日比谷公園散策と京橋で天ぷら！

2019/03/29 - 2019/03/29

３ヶ月に一回通院している虎の門病院に朝から出かけ、もう一軒京橋の内科をはしご。この日は、家内と一緒にフォートラベルで知り合ったＳ－さんと久しぶりに会う約束。
だが、時間は１７：３０京橋。たっぷり時間あるぞ・・・。

先ず、久しぶりに映画を１本観よう。
それから、日比谷公園でもうろうろしますか。
満開宣言の出た東京ですが、恐ろしく寒いですが・・・。

エリア 銀座・有楽町・日比谷(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「東京ミッドタウン日比谷」にやって来ました。

2018年3月29日に開業した複合施設で、旧三井銀行本店と三信ビルディングの跡地を再開発し建設されました。
三信ビルには、ランチでよく利用した天ぷら屋さんやそば屋などがあったのですが、こんなのになっちゃった。

「アメリカンファーマシー」の入っていた日活国際会館も、今では「ペニンシュラ・ホテル東京」になってしまいました。
日比谷、有楽町近辺もどんどん変わって行きます。

東京ミッドタウン日比谷 名所・史跡

１２：２０から観た１本は「グリーンブック」。

黒人ピアニストと彼に雇われた白人の用心棒兼運転手が、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を手に人種差別が残るアメリカ南部を巡る人間ドラマ。
黒人に対する差別だけの映画化と思えば、運転手を引き受けた白人もまたイタリア系アメリカ人で粗野で野蛮。しかもボスは黒人。
絶妙なストーリー展開で楽しめました。
アカデミー賞では、「作品賞」「助演男優賞」「脚本賞」の３部門受賞だけあります。

ビルの正面には、綺麗なフラワーアートがありました。

「東京ミッドタウン日比谷」開業から一周年を迎え、春を祝うイベント「TOKYO MIDTOWN HIBIYA 1st Anniversary」の華やかなフラワーアート。

有楽門から「日比谷公園」に入ります。

江戸時代は、江戸城日比谷御門のすぐ外に位置し、多くの大藩の上屋敷が置かれていました。明治になると大名屋敷が廃されて更地となり、日比谷ヶ原と呼ばれます。後に、陸軍操練所が設置され、1885年（明治18年）日比谷練兵場と改称されました。公園として整備され開園したのは1903年（明治33年）の事です。

日比谷公園 公園・植物園

日比谷見附。

日比谷公園に残る貴重な江戸時代の遺構です。
大名の上屋敷から江戸城に登城するためには、現在の日比谷交差点にかかる位置にあった日比谷御門の一部で見張り役人が警備する日比谷見附を通り抜けなければなりませんでした。
日比谷見附は野面積み（のづらづみ）の石垣であり、江戸時代初期の築造です。

日比谷公園 公園・植物園

石垣の周囲は、江戸城の日比谷濠になっていましたが、その一部を明治36年に「心字池」として残しました。

日比谷公園 公園・植物園

「心字池」というのは、禅宗の影響を受けた寺院などに多く見られる池で、上から見ると漢字の「心」という字を崩した様な形になっています。

「伊達政宗終焉の地」。

伊達政宗が、1601年に徳川家康から江戸城に近い外桜田に江戸屋敷を与えられ、1661年まで伊達家の上屋敷として使用されていたことや、政宗公が家康、秀忠、家光の三代の将軍をこの屋敷でもてなしたことなどが記されていました。

日比谷公園 公園・植物園

片側にだけ枝がある松。

これは「松石」。

日比谷公園 公園・植物園

今から3～5千万年前の植物が、水底に運ばれ埋没された後、珪酸質の液がしみこんだものを珪化木といいます。北九州の炭田では、炭素中に珪化木が含まれ、これを松石または松炭と呼んでいます。
これは、昭和初期、福岡市外亀山炭坑の地下300mのところから長い木のまま発見されたものの一部です。

さっき映画を観ていた「東京ミッドタウン日比谷」の裏側の姿。

第一花壇。

日比谷公園 公園・植物園

「心字池」に戻って来ました。
日比谷見附の石垣は続いています。

草地広場にあった桜。

かなりのボリューム感。

寒空の元、お花見をしている人たちが数組。
おー寒い。

コブシもありました。

噴水広場・第二花壇のエリアに来ましたが、イベントやってました。

日比谷公園 公園・植物園

麺や武蔵か～。

開催は木～日までのようです。
平日で、この寒さ。
お客さんはガラガラでした。

地元めしフェス「クオーゼイ」。

北海道から沖縄まで、海鮮、肉、麺、野菜、鍋、アルコール・・・。
ランチしっかり食べてきてたので、手は出ず・・・。

日比谷花壇もありました。
こんなに綺麗な建物だったっけ？

日比谷花壇 (日比谷公園店) 専門店

「日比谷公会堂」。

1929年（昭和4年）に開館した公会堂で、多目的ホールとしても使用されていましたが、現在は施設の老朽化及び耐震化を理由とした大規模改修工事を実施するため長期休館中です。

日比谷公会堂 名所・史跡

第二花壇にはネモフィラが植えられていました。
量は少ないけど、日立に行かなくても見る事が出来ました。しかも、この時期に。

帝国ホテルも見えました。

帝国ホテル 東京 宿・ホテル

そしてこの建物は・・・。

「松本楼」。

1903年（明治36年）創業の和風仏蘭西料理の老舗。
昔は、会社の同窓会などがあったり、ランチにふらっと出かけたりしてましたが、もう２０年ほど行ってないかなぁ・・・。

