駆け足で巡る中欧5カ国の旅　９　百塔の町　麗しのプラハ（夜のプラハ観光２）

2017/06/21 - 2017/06/29

夜のプラハ観光の続きです。前編は一人で地下鉄に乗り、夜のプラハ観光に繰り出すも道を間違えて迷子になるしまつ。
何とかヴルタヴァ川沿いに出てカレル橋にたどり着けました。
夜のカレル橋とプラハ城の景色はそれはそれは美しいものでした。今回はその続き、カレル橋から旧市街広場に戻り、付近の夜景を堪能しました。

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

夜のカレル橋です。夜景を楽しもうとやってきましたがすでに22時30分です。
23時30分の地下鉄に乗ってホテルに戻る予定なので旧市街広場に戻ることにしました。
道に迷ったカレル通りを通って旧市街広場に。帰りは人通りの多いカレル通りを歩きましたが迷わずに旧市街広場に到着しました。途中スワロフスキーの店舗も確認できました。
今更ながらどうして道に迷ったのか不思議な思いです。

カレル橋 建造物

天文時計は照明に映えて夜も美しい。
昼間と同じように天文時計の前は人で溢れていました。現在22時45分なのに天文時計前や旧市街広場は大変な人出でした。

天文時計 建造物

天文時計前から眺めた旧市街広場とティーン教会。

旧市街広場 広場・公園

天文時計と旧市庁舎の塔。写真では人は少ないように見えますが、人通りが少ない時に写しただけで、写真の左は混雑していました。
天文時計前には観光客の他にチアリーディング欧州大会に参加した中高生のグループと思われる少年少女のグループが何組も見受けられました。
そのうちの男女ミックスのグループ（12～13人のグループでしたが）が何やら話し合っていましたが、話がまとまったとみるとそれぞれ手をつないで大きな輪になりました。

天文時計 建造物

何をするのかと見ていたら輪の中に6人が入ってチアリーディングで見せる技の型を披露してくれました。
一つのグループが始めると別のグループも負けじと始めたため、天文時計の前は臨時のチアリーディングの会場になりました。
周囲には沢山の観光客がいるため大会会場で演技するような動きのある技はしませんでしたが、高校生が見せるタワーやピラミッドという基本形の型が決まるたびに大きな拍手が沸き起こりました。
男性が入るミックスチームは写真のように女性一人を男性一人で支える力技ができるので、簡単に3段のピラミッドを作ることができます。
女性だけのチームの場合は一人の女性を3人の女性で支えるため、ミックスの方が派手なパフォーマンスができるんですね。
最初は彼らの技に見とれていましたが、写真を写さなければとコンデジを構えました。フラッシュは演技に支障をきたすといけないと思い、コンデジを発光禁止にして写したところ、自動で夜景モードに切り替わってしまいました。
私のコンデジは夜景モードになるとシャッターが下りるまで少々時間がかかります。
こうして写した写真はすでにチアの体系を崩しかけている場面でした。奇麗な体型だった写真が写したかったのですがその点が少し残念でした。一眼レフならシャッターチャンスを逃さなかったと思いますが、一眼レフはその時バッグにしまっていました。カメラを取り出す間にシャッターチャンスを逃すのではないかと思いコンデジを使用した訳ですが、結果論で言うと一眼レフで撮るべきでした。
チアの模範演技は私が写した写真の演技が最後になりましたが、周囲の観光客からはいつまでも拍手が鳴り止みませんでした。
こんな場面に出会えるチャンスはそうそう無いと思うのでいい思い出になりました。

旧市街広場はプラハ市民と観光客で溢れていました。先ほどのチアチームの他にも欧州チア選手権に出場した各国代表チームのメンバーたちがこの中にいるんでしょうね。

ティーン教会 寺院・教会

旧市街広場の景色は昼間の趣きと違って華やかでした。プラハのクリスマスマーケットはこの広場で行われるそうですよ。豪華で美しいでしょうね。

旧市街広場 広場・公園

旧市街広場の夜景。

旧市街広場 広場・公園

ライトアップされたティーン教会とキンスキー宮殿。

キンスキー宮殿 城・宮殿

旧市街広場の夜景。

ライトアップされた旧市庁舎の塔。

プラハ旧市庁舎の塔 建造物

ライトアップされたキンスキー宮殿です。
私がこの写真を写しているとなにやら背後で人の気配を感じました。
振り向くと先ほど天文時計の前でチアの演技を披露してくれたミックスチームの男の子たちでした。
写真を撮って欲しい様子でした。

キンスキー宮殿 城・宮殿

私がカメラを構えるとポーズを決めてくれました。1枚写すと「サンキュー！」と言って走り去りました。
門限でもあるのかな？私も2３時前なのでそろそろホテルに帰って休まないと。

乗る予定の地下鉄の時間までまだ時間があるため、もう少し写真を写してからホテルに帰ることにしました。

旧市街広場のユダヤ人地区側の建物群。昼間気に入った建物ですが夜景も美しい。
旧市街広場から火薬塔に抜けるツェレトゥナー通りは人通りが多いもののユダヤ人地区に近い場所は人が少なくなってきました。

まだヤン・スフ像の周りには人だかりがありましたがパリ通りの入り口あたりは静かです。

最後に今一度広場の周辺の建物の夜景を写真に撮って帰ることにしました。
まず旧市庁舎の塔からです。今回の旅行で心残りはこの塔に上れなかったこと。
今後プラハを旅行する機会があるならば、その時こそはこの塔に上りたい。そしてカレル橋の旧市街塔橋にも上ってみたいと思います。

