2018夏 フランス・ドイツ周遊 4日目 エッフェル塔 昼の顔・夜の顔 モンパルナスタワーからの眺め

2018/08/04 - 2018/08/09

モンマルトルからメトロで移動し、次は定番観光スポットのエッフェル塔へ！

ビルアケム駅で下車。物売り達がわんさかいる歩道を、人ごみをかき分けて、ようやくエッフェル塔の足元へやってきました。
事前にタワーに上るチケット予約をしていなかったので、どうかなぁと思いましたが、結局…。

日が暮れはじめ、またメトロで移動。次は計画通り、モンパルナスタワーに上り、エッフェル塔シャンパンフラッシュの時間に無事間に合いました！

せっかく遠くまで来たので、近くのモンパルナス駅で電車をちょっとだけ眺めて、帰路につきました。この日は朝から徒歩移動が続いて、足が棒のようになり、へとへと。ぐっすり眠りにつきました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

モンマルトルからメトロで移動しました。
ブランシュ駅から、シャルルドゴール・エトワール駅で乗り換えて、エッフェル塔最寄駅の「ビルアケム」で下車。
「Bir-Hakeim」と書いて、ビルアケムと読む。なかなか難しい読み方ですね。

駅からはぞろぞろとエッフェル塔行きの観光客の行列ができていたので、付いて行くだけですぐにたどり着けました。

歩道には、明らかにアフリカ系移民（不法移民？）と思しき、身長2メートルくらいある男たちが店を広げ、しきりに「ワンユーロ・ワンユーロ！」と声をかけています。
彼らが売っているのは似通った品ばかりで、どれもエッフェル塔をかたどった小さな置物。素材も何でできているのやら、怪しい品物が風呂敷マットの上に陳列されています。

声をかけてくるだけで、手を掴まれたりという事はなかったのですが、なんだか治安が悪いエリアだったので、スマホを取り出さないようにしてエッフェル塔までやってきました。
なので、駅からの道中の写真はありません。

当たり前ですが、近づけば近づくほど、全体像が写真に納まりきらなくなる(笑)
木々の合間から、ようやくてっぺんまで写真に収めることができました。
うん、やっぱり近くで見るのもよいね！

エッフェル塔 建造物

近づくと意外と茶色っぽいんです。遠目に見ると灰色っぽく見えたけど。

エッフェル塔の周囲は鉄の柵で囲まれていて、決まったポイントからしか中に入ることができません。
長い列に並んで、徐々に移動しながら、ようやく手荷物チェックを通過して中に入ることができました。

干上がった池みたいな、緑に覆われた歩道を通り…

エッフェル塔の下までやってきました！　大きい！

エッフェル塔に登るなら、事前にネットでチケットを予約しておくべきと、色々なガイドブックに書かれていました。
当然知ってはいましたが、現地に着いてからどのタイミングでエッフェル塔を観に行くのか直前まで予定が決まらなかったので、結局事前予約はしませんでした。

当日でも昼間の時間じゃなければなんとかなるかなぁと期待していましたが、甘い考えでした。
この通り、塔に登るには大行列。
そしてこの人達は、事前にチケットを持っている人と、これからチケットを買う人と…。一度列の中に入ってしまったらもう出られない。
疲れていたし、ここで並ぶためだけに何時間もかかりそうなので、塔に登るのは断念。

エッフェル塔の下をくぐり、少し周囲を散歩します。

真下から見るとこんな感じ。幾何学的にキッチリと編まれた何かの模様の様な鉄の建造物。

近くで見ると、まるでレースの様な模様の鉄の細工。
繊細な印象を受けました。

塔に登れなかった分、下から色んな角度で堪能することにします。

しばらく眺めていたら、首が痛くなってきたので（苦笑）、そろそろ別の所へ移動。

マップがありました。
左側の川の絵、バトビュス乗り場の辺りに昨日来ました。

エッフェル塔の足の部分。

エレベーターが足元を斜めに登って行きます。
面白い動きです。

階段もあり、こちらでも登れるようですが、体力と気合の両方がないと怖いのでは？

30分程眺めていました。
空はまだ明るいですが、現在の時間は21時少し前。
まだ次に行きたい場所もあるので、そろそろエッフェル塔を後にします。

元来た道を駅まで観光客の流れについて歩いて行くと、交差点の所で日本語が描かれた建物を発見。
パリ日本文化会館、だって。

ビルアケムの駅です。メトロの駅ですが、ここは地上を走っています。
この駅の造り、鉄柱がギリシャ神殿風だったりと、なかなか凝った感じでよい雰囲気でした。

ナシオン（Nation）方面に乗ります。

メトロの車両。電車の大きさ自体は、日本で見かける普通の車両と同じです。

やっぱり戸惑うのが、これ。手動式のドア。
ガイドブックで事前に知っていましたが、今日まで使ったメトロの路線では、たまたまこういう手動の車両ではなく、普通の自動ドアでした。

