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パリは観光とショッピングが半々です。<br /><br />[ノートルダム寺院]<br /> 冒頭の写真はノートルダム寺院ですが、この1週間後に火事で燃え落ちるとは・・・ただただビックリしました。<br /><br />[凱旋門]<br /> 土曜日の午後に行きました。とてもいい天気でした。しかし「黄色いベスト運動」の影響のためか、閉鎖されていて登ることは出来ませんでした。<br /><br />[シャンゼリゼ通り]<br /> 凱旋門からゆっくり1kmほどショッピングしながら散歩して戻ってきました。「黄色いベスト運動」で暴徒化した人々のデモが起きた後で、あちこちでガラスが割られていました。<br /><br />[エッフェル塔]<br /> 「とても混んで行列の時間が長い」と聞いていたので、事前にネットで時間予約することも考えました。しかしもし雨や霧など荒天の場合、登る意味がなくなってしまうので、悩んだ末に予約なしで行きました。<br /><br /> 午前9時半にオープンするので9時には着きましたが、セキュリティチェックの列が30-40mできていました。9時15分くらいにはセキュリティチェックが始まり、さほど混まずに入場できました。<br /><br /> 次に塔の真下のチケット売り場に行きます。エレベーターで上る人用のチケット窓口は2カ所ありました。どちらに並んでも同じです。どちらの売り場も50-60mの行列が出来ていました。塔の下は吹きっさらしでとても寒かったです。<br /><br /> 行列は長いのですが、団体客は代表者が人数分のチケットを買っていくので、以外とスムーズに行列は進みます。なので団体客が多そうな方の行列に並んだ方がいいと思います。結局30-40分の行列でチケットが買えました。子供のチケット買うためのパスポート提示なども特にありませんでした。<br /><br /> 最初にエレベーターで第1展望台へ。そこは素通りして第2エレベーターで最上階の展望台に上がります。屋外に出るとセーヌ川とパリの街が一望できます。 あれほど塔の下には大勢の人がいたのに、狭い展望台には意外と人がいません。多分第1展望台までしか登らない人が多いのでしょう。<br /><br /> 結局、1時間半ほどで観光終了でした。エッフェル塔の南東側にあるシャン・ド・マルス公園を横切るJoseph Bouvard通りから見るエッフェル塔が一番絵になると思いました。観光バスもたくさん止まっていました。<br /><br />[オルセー美術館]<br /> エッフェル塔を見た後、カフェに寄ったり、ショッピングをしたりしながらオルセー美術館まで歩きました。パリ・ミュージアムパスを持っていたので、ほとんど並ばずに入場できました。<br /><br /> 印象派の絵画が多数あり、ゴッホ、ミレー、マネ、モネ、ルノアール、セザンヌなど人気作品を見ることが出来ました。ルーブル美術館に比べるとサイズも小さいのでとても見やすいです。<br /><br />[ルーブル美術館]<br /> ルーブルは月曜日に行きました。朝9時半頃に着きましたが、パリ・ミュージアムパスを持っていたので行列せずに入館できました。<br /><br /> 真っ先に向かうのはやはりモナ・リザ。みんなモナ・リザをバックに自撮りしようとしているので、モナ・リザ前は押すな押すなの大混雑。モナ・リザだけは絵の前に柵があり、ガラスケースに入れられているので、あまり近づくことも出来ず、細部も見ることは出来ません。モナ・リザとゴッホの自画像が一番混んでいました。<br /><br /> その後ミロのビーナスを見て、反対側にある北欧系の展示場へ。目的はフェルメール。ルーブルには「天文学者」と「レースを編む女」の2点のフェルメールがあるのですが、何と「レースを編む女」は中東に新しく出来たルーブル・アブダビに行っており、見ることが出来ません。行ったっきりなのか、いつかは戻ってくるのかも不明です。フェルメールの「天文学者」の周りにはほとんど人もおらず、じっくりと見ることが出来ました。<br /><br /> それともう一点、私の友人の美術史の大学教授が「ルーブルで一番の名画」と呼ぶファン・アイク(エイク)の「宰相ロランの聖母」。とてもわかりにくい場所にあり探すのに苦労しましたが、最終的にはネットで検索して展示場がわかったのでたどり着くことが出来ました。驚くほど精緻な絵で、モナ・リザ以上の名画というのも納得です。それに誰も見ていませんでした。<br /><br /> それにしてもルーブルは広すぎです。コの字型の単純な建物に見えますが、独立した部屋や中二階があるなど内部の構造は複雑すぎです。そのため自分の行きたい方向へなかなか行くことが出来ず、ストレスがたまり、体力的にもヘトヘトになりました。順路をよく研究して行くべきです。

2019年 フランス~スペイン レンタカーで巡る旅(21) パリ(観光・美術館編)

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2019/04/06 - 2019/04/09

5814位(同エリア16630件中)

