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 城壁の外に出て、西方の丘陵に向かう。<br /> 公園から外は、危険と隣り合わせの世界となる。<br /> すぐ脇をかなりのスピードで車が走り、道路には障害となるものも放置されている。<br /> 甘えた気持ちで走ってはいけない。 <br /> しかしそれに見合う楽しさが待っている。

9万5千円で2週間、タイの遺跡やラオスを巡り、東南アジア初心者のシニア婦人たちをエスコートする旅(5/22)西の丘陵とメーヤー祠

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2019/08/19 - 2019/08/20

64位(同エリア437件中)

motogen

motogenさん

 城壁の外に出て、西方の丘陵に向かう。
 公園から外は、危険と隣り合わせの世界となる。
 すぐ脇をかなりのスピードで車が走り、道路には障害となるものも放置されている。
 甘えた気持ちで走ってはいけない。
 しかしそれに見合う楽しさが待っている。

交通手段
自転車 徒歩
  •  城壁の堀に沿って走る。<br /> ゆるやかな登り坂となっている。<br /> 目的地までは5kmほど。<br /> 技能不足のヨッコは一度転倒したが、車がいない時で無事だった。

     城壁の堀に沿って走る。
     ゆるやかな登り坂となっている。
     目的地までは5kmほど。
     技能不足のヨッコは一度転倒したが、車がいない時で無事だった。

  •  チケット売り場が見える。<br /> 西側エリアに入るには、別のチケットが必要になる。<br /> 「管理者がいないことが多い・・」<br /> との情報を楽しみに来たが、門番が2人もいた。<br /> 残念!<br /> 100バーツ+10バーツ(自転車持ち込み代)を払う。

     チケット売り場が見える。
     西側エリアに入るには、別のチケットが必要になる。
     「管理者がいないことが多い・・」
     との情報を楽しみに来たが、門番が2人もいた。
     残念!
     100バーツ+10バーツ(自転車持ち込み代)を払う。

  •  サトウキビ畑の脇を走って行くと、

     サトウキビ畑の脇を走って行くと、

  •  遺跡への登り口があった。<br /> 『ワット・サバーンヒン』<br /> 森の中の寂しい遺跡だ。<br /> 観光客はほとんどやって来ない。<br /> 単独でやって来た日本人女性が、ここで殺害されたという。

     遺跡への登り口があった。
     『ワット・サバーンヒン』
     森の中の寂しい遺跡だ。
     観光客はほとんどやって来ない。
     単独でやって来た日本人女性が、ここで殺害されたという。

    ワット サパーン ヒン 寺院・教会

  •  丘陵の上に、崩れかけた寺院が見える。<br /> 気を付けるのは、赤アリ(ヒアリ?)が多いことだ。<br /> 木の下にいると噛みつかれ、<br /> 「痛!」<br /> その痛さに悲鳴をあげる。

     丘陵の上に、崩れかけた寺院が見える。
     気を付けるのは、赤アリ(ヒアリ?)が多いことだ。
     木の下にいると噛みつかれ、
     「痛!」
     その痛さに悲鳴をあげる。

  •  岩で造られた通路が伸びている。<br /> 当時は立派な空中歩道だったのだろう。<br /> サパーンヒンは石の橋という意味だという。<br /> デコボコしていて、足をくじきそうになるが、歩道は途中からなくなってしまい、

     岩で造られた通路が伸びている。
     当時は立派な空中歩道だったのだろう。
     サパーンヒンは石の橋という意味だという。
     デコボコしていて、足をくじきそうになるが、歩道は途中からなくなってしまい、

  •  赤土の斜面を登りきると、

     赤土の斜面を登りきると、

  •  スコータイの平原が見渡せた。<br /> ほとんどがジャングルだ。<br /> 公園にある遺跡群も、数百年に渡りこのジャングルの中に埋もれていたのだ。<br /> それがありありと目に浮かぶ。 

     スコータイの平原が見渡せた。
     ほとんどがジャングルだ。
     公園にある遺跡群も、数百年に渡りこのジャングルの中に埋もれていたのだ。
     それがありありと目に浮かぶ。 

  •  丘陵の頂に立つのが「アッタロッド大仏」で、<br /> スコータイ時代には、このような立仏像が盛んに造られたようだ。<br /> 「ラムカムヘン大王が象に乗ってこの寺院へお参りに・・」<br /> と刻まれた石碑がある。<br /> ここまでの様子の動画です。<br /> https://youtu.be/L__3UZKWRGw<br />

     丘陵の頂に立つのが「アッタロッド大仏」で、
     スコータイ時代には、このような立仏像が盛んに造られたようだ。
     「ラムカムヘン大王が象に乗ってこの寺院へお参りに・・」
     と刻まれた石碑がある。
     ここまでの様子の動画です。
     https://youtu.be/L__3UZKWRGw

