2018/08/04 - 2018/08/09
30位(同エリア93件中)
こりすさん
この旅行記のスケジュール
2018/08/06
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バスでの移動
オペラ地区のJTBマイバスに集合、大型バスで移動
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ノルマンディー地方の港町 オンフルールで散策
この旅行記スケジュールを元に
パリに到着して3日目。今日は一日かけてノルマンディー地方をめぐる日帰りバスツアーに参加します。
JTBマイバスのオプショナルツアーを日本で申込んで行きました。コースは午前中に港町オンフルールに立ち寄り、その後モンサンミッシェルに行ってランチと修道院見学、という流れです。
このオプショナルツアー参加費は2人で約3万2千円と結構な値段でしたが、バスで連れて行ってくれること、途中オンフルールにも立ち寄り下車観光するため、バスの長時間移動もそれほど気にならないだろうというよくできたコースです。
しかもこのハイシーズンの8月には、平日参加だと同じ値段でフットレスト付きのゆったりバスにアップグレードされるというよい条件。
日帰りで行こうとする難点は、朝のツアー集合時間が早く、そして帰りもとても遅くなってしまうということ。
オプショナルツアーと比較検討して、自力で移動できるか鉄道パスと時刻表とにらめっこしていたのですが、宿泊しているオペラ地区からTGVの発着駅であるモンパルナス駅までのアクセスが微妙に遠回りで、自力で行く場合でも結局朝早く出なければならず時間のロスだったので、最終的に現地ツアーにしたのです。
この日帰りツアーが本当に楽で、効率的で、結果としてよい選択だったなと思いました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
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目覚まし時計をかけて、意地で早起き。
昨日は一日中パリの街歩きをして帰りも遅く、へとへとになって爆睡していました。
集合時間が7時前というのは、非常につらいですね。モンサンミッシェル日帰りツアーはどれもこんな感じのタイムテーブルで選択の余地がないので仕方ありません。 -
昨夜ホテルの近くの日本料理が立ち並ぶエリアで、夜食ラーメンを食べてしまったので、こんな早起きしていてはまだお腹が空きません。
朝ごはんは、昨日の街歩き中にシャンゼリゼ通りのPAULで買ってきた小さなパン(チョコ入り、0.7ユーロ)と紅茶で、部屋で簡単に済ませました。 -
急いで支度をして出かけます。
ホテルの前の通りでは、今朝も清掃車が朝早くから巡回していました。
パリは毎朝清掃車がゴミ収集してるんですかね? -
こちらの黒い大きな物体、隣の緑のゴミ箱と比べると随分大きいことが分かりますが、ペットボトル専用のゴミ箱のようです。
大人の身長の肩位の高さがありますね。形もなんだか丸みを帯びていて愛らしい印象。 -
大通に出ました。オペラ座からルーブルに通じる大通りのオペラ通りです。
朝早いので、歩道を歩くひともまばら。 -
集合場所への目印は、こちらのカフェ「ROYAL OPERA」。
オペラ大通りに面していて、赤いテラス席が目立ち、朝早くから営業しています。
通りに挟まれた細長く横に広がる店舗の右側に見える通りを進むと、JTBマイバスの集合場所です。 -
マイバス社にはもう何人か今日のツアー参加者が集まっていました。
写真を撮りたかったのですが、集まっている人たちが写りこんでしまうので集合場所での写真はありません。
この時期は日本の夏休み、しかもお盆近くなのでやはり観光客がいつもより多いらしく、本日は大型バス3台で発車。
バスに早めに乗り込んでよさげな席を確保できました。
この写真はセーヌ河を渡りパリ市内から郊外へと高速道路を進んでいるところ。 -
オンフルールへ着いてからは、30分ほど自由散策の時間があります。
車内で手書きのMAPが回覧されました(なにか著作権の関係とやらで、一人ずつ配布してもらえなかったのは残念でした)。
写真に収めて、街歩きに活用します。
Honfleurという街の名前、フランス語はHを発音しません。だからオンフルールなんですね。 -
今朝は早起きだったので、バスの中で途中から爆睡してしまいました。
パリを出てから2時間半、気づくともうオンフルールの街に入っていました。
寝ぼけ眼でバスを降り、外に出ると日差しが強い!帽子をかぶり、ガイドさんに先導されてぞろぞろとついていきます。
大きな船が見えた。もうすぐそこに港があります。この船は観光用の遊覧船でした。
なんだか、魚の生臭いにおいが漂ってきた(笑) -
オンフルールの街並み。目の前に広がる建物群と港の風景。
朝日に照らされて水辺に建物が写りこみ、より鮮やかに見えます。
印象派の画家たちに愛されたというのがなるほどという感じです。 -
上の写真を撮った場所の広場を振り返ると、こんな建物があります。
「HOTEL」と書かれていますが、市庁舎の建物なんだそうで、ホテルとしては使われていません。 -
ここからはまだ自由行動ではなく、ガイドさんに連れられて街の中へ入っていきます。
港沿いの小道、空が広い。街並みも雰囲気もとても素敵!
