2019年 フランス～スペイン レンタカーで巡る旅（22） パリ（グルメ編）

2019/04/06 - 2019/04/09

グルメはパリの大きな楽しみ。冒頭の写真はベルティヨンのベリーのパフェ。

今回は3泊のうち2泊はディナーを予約して行きました。いずれも日本人シェフのフランス料理です。それ以外にもスイーツやコーヒー、パンなどあちこち買い食いしました。

[Pierre Herme （ピエール・エルメ）]
日本にも進出済みのパリの高級バティスリー。イスパハンのクロワッサンを求めて・・・

[Jean-Charles Rochoux （ジャン・シャルル・ロシュー）]
生チョコで有名なショコラティエ。2日しか賞味期限のないフルーツ入りタブレットを求めて・・・

〔Virtus（ヴィルチュス）〕
　リヨン駅近くにある日本人女性シェフが切盛りするフレンチ。予約した後にミシュランの一つ星を獲得したとのことで、なんか得した気分です。シックでオシャレな店内は思ったよりも大きな店で、客のほとんどはフランス人でした。繊細なフレンチはどれも美味しかったです。

〔Berthillon（ベルティヨン）〕
　サン・ルイ島にある有名なジェラート屋さん。フルーツパフェを求めて・・・

〔Les Enfants Rouges（レ・ザンファン・ルージュ）〕
　日本人経営のビストロです。ネットでディナーを予約できましたが満員でした。赤を基調とした店内はワイワイとしたビストロらしい雰囲気ですが、日本人客もいました。日本のエッセンスも感じられ、クリエーティブで楽しいレストランでした。

〔Du Pain et Des Idees（デュ・パン・エ・デジデ）〕
　パリでも有名なパン屋さんです。

〔ルーブル美術館内のカフェ「カフェ・リシュリュー」]
有名なAngelinaのモンブランが食べられます。

〔ボン・マルシェの惣菜コーナー〕
　最終日のディナーは特に決めていませんでしたが、かなり疲れていたので立ち寄ったデパートのボン・マルシェの惣菜コーナーでいくつか買って部屋ディナーにしました。しかしさすが高級百貨店。どれも美味しかったです。値段はちょっと高目ですが。

　あとからスーパーのモノプリでも惣菜を買って食べてみたのですが、やはりボン・マルシェが数段上でした（モノプリは値段は半分以下ですが）。長女はボン・マルシェのラザニアが生涯で一番美味しいラザニアだったそうです。飲み物はまたまたシードルにしました。モノプリで3ユーロくらいでした。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ピエール・エルメ
　日本にも進出済みのパリの高級バティスリーです。パリ市内に多くの店舗があるのですが、本店とサンジェルマン・デ・プレの2店舗でしか売っていないイスパハン（バラとフランボワーズ）のクロワッサンを求めて土曜日の朝10時頃サン・ジェルマン店に行きました。午後には売り切れることもあるらしいので早めに行きましたが、すでに狭い店内は人でぎっしり。
　無事お目当てのイスパハンのクロワッサンと、代名詞のイスパハンのマカロンもゲットできました。

これがイスパハンのクロワッサン。大きいです。お店のすぐ近くにあるサンジェルマン・デ・プレの教会前の広場で早速食べました。砂糖がまぶしてあり甘いクロワッサンですが、香りといい味といい忘れられません。もう最高に美味です。また食べたいです。

イスパハンのマカロンもゲットしました。こちらは宿に帰ってから食べましたが感動的に美味しかったです。

ジャン・シャルル・ロシュー
有名なショコラティエですが、土曜日の朝しか売らないという幻のフルーツタブレットを求めて行きました。今の時期はイチゴがまるごと入っています。わずか2日しか日持ちしないというのでお土産に持って帰るのはまず不可能。
凱旋門の近くで食べましたがフレッシュなイチゴとコーティングされたチョコレートのコンビネーションは天才的です。

Virtus（ヴィルチュス）
日本人女性シェフのフレンチレストラン。前月にミシュランから一つ星を献上されたそうです。そう言えばBloisでは予約時点では一つ星だったのに、ミシュランから星を取り消されたレストランに行きましたね。一勝一敗というところでしょうか。

パイナップルのシャーベットが乗った生牡蠣。独創的ですね。

前菜

ブリオッシュのようなちょっと変わったパンが出ます。

前菜

アスパラガス

ホタテ貝

お魚

カモ肉

ここのレストランはデザートのレベルが高い。とてもきれいで斬新な盛り付けです。

シャーベット

チョコレート系

最後のシメの小菓子。大満足でした。

Terres de Cafe（テレス・デ・カフェ）
　パリでも有数の美味しいコーヒーを出すと評判の店。パリのコーヒーのコンテストで何度も優勝しているそうです。エッフェル塔の近くだったので、ブランチを食べに立ち寄りました。バリスタが1人で全部をやっているので時間はかかりますが、質へのこだわりを感じました。コーヒー豆をお土産に買いました。

テレス・デ・カフェのカフェ・ラ・テです。
ラテアートが素敵です。

Berthillon（ベルティヨン）
　サン・ルイ島にある有名なジェラート屋さんです。持ち帰りコーナーは行列が出来ていましたが、中の喫茶店へはすぐに入れました。店内でしか食べられないフルーツパフェを子供に食べさせてあげたくて来店です。

ベリーのパフェと野イチゴのパフェを注文。その大きさに子供達はニンマリ、隣のテーブルのお客さんも「スゴいねー」と言う表情で目を丸くして笑っていました。ふわふわの生クリームとジェラート、フルーツが三位一体。また来たいです。
これは野イチゴのパフェ。感動的なサイズと味。

Les Enfants Rouges（「赤い幼児」の意味）
日本人シェフのお店です。大繁盛していました。日本的なひねりが効いており、とても満足です。子供にはコースは量が多いだろうと、子供用のメニューも用意してくれました。アンコウのパスタでした。

前菜

ハムとチーズの盛り合わせ。

ガスパチョのような冷たいスープです。

お魚

お肉

お肉

わざわざ25ユーロ追加してオーダーしたオマール海老。しかしちょっと食材が新鮮ではなく、時間が経った甲殻類の匂いが残っていました。残念。
確かに高額食材なので、売れ残ったとしてもオマール海老は簡単には捨てられないですけどねえ。

デザート

シャーベット

ケーキ

Du Pain et Des Idees（デュ・パン・エ・デジデ）
　パリでも有名なパン屋さんです。幸い宿から歩いて行ける距離にあったので朝7時頃行ってきました。朝7時ですが活気がありました。名物は「パン・デ・ザミ」という四角に切って出されるフワフワで粘り気もあるベーシックなパンです。レストランなどでよく出てきますね。あとクロワッサンもいくつか買いましたがとても美味しい。賞味期限が短かろうが、潰れてしまおうが、いくつかお土産に買えば良かったです。

デュ・パン・エ・デジデには美味しそうなパンが並びます。看板メニューの「パン・デ・ザミ」とクロワッサン、アップルタルトなどをゲット。食べきれなかったのでアメリカに持って帰りましたが、貴重なフランスのパンとなりました。冷凍も出来るし、もっと買って帰れば良かったです。

ルーブル美術館内のカフェ「カフェ・リシュリュー」
Angelinaのケーキを提供しています。名物はモンブラン。なめらかでフランスならではのモンブランですが、ちょっと甘すぎたかな。

最後に家メシで食べたボン・マルシェのお惣菜です。ちょっと高いですが味は一流。

最後のお酒はモン・サン・ミッシェルのシードルで。