鉄子の部屋　想い出のライダーハウスと展望風呂。

2014/04/01 - 2014/04/30

九州は鹿児島県の阿久根。
こちらに往年のブルートレインを使ったライダーハウスがありました。

経営していたのは地元のNPO法人。
業績悪化のため、今は惜しくもこのライダーハウスは閉鎖に。

でも記憶には今もしっかり残っていて。
今回はその思い出話・・・です(*´ω｀*)

▽使用機材：Panasonic LUMIX DMC-FP1

エリア 阿久根・薩摩川内・いちき串木野(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.5

鹿児島をツーリング中に阿久根駅に立寄りました。

元々はJRの鹿児島本線の駅で、九州新幹線が開通すると八代～川内間は経営分離されて、第3セクターの肥薩おれんじ鉄道の路線となりました。

肥薩おれんじ鉄道の開業に合わせて駅舎も改修していました。
私が訪問した翌月にはオープンしてたそう。ちぇっ(´･_･`)

この駅には昔のブルートレインを使ったライダーハウスがあって。
そこに泊まるためにやってきたのです(*´ω｀*)

受付はロータリー入口にある北さつま情報ステーション。
観光案内所も兼ねてて、観光ガイドやグルメマップなんかも置いてあって、ココでしか手に入らない情報もありました。

チェックインを済ませて、ちょっと一休み。
こちらの情報ステーションはカフェも併設されてまして。

南国らしくマンゴージュース、いただきました。
確か150円か200円ぐらい？あま～い♪(o＾～＾o)

こちらは本日、宿泊予定の『あくねツーリングSTAYtion』です。
オハネフ25 2209＋オハネフ25 206の車両を使っています。

北海道ではおなじみのライダーハウス。九州でもあるんですね。
しかもブルトレと来れば、鉄ちゃんにはヨダレモノ(￣￢￣*)

バイクや自転車、徒歩旅行者なら1泊1500円。クルマの人は2000円。ライダー・バックパッカー応援のお宿です。

基本的にライダーハウスなので、寝袋は必須。寝袋のない人のためにシーツや毛布も貸してもらえますが、有料です。

駐輪料金はかかりませんが、屋根付のガレージに入れてもらうこともできて、その場合は有料。確か200円ぐらい。高価なマシンの人にはありがたいサービス。

ちなみにちなみに。『寝台特急なは』は、新大阪と西鹿児島（今の鹿児島中央）を結んでいて、当時の勇姿はこんなカンジでした。真ん中ら辺にココと同じデュエット車両が見えますね(*´ω｀*)

『寝台特急なは』は2008年3月14日で勇退しました。こちらのライダーハウスはその年の夏頃に出来たと思われます。


※参考画像　提供元：裏辺研究所さま

車両の中。通路は狭くて、離合は困難。酷道です（笑）

お手洗いも付いています。でも往年のレトロさにあまり馴染めず、新築の駅のトイレのほうを使わせていただきました( *´艸｀)

ココが今日のお部屋。昔のB寝台の2人用の個室。

寝台特急が走ってる当時は2人分の料金が必要でした。ライダーハウスとなってからは、一人分の宿泊費だけで利用できました。

ライダーハウスとしては1500円はちょっぴり高め。でも、なんてったって個室です。寝床もフカフカ。コンセントもあるし、贅沢の極み♪

ライダーハウスのデフォ、掘っ立て小屋のカーペットで見ず知らずの人と雑魚寝・・・なんて思えば、ココはパラダイス。

雨露しのげるだけで、ありがたいのです(*´ω｀*)

ライダーハウスにお風呂はないので、外湯に参ります。
見晴らしのいい露天風呂があるとの情報をいただきました。

途中で漁港があったので、ちょっと見学を。
だーれもいないです。まぁ夕方ですしね(≧ｍ≦)

あそこの山の上に温泉があるのです。そこを目指します。

丘の上に建つ、国民宿舎の『グランビューあくね』。
日帰り入浴は確か450円ぐらいだったかな？

絶景露天風呂。海を見ながら、いい気持ち～♪

2016年の4月頃に休業となり、そのまま閉業になった模様。
いい湯どころだったのに、残念・・・（´･ω･｀）

晩ゴハンは駅からほど近い激シブの居酒屋さんへ。

こちらもお宿のおススメ。旅人に人気のお店だそうで。

お酒はドンと焼酎の1升瓶が置かれて、好きなだけ飲んでけと。
いやいや、1升はいくらなんでも（笑）

鶴見という銘柄は、阿久根市にある造り酒屋・大石酒造さんの代表的な商品。ふくよかな香りの芋焼酎です(*´ω｀*)

お通しはなめ茸。手作りなのです(〃▽〃)

港町とゆーことで、とにかくお魚が食べたくて。

きびなごとアジの盛り合わせを作ってくれました。

もろみ・・・かな？お醤油のようなお味噌のような。

これに漬けていただきました(o＾～＾o)

特にアジは阿久根の名物だそうで。いいお味でしたよ。

めざし。これも地物だそうです。
安ウマで、こーゆーのがいいのです(*´ω｀*)

こちらも阿久根で水揚げされたお魚のお刺身。
何のお刺身か忘れちゃったけど、すっごい美味しかった！

お店の人もお宿の人もすっごい親切だったんだけどー。
惜しむらくは、お宿も温泉も潰れちゃって、今はないこと。

ただこちらのお店はまだ元気に営業中なので、機会を見てまた突撃してみたいと思います(*´ω｀*)

この旅行記へのコメント （2）

• のほりんさん 2019/06/24 11:25:03

  九州にも列車のライダーハウスあったのですね

  私は北海道で利用しました。
  こんなに立派ではなく、畳敷きだったと思います。
  帯広ではその年の第1号だったらしく、
  駅員さんから、いろいろ記念品をいただきました。
  もう1カ所は、メンテがされておらず屋根から雨漏りして
  大変だった思い出があります。
  

  ほわほわわかな。さん からの返信 2019/06/27 19:06:48

  RE: 九州にも列車のライダーハウスあったのですね

  のほりんさま。
  
  ご訪問ありがとうございます♪
  
  北海道はライダーハウスが多くていいですね。
  バックパッカー的ツーリストには、北海道はうってつけだと思います。
  
  狭い、ボロいなどのイメージがあるライダーハウス。
  最近では小奇麗なとこも多く、快適便利なとこも結構みかけるようになりました。
  ありがたいことです(〃'▽'〃)
  
  わかな。