(中編は、アウトレットを中心に書いています。更新１回目です。）<br />珍しく目的意識を持って訪れたラスベガス。<br />　１．ブラックフライディ（以下、BF）<br />　２．カジノのプラチナ資格保持<br />ですが、今までの経験と今回の視察？を合わせた結果、BFの直前で、<br />　Aタイプ　数日前からセールを行う<br />　Bタイプ　多客期だからいつもより高め<br />の２通りあることがわかりました。Aはラルフローレン・ノースフェイス・SAS・ナチュライザー・フルラ・ティンバーランドなどがあり、BにはTUMI・コーチ・フェラガモ・ブルックスなどが含まれます。<br />　実際に深夜アウトレットノースに行ったところ、BFゆえの特別な割引をしていた店舗は、ディズニーとカルバンクラインくらいで、他は前日・前々日と同じ価格でした。既述のAタイプ４店を除けば、普段よりむしろ高いです。なので、私の結論は、「ラスベガスのプレミアムアウトレットは、価格だけを考えるなら、BFに行く価値はない」です。がっかりさせてしまった読書の皆さんにはすみません。<br />　一方、店舗にはお客さんがあふれていましたので、お祭り感覚で買い物を楽しむイベントだと割り切れば、それなりに楽しいとも思います。<br />　何だかんだ言いながら、我が家は、結局、予備のトランクが一杯になるほど、買い込みました。

2018年11月　ラスベガスでブラックフライディに参戦してみる旅（中編）

22いいね！

2018/11/22 - 2018/11/23

1023位(同エリア5128件中)

