2017/06/21 - 2017/06/28
261位(同エリア984件中)
ポポポさん
夜景を見るために訪れたチェスキークルムロフ城。暗くなるにはまだ1時間以上かかりそうです。さて、これからどうするか。
旧市街に出て町中の夜景を観光することも考えられましたが、早朝から観光が続きいささか疲れ気味だったため城内で暗くなるのを待つことにしました。
この城の伝説として言い伝えられている白い貴婦人の亡霊、伝説と思いきや実際に会ったという証言も残されています。
会えるかな?夜遅くまで待ってみましょう。
写真は翌6月26日の早朝にホテルから写したものです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
旅行5日目、前回に引き続きチェスキークルムロフ城の観光です。
ここは城の庭園の隣にある小庭園。庭園を横切っているのは城館の仮面舞踏会の間から城の庭園へと続く渡り廊下。写真右にある城の庭園の中まで続いています。
ここに来たのは城と旧市街の景色を見るためです。第五の中庭にある展望所に入れなかったので、ここからなら展望所と同じ景色が見れるのではないかと考えてやってきました。 -
目的の場所は渡り廊下の先、小庭園の端です。その場所は真っ直ぐ歩いて突き当たりにあります。
-
小庭園の端から写した城と旧市街の景色。ここは展望所から見る景色と同じですね。
こちらの方が高台にあるため展望所よりも眺望はいいと思いますが、残念ながら木が眺望を邪魔していました。
木が無ければ最高の眺望ポイントかもしれません。チェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み
-
ズームにして木の映り込みを少なくしてみました。まあまあかなと思います。
現在時刻は午後9時、昨年7月は午後9時30分頃に暗くなりましたが、まだまだ暗くなりません。
今年は6月なので暗くなるのはさらに遅くなるでしょう。さて、これからどうするか。一旦旧市街を歩くかエッゲンベルク醸造所併設のレストランに行くことも考えられましたが、昨年この時間ではビアレストランは閉まっていました。レストランが開いていないのなら、旧市街に降りてもまた坂道を上がらないといけないので暗くなるまで第五の中庭で待つことにしました。 -
ということで再び第五の中庭です。中庭にあるバロック劇場の横にはいくつかのベンチがあるので、ここなら体を休めることができます。
ところで不思議に思えたのがツアーの皆さん誰一人として城にやって来ないことです。
ホテルに一緒に戻った後、私はすぐ一人で観光に出かけましたが城内でツアーのメンバーに出会うことはありませんでした。
第五の中庭からの景色の美しさを説明していたのに誰一人としてやって来ません。
皆さん疲れてしまって早く休まれたのでしょうか。
高い料金を支払って海外旅行に来ているのに、この町で最も美しい景色を見ずしてこの町を去るとは何と勿体無いことでしょう。
私にはそう思えてなりませんでしたが、人には人の考え方があるので押し付ける訳にもいきません。 -
などと考えながらベンチで待つこと30分、午後9時半になるのにまだ暗くなりません。
一体何時に暗くなるんだろう。ともかくこのまま持っていよう。 -
午後9時半を過ぎると第五の中庭を訪れる人はほとんどいなくなりました。
現在周囲には私一人だけです。
ベンチで待っている間にやってきたのはカップルが2組。これらのカップルはベンチに座ってすぐ帰って行きました。
それから若い女性の2人組、彼女らは城の庭園の方に去っていきました。城の庭園は施錠されているため隣の小庭園に行ったのかもしれません。 -
暗くなったのは午後9時50でした。さあ、夜景観賞の時間がやってきましたよ。
第5の中庭で1時間時間潰したわけですから存分に夜景を楽しみましょう。
まずはこの夜景、城とヴルタヴァ川と旧市街の景色です。
城はライトアップされて綺麗でした。チェスキークルムロフ城 城・宮殿
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同じ場所から横構図で写した写真です。周囲の木が暗く映り込み夜景としては今一でした。
城の庭園の隣にある小庭園の下の道路沿いから写しました。 -
同じ場所から広角で写した夜景。旧市街が木で隠れてしまいました。
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城をズームにして写してみました。
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城壁沿いの道を少し上った所から見た城の夜景です。
道沿いには多くの木が立ち並んでいるため、格好の写真ポイントは少ないです。 -
城をズームで。