Brad Nomura

Brad Nomuraさん

パリは観光とショッピングが半々です。

[ノートルダム寺院]
 冒頭の写真はノートルダム寺院ですが、この1週間後に火事で燃え落ちるとは・・・ただただビックリしました。

[凱旋門]
 土曜日の午後に行きました。とてもいい天気でした。しかし「黄色いベスト運動」の影響のためか、閉鎖されていて登ることは出来ませんでした。

[シャンゼリゼ通り]
 凱旋門からゆっくり1kmほどショッピングしながら散歩して戻ってきました。「黄色いベスト運動」で暴徒化した人々のデモが起きた後で、あちこちでガラスが割られていました。

[エッフェル塔]
 「とても混んで行列の時間が長い」と聞いていたので、事前にネットで時間予約することも考えました。しかしもし雨や霧など荒天の場合、登る意味がなくなってしまうので、悩んだ末に予約なしで行きました。

 午前9時半にオープンするので9時には着きましたが、セキュリティチェックの列が30-40mできていました。9時15分くらいにはセキュリティチェックが始まり、さほど混まずに入場できました。

 次に塔の真下のチケット売り場に行きます。エレベーターで上る人用のチケット窓口は2カ所ありました。どちらに並んでも同じです。どちらの売り場も50-60mの行列が出来ていました。塔の下は吹きっさらしでとても寒かったです。

 行列は長いのですが、団体客は代表者が人数分のチケットを買っていくので、以外とスムーズに行列は進みます。なので団体客が多そうな方の行列に並んだ方がいいと思います。結局30-40分の行列でチケットが買えました。子供のチケット買うためのパスポート提示なども特にありませんでした。

 最初にエレベーターで第1展望台へ。そこは素通りして第2エレベーターで最上階の展望台に上がります。屋外に出るとセーヌ川とパリの街が一望できます。 あれほど塔の下には大勢の人がいたのに、狭い展望台には意外と人がいません。多分第1展望台までしか登らない人が多いのでしょう。

 結局、1時間半ほどで観光終了でした。エッフェル塔の南東側にあるシャン・ド・マルス公園を横切るJoseph Bouvard通りから見るエッフェル塔が一番絵になると思いました。観光バスもたくさん止まっていました。

[オルセー美術館]
 エッフェル塔を見た後、カフェに寄ったり、ショッピングをしたりしながらオルセー美術館まで歩きました。パリ・ミュージアムパスを持っていたので、ほとんど並ばずに入場できました。

 印象派の絵画が多数あり、ゴッホ、ミレー、マネ、モネ、ルノアール、セザンヌなど人気作品を見ることが出来ました。ルーブル美術館に比べるとサイズも小さいのでとても見やすいです。

[ルーブル美術館]
 ルーブルは月曜日に行きました。朝9時半頃に着きましたが、パリ・ミュージアムパスを持っていたので行列せずに入館できました。

 真っ先に向かうのはやはりモナ・リザ。みんなモナ・リザをバックに自撮りしようとしているので、モナ・リザ前は押すな押すなの大混雑。モナ・リザだけは絵の前に柵があり、ガラスケースに入れられているので、あまり近づくことも出来ず、細部も見ることは出来ません。モナ・リザとゴッホの自画像が一番混んでいました。

 その後ミロのビーナスを見て、反対側にある北欧系の展示場へ。目的はフェルメール。ルーブルには「天文学者」と「レースを編む女」の2点のフェルメールがあるのですが、何と「レースを編む女」は中東に新しく出来たルーブル・アブダビに行っており、見ることが出来ません。行ったっきりなのか、いつかは戻ってくるのかも不明です。フェルメールの「天文学者」の周りにはほとんど人もおらず、じっくりと見ることが出来ました。

 それともう一点、私の友人の美術史の大学教授が「ルーブルで一番の名画」と呼ぶファン・アイク(エイク)の「宰相ロランの聖母」。とてもわかりにくい場所にあり探すのに苦労しましたが、最終的にはネットで検索して展示場がわかったのでたどり着くことが出来ました。驚くほど精緻な絵で、モナ・リザ以上の名画というのも納得です。それに誰も見ていませんでした。

 それにしてもルーブルは広すぎです。コの字型の単純な建物に見えますが、独立した部屋や中二階があるなど内部の構造は複雑すぎです。そのため自分の行きたい方向へなかなか行くことが出来ず、ストレスがたまり、体力的にもヘトヘトになりました。順路をよく研究して行くべきです。

旅行の満足度
5.0
観光
4.5
同行者
家族旅行
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー タクシー
旅行の手配内容
個別手配
  • 凱旋門へはレンタカーで行きました。オフィス街が近いのですぐに駐車スペースが見つかりました。土曜日なので路駐は無料でした。ただ黄色いベスト運動のデモのせいなのか、閉鎖されていて登ることは出来ませんでした。パリ・ミュージアムパス持ってたのに・・・

