春のチェコとウィーンを巡る（チェコ編）　３０　１４日目②　レドニツェ城

2018/05/22 - 2018/05/22

１４日目　２０１８年５月２２日（火）　晴
　この旅行でいくつかの城や庭園を見てきましたが、正直どこも似たもので感動が薄れてきました。ブジェツラフを素通りしてミクロフに泊まることも考えましたが、世界遺産ハンターとしては１か所でも稼ぎたい。アクセスの良いブジェツラフ駅前に宿を取り、今日のうちに世界遺産のレドニツェ城に行くことにしました。さて、ここはどうかな…。
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【旅程】
　　１日目（５/０９）関空→プラハ（泊）
　　２日目（５/１０）プラハ（泊）
　　３日目（５/１１）クトナーホラ→コウジム→プラハ（泊）
　　４日目（５/１２）プラハ（泊）
　　５日目（５/１３）ロケト→カルロヴィ・ヴァリ（泊）
　　６日目（５/１４）プルゼニュ→チェスキークルムロフ（泊）
　　７日目（５/１５）チェスキークルムロフ→フルボカー城→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　　８日目（５/１６）チェスケー・ブディェヨヴィツェ→ホラショヴィッツェ→ターボル→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　９日目（５/１７）テルチ→トゥシェビーチ→ブルノ（泊）
　１０日目（５/１８）ブルノ→シュテルンベルク→オロモウツ（泊）
　１１日目（５/１９）オロモウツ→クロムニェジーシュ→リトミシュル（泊）
　１２日目（５/２０）リトミシュル→キヨフ（泊）
　１３日目（５/２１）モラヴィアの大草原→キヨフ（泊）
★１４日目（５/２２）ストラージェニツェ→レドニツェ城→ブジェツラフ（泊）
　１５日目（５/２３）ミクロフ→ウィーン（泊）
　１６日目（５/２４）ウィーン→ワッハウ渓谷→ウィーン（泊）
　１７日目（５/２５）ウィーン→ザーンセスカンス（オランダ）→機中（泊）
　１８日目（５/２６）→関空

エリア その他の都市(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　１４：２５　ブジェツラフ駅に着きました。オーストリアとの国境にある比較的大きな駅です。

　宿は駅横の Centrum Ubytovani Breclaw 。１泊２６ユーロのこの旅一番の激安宿です。好立地で一人部屋だったので寝るだけのつもりで選びました。

　湯治宿とも学校ともつかない建物の廊下の両側に部屋が並んでいます。管理人のおばさんはチェックイン時間帯だけいますが英語を話せません。身振り手振りでキーの使い方やチェックアウトの方法を教えてくれました。

　洗面台の配水プラグが折れていて排水できないのには参った。

　無機質な駅舎のブジェツラフ駅。明日はここからウィーンに向かいます。

　ｉに向かって広い通りを歩きました。街は趣に乏しいです。

　歩道に奇妙なオブジェ。

　ここを左に曲がった建物にｉがありました。

　地図をもらいました。この街を起点に明日の午前中までにレドニツェ城とミクロフに行く予定です

　今日はブジェツラフの郊外にある世界遺産のレドニツェ城に行きます。

　レドニツェのバスターミナルから少し歩くと城の建物が現れました。

　レドニツェ城はリヒテンシュタイン家の夏の離宮として１６世紀にルネッサンス様式様式で建てられたものを、１９世紀に現在のネオゴシック様式に改修されました。チェコに１２ある世界遺産の１１番目の訪問です。

レドニツェ城 城・宮殿

　リヒテンシュタイン家は確かプラハ城近くにも豪壮な宮殿を持っていました。どんな一族か調べてみました。

【リヒテンシュタイン家　～　Wikipediaより】
　ドイツ南部のバイエルン・シュヴァーベン地方のドナウヴェルトを発祥とするドイツ系貴族。その一族はオーストリア東部のウィーン州をはじめ、チェコのボヘミア地方とモラヴィア地方、スロヴァキア、ハンガリー、ルーマニア北部のトランシルヴァニア地方、ポーランド南西部のシロンスク地方、スロヴェニアなどに分散している。
　リヒテンシュタイン家の当主は代々「Fürst」（公爵または侯爵）の称号を継ぐ。それとともに、神聖ローマ帝国期の領邦国家を引き継いだ小国家であるリヒテンシュタイン公国の国家元首の地位をも継承する。

　城の内部はガイドツアーのみで見学できますが閉館の時刻が迫っています。

　世界遺産を示すプレート

　庭園だけを見ることにしました。ここは無料です。

　レドニツェ城の庭園

レドニツェ城 庭園 文化・芸術・歴史

　庭園はとてつもなく広いです。これはほんの入口の一部。

　レドニツェ城の庭園

　フランス式の庭園

　クロムニェジーシュの庭園より手入れが行き届いています。

　幾何学模様

　ガイドブックによくある写真はこの位置から

レドニツェ-ヴァルチツェの文化的景観 城・宮殿

　オランジェリー

レドニツェ城 温室 建造物

　池が随所にありました。

　レドニツェ城の庭園

　レドニツェ城の庭園

　レドニツェ城の庭園

池に写り込む風景

　庭園内に運河がありクルーズボートが出ていました。

　最終便に乗りました。北端のミナレットまで行きます（１４０Ｋｃ）。

　空の船とすれちがい

聞こえるのは小鳥の声だけ

公園の中とは思えない広さ

　庭園の北端で下船しました。歩いていくと塔が見えます。

　歩いた先は広い池になっていました。

　見えたのはミナレットという塔でした。

ミナレット 建造物

　なるほどイスラム風の建築です。

　帰りは城まで歩きました。

　ローマ水道橋。但し１８世紀に造られたもの。

ローマ水道橋 建造物

　２０分ほど歩くと城が見えてきました。

　城の裏門から

レドニツェ城 城・宮殿

　中庭に入りました。

　城を出ます。評価は★★★といったところ。

　バス停に戻ってきましたが５０分ほど時間があります。

　広場のカフェでビールを飲みながら帰りのバスを待ちました。　

　ブジェツラフに戻って夕食のレストランを探しますがありません。まだ早い時刻なのに…。結局ケバブのファーストフード店にしました。
　

　安宿に戻る前にバスセンターで明朝のミクロフ行きのバス時刻をチェックしました。ところが日本でネットで調べていた６時前半の便がなく、最も早い便でも７：１４発でミクロフ到着は８：３２です。これだと明日午前中でミクロフを往復するのは無理です。