よりもいの舞台を訪れる　呉に「しらせ」がやってきた編

2023/09/16 - 2023/09/16

”よりもい”ことテレビアニメ”宇宙よりも遠い場所”の聖地のひとつが呉。
第1話・2話で主人公のキマリとしらせの二人が南極観測船「しらせ」の見学のために呉に行くシーンがありますが、なんと！「しらせ」が本当に呉にやってきました！

普段は横須賀基地にいる「しらせ」ですが訓練を兼ねて日本一周のあいだに各地で一般公開を行っています。今年は岩国で開催予定でしたが急遽呉に変更となり、ファンにとっては夢のコラボが実現しました。
本当に夢のようなひと時でした。

放送直後に聖地巡礼で呉に訪れた時の旅行記はこちら：
https://4travel.jp/travelogue/11428488

エリア 呉・海田・安浦(広島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

広島から呉線で移動中。
トンネルを抜けると建物の間から「しらせ」が一瞬見えました。左端の造船所で建造中のピンクのコンテナ船は相変わらずデカい。

呉駅で下車。バスに乗り換え。

呉駅 駅

造船所の横を抜け、基地に泊まる艦艇を横目に昭和町バス停で下車。
周りの人についていくと到着！

10時見学開始！一列になってゆっくり基地の中を進んでいきます。

いた！
船が見え始めると列は徐々にバラバラに…

画面の中で何度も見た「しらせ」が目の前に！

こんなものが配られました。当初は岩国での公開でしたが急遽変更になったので修正は間に合わず。
でもよい記念になりますね。

乗船して中も見学させてもらいます！

ただの通路なんだろうけど、テンション上がるなぁ。

ついついこういう看板も見てしまいます。

船の後ろの甲板にはヘリコプター。
岩国基地所属の南極派遣専用機。岩国基地が近い呉のみの公開だったそうです。ラッキー！

ふと海を見ると「シースピカ」がいました。これもいつか乗ってみたいな。

対岸には操業を終了した製鉄所。煙突から登る煙もなくなり寂しくなってしまった。

南極の石は触り放題。赤色のザクロ石が埋まっていました。
隊員さん「これ宝石だよ、取り扱いに気を付けているんだ～」

南極の氷も触り放題。ひんやり～

船の前の方に回ってきました。
そり立つ巨大な壁。一番上がブリッジです。

艦首には日の丸。

艦内に戻ると・・・えっ！！！

岩国市の粋な計らいで「よりもい」が艦内に！
一般公開が呉に変更になってもそのままにしてくださったおかげで、聖地(呉)で聖地(しらせ)の中にキャラクターが出現するという最高の演出。
ありがたや。

改装中の「かが」。造船所のクレーンめっちゃ多いな。

アニメでは新造船の就役によって民間に払い下げられた「しらせ」はペンギン饅頭号に名前を変えているという設定。
そのため自衛艦ではなくなっているので基地の外の青いクレーンが見える向こうの岸壁で一般公開になっていました。

階段を5階分登って艦橋へ。

船が大きいので眺めがとってもいい。
「しらせ」は自衛隊の中でも最大クラスの船なのでほかの船が小さく見えます。

聖地「港町珈琲店」もばっちり見えました！

氷海見張り報告要領。砕氷船ならでは。

昭和基地に掲揚されていた自衛艦旗。わずか29日でこんな姿に。

船の右側の一段高い赤い席が艦長席。

艦橋入口のマットがペンギン仕様でかわいい。

観測隊員の部屋も見せてもらえました。すでにだれがどこの部屋か割り当ての紙がドアに貼ってありました。
毎回106号室が公開されている気がします。

うおおおおお！実在したんだ！！

こんな風に活動中の写真が置いてあるので、この場所でこんな風に作業していたんだなぁと思いをはせる。

大満足の一般公開でした。See you again!

定番の艦尾。
あのカットだけはなぜか初代しらせがモデルなのでアニメと一致はしない。

ここに女子高生4人も立ったら、狭いというか、無理では？
アニメならではの表現の良さでもありますね。

基地を出て少し歩くと潜水艦が間近で見られる「アレイからすこじま」
オレンジは目立つ。

アレイからすこじま 名所・史跡

そして道路を挟んだ向かいは、かの有名な港町珈琲店。

めったにない聖地巡礼の機会で、「よりもい」ファンもたくさんいました。
艦尾の写真撮ったり、「マリちゃんがいる～」と声が聞こえたり、みんな楽しんでいるみたいでした。
最高の一般公開でした。

港町珈琲店 グルメ・レストラン