世界一周の思い出　イスラエル⑤旧市街徹底散歩

2009/01/26 - 2009/02/01

イスラエル5日目は金曜日。
金曜日のヴィアドローサや嘆きの壁を見るべく、エルサレム滞在。
昨日キリスト教地区やアラブ人地区を探索できたので、今日は気になっていた旧市街のアルメニア人地区やユダヤ人地区を徹底散策。
満足するまで地図片手にあちこち歩き、歩いたところを塗りつぶし。
同じことをやっている人がいた。

エリア エルサレム(イスラエル)

アララト山かな。

アルメニアン修道院。アルメニア語も書いてある。

旧市街と言っても、窓からいろんなものが飛び出していたり、花があったり、ぼろかったり牛がいたり物売りがいたりラクダが出てきたり、いろんな形の旧市街がある。
エルサレムの旧市街もある意味個性的。

ところどころ見られる緑の木が爽やか。オレンジの木もあった。

金曜日はユダヤ人にとって安息日だが、外出している人は多い。

にゃんこになつかれた。

にゃー。
ユダヤ人地区のネコは人懐っこくて逃げないが、アラブ地区の猫は逃げるし痩せていた。待遇の違いが浮き彫りに。

しばらく付いてきた。

ユダヤ人の子。

さっきのにゃんこ。ある一画からどうしても出られないらしい。付いていきたそうにしていたので後ろ髪惹かれる。

アララト。

落葉している木。そういえば、真冬だった。
ヨーロッパと違い、天気もいいし、エルサレムはあまり冬らしい景色にならない。

今日も嘆きの壁へ。
今日は机といすが並べられて、勉強会のようなことをしていた。
メアシェリームも嘆きの壁も、安息日は日没後から写真が撮れない。

人が集まるのは夜かららしい。

今日は正統派の服装をした人たちがたくさん！この伝統を守る人々の姿、圧巻でした。

今時の腰パンシャツ出し正統派。

長くカールしたもみあげもよく見ます。

黒のロングコートもよく見かける。

丸い帽子！

3時からのヴィアドローサ後進に参加するためいったん離脱。
イスラエル唯一の外食は、ナショナルフードファラフェルできめた。
野菜にきゅうりと紫に染めたキャベツのピクルス、チリ系とマヨ系のソースが入ってる。上に飛び出してるファラフェルはおまけしてくれた。

ヴィアドローサのミサはフランシスコ派がやっていて、修道士やシスター中心に80人ほどが参加。各ステーションで止まり、ストーリーを3か国語ぐらいで流します。
行進中もなにやらお経を唱えていき、それがとても良かった。
警備の人がかなり出ていたことも付け加えておく。

こんな風景が見られる国は世界中でもエルサレムだけなのでは。

聖墳墓教会で再び合流。たくさんの観光客も参加。

観光客もろうそくを持ってミサに参加。

ギリシャ正教のミサに参加。
他の宗派も同時進行でミサをするので、様々なお祈りの言葉が重なり合って、それは迫力があった。

割烹着のような衣装の修道士が香を振りながらお祈りをしていた。
フランシスコ教会は最後に礼拝堂のパイプオルガンで礼拝。これも鳥肌が立った。
中には観光修道士もいて、バックを背負って参加。
お辞儀するところ、跪くところ、信者も皆マナーを心得ていて、同じように礼拝できるのがすごい。

儀式そのものも違うし、それぞれの修道士の衣装も違う。
違うものをいっぺんに見られるのも珍しい。

聖なる石は今日も人々の祈りを受け止める。

いつまでも終わることのない墳墓教会のミサを後に、シナゴーグにでも行こうかと旧市街を歩いていると、メアシェリーム方面からユダヤ人たちが旧市街に集まってくる。もしやと思って方向転換し、彼らのあとをついていくと・・・

嘆きの壁にユダヤ教徒の皆様が集結していました。
普段は私服の子供たちまで正装。

安息日は金曜の日没後から。人々はその時間に合わせて集合している。
こんな集まりが毎週行われているのだから、すごいパワーだ。

兵士たちは輪になって歌いながらくるくるまわっている。
こうしてユダヤ教徒の結束を強めているのかな

昨日から何度か見て気になっていたロシア風の帽子をかぶった人。
正装らしく、今日は何人も会うことができた。

ユダヤ教徒の家。

旧市街にはフリーフードの店がある。
本当に無料で、入っても良さそうな雰囲気。
男女は壁で仕切られている。

今日の晩御飯はナスのペースト。
記憶がほとんどすっとんだ今でも、このおいしさは忘れられない。
ナスでもこんなに立派なパンのお供になのかと、衝撃を受けました。
すごくクリーミーで、チーズやマヨネーズのようなこくがあった。

サラダとホブスとペーストがあれば十分リッチな夕飯。
イスラエルには、他にもフムスとかトマトペーストとか、ホブスにつけるペーストがいっぱい。こういう食生活、いいな。
たくさん入って値段も1ドルと休め。安旅行者のお財布にも優しい。

イスラエルは毎日盛りだくさん。
宿も色々便利だし、長期旅行をしていた身としては、データを焼ける宿があるのもありがたかった。
毎日就寝は0時。充実した日々が送れました。

次はパレスチナ（って言っても近場だけど）へ足を踏み入れます。