鉄ネタ日記でございます。<br />今回は安来駅を探索です。<br /><br />安来駅は安来市の中心駅。<br />島根県の東のはじっこ。<br />特急なんかも停まります(≧▽≦)<br /><br />▽使用機材：SONY α55(弐号機)<br />　　　　　　TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII

鉄子の部屋・安来駅をウロチョロするのだ (^ヮ^)

202いいね！

2022/12/01 - 2022/12/31

5位(同エリア309件中)

エリア

安来・鷺の湯温泉(島根)

旅行の満足度: 4.5

安来駅。
島根県は安来市の中心駅。

所属は山陰本瀬。
開設されたのは明治41年。
なかなか歴史のある駅です。

現在の駅舎は2008年にリニュされたもの。
観光交流プラザも併設されております(*ゝ∀・*)b
駅前にはこんなものが。

このアングルじゃ何がなんだかわからない？
安来はどじょうすくいの民謡のふるさと。
やすぅぎぃ～♪ってゆーアレ。

安来節ってゆーんだけど。
そのゆるキャラがコレ。
どじょうのモニュメント。
これがなんとも鍋料理ちっく。

どじょう豆腐ってのがございまして。
生きたままのどじょうとお豆腐を鍋に入れて、そのまんま火にかけるの。
すると、熱さにビックリしたどじょうは、お豆腐に中にもぐりこんじゃうのです。
ま、結局はお豆腐も煮えちゃうから意味はないんだけどね（笑

なんかそれっぽく見えちゃうの。
お豆腐の中のどじょうっていわれれば、そんな気がしない？(*ﾟ￢ﾟ*)ｵｲｼｿｳ
どじょうすくいの人が、ほっかむりをするのは知ってるけど。
どじょう自身がかぶるのは、大いに謎である。

どじょうがどじょうを掬うのか(*´艸｀*)
安来節のフレーズです。

安来節はフレーズがめちゃめちゃ多くて。
その数、実に50以上！（*´Д｀*）

歌詞とゆーよりは、七七七五とか七五調の句の羅列。
全部覚えるのはすごい大変。
コレはどう見ても。
牧伸二師匠にしか見えないのだが（笑

『笑点』に出てきそうだよ！( *^艸^)
昔ながらの和船のモニュメント。
たぶん北前船。

安来は北前船の寄港地でもあり。
全国有数の鉄の積出し港として賑わいを見せました。
そしてまた駅舎に戻ります。

和モダンでオシャレな雰囲気。
旅のテンションもあがるーっ！(≧▽≦)ノ
やすぎがスキ～♪

この手のおやぢギャグ大好き。
ベタベタでいいぞ！Ｏ(≧∇≦)Ｏ

超有名スポットの足立美術館。
そこへ行くバスもココから出てたり。

安来に来るほとんどの人は、ココがお目当てなんじゃない？
あえてココを見事に外す天邪鬼。
それは私です (＾ｐ＾)
お約束の観光案内所。
旅人にはありがたーいスポット。

ネットでガッツリ下調べをしたとしても。
やっぱり現地情報にかなうものはないのだ。

『地元のコトは地元の人に聞け』

これ鉄則です(*ゝ∀・*)b
しまねっこ。

いわずと知れた、島根県のゆるキャラ。
公式キャラだけあって、島根県のいたるところでこの子を見かけます。

バカボンみたいな、ぐるぐるホッペがかわいいんだ♪
さりげに振り仮名。

安来は『やすぎ』と読みマス。
『やすき』は間違いです。

や、私も昔はずっと『やすき』だと思ってて。
『やすき』で検索しても上がってこないから、おかしーなって思ってたの。
それで初めて『やすぎ』が正解なんだってわかりました。
ｴﾍﾍ(●´▽｀●)ゞ
駅舎の中。

