北欧一人旅☆タリンクシリヤで行く2泊3日「ゴットランド島」ツアー 2日目&3日目（Visby）

2019/07/14 - 2019/07/16

タリン（エストニア）からタリンクシリヤLineに乗ってゴットランド島（スウェーデン）へ行く2泊3日のツアーの2日目です。

ゴットランド島は映画「魔女の宅急便」のモデルとなった街の1つだそうで、絶対行ってみたかった場所でした！
ちなみに、ヨーロッパではあまり「魔女の宅急便」は知られていないようでした。

ラウクのあるFaro（フォーロ）もとても気になったのですが、交通を調べていたら結構遠そうでバスの本数も少ないようだったので、今回はヴィスビューだけをのんびり散策しました。

エリア ゴットランド島(スウェーデン)

フェリー泊2日目の朝。
朝食もビュッフェです。

座席は自由なので空いている席に座るのですが、おかわり取りに行く時とか、気をつけないと他の人が空いてると思って座ってしまうなんていう場面も見かけました。
使い終わった食器はスタッフの人がささっと片付けてくれるので、食べ途中のお皿やコップを置いて「まだ食べてる途中アピール」をして席確保。

溢れんばかりのパン！

ドライフルーツも種類が多くて嬉しい

2皿目♪
小腹が減った時のために袋に入ったパンとチョコレートブラウニーももらっておきました。

朝食を食べている間にゴットランド島に到着！
支度して10時くらいにVisbyへ。

ゴットランド島へは、カーデッキ階が出入口。

フェリーのここから出てきたんですね。

タリンクシリヤが運行するシャトルバス乗り場まで歩きます。
向こうの方にVisbyの街が見えます。

別のフェリー乗り場も見えます。
Nynashamn（ニネスハムン）を行き来するフェリーかな。

Visby行きのシャトルバスに乗ります。
乗る前にVisbyの街マップを配ってくれました。

城壁が見えてきました
フェリーのターミナルからVisbyの街まではバスで15～20分くらいだったかな？！

東門（Osterport）の外側に到着。

東門の外側(新市街)にはショッピングモールやお店が並んでいます。

と、目の前にシティトレインがやってきました。
ここにもあるんですね。（タリンで乗った）

ふと看板見て気づいたけど英語表記がない！
スウェーデン語のみか～。

大人80SEKというのは理解しました。
1周25分間で、次の出発が10時半というのも理解した。

それでは、東門をくぐってとりあえず歩いてみます。

なんとなく道なりに人が行く方へ行ってみました

途中で「トンボが自転車で走っていそうな坂道？！」と勝手に魔女の宅急便に無理やり当てはめてみる。

でも、正直、歩いていた限りではゴットランド島にはあまり「魔女の宅急便」は感じられず。どちらかというとストックホルムの街の方がより魔女の宅急便のモデルっぽいかなっていう印象でした。

適当に歩いていたら大広場に出ました。
マーケットやっていました。

ゴットランド島の名産品かな？！
どう見ても冬物だよね。
でも、きっと夏でも天気の悪い寒い日なんかに必要なんだろうなぁ。

衣料品が多め

お皿も売っている！

大広場の隣には「サンタ・カタリーナ教会の廃墟」

廃墟でも、とても立派だっただろうことがよく伺えます。
アーチが美しい。

レンタルサイクルも充実しているみたいですが、Visbyの街だけなら坂も多いし、徒歩でも歩ける規模だなと思いました。

黄色いポスト

サンタ・マリア大聖堂に着きました。

中に入ってみます

シンプルすぎず、豪華すぎず、でも細かい部分の装飾が結構凝っている教会。

イスタンブールで見たライトに似てる気がするけど、気のせい？！
結婚披露宴の演出のメイン点火でもありそうな形をしたキャンドルライト。

スウェーデンの教会の装飾って、フィンランドとか他の国と比べて勢いがあるというか、男性的というか、迫力を感じるものがありました。素人目ですが。

一番奥まで行って振り返るとまた違う光景に見える。

お子様コーナーかな。
荘厳な雰囲気の教会が多い中、子供向けのスペースがかなりあって伸び伸びと遊んでいる子供たちを見て、この教会は誰にとってもフレンドリーな居心地のいい教会なんだろうなぁと感じました。