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木に邪魔されない場所を探すため城壁沿いの上りの坂を園芸センターに向かって上っていきましたが、木立が立ち並んでいて写真を撮る場所がありません。道を進めば進むほど道が暗くなり、そのうちほぼ真っ暗に。
最初のうちはいくつか明かりが灯り道路沿いの建物から人声が聞こえていましたが、真っ暗になると人声も聞こえて来なくなりました。このまま進むのは流石に物騒だと感じたので来た道を引き返しました。
再び中庭の端から写した写真です。 -
同じ場所から旧市街を入れて写しました。ヴルタヴァ川にも城の景色が映り込んでいます。
ここは縦に写した方がいいようです。この間第五の中庭にいるのは私一人だけ、城の夜景は私が独占していました。(単なる一人よがりでしかありませんが・・・) -
次は小庭園へ。小庭園の方が夜景は綺麗に見えるのではないかと考えてのことです。
-
小庭園に到着。小庭園の一番奥に行ってみましょう。
庭の端に行くと第五の中庭で会った二人組の女性がいました。話し声から彼女たちは韓国人だと分かりました。どうやら夜景の写真を撮りに来たようです。 -
小庭園から見た城の夜景。ライトアップされた城は夜の闇間に浮かび上がっていました。
チェスキークルムロフ城 城・宮殿
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こちらの景色は旧市街の方、少しズームにしました。
チェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み
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小庭園の南端から見た旧市街の夜景。木が邪魔して旧市街は一部しか見えませんでしたが、ヴルタヴァ川沿いの照明が木の間から漏れてキラキラ耀いていました。
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南端から城を写した写真です。下層の城館部分が木で隠れていましたが、木々の枝から漏れる照明の明かりは幻想的でした。
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同じ景色をズームにしましたが見え方に変化はありません。
この間、2人の女性は小庭園を去って行きました。暗くなったので多分ホテルに戻るのでしょう。これで本当に私一人になりました。
現在時刻はまだ10時10分、この時期西欧ではまだ宵の口なんでしょうけどチェスキークルムロフ城では人の気配がありませんでした。
しかい、照明が明るいので一人きりでも不思議に怖さは感じませんでした。プラハもここチェスキークルムロフも治安はとてもいいのです。
ところで怖いと言えばこの城ならではの伝説があります。 -
それは夜な夜な徘徊する白い貴婦人の亡霊の話、皆さんはその話を知っていて城には来ないのでしょうか?
チェスキークルムロフ城は歴史のある古い城です。古い城に付き物が伝説ですがチェスキークルムロフ城にも2つの有名な伝説が残されています。
その一つがシュバルツェンベルク公爵夫人エレオノラ・エマリエの吸血鬼伝説です。そして今一つがローゼンベルク家の白い貴婦人の亡霊伝説です。 -
白い貴婦人とは15世紀初め頃に城に住んでいたローゼンベル家公爵ペルフタ夫人のことで、城内には白いドレスを着た彼女の肖像画があります。この肖像画が「白い貴婦人」と呼ばれる絵です。
この肖像画はルート1のガイドツアーで見ることができ、昨年6月の城内ガイドツアーではガイドさんが詳しく説明してくれました。
非常に印象的な話だったので物忘れの酷い私でもよく覚えています。
彼女の夫はとても暴力的で残忍な人だったそうです。そのため彼女は夫と別居していました。
その夫が死ぬ間際に彼女に懺悔をし、今までの仕打ちに対して許しを請いましたが彼女は許さなかったそうです。
断られた夫は逆上し「お前は死んでも天国には行かせない。永遠に城を徘徊する亡霊になれ。」と呪いをかけ亡くなったそうです。
そのため彼女は死後幽霊となって城を彷徨うようになりました。彼女の衣装は白いドレスで、手袋をしているそうです。もしも彼女に出会ったら手袋も見てください。「白い手袋」なら幸運のお知らせ。
「黒い手袋」なら不幸なお知らせ、死を意味するそうです。
これが言い伝えられている伝説ですが、実際に会ったと証言している人が何人もいるそうです。
ある人は夜城の中庭で会ったとか、またある人は早朝まだ夜が明けきらない薄暗い霧が立ち込めた時に第一の中庭で会ったとか、本当かどうか分かりませんがそのような話が伝わっています。
西洋の幽霊は足があるのでしょうか?会えるものなら今日確認してみましょう。
でもこの明るさでは出ないかな。私は霊感がないからダメかも。
第5の中庭は今私だけなんですよ。貴婦人さん、今がチャンスですよ。出てくれないのかな。
今日はここじゃなくて第2か第3か第4の中庭かな。それともまだ早すぎる?