ここオンフルールは、イングランドと向き合う立地のため中世の時代から軍事的に重要な場所だったそうです。 -
最初に見えてきた、なにか伝統的な建物?こじんまりとしています。
外壁の色合いとか、ちょっと中世な雰囲気が漂っていて素敵。
ここを右に折れて、緩やかな坂を上っていきます。 -
この建物の前に集合してガイドさんから説明を聞きます。
こちらは教会のように見える建物ですが、教会の鐘だけがある鐘楼です。
建物は木造で、鐘の重さを支えきれず、鐘がごろんと落ちてしまったといういわれがあるのだとか。 -
この広場で、自由散策時間や集合場所のお知らせがあり、ここから自由行動開始です。
オンフルール一番の見どころは、この広場に面し先ほどの鐘楼に向かいあって立つ建物… -
このシンプルな建物が、教会とは思えませんよね?
15世紀末に建てられた、フランス唯一の木造教会です。 -
角度を変えて。小さい教会で普通の家にしか見えません。
中に入ってみましょう。 -
内部の様子。写真がピンボケしていますが、中は意外と広く、立派なステンドグラスもありちゃんとした教会です。
先程通りから見えていたのはここでした。 -
柱が木造なの、わかりますか?
この「サン・カトリーヌ教会」はフランスでも珍しい、木造建築の教会なのです。 -
聖書の一場面とおぼしき大きな絵が飾られています。シャンデリアも素敵。
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午前中はちょうどステンドグラスの向こう側から東の太陽光が差し込み、木造の茶色い教会内部を明るく照らします。
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祭壇。ステンドグラス越しの朝日がまぶしくてもやっとなっていますが、天井も高くステンドグラスも明るく、なんだかとても落ち着ける雰囲気の教会。
木造というのが日本人の心の深いところに響くのかな? -
天井の形を見ると、まるで船底のように見えます。
こちらの教会は港町の船大工たちが作ったので、このようなデザインになったんだとか。 -
柱の装飾もシンプルな美しさで、長い時間見とれていました。
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自由時間は30分ほどしかないので、あまり長時間ここにいるわけにもいかず、外に出てきました。
同じツアーの参加者の姿はもう見当たりません。
朝早くからオープンしているカフェがあるとガイドさんが話していたので、朝食を取りに行った人たちもいるかな。 -
さあ、ちょっと早歩きで街歩き開始です。
まだ朝早いためお店は空いていません。ひっそりとした石畳の路地を進みます。 -
2階の開いた窓辺から、犬が顔をのぞかせていました。ふふふ
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顔を上げると木組みのデザインが残る家が続くエリアがあり、パリ中心の石造りの建物とは全く雰囲気の違う街並み。
家もたいてい2階か3階建てのようです。 -
もちろん石造りの家もあります。レンガですね。
路地から路地へ、細い石畳の小道がそこかしこに。静かな港町の朝の風景。 -
ミュージアムのある通りを進んでいます。
オンフルールに来たら行ってみたかった場所を目指して…。 -
街の地図がありました。予想通り、随分と小さな街なんですね。
このオンフルールは、セーヌ河河口の砂州にできた街です。 -
こちらがミュージアム。まだ朝早いので空いていません。
当地出身の印象派画家ブーダン美術館。彼の作品以外にもモネ等印象派の作品が展示されているそうです。
お目当てはここではなく… -
こちら。エリックサティーの生家。
扉が閉まっていますね。サティーの家 博物館・美術館・ギャラリー
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作曲家サティーの家を少しでも見てみたかったのですが、やっぱり朝早すぎる?