  •  帰り道の食堂でお昼ごはんとする。<br /> 公園の観光客用のレストランよりも、ひなびた食堂の方が私たちの旅には似合っている。

     帰り道の食堂でお昼ごはんとする。
     公園の観光客用のレストランよりも、ひなびた食堂の方が私たちの旅には似合っている。

  •  案の定、気さくで面白いおばさんがいた。

     案の定、気さくで面白いおばさんがいた。

  •  チャーハンと焼きそばを分け合って、二つの味を楽しむのも私たちの流儀。<br /> デコちゃんは、やおら卓上の赤い調味料を、ダバッと振りかけた。<br /> 「あっ!」<br /> 大胆な行動に驚く私たち。<br /> 「それ、辛いんじゃない?」<br /> デコちゃんは辛い物も平気なようで、辛い部分は自分でたいらげた。

     チャーハンと焼きそばを分け合って、二つの味を楽しむのも私たちの流儀。
     デコちゃんは、やおら卓上の赤い調味料を、ダバッと振りかけた。
     「あっ!」
     大胆な行動に驚く私たち。
     「それ、辛いんじゃない?」
     デコちゃんは辛い物も平気なようで、辛い部分は自分でたいらげた。

  •  「アロイ、アロイ」<br /> 「コップンカー」<br /> を連発するおばさんたち。<br /> 話せるタイ語の数を増やしたくなって、『指さし会話帳』も活躍する。<br /> 店のおばさんも、手ぶり身振りで付き合ってくれる。<br /> おばさん同士はいいものだ。<br /> 少しの言葉で、多大なコミュニケーションが楽しめる。

     「アロイ、アロイ」
     「コップンカー」
     を連発するおばさんたち。
     話せるタイ語の数を増やしたくなって、『指さし会話帳』も活躍する。
     店のおばさんも、手ぶり身振りで付き合ってくれる。
     おばさん同士はいいものだ。
     少しの言葉で、多大なコミュニケーションが楽しめる。

  •  夕方は、橋を渡って新市街を散策する。<br /> 地図に『メーヤー祠』を見つけて、川沿いを歩いていくと、

     夕方は、橋を渡って新市街を散策する。
     地図に『メーヤー祠』を見つけて、川沿いを歩いていくと、

  •  衣服の修繕屋、鍛冶屋、靴修理屋などの、小さな店が並んでいる。<br /> 幼い頃の日本にも、こんな店がたくさんあったことを思い出す。<br /> 物に愛着を持ち、使えるものは修理して、いつまでも大事にした時代のことだ。 

     衣服の修繕屋、鍛冶屋、靴修理屋などの、小さな店が並んでいる。
     幼い頃の日本にも、こんな店がたくさんあったことを思い出す。
     物に愛着を持ち、使えるものは修理して、いつまでも大事にした時代のことだ。 

  •  派手な建物が建っていた。<br /> 『メーヤー祠』に着いたようだ。<br /> 大きな寺院なのに、僧侶の姿はない。<br /> 参拝する人もいない。

     派手な建物が建っていた。
     『メーヤー祠』に着いたようだ。
     大きな寺院なのに、僧侶の姿はない。
     参拝する人もいない。

    サーンプラメーヤー 寺院・教会

  •  アンコールワットで見た獣神や、

     アンコールワットで見た獣神や、

  •  仏塔が建っているが、どれもこれもが造られたばかりのようで、<br /> 遊園地やイベント会場に来たな感じがいなめない。

     仏塔が建っているが、どれもこれもが造られたばかりのようで、
     遊園地やイベント会場に来たな感じがいなめない。

  •  スコータイの県庁舎と隣り合わせだ。<br /> 敷地も区分けもはっきりしていない。<br /> メーヤー祠は、県や観光協会が造った寺院風の施設かも知れない、<br /> と思いながら、

     スコータイの県庁舎と隣り合わせだ。
     敷地も区分けもはっきりしていない。
     メーヤー祠は、県や観光協会が造った寺院風の施設かも知れない、
     と思いながら、

  •  屋台をのぞくと、ここにも面白いおばちゃんがいた。<br /> デコちゃんたちの「サワディカー」は、魔法の言葉だ。<br /> 「サワディカー」ととなえるだけで、みんな友達となる。<br /> 「日本では、用もないのに話しかけるなんてしないのに、ここではできてしまうのよ・・」<br /> と魔法使いに変身している自分が嬉しそう。<br /> 

     屋台をのぞくと、ここにも面白いおばちゃんがいた。
     デコちゃんたちの「サワディカー」は、魔法の言葉だ。
     「サワディカー」ととなえるだけで、みんな友達となる。
     「日本では、用もないのに話しかけるなんてしないのに、ここではできてしまうのよ・・」
     と魔法使いに変身している自分が嬉しそう。
     

