◎箱根、レッドホール

2014/11/20 - 2014/11/22

思えば箱根は一年ぶりです。

ほんとうに時間の経つのは早いもの
今年はまだ満足できる紅葉を見ていません。
グズグズしてたらあの世行き
今日もがんばって旅に出ましょう。

箱根をひととおり歩くにはのべ約30日が必要です。　あとは時期、天候、体調、気分によって行くべきところがわかります。　もう地図も時刻表も要りません。　

ただ旅は決して欲張ってはなりません。
1日であれもこれもと廻れません。　今回の3日間では、駒ヶ岳からの360度のパノラマ、そして蓬莱園と箱根美術館の紅葉で十分でしょう。　それ以上は旅が薄まってしまいます。

・蓬莱の紅葉より落つ赤雫　　　　　 　　　＜悠遊人＞

・小春日の苔しっとりと輝いて生す 　　　　＜冬　子＞

・苔庭に舞いて降り積む敷紅葉　　　　 　　＜待つ茶＞


※昨年の紅葉　http://4travel.jp/travelogue/10828366

エリア 強羅温泉(神奈川)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 私鉄 徒歩

駒ヶ岳から芦ノ湖

駒ヶ岳山頂　「晴れ男」

　やっぱり晴れればうれしい、　特に山ではネ

駒ヶ岳からYHゴルフ場

駒ヶ岳から富士

芦ノ湖遊覧船にて

蓬莱園

　ここまで来たあなたは箱根の通かもしれません。

蓬莱園2

　つつじの時期もいい、　きっといい

蓬莱園3

　　・蓬莱の紅葉より落つ白雫　　　　＜悠遊人＞

　　ほんとうに真っ赤な紅葉からは透明な雫が落ちてくる

千条（ちすじ）の滝

　蓬莱園から歩いて10分ほど、　蛇骨川の上流に位置します。

千条の滝2

　芦ノ湯から蛇骨川に沿ってハイキングコースがあるようです。

千条の滝3

箱根って、実は強羅あたりが中心なのです。　公園や別荘、会社の寮、美術館などこのあたりの高原一帯に集まっています。　交通の便もいい。

　・箱根ではここらあたりを強羅と言い　

箱根美術館

　この庭は苔で覆われている。　実はこの苔が紅葉の色を際立たせていることに気づいてもらいたい。　緑と赤の対比もそうだが、苔は非常に大量の水を含んでおり、この保水力が紅葉の安定した色を醸し出すのである。　この苔は尾瀬や奥日光千手ケ原では湿原の水を保ち、京都の古刹では紅葉の美しい色を発色させることになる。

箱根美術館2

　ここでしばし休憩、　抹茶をいただきましょう。（入園料込￥1,200）

　　・苔庭に舞いて降り積む紅葉かな　　　＜待つ茶＞

箱根美術館3

　ここの苔はいい
鶏だって言ってるよ・・・「コケケッコウ！」

箱根美術館4

　今は安藤広重「東海道五十三次」展開催中

箱根美術館5　　　

　●カメラについて：　みなさん、小旅行でデッかいカメラを首からぶら下げておられますが、あまりカッコいいものではありません。　中国の成り金さんなど、金の力と自身のメンツを掛けて一番高くてデッカいカメラを持ち歩く方が多いのですが、やはりカメラはご自身の技能と体力、そして用途に応じて選ぶのがいいのでは？　　私の相棒は常にコンパクトカメラ１本、頼りにしています。　

箱根美術館6　「レッドホール」

・春の芽や夏は翆に紅い秋　　＜婆婆＞

箱根美術館7

　・一度なら吸い込まれたし赤い穴　　＜ブラックホール＞

箱根美術館8

　警備員のオッチャン言わく、
　・・・「紅葉は4日前が最高だったねェ！」　

箱根美術館9

　※昨年の紅葉　http://4travel.jp/travelogue/10828366

箱根ケーブル、公園上　「天国への階段」

　特に鉄道マニアではないのですが、この景色に惹かれます

　※今年も正月は沖縄で越冬するつもりです。　（第三次越冬隊）