    凱旋門へはレンタカーで行きました。オフィス街が近いのですぐに駐車スペースが見つかりました。土曜日なので路駐は無料でした。ただ黄色いベスト運動のデモのせいなのか、閉鎖されていて登ることは出来ませんでした。パリ・ミュージアムパス持ってたのに・・・

  • シャンゼリゼ通り。ものすごい警官、軍人の数。黒いモビルスーツのような服を着てマシンガンを持っています。場所によっては通行人の荷物検査していました。

    シャンゼリゼ通り。ものすごい警官、軍人の数。黒いモビルスーツのような服を着てマシンガンを持っています。場所によっては通行人の荷物検査していました。

  • シャンゼリゼ通りの多くの店でガラスが割られていました。2週間ほど前に黄色いベスト運動のデモで暴徒化した人々によってやられたようです。

    シャンゼリゼ通りの多くの店でガラスが割られていました。2週間ほど前に黄色いベスト運動のデモで暴徒化した人々によってやられたようです。

  • エッフェル塔。朝1番(9:30)で行きました。

    エッフェル塔。朝1番(9:30)で行きました。

  • 最上階展望台からの眺めです。

    最上階展望台からの眺めです。

  • セーヌ川。

    セーヌ川。

  • ここからはオルセー美術館。<br />モネの「日傘の女」

    ここからはオルセー美術館。
    モネの「日傘の女」

  • ゴッホ「オーヴェールの教会」。私の好きな絵の1つです。

    ゴッホ「オーヴェールの教会」。私の好きな絵の1つです。

  • マネ「笛を吹く少年」

    マネ「笛を吹く少年」

  • ミレー「晩鐘」

    ミレー「晩鐘」

  • ノートルダム寺院。この1週間後に燃え落ちてしまうとは信じられません。

    ノートルダム寺院。この1週間後に燃え落ちてしまうとは信じられません。

  • ルーブル美術館

    ルーブル美術館

  • 世界一有名な絵画「モナ・リザ」。この絵だけは近くで見ることは出来ません。

    世界一有名な絵画「モナ・リザ」。この絵だけは近くで見ることは出来ません。

  • レオナルド・ダ・ビンチ「洗礼者ヨハネ」<br />数年前にNYで発見されたダ・ビンチのキリストの絵「サルバトール・ムンディ」が真作と鑑定される理由の1つとなった絵です。<br />そのムンディを500億円で落札したのはサウジの王子で、現在はルーブル・アブダビに飾られるています。しかしイスラム教徒は偶像崇拝禁止されているからとキリスト教の絵画や彫像を何百年にもわたって破壊し尽くしてきたわけです。そういう人達が大金でキリストの絵を落札して美術館に飾るって、それは偶像崇拝にはあたらないのでしょうか?イスラム教もずいぶんとご都合主義ですね。

    レオナルド・ダ・ビンチ「洗礼者ヨハネ」
    数年前にNYで発見されたダ・ビンチのキリストの絵「サルバトール・ムンディ」が真作と鑑定される理由の1つとなった絵です。
    そのムンディを500億円で落札したのはサウジの王子で、現在はルーブル・アブダビに飾られるています。しかしイスラム教徒は偶像崇拝禁止されているからとキリスト教の絵画や彫像を何百年にもわたって破壊し尽くしてきたわけです。そういう人達が大金でキリストの絵を落札して美術館に飾るって、それは偶像崇拝にはあたらないのでしょうか?イスラム教もずいぶんとご都合主義ですね。

  • ミロのビーナス

    ミロのビーナス

  • フェルメール「天文学者」<br />人もおらずじっくりと見ることが出来ました。もう一枚のフェルメール「レースを編む女」がなくて残念。ルーブル・アブダビに行ってしまったそうです。いくら石油権益が欲しいからって、美術品を出してまで中東にすり寄る必要あるんでしょうか?

    フェルメール「天文学者」
    人もおらずじっくりと見ることが出来ました。もう一枚のフェルメール「レースを編む女」がなくて残念。ルーブル・アブダビに行ってしまったそうです。いくら石油権益が欲しいからって、美術品を出してまで中東にすり寄る必要あるんでしょうか?

  • ファン・アイク「宰相ロランの聖母」<br />驚くほど精緻な絵です。ルーブルを知る人の間では「モナ・リザ」以上の名画と呼ばれるのも納得です。

    ファン・アイク「宰相ロランの聖母」
    驚くほど精緻な絵です。ルーブルを知る人の間では「モナ・リザ」以上の名画と呼ばれるのも納得です。

  • 「宰相ロランの聖母」の聖母の顔。とても好きな顔です。ホッとする顔をしています。

    「宰相ロランの聖母」の聖母の顔。とても好きな顔です。ホッとする顔をしています。

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