プラハ旧市庁舎の塔 建造物

旧市街広場に面したティーン教会と南側の建物群。

旧市街広場 広場・公園

聖ミクラーシュ教会。

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

旧市街広場とユダヤ人地区側の建物群。

もう一度ティーン教会と旧市街広場の夜景を写して地下鉄の駅「STAROMESTSKA」に向かいました。

旧市街広場 広場・公園

聖ミクラーシュ教会の前のカプロヴァ通りを歩いて進み、通りの左に地下鉄入り口の階段があります。

聖ミクラーシュ教会 寺院・教会

地下鉄駅に向かう道すがらヴルタヴァ川沿いにある芸術家の家（ルドルフィヌム）の夜景を見てみたいと思いつきました。
まだ時間は十分あるので地下鉄駅から数分足を延ばしました。
芸術家の家です。ライトアップされた建物は美しかったです。
これで今日の観光は終わりにし、後は来た道を間違うことなく戻りましょう。

芸術家の家 (ルドルフィヌム) 現代・近代建築

地下鉄「STAROMESTSKA」駅の構内です。「STRIZKOV」駅と同じように発券機で乗車券を購入しましたが、こちらの駅の券売機はガイドブックに載っている券売機と同じ旧式タイプのものでした。そのため購入は実に簡単でした。
一回券（90分有効）はコインを入れて一番左上のボタンを押すだけです。私のような初老の者でも十分対応できました。
今まで経験した地下鉄のなかではチェコの地下鉄が一番利用しやすかったと思います。

列車が来ました。プラハ旧市街ともこれでお別れです。途中道に迷ったりと独り歩きもスムーズにはいきませんでしたが、返っていい思い出になりました。
途中「MUZAUM」でA線からC線に乗り換えてホテルがある駅まで約30分です。
ホテルに着くのは24時くらいになりそうです。
今日は一日よく遊びよく歩きました。

ホテルの近くの地下鉄の駅に間違うことなく着いて一安心。後はホテルまで歩くだけ。
階段を上がって出口から出てみると駅の周囲には照明がなく暗いのです。周りを見渡すとどうも雰囲気が違うような。夕方来た時とは木々の影や薄暗く見える建物の形がどうも違うように見えました。
それで一旦駅に戻ってみると反対側にも出口がある。こちら側かなと思い出てみると道路に信号機の照明が見えました。夕方この信号機のそばを通った記憶が甦り、無事にホテルの入り口まで帰ってきました。
ホテルの前に来てみると夕方見かけたノルウェーのチアチームの少女たちが多数入り口にたむろしてガヤガヤしゃべっているではありませんか。
チアの体型練習でもしていたのかなとも思いましたが、まさかこんな遅くまではしないでしょう。
それに先生もコーチらしき大人もいなかった。プラハの夜を皆で楽しんでいたのかな。
写真は翌朝写したホテルの入り口です。

ホテル デュオ プラハ ホテル

6月25日プラハ郊外の朝です。おはようございます。
今日はプラハを離れてテルチに向かいます。午後はチェスキークルムロフの観光です。
出発は9時なので今朝はゆっくりできますよ。まずはレストランで腹ごしらえ、では行ってきまーす。

ホテル デュオ プラハ ホテル

ホテルのレストランです。ツアー向けの大型ホテルなのでレストランも大きい。
朝食時間は観光客で一杯になるのですが、空き席がありました。

ホテル デュオ プラハ ホテル

パンの種類も豊富です。

チーズにハム類ですが、皆さんが取られた後なので形がイマイチで申し訳ありません。
遅く食事に行くとこうなってますよね。

ボイルしたポテトにウインナーなど。

ゆで卵にスクランブルとエッグ、私の大好きなひよこ豆と野菜料理。

フルーツとヨーグルト。フルーツのオレンジがもうありませんよ。

ヨーグルトはこの２種類だけみたい。

この日の朝食です。普段はこんなに食べないけれど、旅行になると俄然食欲が湧いてくる私。
写真には写していないけど生野菜もあったんですね。ひよこ豆は私の定番です。これ美味しいんですよ、あればいつも頂いています。
今日は出発時間が遅いので追い立てられることもなくゆっくりいただけます。
食事の種類は普通だけど食事は美味しかったと記憶していますよ。

バスは9時にホテルを出発すると旧市街に向けて出発しました。旧市街を抜けてテルチに向かうため、車窓からプラハ城がみえました。
写真中央の教会が聖ヴィート大聖堂。ひときわ高い塔は大聖堂の南塔です。

バスはヴルタヴァ川に架かる「Stefanikuv」橋を渡っているところです。
写真に写っている橋は「Cecuuv]橋、そしてプラハ城は東側から見ている姿です。
東側から見るプラハ城の姿は珍しいと思います。写真の大部分はカレル橋方面から写したものですから。

プラハ城 城・宮殿

プラハ城の優美な姿はこれ以降建物の影に隠れてしまい、見えにくくなりました。
この後バスはプラハ駅前から国立オペラ劇場を抜けて新市街からテルチに向かいました。

プラハ郊外に出ると草原が広がっていました。その草原は一面白い花で埋め尽くされていてとても美しかった。
車窓から写したので何の花なのかは分かりませんが、可憐な小さな花が競うように咲き誇っている様は見事というほかはありませんでした。

延々と続く白い花畑。見事です。

白い花畑を過ぎるとチェコらしい草原が続きます。

緑が一段と美しく映えていました。

プラハは晴れだったのにテルチに進むにつれて雲が多くなり天気は下り坂。今まで天気に恵まれていたのに、どうぞ天気よ回復してくれと願っていたところに写真のような雲が現れました。
まるでゴジラの顔のような雲。これから先の天気が危ぶまれました。

今回は短い旅行記でしたが訪問いただきありがとうございました。
次回はテルチとチェスケー・ブディェヨヴィツェをお送りします。