外観はおっきな建物だったけどね。
純粋に駅の部分はちっこいです。
出入口はドア1枚分のスペースぐらいしかない。

これでも特急の停車駅なんだぞ！
しょぼすぎやん！(≧ｍ≦)
純粋な駅部分はちっこいのに。
観光客向けのスペースは無駄に広い。

無駄とかゆーな(*´艸｀*)
なんとなく、おおば比呂司さんっぽい絵。
確認したわけじゃないから、詳細不明なんだけども。

絵柄がゆるくって和むんだよね。
ほのぼの～(*´ω｀*)
ガチ観光客向けスペース。
ココで記念写真をどうぞ的なブース。

安来節保存会の方たちのパネルかな？
いい旅の記念になるね！(*´▽`*)
安来は安来節のふるさととゆーだけはなく。
安来鋼も名物のひとつです。

むかしから良質な砂鉄の産地でもあり。
安来鋼はブランド力もすごいのです。

一般の人にはあんまり縁がないから、知らない人も多いけど。
安来鋼は超一流なんですよ(*ゝ∀・*)b
安来鋼の材料になるのは、玉鋼。
砂鉄を精製して作ります。

これがその玉鋼。
パッと見、自然石のように見えるけど。
人工的に作り出したものです。

たたら製鉄という伝統的な製法で、砂鉄からこの玉鋼を抽出して。
それで初めて製品の原材料となります。
これが大本の素材の砂鉄。

島根県は全国屈指の良質な砂鉄の産地。
ココ安来が鋼のメッカになったのは、こうしたバックボーンがあったからなのです(*´▽`*)
安来鋼は日本刀の材料としてめっちゃ最適。
ってゆーか、お約束。

日本刀の材料は玉鋼と決まってて。
その玉鋼は出雲地方でしか採れないのです。
安来武士・・・

これもまたおやぢギャグのひとつ？
元ネタは絶対、安来節だよね！(＾ｐ＾)

ちなみにホントに安来武士なる焼酎を作って。
お土産用に売ってマス。
こっちにもなんか賑やかそうなものが・・・
また例の安来節のヤツらが（笑
相変わらず人を食ったようなこの顔。

なんか腹立つ（笑
これも地元産なのかしらん？

おてしょサイズの陶器がいっぱい。
おっきくないからお土産には最適サイズ。
これはお銚子ってゆーか、そばつゆ入れ？

実用品としても使えるけど。
こうして並べるとオブジェちっくで、なかなかいい雰囲気。
山中鹿之助だぁーっ！
ｷﾀ━━━(≧∀≦)ノ━━━ !!!!!

安来といえば月山富田城。
領主は山陰の覇者・尼子氏。
その忠臣の中でも際立ってメジャーなのが山中鹿之助です♪

イケメンすぎてヤバい～ (/∀＼*)ｷｬ

食いしんぼの私。
食べものコーナーについつい目がいっちゃう♪

のどぐろ。
北陸だけじゃなく山陰でも名物なんだ？
インスタントもあるのね(*ﾟ￢ﾟ*)ｵｲｼｿｳ
あら。可愛い♪
しまねっこ牛乳なんてのもあるんだね。

これっておみやげ物なの？
絶対、日持ちはしなさそう(≧ｍ≦)
しまねっこTシャツ。
フツーに可愛いんだけど！Ｏ(≧∇≦)Ｏ

これめっちゃほしかった！
でもお家に旅先で飼った、ご当地Tシャツが山のようにあるので。
ココはガマンの一択。

めちゃ後ろ髪引かれたけど (＞д＜)ぐぬぬ
お子ちゃま用だとわかりつつも。
めっちゃ欲しかったりする！
((o(｡>ω<｡)o))ｶﾜｲｲ

でも外じゃこんなの履けないから。
絶対自宅用になりそうだわ(￣▽￣;)
そして例の安来のゆるキャラ。
ぬいぐるみ。

相変わらずムカつく（笑
くつろぎコーナー。
ココにもヤツがいる（笑

とりあえず一息いれましょか♪
しまねっこ牛乳買っちった(〃▽〃)

生ものなのでお土産にはならないから。
写真を撮って旅の想い出に。

お味？フツーの牛乳ですよ。
なんか学校給食で飲んだような懐かしいお味。
もちろん、お茶請けもゲット！

や、お茶は飲んでないから。
正確には牛乳請け？

そんな言葉あるんか知らんけど(*´艸｀*)
イチゴ風味の生クリームドラ焼き。
ココまでアレンジしちゃうと、もはやドラ焼きとは呼べないような別モノになってます。

あ、でもコレすっごい美味しいです。
コンビニとかにあったら毎日買いに行っちゃう！
なかなかの出来ですよ(o＾～＾o)
次は鉄子の本領発揮！
構内に入って駅撮りしちゃうのだ！ (≧▽≦)ノ

ホームは殺風景だけど。
駅舎はリノベされてるので綺麗。

ICカードが使えるのは便利。
でもビジュアル的にはいただけない。

味がない。風情がない。
せめて民芸仕様の改札とかに出来なかったものか・・・
情緒がほしい (´へ｀；) う～～ん
これはリサイクル品なのか！？
Σ(・∀・；)

なんかどっかの乗り物からひっぺがしてきました、みたいな。
そんな雰囲気が満載のベンチ。

ホントは新品だけどね（笑
キハ126系気動車が到着～♪

山陰地区の高速化を狙って投入された車両で。
主に快速列車として運用されてます(*´▽`*)

