アヴィニヨン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 マルセイユを通過すると、サン・レミ・ド・プロヴァンスという小さな街を目指します。目的は2つのスイーツをゲットすること。<br /> 1軒目は「Confiserie Lilamand」(コンフィズリー・リラマン)。ここの名物はFruits Confits(フリュイ・コンフィ)というフルーツを砂糖漬けにした伝統菓子です。自然はフルーツの甘みが生きており、日本にもファンが多い逸品です。<br /> 2軒目は「Juel Durand(ジョエル・デュラン)」というショコラティエ。以前は銀座に出店していたこともあるそうで、チョコの説明書きには日本語版もあります。代表作はラベンダーのボンボンショコラ。味見させてもらったのですが、食べているとラベンダーの香りが口いっぱいに広がり、その余韻がいつまでも消えません。衝撃的な味。これはお土産にいいとたくさんゲットしました。<br /> その後、14世紀に70年間教皇庁が置かれたことで有名なアヴィニヨンへ。宿はAirBnBでアヴィニヨンの城壁内にある部屋を取ったのですが、1つ失敗しました。城壁内は一般車両は入ることは出来ず、アヴィニヨン橋近くの観光客向けの地下駐車場に停めざるを得ませんでした。しかしそこから宿までは距離にして200メートル、階段も30-40段あって、スーツケースを持って家族でえっちらおっちら移動することになりました。車で行くのなら城壁外に泊まった方が良さそうです。<br /> 観光は翌日に回して夕食は予約していた「Fou de Fafa(フゥ・ド・ファファ)」(Tripadvisorではアヴィニヨン第2位)へ。ここはオンラインで予約できたので楽でした。フレンドリーなマダムが切盛りするリーズナブルなフレンチレストランです。4日目にしてようやくまともなフランス料理を食べ、味にも満足しました。私は牛肉のタルタルが美味しかったです。<br /> 翌朝はまた評判のパン屋さんへ朝食の買い出しに。今回は「La Fabrique Des Saveurs(ラ・ファブリック・デ・サヴール)」。アヴィニヨンでは人気のパン屋です。定番のクロワッサンとバゲット、どちらも美味しかったです。<br /> 朝食後、教皇庁跡の北側の高台にある公園へ。ここからは「アヴィニョンの橋の上で」という唄で有名なサン・ベネゼ橋全体とローヌ川が見渡せてとても良い眺め。入場料を払ってアヴィニヨン橋にも行ったところ、朝イチで我々以外には誰も来ませんでした。アヴィニヨン橋は洪水のため半分から先が流されたままになっていました。日本語のオーディオガイドが含まれています。<br /> その後、教皇庁跡を訪問。巨大な建物は残って当時の面影を偲ばせますが、中はがらんどうです。こちらはタブレットを使った日本語オーディオガイドがついています。<br /> 観光はだいたい終えたので最後に街を散策。アヴィニヨン城壁内はレストランやショップが多数あり、買い物するにも便利です。そこで「Aline Géhant(アリーヌ・ジェアン)」という女性ショコラティエの店へ。有名なバラとスミレの花びらがのったチョコ「パレ・フルール」を買いたかったのですが、現在は作っていないということでした。<br /> 他にもいろんなお店をのぞいて、クッキーやマルセイユ石けんなどを買いました。<br /> それから、なぜかアヴィニヨンの城塞内ではスマホのGoogle Mapなどが恐ろしく不正確になります。どっちを向いているのか、どっちへ歩いているのかフラフラと地図が動いてわからないことだらけでした。

2019年 フランス~スペイン レンタカーで巡る旅(7) サン・レミ・ド・プロヴァンス、アヴィニヨン

9いいね!

2019/03/28 - 2019/03/29

188位(同エリア464件中)

