2018夏 フランス・ドイツ周遊 4日目 フレンチ・ビストロで肉ランチ プチホテルを移動

2018/08/04 - 2018/08/09

パリで滞在した5泊のうち、ホテルを前半3泊と後半2泊に分けて、2つのホテルを楽しみました。
いずれも古い建物をホテルに改装したプチホテル。エリアは観光に便利なオペラ地区です。

最初に滞在したピラミッド駅近くのホテルテレーゼから、スーツケースを持って徒歩移動し、次はマドレーヌ駅近くのホテルヴィニョンです。

ホテルからホテルへと移動する途中、お肉料理で有名なお店でランチにしました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

３連泊したオペラ近くのホテル「テレーズ」を１２時にチェックアウトし、スーツケースを持ったまま次の宿へ移動します。
今回、パリでは５泊過ごしましたが、前半３泊と後半２泊でホテルを変えました。
前半・後半ともにオペラ地区ですが、最寄り駅は前半のホテルがピラミッド、後半はマドレーヌとやや離れています。

ランチは、重い荷物もあるのでピラミッドからマドレーヌへ向かう途中のどこかにしようと思っていました。

５泊もする割にあまりちゃんとしたフレンチを食べていなかったので、星付きとまでは言わないけれど、ランチで一度ちゃんとしたレストランに入りたいと思って探していました。

候補にしたのが、星獲得シェフがプロデュースしているビストロ（星なし）。

肉料理にこだわったお店「カフェ デ・ザバトワー」スペルはABATTOIRSとなります。

入口が非常にわかりづらいお店で、最初通り過ぎてしまい、Googlemapで検索して、このあたりだろうという場所へ来ても、お店が開いているのか閉まっているのかわからない雰囲気。
扉を開けると、まだお客は誰も来ていませんでしたが、ランチ営業中でした。

カフェ デ ザバトワール フレンチ

中に入るとこんな感じ。素敵な雰囲気！
外からだと内部が薄暗いため店内が見えませんでしたが、中から表の通りはよく見えます。

予約をしていなかったので、入口に近いテーブル席になりました。
まだお客がいなかったので席は好きなところに座ってよいといわれ、少し奥まった所へ。

奥に長く間口の狭いウナギの寝床状態の店舗です。
奥は予約席になっているようでした。

テーブルは荒っぽくわざと加工されていない木を使って、ちょっと不安定ですが素朴な感じで、なかなか味のあるインテリアのビストロです。

席に着くと、ウエイトレスが「どこから来たの？」
「日本です」と答えると、「あなた達ラッキーね」と笑顔で、日本語メニューを持ってきてくれました。愛嬌のあるウエイトレスです。

ここのお店はJCBのホームページで紹介されていたので来てみたのですが、日本人客も多いのかな。

肉料理の店なので飲み物はワインかなと思ってましたが、最初に地ビールを勧められ、日本語メニューを見せてもらい、お店おすすめの銘柄にしました。

少しアンバーな色の地ビール。Bock Blonde 6ユーロ。
手前のナプキンに書かれているのがこちらのお店の名前。

本日のランチメニューです。これも日本語メニューがあったので助かりました。

牛肉を食べたかったので、ブラックアンガス牛のハラミとイチボ（ピッカーニャ）をそれぞれ選択。38ユーロ＋45ユーロ＋ビール＆ワイン代別途ですが、夜だとこんな値段ではすまなさそうなので豪華ランチということで納得。

このコースでは前菜は決まったものが出てくるようですが、これとは別にグリルの副菜などを選べ、さらにデザートもついてくるというフルコース。

まずは、本日の前菜がやってきました。
冷たいトマトのガスパチョスープ、ビーツ（紫芋）の冷製サラダ、そしてムール貝のバターハーブ風味！

昨日モンサンミッシェル日帰りツアーで、現地のとても新鮮なバケツムール貝（シンプルに塩ゆで）を食べたばかりで、またしてもムール貝（笑）。
しかもガスパチョも昨日アラカルトメニューで連れが食べた前菜と同じ。
二人で思わず顔を見合わせて笑ってしまいました。

こちらの前菜だけでも十分お腹いっぱいになりそうなボリュームでした。
写真の右側に写っていますが、バケットもテーブルに１本ついてきます。パリッパリで手で簡単にちぎって食べることができるバケットも大変美味でした。

グリル野菜はお腹がいっぱいでなかなか食べ進まないでいると、ついにメインの牛肉ステーキがやってきました！
アツアツの陶板にカットされてきた分厚い肉のいい焦げ具合ー。

熱いのでトングでとって頂きます。
ちなみにこのお店は、堅苦しくないフレンチビストロなので、シェアして食べても大丈夫でした。
ハラミとイチボを食べ比べ！　んん～よいですね！

たっぷりサイズのボトルに入ったマスタードなどの調味料たち。６種類も運ばれてきました。トマト風味のものやチリソースっぽいものもあります。お好みでお肉につけて頂きます。全部自家製なんだって。

お肉自体にはあまり塩コショウはかかっていないので、６種類のソース・マスタードで味を変えて頂きます。
アッサリした赤身肉で、好みの味でした。

入店してから、ビールとワイン片手に前菜からメインまで、堪能していると地元のビジネスマンたちが次々とやってきて、店内はあっという間に満席に。人気店だったんですねぇ。

メインのあと、デザートをどうするかもう一度ウエイトレスが聞きに来ました。
フランスのレストランでは、最初にデザートまで一度オーダーを聞くのにデザートが出る直前にもう一度お客にどうするか聞くのが一般的なんだそうで。
食へのこだわりを感じますねぇ。確かにメインを頂いた後、やっぱり別の味のデザートにしようかな？と思うこと、ありますね。

