よりもいの気分で訪ねる　北海道にも砕氷船があるよ編

2019/03/10 - 2019/03/11

”よりもい”ことテレビアニメ”宇宙よりも遠い場所”舞台は南極で高校生が砕氷船に乗って昭和基地へ行く物語です。
国内外からも高く評価されていて見ていると思わず南極行ってみたいななんて思ってしまうものです。

実際に南極へ行ってしまった猛者もいるようですが私は代わりに北海道に行ってきました。
雪の平原、野生動物、砕氷船と結構南極っぽくて楽しかったです。寒かったし。1～2月のより寒い時期に行ければもっとそれらしかったかもしれませんし凍え死んでいたかもしれません。
翌月で姿を消したあんなものやこんなものも見てきました。

ちなみに新千歳空港はよりもいでも登場しますよ。
https://4travel.jp/travelogue/11580497/

エリア 網走(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨晩、新千歳空港について今朝札幌駅まで来ました。
特急で次の目的地へ向かいます。

札幌駅 駅

ぼろいぞ
車両は昭和63年生まれ、30年以上ためされる大地で走り続けてそろそろ限界のようです。実際、車両が足りなくなって旭川発着の列車が多いようです。
がんばれJR北海道！

特急オホーツク 特急大雪 乗り物

札幌6:56>>特急オホーツク1号>>網走12:18
5時間以上かかります。道内航空便が飛んでいるのも納得。

車内のこういうの見ると国鉄の長距離列車(ブルトレとか)って感じがしてきません？しないか？道外では博物館級ですよ。

北の大地は～果てなくなつかしい～
我は～今～北海道～
(JR北海道社歌より)

終点、網走に到着

さすがに尻が痛いよ。女満別空港使うか、途中の旭川でペンギンでも見てくりゃよかったかも。

網走駅 駅

駅からプラプラ歩いて海沿いの道の駅へ。

道の駅 流氷街道網走 道の駅

地球温暖化万歳！！(白目)
流氷が無い日は割引して少し先の能取岬までクルージングしてくれます。これはこれでありですね。

乗ります。
流氷シーズンもほぼ終わりですが、団体さんとかで結構混んでいました。事前にインターネットで予約しておくとよいです。

流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物

こちらが今回乗船する砕氷船「おーろら2」
船首が丸っこくなっているのが砕氷船「しらせ」に似ていますね。それもそのはずで設計したのは初代しらせを造ったとこと同じだそうです。

水面下はとんがっていて氷を割りやすくしているみたいです。

船についていろいろ解説があって面白いです。こんなに船のPRしているのは他ではあんまり見かけないですね。もっと真似してほしいくらい。
ストラップや絵葉書などグッズもありました。

流氷の展示

クリオネの展示もありました
その辺で捕まえてきて見世物にしていいもんだったんだ…

出航！

進路を妨げる流氷無し！どんどん行こー

左舷側に能取岬が見えてきました。

双眼鏡で覗くと灯台が見えました。切り立っているんですね。

能取岬海岸 自然・景勝地

オホーツク海はいい天気でした。

下船前に撮影。船内はこんな感じ。混んでいたので席はすぐに埋まってしまいました。乗船してすぐにデッキに行ってはしゃいでいたので下船まで座れなくなりました。

乗船場で結月ちゃん(結月ゆかり)を発見。ボーカロイドらしいです。

よりもいの結月ちゃん(白石結月)とは別人ですが、北海道出身、12月生まれという共通点とかいろいろ怪しい。

網走と言えば監獄とかいろいろありますが、今回はスルーで。時間があれば博物館とかも行ってみたかったのですが。
たまたまだと思うのですが、このお寺の張り紙のお言葉が網走らしいなぁと。