Brad Nomura

Brad Nomuraさん

 マルセイユを通過すると、サン・レミ・ド・プロヴァンスという小さな街を目指します。目的は2つのスイーツをゲットすること。
 1軒目は「Confiserie Lilamand」(コンフィズリー・リラマン)。ここの名物はFruits Confits(フリュイ・コンフィ)というフルーツを砂糖漬けにした伝統菓子です。自然はフルーツの甘みが生きており、日本にもファンが多い逸品です。
 2軒目は「Juel Durand(ジョエル・デュラン)」というショコラティエ。以前は銀座に出店していたこともあるそうで、チョコの説明書きには日本語版もあります。代表作はラベンダーのボンボンショコラ。味見させてもらったのですが、食べているとラベンダーの香りが口いっぱいに広がり、その余韻がいつまでも消えません。衝撃的な味。これはお土産にいいとたくさんゲットしました。
 その後、14世紀に70年間教皇庁が置かれたことで有名なアヴィニヨンへ。宿はAirBnBでアヴィニヨンの城壁内にある部屋を取ったのですが、1つ失敗しました。城壁内は一般車両は入ることは出来ず、アヴィニヨン橋近くの観光客向けの地下駐車場に停めざるを得ませんでした。しかしそこから宿までは距離にして200メートル、階段も30-40段あって、スーツケースを持って家族でえっちらおっちら移動することになりました。車で行くのなら城壁外に泊まった方が良さそうです。
 観光は翌日に回して夕食は予約していた「Fou de Fafa(フゥ・ド・ファファ)」(Tripadvisorではアヴィニヨン第2位)へ。ここはオンラインで予約できたので楽でした。フレンドリーなマダムが切盛りするリーズナブルなフレンチレストランです。4日目にしてようやくまともなフランス料理を食べ、味にも満足しました。私は牛肉のタルタルが美味しかったです。
 翌朝はまた評判のパン屋さんへ朝食の買い出しに。今回は「La Fabrique Des Saveurs(ラ・ファブリック・デ・サヴール)」。アヴィニヨンでは人気のパン屋です。定番のクロワッサンとバゲット、どちらも美味しかったです。
 朝食後、教皇庁跡の北側の高台にある公園へ。ここからは「アヴィニョンの橋の上で」という唄で有名なサン・ベネゼ橋全体とローヌ川が見渡せてとても良い眺め。入場料を払ってアヴィニヨン橋にも行ったところ、朝イチで我々以外には誰も来ませんでした。アヴィニヨン橋は洪水のため半分から先が流されたままになっていました。日本語のオーディオガイドが含まれています。
 その後、教皇庁跡を訪問。巨大な建物は残って当時の面影を偲ばせますが、中はがらんどうです。こちらはタブレットを使った日本語オーディオガイドがついています。
 観光はだいたい終えたので最後に街を散策。アヴィニヨン城壁内はレストランやショップが多数あり、買い物するにも便利です。そこで「Aline Géhant(アリーヌ・ジェアン)」という女性ショコラティエの店へ。有名なバラとスミレの花びらがのったチョコ「パレ・フルール」を買いたかったのですが、現在は作っていないということでした。
 他にもいろんなお店をのぞいて、クッキーやマルセイユ石けんなどを買いました。
 それから、なぜかアヴィニヨンの城塞内ではスマホのGoogle Mapなどが恐ろしく不正確になります。どっちを向いているのか、どっちへ歩いているのかフラフラと地図が動いてわからないことだらけでした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.0
グルメ
5.0
ショッピング
4.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー
旅行の手配内容
個別手配
  • ここ「Confiserie Lilamand」(コンフィズリー・リラマン)のフリュイ・コンフィを買うためだけにサン・レミ・ド・プロヴァンスへ来る日本人も多いそう。

    ここ「Confiserie Lilamand」(コンフィズリー・リラマン)のフリュイ・コンフィを買うためだけにサン・レミ・ド・プロヴァンスへ来る日本人も多いそう。

  • フリュイ・コンフィは旬のフルーツを砂糖漬けにした伝統菓子です。採れたての果物を茹でた後シロップで煮詰める作業を7回も繰り返し、さらに2ヶ月以上寝かせ最後に表面を砂糖で覆い味を閉じ込めるという手間暇のかかる製法を150年以上前から続けているそうです<br />常温で1年以上日持ちするので、お土産にもグッド。左手前はイチゴですが、やや形が崩れてしまった格落ち品で安く買えます。後方の四角いプラスチックケースに入った物は贈答向きの高級品。でも味はどちらも同じです。

    フリュイ・コンフィは旬のフルーツを砂糖漬けにした伝統菓子です。採れたての果物を茹でた後シロップで煮詰める作業を7回も繰り返し、さらに2ヶ月以上寝かせ最後に表面を砂糖で覆い味を閉じ込めるという手間暇のかかる製法を150年以上前から続けているそうです
    常温で1年以上日持ちするので、お土産にもグッド。左手前はイチゴですが、やや形が崩れてしまった格落ち品で安く買えます。後方の四角いプラスチックケースに入った物は贈答向きの高級品。でも味はどちらも同じです。

  • 「Juel Durand(ジョエル・デュラン)」は銀座に出店していたことも。<br />ランチタイムは2時間ほど休みになりますので、行く場合は注意してください。