日比谷松本楼 グルメ・レストラン

松本楼の横にある巨大なイチョウ。

日比谷公園 公園・植物園

「首賭けイチョウ」。

日比谷公園の設計者である本多静六博士が、明治34年に現在の日比谷交差点にあったイチョウの大木を自分の首を賭けても移植を成功させてみせるとし、見事、日比谷公園内に活着させます。
首賭けイチョウは、その後焼き討ち事件などで火を浴び、その都度保存策を講じてきましたが、この通り立派に残っています。

雲形池に来ました。

都市公園等の噴水としてはわが国で三番目に古いとされる鶴の噴水のある池です。春はサクラ、秋から冬にかけてのイチョウ、モミジの紅葉黄葉は見事だといいます。

日比谷公園 雲形池 名所・史跡

健康広場近くに枝垂れ桜がありました。

ソメイヨシノも綺麗ですね。

日比谷公園の外に出ました。
祝田橋交差点です。

皇居外苑 公園・植物園

日比谷公園沿いに北に進むとあるのが・・・。

法曹会館 マロニエ グルメ・レストラン

法曹会館。
（一財）法曹会の会員の交流の場。
会員以外でも利用できるらしい。婚礼も出来るようです。

中央合同庁舎第６号館赤れんが棟。
素晴らしい建物が霞ヶ関にもありました。

桜がちらりほらりと見えて、綺麗ですね。

法務省旧本館 名所・史跡

明治政府が招聘したドイツ人建築家ヘルマン・エンデとヴィルヘルム・ベックマンの基本設計をもとに、河合浩蔵が実施設計・工事監理を担当して、1895年（明治28年）に旧司法省庁舎として完成しました。
関東大震災では、れんが壁が鉄材で補強されていたため、ほとんど被害を受けませんでしたが、1945年（昭和20年）の東京大空襲により、れんが壁を残して焼失。そのため屋根を天然スレートから瓦にするなどの改修工事が行われ、外観を大きく変えながらも1950年（昭和25年）からは、法務省本館として利用されてきました。
都市の景観上、貴重で歴史的価値が高いため、この建物の外壁は1994年（平成６
年）に重要文化財の指定を受けました。

皇居の桜田門。

皇居外苑 公園・植物園

桜田門の正面（豊後杵築藩松平家屋敷跡）には警視庁の庁舎があります。
この事から警視庁は、隠語で「桜田門」と呼ばれることもありますよね。

桜門。

日比谷公園に戻り、銀座に向かっています。
大小２基の門柱が赤っぽく塗られています。
何という文字が書かれていたのか・・・。

「奥野ビル」。

銀座まで来ました。
有楽町線銀座一丁目駅の近くにある、インパクト強烈な奥野ビル。
昭和レトロなビルが異彩を放っています。
奥野ビルは、1932年(昭和7年)に建てられた本館と1934年(昭和9年)に建てられた新館が左右対称に並ぶ、地上七階、地下一階のアパートメント。
1Fには店舗が入っています。

奥野ビル 名所・史跡

京橋駅で家内とＳ－さんと無事会えて、今日のディナーは天ぷらです。

天ささ グルメ・レストラン

「天ささ」。

揚げ前天ぷらの美味しいお店です。
６月末まで務めた会社にいた頃は、ランチに２週間に１度くらいは来ていたお店です。
夜も時々来てました。

Ｓ－さんは初めて。
家内も、昼は来たことがありましたが、夜は初めてです。

マスター。

もう１０年以上この店に来ていますが、お元気です。
お茶を飲んでるようには見えるけど、これは「馬力」です（笑）。

お造り。

天ぷらを幾つか紹介します。

谷中ショウガに続いて、これはワカサギ。

似てますが、稚アユ。
鮎らしい香りがします。

アスパラ。

エビ。

エビの頭。
カリッとして、美味し。

ピーマンに続きキス。

新タケノコ。

昔気質のご主人。
気っぷが良いです。

富山産の白エビ。
富山で食べるより美味かった。

家内のみ、牡蠣。
肉厚で美味かったそうです。

牡蠣のだめなＳ－さんと私は、ウド。

フキノトウに続いて、アナゴ。
身がプリップリ。

カボチャ。

この後、サツマイモがあって鰹節ご飯。
削ったばかりの鰹節、あっさりしていて美味しい。

アイスクリーム。

ご馳走様でした。

この後、ドトールでしばし歓談の後お別れです。
Ｓ－さん、今後ともよろしくお願いします。

この旅行記へのコメント （2）

• すーさん 2019/04/02 18:53:00

  最後の一文に涙ーっ！

  entetsuさん､
  こちらこそいつもありがとうございます！（涙）
  どんどん私の化けの皮が剥がれていってますが､呆れず､嫌わず､これからもどうぞ宜しくお願い致します♪
  落ち着いたらまたごはん行きましょ～！
  
  犬舌のすーより(๑´ڡ`๑)
  

  entetsuさん からの返信 2019/04/02 19:36:50

  RE: 最後の一文に涙ーっ！

  Ｓ−さんじゃ無かった？？