夜中の1時、2時じゃないとダメかな。などと妄想しながら第4の中庭に向かいました。
あ、城壁に扉があるでしょう。ここが第5の中庭の展望所に行く扉なんですよ。この扉が閉まっていたので夜景の写真を撮る計画が狂ってしまいました。 -
城壁の半円窓から見た城下の夜景。明かりが少ないのであまり綺麗じゃなかった。
チェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み
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旧市街の夜景。中央に見えるのが聖ヴィート教会です。
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旧市街をアップで。聖ヴィート教会は右端、中央の明るい建物は多分ホテル「ルゼ」でしょう。
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ブラーシュティ橋の上には観光客がいました。ここは写真スポットですから当然と言えば当然かも。
但し数人のみ。 -
この通路を通り抜けると第4の中庭ですが人がいます。
立ち去るのを待ってみましょう。 -
人が居なくなったと思ったら、第3の中庭の方から人がやって来た。しかも女性が一人で・・・。
ここ幽霊が出るんですよ。一人じゃ怖くないですか?・・・、あっ、俺も一人だ。でも男の子だから怖くはないよ。と強がりだけは一人前。
混あに人が来るようなら幽霊は出ないな。次行こう。 -
ここは第3の中庭に向かう通路。この通路の中に城内ガイドツアーの入り口があります。
写真左にあるドアがその入り口です。
第3の中庭にも人がやって来た。 -
人が3人もやって来た。第5の中庭以外は人がやって来るんですね。
この人たちをやり過ごして中庭で待ってみようかな。 -
この人たちは家族かな。第3の中庭から動かないよ。
仕方ない、もう行こう。 -
こちらは第2の中庭への通路。
なんとここには車が止まっていました。ここには車が入れるの?どう考えても第1の中庭の方から入ってきたとしか考えられないけど。車は進入禁止だよね。ブラーシュティ橋にいた男性2人のうちどちらかが運転してきたようだね。
それとも2人一緒に来たのかな。夜景の写真を撮っていたので観光客としか思えないけど。思いがけないものを見て驚いた。 -
この先は第2の中庭に続く通路、こちらから人が来る気配はない。しかも先程の家族は第4の中庭の方に行ったのでここにいるのは私一人だけ。
しばらくここで待ってみよう。 -
と後ろを振り返ると女性がいた。しかも一人だ。でもどう見ても「白い貴婦人」じゃない。
まだこの時間(午後10時25分)でも観光客がやって来くるんですね。
夜中の1時、2時じゃないと「白い貴婦人」には会えそうもない。妄想は止めてホテルに戻ることにしました。 -
これは第三の中庭をフラッシュを焚いて写した写真。フラッシュを焚けば奇麗に色が出ますね。
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人が居なくなった後の第3の中庭の様子。こうして見たら結構暗いんですけどね。
「白い貴婦人」さんが出て来るにはいい雰囲気なんだけど。まだまだ明るいよな。 -
第2の中庭まで戻ってきました。
ライトアップされた城の塔。ライトアップの光が強すぎて塔の先は写らないよ。 -
ズームにしました。
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フラーデックのスグラフィット装飾は照明の光でも美しかった。
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第2の中庭を出て石橋の上から見た城の塔です。
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掘割のすぐ側から城の塔を見上げてみました。
城の塔 (城の博物館) 建造物
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第1の中庭は人っ子一人いなかった。
この雰囲気なら「白い貴婦人」さん、出てきてもいいのにな。
「白い貴婦人」さーん、どこに居るの?私には会いたくないのかな?