素敵なパイプオルガン

教会を見たら、教会横にある階段を上ってみます。
（人の流れにのってついて行ってみた）

高台から教会前の広いスペースが見えます

茶色い屋根も見渡せます。いい光景。
左の方には教会の廃墟も見えます。「セント・ドロッテン教会」の廃墟かな。

高台から見るサンタ・マリア大聖堂

別角度から。見る角度によってちょっと雰囲気変わりますね。

かわいい住宅地

そのまま歩いていたら北門方面に進んでいました。

北門近くの城壁

変わった花が咲いていました。

城壁に登れるのかな！？登れないのかな？！

北門（Norderport）

家の前にこういう形で花を咲かせるのって北欧独特な感じがします。

「セント・ニコライ教会の廃墟」
夏季にはコンサートなど音楽イベントが開催されることもあるそうですが、行った日は残念ながら入口には鍵がかかっていて中には入れませんでした。
廃墟なのに、中には綺麗に椅子が並んでいました。
コンサート見てみたかったな。

おうちを見守る羊。

羊もゴットランド島の象徴みたいです

調べたら、ゴットランドシープという希少性の高い羊がいるそうです。
シルクのような光沢のある高級感のある毛並みだとか。
Visbyでは見かけませんでしたが。

可愛い入り口

丁寧に花の手入れされているんだろうな～

繁華街を少し外れると静かな住宅街

ついつい写真撮りすぎちゃう

「セント・クレメンス教会の廃墟」
Visbyでは最古の1つだそうです。
ここは、よくわからずに入ってみたけど、なんか写真を撮りたいと思わせる場所で、一眼で何枚も写真を撮ってる人がたくさんいました。

CAFE

適当に歩いていてたどり着いたのが、丘の上からも見えた「セント・ドロッテン教会の廃墟」
本当に廃墟多いな～。
廃墟ばかり見ていると少し寂しい気持ちにもなってきます。

教会前のこの像が印象的。
綺麗な花に囲まれています。

花が綺麗で有名な小径「フィスカーグレン（漁師小路）」

他の場所も綺麗な花が咲いてるけど、ここは特別に凄い！
ゴットランド島に行ったらこの小路は絶対行ったほうがいいです！

両側にバラ

「バラと廃墟の街」と言われているのも頷けます。

花があまりに綺麗なので間近で見ていたら家の中にはお昼ご飯を食べていると思われる人の気配を感じてしまいました。そうだよね、普通に住んでる方がいるんですよね。ゴメンナサイー（汗）

色とりどり

なんで薔薇なんだろう？！

2階まで伸びる薔薇

火薬塔
1100年代に建てられたVisby最古の建物だそうです。
かつて火薬庫として使われていたそう。

海に出ました。のどか～

海側から見た火薬塔

アルメダール公園

公園を横目にそのまま進んでみます。

公園の端まで行くとツーリストインフォメーションの横に出たのですが、その手前に公衆トイレありました。

スウェーデンの子、けんけんぱっ！して遊んでいました。

ツーリストインフォメーションの前にある広場
見にくいけど「I LOVE VISBY」の文字。

こちらの建物がツーリストインフォメーション。
無料で使える綺麗なトイレもあるし、午後は雨が突発的に降ってきたりして雨宿りさせてもらったり、とてもお世話になりました！

時間はすでに13時半を過ぎていたので、どこかランチできそうなところを探します。
足も疲れたのでどこか落ち着いて座りたい！

ここ、とても並んでいました。
「Crêperie & Logi」

気になってググったらストックホルムにもあるって書いてあったので、後日行く予定のストックホルムで行ってみようってことで、並んでいるここではやめておきました。

レストラン色々あるけど外に出てるメニューを見るとスウェーデン語ばかりでメニューがよくわからない（汗）
指差しで買えそうなカフェもない…。
堪能でもない英語で聞く気力もない疲労感…。

言葉の壁を感じざるを得ません^^;

ということで、東門にまた戻ってきました。
新市街のショッピングモールに行ってみることにしました。

で、チェーン店ぽいカフェに入店。
ESPRESSO HOUSE

指差しで買ったランチ。
これで125SEK。だいたい1500円くらい。

大好きなブロッコリーとエビ、アボカドが乗っていて、海苔も乗っていて、野菜たっぷりなサラダな感じ。にしても、野菜に海苔って新鮮！

で、下の方に食べ慣れない黒いお米のようなものが出てきました。
これって超ナチュラルフード？健康志向な人向けのものって感じ。
すみっこにはガリも乗っている不思議なご飯でした。

ハイビスカスアイスティーはアイスティーというより、ハイビスカス炭酸ジュースでした。

日本にもあるようなチェーンカフェなので、ぼーっとくつろぎながら携帯弄っていたらまるで日本にいるかのような感覚になりました（汗）

食べ終わったら小さなショッピングモール内にあったスーパーcoopで水とチョコを購入。2日目の夜は夕食ビュッフェを予約していなかったので、夜用の食べ物はスーパーで買って少しでも節約です☆

