2012年7月　ラスベガスとイエローストーン国立公園の旅（前編）

2012/07/09 - 2012/07/17

２度目のイエローストーンです。初回はジャクソンの凍結した歩道で滑ってカメラを壊してしまったので、そのリベンジの再訪問。カメラ2台、ビデオ1台の万全の態勢で臨みます。
行程はラスベガスを出て15号線をひた走り、ソルトレイクで1泊して、さらに15号線を北上。アイダホフォールズから、ウエストイエローストーンを経て、イエローストーン国立公園に入りました。憧れのオールドフェイスフルインに3泊。グランドティトン国立公園は中日に立ち寄りました。帰りは、ラスベガスまで、休憩込みで12時間のハードな長距離ドライブ。
ホテルは、初日べラージオ、2日目ソルトレイクのシェラトン、ラスベガスに帰ってバリーズに１泊しました。（前編はイエローストーンまでを掲載しました。）

エリア イエローストーン国立公園周辺(アメリカ)

成田発のANAでLAXに向かいます。航空券は安めのビジネスクラスを購入したのですが、チェックイン時に突然のアップグレードのお知らせ。ＦへのインボラUGは初体験。うれしいよりびっくりで、すみません間違えましたと言われるのではないかと、ドアクローズどころか、離陸するまでドキドキハラハラでした。９時間後にLAXに着いてからはすべてレンタカーです。

この乗客は、UG客の立場をわきまえず、2万円のＫＲＵＧを、ほぼ一本飲んでしまいました。CAさんのお気持ちを考えると、実にお恥ずかしいです。

アミューズとＫＲＵＧをいただいています。機内ではお気軽にお過ごしくださいと提供されるこの服は、私が着るとただの作業服です。お里が知れてしまうので苦手です。

初日はベラージオにしました。以前知人が泊まったときにお邪魔したこともあり、公式サイトからコーナースイートを予約したのですが、別館15階の、噴水が半分しか見えない部屋でした。Limted　Viewとは書いてなかったので、超がっかり。それ以来ここには泊っていません。

別角度から。設備は本館と同様ですが、いかにも風景がよくありません。

プールは立派。客筋もいいです。

ラスベガスを出て数時間、ガソリンスタンドで給油していると、中学生らしき三人組が、エンジンの下を指差して、なんか変だよと教えてくれました。覗いてみると、エンジンの下の合成樹脂製のカバーが半分外れていました。どうやら走行中にボルトが外れて、カバーを引きずるようにして走っていたようです。
ラスベガスにもソルトレイクにも200Km 以上ある場所だし、途中に修理工場があっても、部品があるとは思えないので、外れかけたカバーを引っぺがしてみると、衝突痕はなし。そのままソルトレイクに行くことにしました。それでも、何かあったら一大事なので、気が気ではありませんでした。帰国後の予約窓口の対応に、ハーツに対する信頼はがた落ちですが、楽しくない話は、ここでは遠慮します。

アンダーカバーが外れたアルティマです。数年後、また、同じことが起きました。いずれのケースもエンジン下を擦った場面は全くなかったので、整備の問題なのだとは思うのですが、なんとなく日産車は避けるようになりました。

ラスベガスから420マイル（680Km、東京広島間）をひたすら走り、ソルトレイクに着きました。部屋はとっても普通です。

爆睡から覚めると、広々とした景色を見ながら朝食です。SPG のステータスのおかげで、クラブラウンジを使わせてもらえます。

ここのスタッフに何日滞在するか聞かれたので、昨晩着いて、今日イエローストーンに行んだと言ったら、がっかりされちゃいました。また来るから許してね。
このあとは、ソルトレイク空港の営業所で車を替えてもらい、260マイル（420Km）先のイエローストーン国立公園に向かいます。

昨日今日と合わせて680マイル走り、ついに来ました。クルマを停めたら、まずはここです。

世界で一番有名な間欠泉、オールドフェイスフルガイザーです。

ビジターセンターには日本語表示もあります。

初回訪問の時に、こんなに歩くの～？と思ったので、今回は折り畳み自転車を持ってきました。楽ちんです。ただし、成田からの帰りは大変でした。

モーニンググローリー方面に向かいます。

ここも、数時間に一回大きく吹き出します。

モーニンググローリー（朝顔）プールです。落ちたら生きては帰れません。

オールドフェイスフルインの２階のバルコニーからも、オールドフェイスフルガイザーを見ることができます。

バルコニーの椅子も、時代を感じさせます。

周囲に街がないこともあって、夕暮れから夕闇にかけては感動的にきれいです。

今日から3泊、1904年創業、世界最大のログキャビンに泊まります。アメリカ人が一生に一度は泊まってみたいホテル、ベスト10に必ず入るとか。

メインダイニングで夕食です。バフェの選択もできますが、品数が少なかったので、アラカルトにしました。

アメリカの国立公園らしい、とってもいい感じのレストランです。

味は普通ですが、オールドフェイスフルインで食事をしているという気分が、最良のスパイスになっています。

こちらも同様です。

食事の後は、ワインを飲みながら、ピアノの演奏を聴きます。

左の売店でワインやカクテルを販売しています。

ここにいるだけで満足感一杯になります。

当たり前ですが、上まで木造です。

絵の展示即売会をしています。何とかして持ち帰れないか、真剣に考えちゃいました。

7月なのですが、暖炉の前に座ります。本当にいいいい感じなんです。

あちこちで湯気が上がっています。ここは世界で最大のマグマ溜まりの上にあって、いつ大爆発を起こしてもおかしくない場所なのです。

熊に注意の看板です。

ここを通ってグランドプラグマティズムスプリングの裏の小山に行きます。どんな景色か楽しみです。

熊を避けるには音をだすのが一番です。

見えてきましたが、もう少し上に行きます。

グランドプラズマティックスプリングです。初めて来た時は、通常のルートからアプローチしたので、湯気で全景を見ることができなかったのですが、ここからはクリアに見えます。

ぜひ一度、いらしてください。

マンモスカントリーに行きました。テラスマウンテンです。

ここはGキャニオンなどと違い、日々地形が変わります。

アッパーテラス。噴出した石灰質が固まって、こうなるそうです。

キャニオンカントリーに行きました。

ロウァー滝です。

水が、なぜ緑の帯に見えるのでしょう。晴れでも曇りでも同じなので、太陽光は関係ありませんし、水藻があるとも思えず、なんとも不思議です。

雨が降ると7月でも寒いです。

バイソンが小木と戯れています。（後編へ）