いろいろラッピングされたバリエがあるけど。
これは標準仕様のモノ。
もともとこのタイプの車両は、新潟鐵工が製造したものでした。
でも、採算悪化で経営破綻しちゃいまして。
その後を引き継いだのが新潟トランシスです。

この車両には新潟鐵工時代のモノと新潟トランシス時代のモノが存在します。
これはトランシス時代のモノです。
山陰の顔といえば、やっぱりコレ。
381系特急電車。

この手のタイプの特急。
山陰では、やたらめったら目にする機会多し。
381系はデビューから50年経ってることもあり。
どんどん廃車になっていきました。
今でも現役で残ってるのは、山陰各都市と岡山を結ぶこの『やくも』だけ。

ちなみに乗り心地は、超激悪です。
一度乗ったら忘れられない。
天にも上る乗り心地。

ドエムなあなた！
三つ指ついて挑戦をお待ちしております(*´艸｀*)
たぶん昔は、観光案内みたいなのが書かれていたであろう看板。
今はキレイにリペイントされて、こんなカンジになりました♪

キハ40系を改造した観光列車。
特急ではないので、ゆるゆると旅をしたい方にうってつけ。
天地と書いて、あめつち。
これがその列車の名前。

『古事記』の書き出しに『天地（あめつち）の初発（はじめ）のとき』ってゆーのがあって、それに由来したものだという・・・(by wikipedia

ね？突っ込みいれてもいーい？

『天地の～』から始まるフレーズ。
それは古事記上巻・序文の第2段に記載されてるモノ。

第2段の前には、当然第1段とゆーのがございまして。
『臣安万侶が申し上げます～』ってゆートコロからお話が始まります。
原文だと『臣安萬侶言』ってトコね。

『天地の～』が始まりじゃない。
始まりは『臣安万侶が～』だぞ！
o(｀ω´*)oﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

なーんて、私なんかが偉そうに言わなくても。
古事記を読んだことある人なら、誰でも気付くんだけどね(≧ｍ≦)
安来のイチオシ観光名所。
月山富田城。

山陰の雄・尼子氏の居城にして、『天空の城』の異名を持つ難攻不落の山城です。
江戸時代になって堀尾氏が領主となったけど、不便なトコにあるので早々に廃城にしちゃった。
城下町を作るには立地が不便すぎたみたい。

足立美術館から近いので(といっても3km以上あるけど)興味のある方は是非。
清水寺。
たぶんほとんどの人が京都のお寺を思い浮かべるはず。

でもこの辺りで清水寺といえばココ！
安来にある清水寺。

中国観音霊場第28番札所にして、出雲観音霊場第27番札所。
厄払いの名所として有名なお寺さんです。
こちらも興味のある方は是非。

って、なんか観光協会の回し者みたいだぞ（笑

ぽっぽ屋カラーきたぁ！
(o≧∀≦)o))((o(≧∀≦o)ﾜｸﾜｸ♪　

キハ40系でございます。
ぶるぶるエンジン音がやかましいディーゼルカー。
ワンマン仕様に改造されてた！
Σ(・∀・；)

って、ちょっと待て！
2両編成でも前乗りなの？
前乗り前折りって列車でやると、無駄にめんどっちくない？
ま、ツッコミはともかく。
この往年の車両がいまだに現役ってゆーのは、なんか嬉しい。

車体は重いわ、スピードは出ないわ。
今の時代にはそぐわないこの車両が長生きなのは、やっぱり壊れないから？
めちゃめちゃ頑丈なんだ、これ(*´▽`*)
WEST EXPRESS 銀河のポス。
いつか乗ってみたいと密かに思ってる列車。

でも特急だから高いんだ。
私みたいな貧乏人には高嶺の花(≧ｍ≦)
境線アピ。
境線はねー、ぶっちゃけ妖怪路線。

境港がゲゲゲの鬼太郎で町おこししてるコトもあり。
その町に乗り入れする列車も妖怪仕様。
気味が悪いぞ(≧ｍ≦)
あ、安来駅のすぐ裏は日立金属の工場です。
安来は日立金属の企業城下町。
ってゆーか。

例の日本刀の材料となる安来鋼。
その生産を引き継いだのが日立の工場なので。
いつのまにか町が日立一色になりました♪
なんかどこかの鉱山の中にいるみたいで。
ちょっとしたトリップ気分を味わえます。

てゆっか、旅行でココまで来てるから。
すでにトリップではあるんだけど（笑

とゆーコトで、安来の駅探検。
これにておしまい。
駅一つでこんなに楽しめちゃうなんて。
相変わらず安い私(≧ｍ≦)

おしまい。