ここまで歩いてくる途中、オープンしている店を見かけなかったし。 -
門扉の向こう側に、ちょっと新しい建物がありますが、これなのかな…?
でも雰囲気が違うような。 -
どこなんだろうと辺りをのぞき込んでいると、塀の柵越しい小さな家が眼下に見えました。
どうやらあちらがサティーの生家のようでした。 -
サティーの家も見れたので、もう満足です。
自由時間の残りが少なくなってきたので急いで引き返します
この建物はサティーの家の向かいに立っていた家。
木造、三角屋根がみてとれます。 -
冬は寒そうな感じがしますが、フランスの木造の古い家は趣がありますね。
この街には中世から残る木組みの家があるそうなので、こちらも年代物の感じかな? -
通りを歩いていると、開店準備中のカフェを見つけました。
お店の看板にオマールエビの絵。
ノルマンディー産オマールエビ、時間があれば食べたかったなぁ。 -
こちらも素敵な雰囲気のお店。雑貨屋です。
覗いてみたいのですが、時間が全然足りません。 -
かなり駆け足で集合場所へと戻っています。
素朴で雰囲気のある素敵な港町、もっとゆっくり散策したかったなぁ! -
こちらの小道にはカフェや雑貨屋が多く、そろそろ開店かなという様子。
朝のスタートが遅めですね。 -
街へと入る門まで戻ってきました。
門の柱に胸像がありますが、こちらはカナダのケベック市の開拓で貢献した、この町出身の方の像だそうです。
フランスからアメリカ大陸の開拓に渡った人は少ないらしいのですが、ケベックは公用語に仏語も使われていて、今でも名残が見られます。
このオンフルールと縁があったなんて知りませんでした。 -
やっぱり一番素敵なのはこの旧港の眺めです。
どこを切り取っても絵になります。 -
明るく美しいオンフルール、印象派を引き付けた街並み。
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少し引いたところから同じアングルで撮影。
写真の右側の方にポップな色合いのオブジェがありますが、現代アートのオブジェがいくつか屋外展示されていました。 -
旧港を臨むこの場所には、大きなメリーゴーランドがあり、実際動いていてちょっと驚きでした(ただの飾りかと…)。
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フランスではここ以外でもメリーゴーランドを見かけました。パリ市内のどこかだったかな?旅の思い出の一つです。
さて、こんなに急いで集合場所に戻ってきたのですが、運転手さんがいません。バスの扉の鍵は運転手が携帯しているようで、車内に入ることもできず、立ったまま待ちぼうけになってしまいました。
ガイドさんもツアー参加者の冷たい視線でタジタジ、携帯に電話をかけますがつかまらない様子。一体どうしちゃったの?
と、しばらくしてコーヒー片手にのんびりと運転手さん達がバスへと現れました。
やや怒り気味で問い詰めるガイドさん。運転手は、だって集合時間には間に合ってるでしょ? 確かに時計は出発時間をちょうど指していました。
日本人的には、出発時間の5分前に集合してバスに乗り込み、定刻出発、と当たり前に皆考えていたようで。
現地のフランス人運転手さんにしてみれば、出発時間に間に合うように戻ってきたんだからいいじゃない?なにを怒っているの?という雰囲気。
で、結局出発前の車の点検がここから始まり、バスに乗れたのは集合してから15分以上経ってようやく、でした。
あんなに急いで戻ってこなくてよかったかも…。はぁ。フランス時間を感じるヒトコマでした。 -
皆バスに乗り込んで点呼も終わり、次の目的地、いよいよモンサンミッシェルです。
また車内で絵地図が回覧されてきました。
ここからモンサンミッシェルまではバスで1時間位はかかるようで、またお休みタイム。 -
絵地図を写真に収め、再び眠りにつきます。
モンサンミッシェル編は続きの旅行記へ。
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