春のチェコとウィーンを巡る（チェコ編）　２４　１０日目③　シュテルンベルク（Sternberk）

2018/05/18 - 2018/05/18

１０日目　２０１８年５月１８日（金）　曇り　にわか雨
　シュトラムベルク（Stramberk）を知ったのは、昨年秋のポーランド旅行でもお世話になった４トラベラーひなこさんの次の旅行記を見たのがきっかけです。
　　　https://4travel.jp/travelogue/11313579

　ガイドブックにない美しい田舎にも行きたいと考えていた小生にとってこの村はぴったりのイメージでした。GoogleMapで調べてみるとオロモウツの直ぐ近くのようなので、「しめたぁ」とばかりに行程に加えました。
　ところが実際に行ってみると古城、美しい旧市街は同じでも、どうも風景のイメージが異なっています。帰国後調べたら行ったのはシュテルンベル（Sternberk）でした。ram→ernを早とちりして取り違えていたのです。イヤー、それにしても近くによく似た名前の街があったものです。
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【旅程】
　　１日目（５/０９）関空→プラハ（泊）
　　２日目（５/１０）プラハ（泊）
　　３日目（５/１１）クトナーホラ→コウジム→プラハ（泊）
　　４日目（５/１２）プラハ（泊）
　　５日目（５/１３）ロケト→カルロヴィ・ヴァリ（泊）
　　６日目（５/１４）プルゼニュ→チェスキークルムロフ（泊）
　　７日目（５/１５）チェスキークルムロフ→フルボカー城→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　　８日目（５/１６）チェスケー・ブディェヨヴィツェ→ホラショヴィッツェ→ターボル→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　９日目（５/１７）テルチ→トゥシェビーチ→ブルノ（泊）
★１０日目（５/１８）ブルノ→シュテルンベルク→オロモウツ（泊）
　１１日目（５/１９）オロモウツ→クロムニェジーシュ→リトミシュル（泊）
　１２日目（５/２０）リトミシュル→キヨフ（泊）
　１３日目（５/２１）モラヴィアの大草原→キヨフ（泊）
　１４日目（５/２２）ストラージェニツェ→レドニツェ城→ブジェツラフ（泊）
　１５日目（５/２３）ミクロフ→ウィーン（泊）
　１６日目（５/２４）ウィーン→ワッハウ渓谷→ウィーン（泊）
　１７日目（５/２５）ウィーン→ザーンセスカンス（オランダ）→機中（泊）
　１８日目（５/２６）→関空


　　

エリア その他の都市(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　オロモウツからシュテルンベルクに行くのは古いローカル列車です。
　オロモウツ本駅にギリギリの時刻に着いたら切符窓口が混雑していたので車内で切符を買おうとそのまま乗車しました。検札が来たので理由を説明しましたが、「乗車違反だ」と言って頑として受け付けてくれません。結局３倍の料金を支払う羽目になりました。といってもたった６４Kc（３２０円）ですが。

オロモウツ本駅 駅

　３０分足らずでシュテルンベルク駅に着きました。駅前は閑散としていますが若者がいました。「城に行きたい」と言ったら歩いて３０分とのことでした。

　しばらく広い道路沿いに歩いていたら城への表示がありました。この先を右折です。しかしこの先が長～い道のりでした。

　結局40分以上歩いて城の見える旧市街の入口に着きました。

　バスターミナルがあります。よく見るとオロモウツからの直行バスがあります。帰りはこのバスを利用することにしました。

　教会前の広場にあるｉでマップを貰いました。若い女性係員が上手な英語で説明してくれました。こんな小さな街にもちゃんとｉがあるのには感心します。

　シュテルンベルクはオロモウツの北約３０ｋｍに位置し、旧市街には１３世紀に建てられた城を中心に栄えた街です。

　ｉはこのバロック様式の教会のある広場の建物の中にありました。

　中央にペスト終焉記念塔。ヨーロッパのどの街にもある光景です。

　早速教会に入ってみました。

　グレーを基調に派手さを抑え、落ち着いた雰囲気です。

　天井画が美しい。

　教会は修道院になってます。後で見ることにして、

　先に城に向かいました。

　アーチの門をくぐります。この辺りからひなこさんの旅行記にあった城のイメージと違うことに気づきました。

　小さいけど整った形の城です。そのまま坂を上ります。

　城の広場

　頑丈な石垣で囲まれていました。しかしひなこさんの旅行記で見たイメージと違うなー？？

　中を見せてもらおうと思いましたがオフィスは閉まっていました。

　中庭は開放されていました。

　城の見張り塔

　帰国後に調べたらこの城は１２４１年にシュテルンベルク家によって創設され、以来現在まで８００年間近く同家が所有しているそうです。ちなみに現当主は２０代目とのこと。

　城を出て先ほどの教会に戻ってきました。左の建物は修道院です。

　パステルカラーの建物の向こうに教会が見えます。

　修道院の入口

　修道院

　静かで人の気配は感じられません。

　旧市街に向かいます。

　チェコの街並みはどこも隣り合った家の色が異なっています。「隣同士同じ色を使わない」といった決まりでもあるのかなぁ？

　本当に人が歩いていない。

　街の中心の広場

　ぐるりと眺める

　ぐるりと眺める

　広場から別の通りを歩いていたら「時の博物館」がありました。日本語もあります。こんな所に日本人が来るのかなぁ？

　面白そうだが開いてる気配なし。

　教会前の広場に戻ってきました。

　一軒だけ開いていたカフェは地元のオヤジ連がたむろしていました。ビールを飲みながら帰りのバスを待ちます。

　バスターミナル

　向こうに教会の２本の塔

　オロモウツ行のバスはガラガラでした。

　村々を周りながら４０分くらいでオロモウツに到着しました。

この旅行記へのコメント （2）

• ひなこさん 2018/10/17 10:40:15

  SternberkとStramberk だったのですね

  万歩計さま、
  
  こんにちは、
  違う街だったと伺って責任を感じていましたが、写真を拝見したらSternberkも素敵な街でホッとしました。5月だと小さな街でも観光案内所が開いているのですね。
  オモロウツからの列車の風景も良かったのではないでしょうか？バスが小さな村々を巡りながら走るのも魅力的ですね。
  オモロウツは列車で通り、たくさんの人達が降りたので大きい街なんだなあと思っていましたが、想像以上でした。
  どんどん移動されるのでびっくりです、続編楽しみにしています。
  
  ひなこ

  万歩計さん からの返信 2018/10/17 20:29:07

  Re: SternberkとStramberk だったのですね

  ひなこさん
  
  　書き込みありがとうございました！
  　ひなこさんの旅行記にはちゃんと地図にStramberkの位置を書いてあったのに・・。年と共に思い違い（思い込み）が増えて困ります。
  
  　ご覧の通り Sternberkも可愛い街でしたが観光客は一人も見ませんでした。向こうでは小さな城跡のある普通の田舎町なのでしょうね。
  　一か所にゆっくり出来ない性格で、ついついあっちもこっちもといった忙しい旅になります。
  
  　１１月下旬から２週間余りで、ドイツとアルザスのクリスマス市と木組みの家の街を回る旅に行ってきます。
  
  　万歩計