本日のデザートから、クリームブリュレ。この器かなり大きめでデザートのボリュームもすごいです。

こちらはガトーショコラ。一切れが相当巨大です。日本のデパ地下で売られているキッシュ位の大きさがあります。

コースの副菜はさすがに完食は無理でしたが、お肉とデザートは残さず頂きました。ごちそうさま！
入店してからお店を出るまで、なんと２時間半も滞在していました。楽しいランチになりました。
支払いは二人でトータル103.5ユーロとなりました。

お腹いっぱいで会計を済ませたら、スーツケースを連れのりすに預けて、Googleで場所をチェックしながら後半２泊滞在するホテル「ル・ヴィニョン」へ歩いて行きます。

ホテルまでの道中楽しげな路面店が沢山あったのですが、荷物が大きく立ち止まると通行人の邪魔になるので、ランチの後は写真を撮らずにまっすぐホテルまで歩いて来ました。

ヴィニョン ホテル ホテル

クリームホワイトの外壁の建物ですが、中に入るとビビッドな赤を効果的に遣ったかわいらしい雰囲気。
カーペットが赤って、日本じゃあまり見かけませんよね。パリに来てから、路面店のカフェなどもまっかな赤を使ったお店が結構あり、徐々に見慣れてきました。

こちらは1階のホテル入口脇にあるロビーです。PCコーナーもありました。
フロントは少し奥まった所にあります。4つ星なので、24時間フロントは対応OKのようです。受付の男性スタッフは片言の日本語が話せる人でした。

お部屋は２から始まる番号。ということは3階です。
エレベーターを降りると、狭い廊下にこれまた赤のじゅうたん。

部屋に入ると、ホテルを予約したときに見た画像のイメージそのままの、かわいいカーテンと赤いじゅうたんのツインルーム。

このカーテンの柄がお気に入りです。窓はここの他にもう一つあり、採光もまあまぁ。

ベッドの奥にドアがあります。こちらは？

バスルームへの入口でした。珍しい場所にドアがついていますね。
真っ白で清潔感あるバスルームには大きな鏡。

赤とグレーのグラス。おしゃれですねぇ。

アメニティキットは黒いミニボトル。特にブランドものではなさそうです。
ちょっと種類が少ないかなぁ。
ここに来る前に泊まっていたホテルテレーゼは、フラゴナールの素敵な香水の香りのミニボトルのアメニティで、幸せな気分になれましたが、こちらのは香りは少し物足りない感じでした。

バスタブがあるのはうれしいです。前半のホテルテレーズはシャワーしかなかったので。
ようやく日本から持ってきた入浴剤が使えます。旅先の楽しみの一つです。

ハンドシャワーもあり、ありがたいです。

バスタオルなどのリネンは、お湯が配管を通り温めるタオルかけに掛かっていて、真夏のこの季節は少々暑苦しい。夏はお湯で温めるのをやめたらいいのにと思いました。

テレビの画面がちょっと小さいなぁ。チャンネルを付けてみましたが、昼間の時間はよくわからないサスペンスドラマみたいなのが流れていました。

デスクの上のお茶セット。ケトルがあったのはうれしいです。
事前に口コミで知っていましたが、このホテルは1泊するたびにデスクに焼き菓子が置かれるそうです。

こちらのマドレーヌ、ホテルのサービスです。
紅茶はマリアージュフレールだった！うれしい

ワイングラスがあるなんて、気が利きますねぇ。
昨日の夜オペラのMONOPRIXで買った安ウマ赤ワインをまだ開けていないまま持ち歩いています。今夜飲もうかな～

冷蔵庫は入口のクローゼット近くにありました。
結構ぎっしり詰まっています。

椅子はこのこじゃれた赤いのが一つ。小さな丸テーブルが街中のカフェみたい。

早速マリアージュフレールのマルコポーロを淹れて頂きます。
さっきアバトワーで散々お肉やらスイーツを満腹になるまで頂いて、お腹がパンパンなんですが、ちょっと喉が渇いてきました。

バスローブはクローゼットの中。パリの4つ星ホテルばバスローブ備え付けがあるのでうれしい。

クローゼットはそれなりの大きさですが、直前に停まっていたテレーズの部屋はたまたまウォークインクローゼット付きの部屋だったので、急に収納力が落ちてしまった錯覚に。

電子金庫もちゃんとあります。
パスポートを金庫に入れたら、これから午後の街歩き支度です。

こちらのフロアの間取り。エレベーターから離れた部屋で、通りに面していますが静かでした。
スーペリアルームだと通りに面した部屋になるそうです。

もちろんwifiもよくつながります。
今日これから行こうと思っている、モンマルトルとエッフェル塔の検索をして、トイレを済ませたらお出かけスタート。

部屋からの眺め。低層階なので向かいの建物が丸見えですが、向かいの部屋はオフィスのようでした。
1階にブルーの小さなお店が見えますが、ここははちみつで有名なお店でした。

ホテル前の通りヴィニョン通りを数分歩くと、最寄り駅のメトロマドレーヌ駅です。
マドレーヌ駅の近くにはフォションのお店があり、中に入ってみたかったのですが、今日はモンマルトルまで行きたいので別に日に来ようと話していました。

…で、結局時間が無くなって、別の日にもこれず仕舞いで、このときちゃんと店内を見ておけばよかったなぁと後で思いました。

こちらが、マドレーヌ寺院です。建物が独特でギリシャ神殿みたい。

マドレーヌ寺院 寺院・教会

門が閉まっていて中には入れませんでした。そんなに遅い時間じゃなかったんですが、なんだったんでしょう。

近寄って写真を撮ろうとすると、巨大なので収まり切りません。

ここからメトロに乗って、次はモンマルトルの丘を目指して再び午後の街歩きスタートです。
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