  •  お別れはいつも笑顔で記念写真となる。<br /> 近くにいたおじさんも、そそくさと入ってくれた。

     お別れはいつも笑顔で記念写真となる。
     近くにいたおじさんも、そそくさと入ってくれた。

  •  夕食は昨夜と同じ「Pooレストラン」<br /> タイ人が大好きなトムヤンスープを注文に加えたが、それほどの人気はなかったようで、一番の人気はやはりグリーンカレーだった。<br /> 夕食を楽しんで、今夜はこのままお休みです。<br /> 良い運動をした一日でした。

     夕食は昨夜と同じ「Pooレストラン」
     タイ人が大好きなトムヤンスープを注文に加えたが、それほどの人気はなかったようで、一番の人気はやはりグリーンカレーだった。
     夕食を楽しんで、今夜はこのままお休みです。
     良い運動をした一日でした。

  •  翌朝です。<br /> 北方にある『シーサッチャナライ遺跡』に出かける日で、<br /> そこまては55kmもあるのでバスで行く。<br /> バスターミナルに向かうため、玄関に出ると、偶然にも托鉢の坊さんと鉢合わせした。<br /> 今日は仏のご加護がありそうだ。<br /> (縁起なんてかつがないが)

     翌朝です。
     北方にある『シーサッチャナライ遺跡』に出かける日で、
     そこまては55kmもあるのでバスで行く。
     バスターミナルに向かうため、玄関に出ると、偶然にも托鉢の坊さんと鉢合わせした。
     今日は仏のご加護がありそうだ。
     (縁起なんてかつがないが)

  •  ターミナルまでは裏道を歩く。<br /> 道路脇に寝ているブタがいた。<br /> タイには珍しい白くて大きなブタだ。<br /> そんなブタが放し飼いになっていて、自分たちの目を疑った。<br /> (小型の黒いブタは時々見るが)

     ターミナルまでは裏道を歩く。
     道路脇に寝ているブタがいた。
     タイには珍しい白くて大きなブタだ。
     そんなブタが放し飼いになっていて、自分たちの目を疑った。
     (小型の黒いブタは時々見るが)

  •  裏道は細い砂利道と思ったら、舗装されていた。<br /> これなら大きな荷物を引っ張って歩けそうだ。

     裏道は細い砂利道と思ったら、舗装されていた。
     これなら大きな荷物を引っ張って歩けそうだ。

  •  小魚をすくう人がいる。<br /> バケツの中には、透き通った小さな魚がうじゃうじゃ。<br /> 「これっ、ウナギの稚魚じゃないの?」<br /> 「ここならウナギも安いんじゃない?」<br /> などと、本物のウナギの稚魚など見たことないのに、ウナギと決めつけて興奮。

     小魚をすくう人がいる。
     バケツの中には、透き通った小さな魚がうじゃうじゃ。
     「これっ、ウナギの稚魚じゃないの?」
     「ここならウナギも安いんじゃない?」
     などと、本物のウナギの稚魚など見たことないのに、ウナギと決めつけて興奮。

  •  川はたっぷりと水を含み、今にも氾濫しそうだった。<br /> 川の水位は人の暮らす地面よりも高い。<br /> 堤防がなければ床上浸水だ。

     川はたっぷりと水を含み、今にも氾濫しそうだった。
     川の水位は人の暮らす地面よりも高い。
     堤防がなければ床上浸水だ。

  •  ターミナルに曲がるポイントが分かりにくい。<br /> 付近の人にたずねると、途中まで案内してくれて、

     ターミナルに曲がるポイントが分かりにくい。
     付近の人にたずねると、途中まで案内してくれて、

  •  細い路地を、住民の生活をのぞきながら進んで行くと、

     細い路地を、住民の生活をのぞきながら進んで行くと、

  •  バイクに乗ろうとしているお母さんが、ヘルメットを脱いで挨拶してくれた。<br /> 子どもは外まで追ってきて、私たちにバイバイと手を振ってくれる。<br /> その姿にホロリとさせられる。<br /> 小さな出来事だけど、こんな出会いが旅の重要な一コマとなる。

     バイクに乗ろうとしているお母さんが、ヘルメットを脱いで挨拶してくれた。
     子どもは外まで追ってきて、私たちにバイバイと手を振ってくれる。
     その姿にホロリとさせられる。
     小さな出来事だけど、こんな出会いが旅の重要な一コマとなる。

  •  「ターミナルはどこだろう?」<br /> またまた迷ってしまったかと周りを見回すと、<br /> 目の前がターミナルだった。

     「ターミナルはどこだろう?」
     またまた迷ってしまったかと周りを見回すと、
     目の前がターミナルだった。

  •  ゲストハウスからターミナルまでの道筋です。<br /> (黄色の線)<br /> 新市街から15分あれば歩けます。<br /> ソンテオに乗る必要などありません。

     ゲストハウスからターミナルまでの道筋です。
     (黄色の線)
     新市街から15分あれば歩けます。
     ソンテオに乗る必要などありません。

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