶ岳、秋田駒、会津駒、木曽駒、そして赤城山駒ヶ岳、箱根駒ヶ岳などがあります。

「富士映」　神山から富士　

　ここまで来てやっと神山の意味が分かりました

　・富士山(やま)も天気悪けりゃ笠かぶる　　＜傘がない＞

神山から富士2

大涌谷から富士

箱根美術館

　・苔もみじ　いいものはいい秋箱根　　＜祐吉＞

　今回気になっていた神山と箱根美術館に立ち寄ることができました。　十数回目でやっと「箱根」はほぼ廻ったという感じです。　入場料￥900（各種割引有り）　

　

箱根美術館２

　玄関から

箱根美術館3、富士見亭

　熱海のＭＯＡ美術館と姉妹館だそうです。　さすが岡田茂吉の作だけあって無駄がありません。　ケバくないのです。　想像通りだったか、それ以上だったか、とても美しい庭園でした。　

強箱根美術館４・敷もみじ京も箱根も苔の上　　＜悠遊人＞　　落葉の下は苔で一面覆われていますよ。○京都、敷き紅葉（2011）　　http://4travel.jp/traveler/janal/album/10626685/　

箱根美術館５

箱根美術館６

・薄もみじ知るも知らぬも霧の中　　知らざあ言って聞かせやしょう　ここは箱根　強羅の湯　疲れちまったら湯に浸かり　温泉まんじゅう食べなはれ　元気出たならまた湯に浸かり　一富士二鷹三結び　　　　　　　＜仁左衛門＞

箱根美術館７

　苔はどこ？
　コケコッコ

箱根美術館　茶室真和亭

　この庭の紅葉が始まったらたまらんでしょう

箱根美術館　茶室真和亭

　抹茶が飲みたくなりました。　ちなみにＴＶで流している小田急箱根の「おじいちゃんと私は同じものをいいという」はこの箱根美術館のこと。

強羅公園

　箱根フリーパスなら無料で入れます。　伊豆･箱根は東急/小田急の五島慶太と西武の堤康二郎が覇を競ったところ。　パスはこの二系統あるので注意が必要です。　新宿からなら小田急フリーパス(箱根登山バス含む）が便利です。　箱根ケーブルなら｢公園上｣で下車すべし　３日間￥5,500

○前回冬の箱根
　http://4travel.jp/traveler/janal/album/10745483/

※次は101回目の上海に向かいます