    「Juel Durand(ジョエル・デュラン)」は銀座に出店していたことも。
    ランチタイムは2時間ほど休みになりますので、行く場合は注意してください。

  • 代表作のラベンダーのボンボンショコラは衝撃的な味。アルファベットでLの字が入っています。他にも多くの味がありますが、それぞれアルファベットでわかるようになっています。

    代表作のラベンダーのボンボンショコラは衝撃的な味。アルファベットでLの字が入っています。他にも多くの味がありますが、それぞれアルファベットでわかるようになっています。

  • 夕陽を浴びる教皇庁跡。

    夕陽を浴びる教皇庁跡。

  • アヴィニヨンでもトップランクのフレンチレストラン「Fou de Fafa(フゥ・ド・ファファ)」。赤を基調にしたインテリアがホッとさせてくれます。価格もリーズナブル。Facebookのメッセージで予約できました。

    アヴィニヨンでもトップランクのフレンチレストラン「Fou de Fafa(フゥ・ド・ファファ)」。赤を基調にしたインテリアがホッとさせてくれます。価格もリーズナブル。Facebookのメッセージで予約できました。

  • シャンパンが美味しい。

    シャンパンが美味しい。

  • 私が一番美味しいと思ったタルタルステーキ。ウイキョウの香りを効かせています。

    私が一番美味しいと思ったタルタルステーキ。ウイキョウの香りを効かせています。

  • 田舎風フレンチと呼ぶ人もいるようですが、十分洗練されていると思いますけどね。「パリのトップレストランに比べると」という意味では田舎風なんでしょうか。

    田舎風フレンチと呼ぶ人もいるようですが、十分洗練されていると思いますけどね。「パリのトップレストランに比べると」という意味では田舎風なんでしょうか。

  • グリーンアスパラガスの前菜

    グリーンアスパラガスの前菜

  • お肉。

    お肉。

  • 子羊のロースト

    子羊のロースト

  • お魚です。

    お魚です。

  • シャーベット

    シャーベット

  • 濃厚なクリーム・ブリュレ

    濃厚なクリーム・ブリュレ

  • アヴィニヨンでも評判のパン屋「La Fabrique Des Saveurs(ラ・ファブリック・デ・サヴール)」

    アヴィニヨンでも評判のパン屋「La Fabrique Des Saveurs(ラ・ファブリック・デ・サヴール)」

  • ちょっと雑多な雰囲気ですが、パンは美味しい。

    ちょっと雑多な雰囲気ですが、パンは美味しい。

  • 地元のスーパーで買ったイチゴとともに朝食です。

    地元のスーパーで買ったイチゴとともに朝食です。

  • 教皇庁近くの公園から見るローヌ川。今は多くのダムもできて流れはコントロールされていますが、昔は一旦あふれ始めると手の着けようがない暴れ川だったそうです。

    教皇庁近くの公園から見るローヌ川。今は多くのダムもできて流れはコントロールされていますが、昔は一旦あふれ始めると手の着けようがない暴れ川だったそうです。

  • ♪アヴィニョンの橋で踊るよ、踊るよ♪で有名なサン・ベネゼ橋。洪水で流されて、壊れたままになってるところがフランスらしいです。日本だったら数ヶ月で治してしまうでしょう。

    ♪アヴィニョンの橋で踊るよ、踊るよ♪で有名なサン・ベネゼ橋。洪水で流されて、壊れたままになってるところがフランスらしいです。日本だったら数ヶ月で治してしまうでしょう。

  • 橋の先端まで行けます。

    橋の先端まで行けます。

  • 教皇庁跡の中庭です。「兵(つわもの)どもが夢の跡」と言った趣です。

    教皇庁跡の中庭です。「兵(つわもの)どもが夢の跡」と言った趣です。

  • アヴィニヨンには1309年から70年間教皇庁が置かれました。高校生の時に「坊さん飛んでく(1309)アヴィニョン」と年号を覚えたものです。

    アヴィニヨンには1309年から70年間教皇庁が置かれました。高校生の時に「坊さん飛んでく(1309)アヴィニョン」と年号を覚えたものです。

  • 女性ショコラティエがオーナーの「Aline Géhant」(アリーヌ・ジェアン)。

    女性ショコラティエがオーナーの「Aline Géhant」(アリーヌ・ジェアン)。

  • お目当てのバラとスミレの花びらがのったチョコはもう作ってないと言われ残念でしたが、他のチョコも美味しかったです。

    お目当てのバラとスミレの花びらがのったチョコはもう作ってないと言われ残念でしたが、他のチョコも美味しかったです。

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