山梨よりも遠い場所　南極展に行ってきました

2022/08/14 - 2022/08/14

”よりもい”ことテレビアニメ”宇宙よりも遠い場所”舞台は南極で高校生が砕氷船に乗って昭和基地へ行く物語です。
山梨県立博物館の夏季企画展で開催されている南極展とコラボするので行ってみました。

展示のタイトルは「たんけん！はっけん！南極展　壮大な自然と人々の物語」です。
全国の南極関連施設から資料をかき集めて一堂に展示をするというイベント。ものすごい見ごたえで圧倒されました。
アニメよりもいとのコラボについても作品への愛を感じる素晴らしい構成となっていました。

放送が2018年ですから4年経っているものの山梨ローカルでの再放送が行われ、いまだに多くのファンがいることがこの作品がいかに人を引き付けるかがわかります。

エリア 石和温泉(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

新宿7:30>>特急あずさ3号松本行き>>石和温泉9:02
中央線特急で山梨へ。E353系は初乗車！

特急 あずさ(スーパーあずさ) 乗り物

立川までは快速電車に囲まれながらノロノロ走り、山間部へ入るとカーブをものともせずに快走します。大月で後ろ3両の河口湖行きを切りはなし。
車内販売のワゴンが3回ほど回ってきました。朝からビールとおつまみばかり積んでいましたけど売れるのかな…
コンセントも全席について快適です。

石和温泉駅に到着。いさわおんせんって読みます。
バラが咲いていました。

石和温泉駅 駅

温泉を名乗るだけあって駅前に無料の足湯がありました。時間がないので手だけ突っ込むけど熱い！

石和温泉駅前公園あしゆ 温泉

ここからはバス。
1時間に1本くらいです。これ以上少ないと不便なので、頑張ってもらいたいところ。
石和温泉駅9:13>>富士急バス富士山駅行き>>山梨県立博物館9:23

10分弱遅れてバスが来たけどなんか思ってたのと違う。派手。

河口湖周遊バス（レッドライン）というものらしい。水戸岡鋭治先生のデザイン。
普段は河口湖周辺を走っているそうだが、なぜか足を延ばして甲府方面までやってきていました。ラッキーだな。

市街地を抜け、ブドウ農園をいくつか過ぎ去り10分ほどで着きました。

バスロータリから駐車場を越えて少々歩くと建物が見えてきました。

山梨県立博物館 美術館・博物館

消毒、検温、アンケートの記入を済ませてチケットを購入。
9時開館なのでまだ人はまばらでした。
観終わたのが12時くらいでしたが(2時間半も滞在！)そのころには親子連れなどで少々混んできました。

南極といえばやっぱりペンギンですね。あちこちにペンギンがいました。

よりもいだ～～
YBS山梨放送で放送中！(毎週火曜深夜1時半から)
調べるとわかるのですが、放送から4年でこんなに再放送されまくっているアニメもなかなかあるまい。深夜帯なのが惜しい。

入口。ペンギン水族館かよ！

いいえ、ペンギンの展示もかなりありましたが、かなりディープです。

宇宙よりも遠い場所
北極よりも寒い場所
オーストラリアより広い面積
陸地よりも厚い氷床
富士山よりも高い基地
写真のように見えますけど、最初の2枚はアニメのシーンですよ。こんな風に自然に溶け込めるのでアニメのクオリティに高さを感じます。

等身大パネルもずらり。
各展示の合間にアニメシーンとコメントが入ったボードがあり、コラボもばっちり。そしてこのレベルの展示にしっかり食い込んでこられるよりもいのクオリティに高さに改めて驚かされました。ほとんどの展示によりもいボードがありましたからね。

記念写真コーナー！楽しい。

長々引っ張って申し訳ないですが、この先は撮影禁止。図録を買えば事足りるのでそうしましょう。
南極探検の歴史や動植物といった自然、観測技術など非常に見ごたえがある内容でした。動く恐竜や360度オーロラシアターといった見栄えのする展示だけでなく、南極で採取された隕石や標本など貴重な展示も多数。迫力のミナミゾウアザラシ剥製もここまで運んで展示したというのはかなり手がかかっています。写真でお見せできないので是非見に行ってください。
南極と山梨のつながりについても触れていましたよ。例えば、雪にかかわるとある山梨メーカが毎年観測隊に一名派遣しているそう。知らなかったなぁ。

ちなみに常設展も回りましたが、こちらは山梨県の郷土史を浅く広くといった感じでわざわざ見に来るほどでもないかな…。

山梨県立博物館12:50>>富士急バス甲府駅南口行き>>石和温泉駅13:01
お土産も買って帰りのバスです。行きとは違って見慣れたカラーリング。
博物館のカフェは閉鎖中なので自販機の飲み物程度しか調達できないので駅へ戻ります。

車内から見えた駅近のレストラン「にしき」へ行くことにしました。

にしき グルメ・レストラン

名物鳥もつ煮。650円でどんぶりいっぱい出てきてビビる。妻と二人で何とか完食。

ポークソテー定食。確か1480円。
ライス山盛り、ポークは山梨ブランドで美味。
シェフが一つずつ順番に作っているらしく提供までに30分くらいかかりましたが非常におなか一杯になりました。
妻の注文したハンバーグもしっかりしていておいしかったです。

最後に駅前のお土産屋さんに。まだ2時過ぎだというのに店じまいだそうで、シャッターが一部閉まっていましたが、入れてもらえました。
写真はワインデニッシュ。缶詰で1年半くらい保存がきくので非常食に。京都のパン屋さんが考案した新商品なんだけど値段がアレだからまだ一つも売れてないのよ～とのこと。それ、売る人のコメントじゃないでしょ、、この店商売っ気なさすぎでは…。確かに900円超は高いけど最初の購入者になっちゃいましたけどね。

富士見屋 お土産屋・直売所・特産品

というわけで山梨よりも遠い場所、南極展でした。
帰りの14:35発かいじ32号は満席でした。