再び網走駅。
2両編成のディーゼルカーで南へ。
網走15:10>>釧網本線釧路行き>>北浜15:28

網走駅 駅

臨時観光列車の流氷物語号として使用される車両でした。シートに鳥が描かれています。
シーズン過ぎるとこうして追加料金なしの普通列車として乗車できます。

風光明媚な駅として知られる北浜に到着。

北浜駅 駅

すぐそこが海です。
時には流氷が接岸することも。山は知床連山海別岳。

駅舎内は天井まで来訪者の名刺で一杯。それからカフェが併設されています。
中国の映画のロケ地に使われたとかで中国の観光客の方もいました。バスに乗ってすぐにどこかへ行っちゃいましたが。

鉄道グッズが並べられていたりと建物の雰囲気を生かして落ち着いた雰囲気になっていました。
地元の方かリピータでカウンターはにぎわっていました。

停車場 グルメ・レストラン

こちらが駅の外側。

近くに展望台がありました。

結構いいじゃん
地球が丸く見えるかもしれない。人間がちっぽけに見えるかもしれない。

能取岬とカモメ、カラス、ワシ

すっかりくつろいで今宵の宿釧路へ。
北浜16:35>>釧網本線釧路行き>>19:55

列車は海沿いに南へ。

終点釧路に到着
今日はここで一泊。

釧路駅 駅

翌朝、駅に来たらなんかすごいのがいる。

富士子ちゃん～
釧路と根室の間にある浜中町がモンキーパンチ先生の故郷にちなんでとのことです。

釧路6:05>>釧網本線網走行き>>塘路6:37
ルパン列車に乗って昨日の夜来た道を少し戻りました。
対向列車にもなんかすごいのが来た。

来たからには一応行っておきますね、釧路湿原

塘路駅 駅

駅から頑張って歩けば展望台へ行けるようなので国道をてくてく。

いいタイミングでまた列車が来たので撮り鉄。

展望台へ行く途中でシカの集団に遭遇。10頭くらいはいました。そのあともたびたび見かけました。
増えすぎて困る…という話も。オオカミは絶滅して熊は冬眠中か。

サルボ展望台からの眺め。

サルボ展望台 名所・史跡

オジロワシが一頭いたので双眼鏡で観察しました。でっかい一眼があればもっとキレイに撮れたかも。まあ荷物は増やしたくない主義なので(←そういうことはまず買ってから言いなさい)。

さらに先のサルルン展望台
手前がサルルン沼、奥がポン沼というらしいです。

サルルン展望台 公園・植物園

さて駅へ戻ります。
現代日本でこんなのが見られるとは思わなんだ。

塘路9:29>>釧網本線釧路行き>>釧路10:00

JR釧網本線 乗り物

釧路と言えば和尚市場！名産の海産物を見学！(←少しは買いなさい)
お隣の丹頂市場もチェック！

くしろ丹頂市場 市場・商店街

近くの公園にシゴハチがいるのでチェック！
北の大地にはこういう機関車が似合うと思うのは私だけでしょうか。シロクニの3重連とかみてみたかったものです。

幸町公園 公園・植物園

さて今日が北海道最終日、帰路につきます。
斜体傾斜装置付きのぼろくない特急でGO！
釧路11:24>>特急スーパーおおぞら6号>>南千歳15:07

特急 おおぞら 乗り物

川も凍る太平洋側を西へ。

それでも4時間弱かかるので釧路の駅弁を開封。改札付近で立ち売りしていました。北海道産米の炊き込みご飯とカキ。

翌月で廃止になった夕張支線の分岐駅を通過。今はもうこの看板はありません。126年間お疲れ様でした。

新夕張駅 駅

石勝線の始まりの駅、南千歳に到着。

南千歳駅 駅

新千歳空港がすぐそこなので様子を見に行ったら政府専用機がいました！写真のB747型機は翌月に退役しました。27年間お疲れ様でした。

このまま新千歳空港から帰れば簡単なのですがそうはさせませんよ！
青から変更してすっかりおなじみになった白っぽい塗装の特急でさらに南へ
南千歳16:11>>特急スーパー北斗18号>>苫小牧16:27

苫小牧発　フェリーで行こう！

さらにつづく

苫小牧駅 駅