エリア

ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 3.5

ショッピング: 4.5

交通: 4.5

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: レンタカー

航空会社: ANA

旅行の手配内容: 個別手配

いつも初日の夜に行くアウトバックですが、今回は２日目の夜になりました。39.99ドルと、街中のレストランにしては高めながら　この店一押しのフラッグシップステーキです。
ところが、どうしたことか、筋があって切りにくく、また、以前ほどの美味しさでもありませんでした。ショックでした。
このステーキサラダも、ステーキが美味しくないうえに、ブルーチーズが強すぎて大外れでした。どうしたアウトバック、と思いつつ、この後は、気を取り直して、アメリカっぽい年配者が多い、ハラーズで遊びました。
翌朝、バレで車をピックアップして、２度目のアウトレット出陣です。ほんの数年前まで駐車料金無料の街で、おおらかさの象徴のように感じましたが、いまは１泊30ドルになってしまいました。
バレで車を受け取るのは、この機械で簡単。
１にクレームタグのバーコードをかざします。そうすると戻ってくるか聞かれますので、イエスを押します。宿泊中ならたったそれだけ。ゲストなら、１→２→３と進む。やはりそれだけです。
あとは、１０ｍほど先の場所で数分待つだけです。
まずは、シーザースパレスから南に約8km、車で10分ほどのプレミアムアウトレットサウスです。南端のブルックスからスタートします。
ブルックスは、放っておいてもお客さんが来る時期だからか、いつも50％引の商品棚が40％引になっているなど、平常時より高い印象でした。BFに期待しましょう。
とはいえ、日本で14000円するYシャツが39.9ドル、スーツが2着で499ドル、ネクタイ３本99ドルなど、日本のブルックスの価格からすると破格です。さらに10ドルでクーポンブックを買うと、さらに15％引きになります。（以前はJCBカードを提示すると無料で提供してくれましたが、残念ながらなくなりました。）
いつも8割引のクリアランス商品を買いあさるのですが、今回は静観です。
ブルックスのお向かいのラルフローレンです。ノースと違って空いています。
ラルフローレンは、26日までほぼ全品50％引のセールが始まっています。BF先取り組のようです。30～40％引になっていることが多いので、お買い得感があります。
セーターやジャケットなど、なかなか5割引にはならないので、お得です。
きらびやかではないけれど高級な靴店、SASです。アウトレットなのに10％程度しか引かないこのブランドが、１つ買ったら２つ目は50％引、つまり最大25％引になっていました。こりゃお得と入りましたが、サイズが合わず断念しました。
履きやすい靴が揃う、ナチュライザー。全品50％引は見たことがないので、これもお得なようです。
この後コーチを覗きましたが、昨日同様表向き全品７割引も、ベースの価格が調整してあって、最終価格はいつもより少し高めでした。TUMIは完全にいつも高めの価格で、すぐ退散しました。
プレミアムアウトレットサウスを出て、車で15分ほどの、同ノースに向かいます。
私も含めて、ある世代には、アメリカの象徴だったブルックス。アジアの人で一杯です。価格はサウスとまったく同じですが、サイズの有無もあって、必ず立ち寄ります。
やはり、クリアランス商品は最高8割引です。気に入ったら絶対買いです。
高級デパート、サクスフィフスアベニューのアウトレットもチェックが必要な店舗です。アウトレット価格の５割引なので、かなりお得。カシミアのセーター69ドルってあり得ない価格です。
ニーマンマーカスは、サンクスギビング当日、従業員のために閉店。翌朝は朝６時開店です。
ノースフェイスは、BF商戦が始まっています。
本格的なアウトドア物が5割引はおいしいです。
フェラガモは、なんの掲示もなし。23日に期待でしょうか。
ロクシタンも、いつもと違って何の掲示もなし。23日待ちです。
朝から何も食べずにアウトレットにいたので、限界的空腹となり、ストリップに戻って、ハラーズのバフェに駆け込みました。30.99ドルに値上げしていたので、食材が充実したかと思いきや、逆にプライムリブがなくなるなど、プラネットハリウッド・パリスに次いで、ここも食材の大幅ダウンとなったようです。ショックです。
蟹も、いままでと違い、ほとんど爪だけになっちゃいました。残念。
比較的安価な食材は豊富にあります。
アメリカ的SUSHIです。
バフェは今いちでしたが、ハラーズのカジノは22ドルの勝利。日本メーカーのアルゼ製の機種で、オールボーナス銘柄が揃ったのは初めてです。
シーザースパレスに戻りました。残り2.33ドルのときに182ドルゲット。助かります。
今回はそこそこのあたりが出てくれるので、いまのところ、大負けせずにすんでいます。
ハラーズのバフェが今一だったので、明日はシーザーでと思ったのですが、祝日料金とはいえ79.99ドル。税込みで一人１万円はあり得ないので、明日はハンバーガーになりそうです。
途中、けっこういい線まで行きました。止め時なのですが、まだステータス達成のために継続しました。もちろん、確率通りに収束です。でも、その代わり、無料宿泊と駐車場無料、あちこちで並ばなくていい特典がついてくるので、まあ仕方ありません。
この機械を中心に頑張って、無事プラチナを維持できたので、アウトレットに
向かいます。
シーザースグループでは、プラチナは一番下ですが、それでも、ステータスがあると、あまり並ばないですみます。これはバフェの案内ですが、左は行列なし、右は1時間待ちのようです。プラチナ維持は「いい感じのLAS 滞在」には不可欠です。
そんなわけで、深夜のお買い物に出かけます。シーザースパレスのメインエントランスは、やはりリムジンがお似合いです。もちろん、我が家には無縁ですが・・・
アウトレットノースに到着しました。駐車場は９割がた埋まっていました。
ブルックスは特に安くしている様子はありません。ほかにもほとんどの店舗が、一昨日の下見と同じ価格です。
コーチも一昨日とまったく同じお値段。クリアランスも変化なしで、結局、普段のほうが少し安いということです。つまりコーチに関しては、ブラックフライディに来る価値はなし、ということです。TUMIも同様に、普段より高くしてあって、BFに来る価値はありません。一方、ラルフローレンは、一昨日と同じ価格ながら、こちらのBFの前後の5割引は、普段より安いのでお得。他にお得感があったのは、ノースフェイスやティンバーランドあたりです。
看板は安そうに見えるけど、普段と変わらない割引率の店舗が大半でした。
その中で、ディズニーストアは、朝10時まで、アウトレット価格のさらに20％引と出色。ディズニー好きならいいかも。ただし、こちらは本当の売れ残り商品なので、ミッキーはあまりいません。
ロクシタンも、特に安い様子はありませんでした。
カルバンクラインは、朝10時までさらに15％引のBF特別セールをやっている数少ないブランドでした。好きな人は、来る価値あります。
そんなわけで、イベント的な面白さを除き、価格の安さに着目すると、来る価値のないBFセールでした。ただ、雰囲気はいいです。
この時期は食事も高く、買い物もお得ではないので、どうやら普通の時期に来るのがいいということのようですね。とても勉強になった４日間でした。夕方にはLAに向かいます。