【滞在編14-2】フレミントン競馬場へGO ～ワンワールド世界一周航空券で2ヶ月の旅

2019/12/18 - 2019/12/25

JAL一筋のJGC会員のアラフィフ夫婦が約2ヶ月で世界一周をしています。
30年近く競馬をやっている夫と隣でずっと見て、たまに参戦する私。
JRAの全国の競馬場10場はすべて行くくらい競馬好き。
オーストラリアは競馬大国ということなので、オーストラリ滞在の3都市でどこか行けないかな？とこちらのサイトで調べてみました。
https://www.jairs.jp/contents/courses/au.html
メルボルンで2日間競馬ができるねとスケジュールにいれていた競馬観戦の旅行記です。

【世界一周のルート】
　11カ国14都市を約2ヶ月で巡ります。
　①アジア: デリー→クアラルンプール
　②ヨーロッパ: ドーハ→リスボン →マドリード→プラハ→ロンドン
　③南米: ブエノスアイレス→サンチアゴ→イースター島
　④オセアニア: シドニー→ヌメア→ブリスベン→★メルボルン

【航空券】ワンワールド・エクスプローラー・世界一周運賃
　　　　　（4大陸、ビジネスクラス利用）
【旅のスタイル】スーツケース派
【宿泊先】ホテル or サービスアパートメント

エリア メルボルン(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

1999年12月20日。ムーニーバレー競馬場の今年最後のナイトレース！
大井競馬場みたいな感じかな？と楽しみに、予習をしていた夫が、あーあとため息。
なんと、明日の最高気温が43度。ナイトレースの時間も気温がさがらない。搬送とかを考えて中止だとさ。
https://www.thevalley.com.au/

本来であればムーニーバレーにぃるはずだった19時。確かにまだ43度。日の入りの20:30をすぎても38度。確かに中止で正解だなと納得。
でも翌日の最高気温は19度。なんてこったー。

翌日、12月21日。この日はフレミントン競馬場の今年最後のレース。クリスマスレースデイ。
きっと多い日なんだろうな、日本でいうと有馬記念だろうなと張り切って開門時間を狙ってサザンクロス駅へ。

8番線からFlemington Racecourse Station行きの特別列車に乗車。なんと！ガラガラ。

Flemington Racecourse Station に15分ほどで到着。
ホームにある入場券売場でチケット購入。

大人一人12ドル。開催日によって違うようだが、JRAだと200円で入場できるんだけどなー。

12ドルでチケット購入。
開催日のチケット情報や、ドレスコード、出走時間などは、フレミントン競馬場のサイトにすべて載っているので、行く時はこちらをチェック。
https://www.flemington.com.au/

入場券売場でレーシングプログラムを5ドルで売っていました。

当日のレースの出走時間やレースについてすべて載っています。夫によると、前走の着順などのデータも載っていて、予想はないものの日本の競馬新聞の情報を満たしているそうです。これで十分予想はできたようです。

駅の改札をでると同時に、係員さんが入場券をチェック。競馬場にしか通じていない駅です。

駅をでて左に進んでみました。なんだゴージャスなゲートが。こちらは、グランドスタンドの入口。メンバーや、指定席を購入している方々。サイトで見たところ、指定席と言っても食事もついていて、競馬が主というよりパーティ感が強そうでした。最低でも150ドル～くらいだったかな？

グランドスタンドの入口を見ながら、普通の服装の方々が進む方についていくと馬場が見えてきました。

馬場の左手にパドックらしきものがと行ってみると

馬は歩いているけど、鞍はつけてない

馬の待機所のようなところがずらり。
下見場でした。日本じゃ見せないところですね。

さーて、スタンドの方へ。全部でスタンドは３つ。
向かって右手と真ん中がグランドスタンド。一般の人は見ているだけー。ドレスコードもあるスタンドなので華やか。
男性はジャケパンの人よりスーツの人が多かったですね。女性は柄物のワンピース率が高い！露出高めの方もちらほら。

グランドスタンドを見ながら、芝生の上をてくてく。
ここがパドックなのかー。

向かって左手が一般のスタンドです。
一般スタンドでも、メルボルンカップの時はすっごい高値になるらしいですね。

グランドスタンドは黒のパラソルでしたが、一般ゾーンは、白のパラソル。ピクニック感覚の家族連れが多かったです。
飲食物の持ち込みも大丈夫な様子。なんか買ってくればよかったなー

一般スタンドの前がゴール板。
LEXUSがプリンシパルパートナー。やるなー、トヨタ。
そういえば、グランドスタンドの黒のパラソルや色々なところにLEXUSロゴが散らばってます。

まずはスタンド内を見学。
オーストラリアって、ブックメーカーがたくさんあるんですね。唯一の政府公認のブックメーカーがTABで、売場のほとんどがTABですが、他にも小さいブックメーカーの売場も場内に。オッズもそれぞれバラバラなのに驚きました。