また妄想が始まってしまった。 -
ここまで明るくなると白い貴婦人に会うのは難しい。妄想を断ち切って旧市街の坂道を下って行こう。
城の中は明るすぎて白い貴婦人は出てきませんでした。やはりあくまで伝説でしかないのかもしれませんね。赤い門 建造物
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ラトラーン通りには誰もいません。
静寂な通りを独りで歩く。この景色を独り占め。 -
通りをさらに下ると一人の男が向こうからやって来た。
この通りの夜の景色は素敵だ。昼間は観光客で溢れるこの通りも今は静寂に包まれている。
出会った通行人は僅かに数人のみだった。静かな夜にこのような素敵な通りを歩いていると一瞬夢の中にいるかのような不思議な錯覚に陥いります。
チェスキークルムロフはそんな想いにさせる不思議な街でした。 -
マリオネット博物館の前まで戻ってきました。床屋橋まであと少し。もうホテルはすぐそこです。
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ラトラーン通りにあるボヘミアングラスの販売店。
昼間は全く気づきませんでしたが、店から漏れる光がその存在を教えてくれました。
光に照らされて輝くボヘミアングラスはとても美しかった。 -
美しいボヘミアングラスはこうして道行く人の目を引いているんでしょうね。
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床屋橋の袂から眺めた城の塔とフラーデック。光を浴びた姿は何かしら神秘的な印象を帯びていました。
城の塔 (城の博物館) 建造物
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床屋橋の上から見たチェスキークルムロフ城とヴルタヴァ川。
宿泊先のホテルは床屋橋を渡ればすぐそこなのですが、もう一か所城の夜景を見たい場所があるので歩を進めることにしました。 -
スヴォルノスティ広場です。この広場は夜更けても人の姿が絶えません。いつまでも続く人声を後ろにホルニー通りに向かいました。
スヴォルノステイ広場 広場・公園
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目指す目的地はホルニー通りの端なのですが、ここで途中下車。セミナールニー庭園の展望所にやってきました。
ここからの夜景も見ておこうと寄り道したのです。
城の第5の中庭からは照明を浴びてはっきりと見えていた城の塔がこの方角からは輪郭が僅かに見える程度でした。
昨年はもっと明るく見えていましたけど、時間経過によって照明が落とされたのでしょうか。セミナールニー庭園 広場・公園
-
こちらは一眼レフカメラで写した写真。こちらの方がいくらか明るく写っていました。
さて、目的地はホルニー通りを抜けた先、街の東側にある高台の駐車場です。
昨年の早朝に私が見つけた撮影ポイントです。ここからは東側から見た城の景色を見ることができます。 -
ここはホルニー通りを抜けてやってきた高台の駐車場です。
東側からの城の景色を写すのにもってこいの場所なので、ぜひここで夜景を見たいと思っていました。
駐車場のそばの通りは照明が無くほぼ真っ暗な場所ですので、女性だけで訪れるには危険な場所だと思います。そのため信頼のおける男性と同伴で訪れてください。
写真はここから写した夜景です。ここからはライトアップされた城の姿がはっきり見えました。ただし周囲が暗いためファインダー画面が見え難いのです。
ズームにした写真では塔の先端の形状が分かりませんでした。
ここはズームで写さない方がいいと思います。チェスキークルムロフ城 城・宮殿
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昨年同じ場所から早朝に写した写真です。
上の夜景の写真は左の写真をさらにズームにした状態で写したものです。 -
ズームから標準に戻した写真。ファインダー内の映像が暗いため城館の屋根を基準に塔の高さを推定しましたが、塔の先端が切れていました。
下の構図で写せば良かったのですが城の周囲が真っ黒だったため、城を大きくファインダーに取り込み過ぎました。 -
昨年早朝に同じ場所から写した景色です。街の東側からは城や街の景色の他にヴルタヴァ川の景色まで写真に取り込めるので絶好の写真ポイントだと思います。
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さらに東に移動して写した写真です。ここからは城の塔とフラーデックを強調した写真が写せます。
明日早朝明るい日の中でもう一度この写真を撮りましょう。
現在時刻は午後11時前、明日は朝5時起きし早朝の街歩きをする予定なのでホテルに戻りましょう。
寄り道せずにホテルに戻ったのが午後11時20分、遅くまで待って下さったフロントの方にお礼を述べて、まずはお風呂お風呂。明日は荷物出しがあるから荷物の整理もしないと・・・。疲れた頭をフルに動かして床に就いたのが午前1時。
ホテルに帰ってからは何やかやとせわしく、ホテルのベランダから城の夜景を見ることをすっかり忘れていました。 -
明けて6月26日、旅行6日目の朝です。おはようございます!
