鉄子の部屋　TR列車の宿に泊まります。

2017/05/01 - 2017/05/31

徹子の部屋・・・鉄ネタ日記です。ゆるいけど（笑

今回は、以前から気になっていたトレインホテルのお泊り日記。
宮崎県の山奥にそれはありました (*´ω｀*)

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 高千穂・五ヶ瀬(宮崎)

• 旅行の満足度: 4.5

目指すは宮崎県の日之影町です。
高千穂があんまり有名すぎて、以外にスルーされがちな町。

でも、その穴場ちっくさが私はスキ (*´ω｀*)

この町には昔の列車を利用したお宿があるのです。

写真曲がってる・・・ええ、根性も曲がってますとも（笑

受付で鍵を受け取りながら、いろいろ説明を受け・・・って！
ゴミは持ち帰り！？イジメかっっ！(つω・`)

※ またしてもチャリで来てます。

これ宿泊者特典。併設の温泉が150円引き。
フツーに入ると500円なのが350円に。

うん、これはいいサービス♪（*'∀'人

えっと、話が前後しましたけどー。

ココには昔、高千穂鉄道という私鉄が走ってて。
その廃線跡を利用したトレインホテルなのです。

お宿の名前は『TR列車の宿』。

TRとはTakachiho Railway の頭文字をとったもの。
車両にもTRって入ってますね (〃'▽'〃)

高千穂鉄道は1989年にJRの旧高千穂線を譲り受けて開業。
2005年に強烈な台風の直撃を受けて、運転休止。

その後、結局は立ち直れなくって。
2008年には正式に廃止になっちゃった可愛そうな路線なのです。

ココのお宿はブルトレのような宿泊専用車両を使ってるのではなくて。

一般車両を宿泊用にカスタマイズしているのが特徴。

お隣にある日之影温泉駅は創業当時はごく普通の駅。
後に温泉施設と合体した名物駅に。

高千穂線が廃止になってもこの町が今も元気なのは、この温泉施設によるところが大きい。

昔、使われていたヘッドマーク。カッコいい！(〃'▽'〃)

名前の由来は、日之影町に架かる青雲橋から。
青雲橋は日之影の名所でもあるのです。

お部屋は4人部屋、2人部屋、1人部屋がそれぞれ2つずつ。
雰囲気としてはバンガローのような、ライダーハウスのような。

いちお『簡易宿泊所』という扱いらしいです。

玄関下は自転車の雨よけに最適なスペース！
ココに隠しとけば、夜露に濡れることもなしっ！(σ`･ω･)σ

マシンを雨に濡らさない。これチャリ乗りにはかなり重要なファクター。

お宿は車輪は付いてるけど、クルマ止めもしっかり。
間違っても動くなんてことはございません。

まぁ動いたら、上へ下への大騒ぎだと思うけど (≧ｍ≦)

右側の一段下がってるトコロは昔の廃線跡。

当時のホームの雰囲気がよく残ってますね (*´ω｀*)

実際にあった駅の名前がルーム名に使われてます。

では、お部屋に中にいざまいる！(o・ω・o)ノ

お一人さま専用のソロルーム。1泊3500円なり。
4人部屋だと10000円だから、一人2500円まで下がります。

2畳ほどの小上がりで、お布団はデフォでセット。
和室仕様になってるのはソロルームだけです。

窓は上下スライド式。開け閉めはちょっと力がいります。
でも、しっかり網戸が付いてるのは、さすがです！

当時の列車の雰囲気、良く残してます。
網棚なんかも残ってますよ (〃'▽'〃)

無料のお茶セット。煮炊きはダメでも、お茶飲みはヨシ。
とゆーコトは、カップラーメンぐらいはおっけ？

そいえば、禁止事項に『煮炊き』がわざわざ入ってたっけ。
キャンプ感覚でいろいろやらかした人がいるんだと思うー。

2人部屋、4人部屋にはテーブルがあるけれどー。
一人部屋にはないのです・・・

ま、TVズラして、ポットをよっこすればデスク代わりにはなるので、そこは工夫次第（｀･ω･´）b

冷蔵庫も完備！これ、すごい嬉しい。
あるとないとでは快適さが全然違うもん。

お好みでココをテーブル代わりに使う手もありだなぁ (*´ω｀*)

ちゃんと洗面台も付いてるのだ！(≧ω≦)ノ

お手洗いも付いてて、いたれりつくせり感。

これはポイント高し。しかもキレイとくれば文句なし！（｀･ω･´）b

この踏切って絶対絶対、オブジェだよね?