1階にはソファ席も。
ここはゆったり座れて居心地が良かったです。

2階のスタンド。

3階の室内。
空港のラウンジか？と思うくらい、いろいろな席が。
ちゃんしたソファもあったりして、後半はここと、スタンドを行ったり来たりしていました。

3階のスタンド。
この写真をとったのはメインくらいの時間なのですが、誰もいません。
レースの時間になるとパラパラでてくる程度。

ターフビジョンの向こうにはメルボルンの市街地が。

1200メートル直線がすごいんだ！と夫が教えてくれました。
新潟競馬場で1000メートルの直線レースの時もテンション上がったけれど、この日あった2つの1200メートルの直線レースは見ものでした。
コーナーを曲がることなく、1200メートルを駆け抜けてくるわけです。

スタンドにも、外にも、ドリンクやフードは売っているので手ぶらできても大丈夫。

ただ、このハイネケン。11ドル！高いーーー！
フィッシュ&チップスを買おうとして、カラマリ&チップス。

前日の最高気温が43だったことが嘘のように、この日の気温は20度。気温は関係ないと思うのですが、とにかく来場客が少なかったです。クリスマスデー、年内最後のレースなので、中山競馬場の有馬記念をイメージしてましたが、がらーんとしてます。しかも、馬券を買っている人は少なそう。ピクニック場みたいです。

私たちの主観もありますが、ざっとレースの一連の流れを記録しておきます。
この日のレースは全部で9レース。レース間隔は30～40分。

出走時間の15分ほど前からパドックに出走馬が。
パドックで出走馬の状態を見ているひとも少ない。

5分ほどパドックをまわると、騎手が騎乗し、半周か1周だけまわって馬場へ。
JRAのように騎手の整列とかもなく、歩いている馬にパッと乗ってました。

あと7～8分で出走だよという頃に馬場入り。
音楽なんてありません。

オッズは、ターフビジョンに。
WIN（単勝）とPLACE（複勝）しかでてきません。単勝か複勝を買うのが一般的なのかな？と。

こちらが発売機。上から順番に選んでいく感じ。
この販売機は競馬だけでなく、ドッグレースなども買えちゃいます。

これが馬券。

おつりは、バウチャーとしてでてきます。余ったら、払い戻ししてくれます。

出走の時も、ファンファーレが鳴ることもなく出走しちゃいます。よーくターフビジョンをみておかないと、見損ねます。

はいゴール。

ターフビジョンで着順が出るのは一瞬なので見落としそう。しかも確定放送などもなかったです。

1着の騎手には馬場内でインタビューが。インタビュアーも馬に乗っているのが面白い。

おかえりー。薔薇が綺麗に咲いてました。

おめでとう

インタビュアーさんもお疲れ様でした。

払戻しは有人のカウンターへ。

このあたりには、確定がでていました。

9レースが約6時間で終了。カルチャーショックがいっぱいでしたが面白かったです。

競馬場直結の駅から市街地に戻ります。帰りも電車はがらがらでした。

ちょっと話は変わりますが、ホテルのテレビで「SKY1」というチャンネルを発見。ずーーっと、競馬とドッグレースが流れています。いったいどこの国のレースなんだろというくらい次から次に走ってます。
そのチャンネルで、有馬記念が！

前日のオッズも出ています。このオッズはTABのオッズです。

有馬の当日は、SKY1チャンネルでLIVE放送。
おかげで中継も見られて、JRAのiPATで馬券も買えちゃいましたよ。

TABは、メルボルンの街中にもありました。朝9時から翌朝5時まで、ずーっとギャンブル中継が流れていて、お酒片手にギャンブルしている人たちが。ギャンブルしたい人は競馬場には行かないのかもしれないですね。
ギャンブル王国のオーストラリア、面白かったです。

この旅行記へのコメント （2）

• harurunさん 2019/12/24 09:37:52

  お疲れ様です (^-^)

  naraさん
  
  最後の訪問地ですね～
  ブリスベンではコアラを抱っこして、メルボルンでは、ご主人希望の競馬場。
  どこの国でも、お二人で仲良く楽しまれている様子がうかがえました。
  世界一周の旅、大成功ですね！
  最後まで、思いっきり楽しんでくださいね～
  harurun (^-^)/

  naraさん からの返信 2019/12/26 17:44:35

  Re: お疲れ様です (^-^)

  ありがとうございます。
  メルボルンは1週間いたのでゆっくりと色んなことができる時間がとれました。
  長年一緒にいる夫婦だからこそ、喧嘩しながらも長期の旅行を楽しめるんだなーと思いました。
  最後までバッチリ楽しんで帰国しました。