昨夜は遅くまで遊び回っていたので熟睡しました。起きたのは6時30分、モーニングコールで起こされました。
ギエー、5時起きの予定だったのに予定時間を1時間半も過ぎているではありませんか。すっかり予定が狂ってしまった。
いつもならモーニングコールの1時間前には起きているのに・・・。昨夜は相当疲れていたようです。早朝の街歩きは大幅に縮小せざるを得ません。
予定では昨夜最後に写真を撮った旧市街の東まで行き、時間があれば旧市街北の入口のブディョヴィツェ門まで行こうと思っていましたが、ホテルの極近くまでしか行けそうもありません。
仕方ないので食事の前にベランダから城の景色を見てみましょう。
そうしてベランダから目にしたのがこの景色。まだ日は差していませんが雲一つ無い快晴です。朝の凛とした空気がすがすがしい。さらに景色も素晴らしい。 -
今日は最高の天気になりそうです。
できれば今日がチェスキークルムロフの観光日であってほしかった。無理な注文であるとは元より承知。それでもそう思わざるを得ないような素晴らしい天気でした。チェスキークルムロフ城 城・宮殿
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早朝の景色をしばし堪能して食事へ。このホテルは我々の他に中国人も宿泊していましたが朝食会場は我々だけでした。どうも時間指定にして込み合うのを避けているようです。
食事はビュッフェスタイルでしたが写真はありません。食後すぐに街歩きに出るつもりだったので写真を写すことさえ忘れていました。
食事中に数組のご夫婦や姉妹で参加された方々に昨夕レストランで説明した城の観光のことを聞いてみました。
皆さん異口同音に話されたのが「昨日は沢山歩いたので疲れてしまい、早めに休みました。折角お勧め頂いたのにすみませんでした。」とのことでした。
いえいえ、皆さんそれぞれご都合があるでしょうから、それはそれでよろしいのですよ。などと話していたところに一人参加のご婦人(昔の娘さんです。26歳の娘さんではありません。)がハーハーゼーゼ息を切らしてレストランに駆け込んできました。
私を見つけると「○○さん、城からの景色綺麗だったわ。昨日ね、あれから城に行こうと思ったんだけど疲れてしまって行けなかったの。それで今朝早く起きて行ってきたのよ。良かったわ、本当に綺麗ね。橋からの景色が素晴らしい、旅行パンフの写真と同じよね。教えてもらって良かったわ。ありがとうございました。」と近くに座っていた添乗員にも聞こえるような大きな声でお褒めのお言葉。
それを聞いていたご婦人方から「そんなに綺麗なんですか?」との質問。
「綺麗でしたよ。朝から天気が良くてとても綺麗でした。昨日あの後城には行かれなかったんですか?あの景色は見るべきですよ。今からは時間的にもう無理でしょけど。」などのやり取りがありましたが、一人でもあの景色を見て下さる方がいらして良かったです。
さあ、私も街歩きしないと。こうして一旦部屋に戻りました。チェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み
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再びベランダに出ると朝日が差し込むこの景色、何という美しさでしょうか。チェスキークルムロフで最も美しい景色が見れる場所はここでした。
古くて狭い部屋で良かった。なぜならベランダでこんなに素敵な景色に出会えるんだから。
この天気ならブラーシュティ橋の上からの景色は素晴らしいでしょうね。先程のご婦人が感激された理由が分かるようです。
私の方は残念ながら寝坊してしまいました。これから城まで往復するのは時間的に無理だと思います。
でも、この景色に出会えただけでも幸運でした。 -
ここからはヴルタヴァ川を正面に捉えることができます。川と城の景色はここがベストポイントでしょう。
川に架かる影がなくなればさらに美しさが増すと思います。
チェスキークルムロフでこれほどの天気に巡り合えるのは珍しいのではないでしょうか。ここは結構曇天が多いと以前聞いたことがあります。 -
城のアップです。
チェスキークルムロフ城 城・宮殿
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城の全景と旧市街の景色、本当に美しい。
部屋に戻ってすぐ観光に出る予定でしたが、急遽予定を変更。美しい城と旧市街の景色を写真に収めることにしました。 -
ヴルタヴァ川に架かる床屋橋(ラゼブニッキー橋)、橋の上には人影がありません。
チェスキークルムロフの町はまだ眠っているのでしょうか。ラゼブニッキー橋 建造物
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城のバロック劇場の全景です。
城の劇場 劇場・ホール・ショー
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バロック劇場と城下の旧市街。
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旧市街のアップです。
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城館とバロック劇場、ヴルタヴァ川と床屋橋(ラゼブニッキー橋)の景色。
チェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み