面白いので写真に収めてみました。このスチール製ハンドルを、下ではなく上にグイッと持ち上げると、ドアが開くという仕組み。
日本人としては、感覚的にこういうハンドルは、下に押したくなりませんか？
フランス人の感覚がよくわかりません。

さて、やってきたのはモンパルナスのメトロの駅。
長い駅名で、ガイドブックには「モンパルナス ビヤンヴニュ」と振り仮名がふられていました。

Sortieの目印・出口をでて、向かうのは…

自動改札、向こうの通路は閉鎖されていて行けません。結構広い構内でしたが、ここでも人の流れについて歩いて行きます。
夜でもメトロは薄暗くないのがありがたい。

珍しく自販機を発見。

ドリンクやらスナック菓子やらの自販機でした。

このあと、飲み物を調達するために駅を出てすぐに目に入ったモノプリで、水とジュースなどを調達。
写真は残っていませんが、エヴィアンの500mlペットボトルEUR1.6、クスミティーとエヴィアンのコラボペットボトルEUR2.95、ジュースEUR2.6など。

本日最後の目的地は、この近くにある、パリ市内を一望できる高層ビル「モンパルナスタワー」
56階には屋内の展望フロアがあり、59階の屋上テラスにも天候がよければ上がることができます。

トゥール モンパルナス (モンパルナスタワー) 建造物

大人料金は18ユーロ。
360℃の眺めが楽しめます。上にはお土産ショップも入っています。

入口で高いチケットを購入し、エレベーターで屋上階へ向かいます。
もっと観光地風かと思いきや、建物自体は普通のオフィスビルのような感じでした。

この日は天気もよく、屋上テラスに出ることができました。
エレベーターで最上階までくると、屋上からエッフェル塔とパリの夜景を見渡すことができます！
期待以上の素敵な眺めです！

しばらくして、エッフェル塔の「シャンパンフラッシュ」が始まりました。
塔全体がチカチカと白く点滅して輝き始めます。
ちょうど22時になったところでした。

何枚もカメラ撮影を試みましたが、スマホのカメラではなかなか上手く写せません。
場所取りも肝心で、シャンパンフラッシュの始まる少し前からいいポジションをキープしておかないと、人の頭越しにしか見えません。

エッフェル塔とは反対側の風景です。
オレンジ色の光が多い夜景が、日本の夜景とは違って、ヨーロッパっていう感じがする。

高い建物がほとんどないので、日本の都心に比べるとちょっと違う。

エッフェル塔のてっぺんからは、光がくるくるとあたりを照らしています。

22時を回って、ようやく空が暗くなり始めました。
夏のヨーロッパはホントに日が長いですねぇ。

モンパルナスタワー屋上展望台の様子。
広さはあまりありません。周囲には鉄柵の他に、ガラスが腰より高い位置まであります。
結構風が強かったので、このガラスの囲いがなければ、カメラを支える手元が揺さぶられるような感じでした。

エッフェル塔も十分堪能したし、シャンパンフラッシュにも間に合って、満喫しました。
ずっと立ちっぱなしなので、さすがに疲れが出てきました。そろそろタワーを降りましょう。

エッフェル塔…、素敵な眺めでした。
頑張って見に来たかいがありました。

56階の展望フロアで土産物を買って帰ります。マグネットやノートなど購入し10.8ユーロでした。

モンパルナスタワーを降りて、大人しく帰ろうかと思いましたが、せっかくここまで来たので（宿泊ホテルからは結構遠いのです）、駅を覗いてみようということになりました。

モンパルナス駅 駅

電車好きな連れのりすが大喜び。
今回の旅では近郊の観光地には現地ツアーをつかったので、結局長距離列車に乗ることはありませんでした。

銀色の顔に赤い目。TGV乗りたかったなー。

アップで。TGVをバックに一緒に写真を何枚か撮り、満足。

もう本日の最終列車はなさそう。

ヨーロッパの鉄道駅は、日本のような改札がないからこうやって近くまで来られるのが楽しいです。
この駅の場合は、ホームの電車に乗るすぐ手前に改札があるんですね。

もうそろそろ23時になろうとしています。
すっかり遅くなってしまったので、急いでホテルに戻ることにします。明日も朝から活動するぞ！

続きの旅行記へ。