市バス
これでFaroに行けるんですねー。

食べて少し休めたので、また散策に繰り出します！
今度は東門入って左方向に行ってみます。

城壁の端っこ。

城壁と花。

西門の方にも行ってみることにしました。

西門（Soderport) こじんまり。

西門前の広場

どこに行ってもやっぱりお花が綺麗

西門の前に通る道はお店がズラリと並んでいます。

タトゥー屋さん。
このバイク、タトゥー屋さんにかなりマッチしてます。

またVisby中心地に戻ってきました。

中心地には小さい子連れ家族がたくさん歩いていて、午後になって歩き疲れた様子の駄々こねて地面に座り込んじゃう子とか、ギャン泣きしてる子が結構いて、子育てって大変そうだなぁ、、とスウェーデンに来てそんなことを思う日。

でも裏道は静かでちょっと寂しげ。

観光地というよりは別荘地というのがとてもしっくりくる場所だなと思いました。
基本静かな所なので（冬はもっと静かなんだろうな）、のんびり住んで、のんびり過ごしたい感じです。でも、ずっと住むにはちょっと寂しくなりそう。
そんな印象を受けた街でした。

ここのバラ凄い！！

可愛いくて、つい入ったお店。
店内には人がいっぱいいました「Kränku Tea & Coffee」。
コーヒーや紅茶、お菓子、雑貨が売られていました。

可愛いんだけど、荷物のことを考えるとなかなか買い物は躊躇しちゃうんですよね…。

フェリーの出発は20時半。
遅くても19:45までには乗っていないといけなかったのですが、夕方になり結構雨が降ってきちゃったので、18時くらいと早めにフェリーに戻ることにしました。
Visby滞在時間、約7時間。全部は回れなかったけど十分満喫しました。

帰りのシャトルバスは最終バスの時間の記載しかなくて、何分ごとに出発しているのかよくわからなかったけど、行きに降りた東門の外をウロウロしてたら「タリンクシリヤ」と書かれたシャトルバスがちょうど来ていたので無事に乗ってフェリーへ。

で、フェリーに乗る直前に強雨（汗）
バスからフェリーまでの道のりが遠く感じました。

強雨の中でも、乗る前には目視によるチケットチェック。

歩き疲れてしばらく部屋で休んだ後、夜中にDJを見に行ってみました。
時間も時間なので、かなり人は少なかったけど、ノリノリで踊ってる人いました。
健全な感じのクラブって感じ♪

バンド演奏やってるバーにも行ってみました。
さっき踊ってた人たちが移動してきてこっちでも踊ってた(笑)

そして、ここでエストニアの方に声をかけられる。
一人でアジア人なんて目立つしね。

時間的にも、シチュエーション的にも酔っ払いに絡まれたらどうしよう、、と、少し警戒してみたけど、普通に「どこから来たの？一人で旅してるの？」みたいな健全な会話でよかった。。
ちなみに、その方はタイが好きで何度も行くけど、インドは好きじゃなかったらしい。やっぱりインドは好き嫌い別れる国なんだろうなー。行ったことないけど。

エストニア人、フレンドリーでいい人！(^^)

3日目の朝食です。
ビュッフェも２回目以降となると好きなものだけに。
朝から栄養のバランスいい感じ♪

タリン に着くまでにまだ時間あったので、船内散策をまたしていたら、キッズコーナーでムーミンの上映をしていました。

お客様は子供お一人だけだったけど。

あちこちにムーミンがアピールされている。
ムーミン人気って日本（特に大人）くらいなのかと思っていたので、フィンランドがこんなにムーミン押ししていたとは知らなかったです。

自分のチケットはタリン までだったのですが、
この日は、この後ヘルシンキ経由でトゥルクまで移動の予定だったので、予め買ってあった「タリン →ヘルシンキ」行きのチケット(船の乗り換えが面倒だったので同じエウロパ号)をwebからオンラインチェックインして乗ったまま、タリンからヘルシンキまでは５階の共用スペースで海を眺めながらぼーっと過ごしました。

この後はトゥルク、そして「ムーミンワールド」があるナーンタリです！

この旅行記へのコメント （2）

• kokuharukaさん 2019/08/30 07:44:19

  はじめまして

  薔薇と廃棄の街
  素晴らしい薔薇に感動しました！
  まだまだ知らない街がたくさんあるのだなと
  その土地の花を見るのが、旅の楽しみな私
  としては、とても癒されました！
  
  また、旅行記拝見させてください♪

  カエルたんさん からの返信 2019/08/30 20:18:13

  Re: はじめまして

  kokuharukaさん、ブログをご覧いただきありがとうございます！本当に知らない世界がたくさんあるものですね☆