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再びチェスキークルムロフ城。城の右に見えるのはラトラーン通りの街並み。
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さらにその右に見えるのが修道院教会の塔。そのさらに右がエッゲンベルク醸造所です。
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城のアップの写真。
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再び城の全景。とても美しいので何枚も同じ写真を撮りました。((笑)
それほど綺麗でした。 -
最後は縦構図で城を写して一旦これで終了。
集合まであまり時間がないので近場を歩いて来ます。チェスキークルムロフ城 城・宮殿
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最初はホテルのうらにあるムニュストスケー公園とヴルタヴァ川。
ヴルタヴァ川河畔にある遊歩道は誰も歩いていません。川の流れが静かなため、景色が写し鏡になっていました。ムニェストスケー公園 広場・公園
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新市街に渡る橋と旧市街の建物。この橋も歩いている人はいません。
まだ目覚めていないチェスキークルムロフの街。 -
次はラゼブニッキー橋へ。橋の袂から眺める城の塔とフラーデック。
静かです。周囲には誰もいません。風の音も聞こえず静寂に包まれた空間。なんだか不思議な感覚に陥りそう。瞬間中世にタイムスリップしたような気がした。城の塔 (城の博物館) 建造物
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フッと我に帰り見渡す城館の景色。今は自分だけの世界を満喫します。
チェスキークルムロフ城 城・宮殿
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橋の反対側に目を移すと宿泊したホテル「ムリン」が見える。
先程まであの2階のベランダで写真を撮っていたんです。ホテル ムリーン ホテル
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ちょっと足を延ばしてラトラーン通りへ。
マリオネット博物館を覗いてみよう。ここは博物館の入り口。入り口は開いていたが誰もいない。
次は元修道院に行ってみよう。聖ヨスト教会 (マリオネット博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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元修道院の入り口門は開いていた。写真は元修道院の教会。
現在は博物館になっていてチケットを買わないと入れないらしい。博物館の入り口は教会の隣の建物の向こう側。
まだ早いので今の時間は入れないし、内部を見る時間もない。いつかこの博物館を見る機会が訪れるのだろうか。 -
元修道院教会の全景。
朝の町歩きはここまで、急いでラトラーン通りを戻りホテルに集合。スーツケースはホテルの従業員に預け、歩いてエッゲンベルク醸造所の駐車場まで行きました。 -
エッゲンベルク醸造所併設のビアレストラン「ピヴォヴァル」です。
レストランはまだ開いていませんでした。 -
レストラン「ピヴォヴァル」、こんなに晴れた日にこのレストランの前を歩いたのは初めて。
今日は最高の観光日和になりそうだ。
駐車場でバスに乗り、チェスキークルムロフを出発したのが午前8時10分、昨年と今年の2年がかりで訪れたチェスキークルムロフの観光はこうして終わりました。 -
バスは旧市街の周囲の道路を走り郊外へ。車窓からはチェスキークルムロフの最後の景色が見えました。
この景色はチェスキークルムロフを訪れる時にも目にしましたが、昨日は反対側の車窓のため写真が写せませんでした。 -
今日は天気も良し。被写体も優れもの。チェスキークルムロフの景色を車窓から写すことができました。
この写真は真東からの町の景色です。写真手前左にエッゲンベルク醸造所の建物、右の塔は元修道院教会の塔、中央にチェスキークルムロフ城の塔、右奥の建物が城館です。
セミナールニー庭園から見るとフラーデックと城館は極近くにある様に見えますが、実際はかなり離れていることが分かります。チェスキー クルムロフ歴史地区 旧市街・古い町並み
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元修道院教会と城館の建物。この景色を最後にバスはチェスキークルムロフから離れて行きました。
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チェスキークルムロフ郊外の景色。バスはチェコからオーストリアへ。
オーストリアのハルシュタットに向かいました。
チェスキークルムロフの旅行記に訪問下さりありがとうございました。次はハルシュタットの旅行記です。
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