普通に位置が変だ・・・ ( *´艸｀)

食堂とか売店、温泉はお隣の建物の中。

駅機能は残ってないけど、温泉設備は今も健在です。

売店。明日の補給食も兼ねて、キットカット買いました♪

お酒のアテに最適なお惣菜も意外と種類がありましたよ。
串かつとか唐揚とか置いてあったっけ・・・

ジュース系はほぼ定価なので、割高感は否めません。

でも、スコールの1.5Lが置いてるのは、さすが地元！（*'∀'人

九州は焼酎の本場。ラインナップがめっちゃ多い。

冷やしてないところ見ると、お土産用かな？

これ地元の日之影町で作られてる地焼酎。

前に道の駅でお土産に買って行ったっけ・・・
結構、美味しかったですよ (*´ω｀*)

お風呂の前に先にゴハン食べちゃおっと。

空いてる、空いてる♪(≧▽≦)ノ

ちょっぴり民芸ちっくで、なんか落ち着く～♪

野菜炒め定食にしました～♪(人*´∀｀)

お野菜がなんかめっちゃ食べたくって。

野菜炒めは大好物なのです。
自宅でもヘビーローテーションです♪

てゆっか、宮崎だからってチキン南蛮食べるの、もぅ飽きた（笑

お腹もふくれたので、お風呂行くどー♪ (≧ω≦)ノ

熱いお湯は苦手なので、これぐらいがちょうどいいかも。

他にもお客さんいたので、中の写真はNGってことで (*´ω｀*)

昔の待合室は資料館も兼ねてるとゆー話を、後から聞きました。

見損ねたー！＞＜

直予約オンリーで、旅行サイト経由では予約できないレアなお宿。
たまにはこんなお宿、いかがでしょうか (〃'▽'〃)

http://www.town.hinokage.lg.jp/docs/2016022300149/

この旅行記へのコメント （4）

• ブリッヂ・トレック（橋梁旅行）さん 2019/09/11 18:42:20

  チキン南蛮食べました！

  わかな様、はじめまして。
  
  私の拙い旅行記にいいねありがとうございます。
  昨年春に第三五ヶ瀬川橋梁をメインとした九州横断の旅をした際にこちらにも寄りました。
  列車の宿を見て、ここに泊まれば良かったなーと思ったのを思い出しながら、懐かしく拝見させていただきました。列車内部の状況が詳しく紹介されていて、大変参考になります。
  今後とも宜しくお願いいたします。

  ほわほわわかな。さん からの返信 2019/09/12 09:01:33

  RE: チキン南蛮食べました！

  橋梁学会さま。
  
  はじめまして。
  ご訪問ありがとうございます。
  
  以前にこの近くを通ったときに、たまたまこちらのお宿のパンフレットをもらいまして。
  それでずっと気になっていたお宿なのです。
  
  旧車両を使ったホテルはライダーハウスのような格安系が多い中、こちらは設備が充実しているという話を耳にしまして、どんなものなのか偵察してみたくなったのも訪問理由のひとつです。
  
  付近には旧高千穂鉄道の遺構も残り、廃線巡りが好きな私にはとても楽しめるエリアでした。
  春に参りましたので、今度は紅葉の美しい季節に訪問してみたいと思います。
  
  こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
  
  
  わかな。

• 横浜臨海公園さん 2019/09/11 13:59:20

  高千穂鉄道廃止施設活用

  わかなさま、こんにちは。
  
  旅行記を拝見させて頂きました。
  小生、高千穂鉄道には国鉄時代に２回、JR九州高千穂線として２回乗車しており、第三セクターになる際に、JR九州からも高千穂鉄道に出向で行った方も相当おられ、殊に、宮崎県では仕事が無い為に、出向先として高千穂鉄道は宮崎県民からは羨望の的でしたが、まさか、あんな集中豪雨と土石流で沿線が破壊され休止から廃止になるなど、誰もが想像すら出来ない事態でした。
  廃車車輌を活用しての宿泊施設開設は地元高千穂町としては大正解だったと思います。
  高千穂温泉併設のレストランのシイタケの炙り焼きは焼酎と共に美味でした。
  旅行記を拝見させて頂き、時間が許されれば、是非とも再訪して見たいと思いました。
  
  
  
  横浜臨海公園
  

  ほわほわわかな。さん からの返信 2019/09/12 08:49:07

  RE: 高千穂鉄道廃止施設活用

  横浜臨海公園さま。
  
  こんにちわ。
  いつもご訪問ありがとうございます。
  
  高千穂線は第三セクターになって、まさにこれからというときに例の台風襲来でとんでもない事になってしまい、痛ましいなと思っています。
  
  九州は台風の多い地方ではありますが、まさかあそこまで壊滅的なダメージを与えるとは思っていませんでした。
  今でも被災当時の写真を見る機会がありますが、倒れた橋脚、流されたガーダーなど、自然の力はここまで強大なのかと背筋が寒くなってしまいます・・・
  
  日之影町は高千穂町に比べると、観光資源が見劣りするのですが、その分、穴場的な味わいが多く残されているので、これからもがんばって欲しいところです。
  地方から元気になると、日本はもっともっと素敵な国になると思います。
  私もできる範囲で、地方を応援していきたいです。
  
  
  わかな。