春のチェコとウィーンを巡る（チェコ編）　２６　１２日目①　リトミシュル

2018/05/19 - 2018/05/20

１２日目　２０１８年５月２０日（日）　晴
　リトミシュルはボヘミアとモラヴィアを結ぶ交易路の街として中世ボヘミアの時代から発展してきました。１５６７年にペルンシュタイン家が領主になると、荒廃した城をスグラフィット模様を施したルネッサンス様式の宮殿に建て替え、これが世界遺産になっています。またこの街はスメタナの生誕地でもあり、見どころの多い街でした。
　「地球の歩き方」にはプラハからリトミシュルへ行くのは乗換えが多く不便と書いてありますが、そんなことはありません。プラハ～ブルノ間は幹線で列車も多く、Ceska Trebova で路線バスに乗換えるだけで簡単に行けます。
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【旅程】
　　１日目（５/０９）関空→プラハ（泊）
　　２日目（５/１０）プラハ（泊）
　　３日目（５/１１）クトナーホラ→コウジム→プラハ（泊）
　　４日目（５/１２）プラハ（泊）
　　５日目（５/１３）ロケト→カルロヴィ・ヴァリ（泊）
　　６日目（５/１４）プルゼニュ→チェスキークルムロフ（泊）
　　７日目（５/１５）チェスキークルムロフ→フルボカー城→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　　８日目（５/１６）チェスケー・ブディェヨヴィツェ→ホラショヴィッツェ→ターボル→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　９日目（５/１７）テルチ→トゥシェビーチ→ブルノ（泊）
　１０日目（５/１８）ブルノ→シュテルンベルク→オロモウツ（泊）
　１１日目（５/１９）オロモウツ→クロムニェジーシュ→リトミシュル（泊）
★１２日目（５/２０）リトミシュル→キヨフ（泊）
　１３日目（５/２１）モラヴィアの大草原→キヨフ（泊）
　１４日目（５/２２）ストラージェニツェ→レドニツェ城→ブジェツラフ（泊）
　１５日目（５/２３）ミクロフ→ウィーン（泊）
　１６日目（５/２４）ウィーン→ワッハウ渓谷→ウィーン（泊）
　１７日目（５/２５）ウィーン→ザーンセスカンス（オランダ）→機中（泊）
　１８日目（５/２６）→関空

エリア リトミシュル(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　オロモウツ駅に着くと列車が軒並み遅れています。Ceska Trebova でリトミシュル行のバスの乗り換え時間がたった５分なのでヤキモキしましたが、ふと時刻表を見たら１本前のプラハ行があることに気づきました。

オロモウツ本駅 駅

　この機転が結果的に素晴らしかった。この列車でCeska Trebova まで行きます。

　Ceska Trebova でリトミシュル行の路線バスに乗り換えます。
　「地球の歩き方」にはプラハからリトミシュルへ行くのは乗換えが多く不便と書いてありますが、そんなことはありません。プラハ～ブルノ間は幹線で列車も多く、ここCeska Trebova で路線バスに乗換えるだけで簡単に行けます。

　１本早い列車に乗れたので余裕でリトミシュル行の路線バスに間に合いました。遅れていたら１時間以上待つかタクシーしかありませんでした。

　終点のバスターミナルからホテルまで徒歩８分程度でした。スメタナ広場に面したズラター・フヴェズダ（Hotel Zlata Hvezda）でガイドブックにも載ってる３ッ星ホテルです。

Hotel Zlatá Hvězda ホテル

　シンプルだが広々とした室内

　一人には十分

　この旅初のバスタブ付き

　窓を開けるとスメタナ広場を望むことが出来ます。

　これで５８ユーロ（Booking.com）と、コスパ満点です。

　３ッ星ホテルのわりに高級感あり。

　アンティークなロビー

　階段の天窓が明るい

　早速広場に出てみました。右手前がホテルです。

　今日は土曜日、広場では祭りをやっていました。

スメタナ広場 広場・公園

　広場というより歩行者天国の通り

　存在感のある塔

　いろんな模擬店が並んでいます。

　特設ステージでは

　グルメの紹介をしています。美味しいものにありつけそう。

　ハンガリー料理の屋台

　肉を豪快に焼いています。

　食欲をそそる匂い

　今夜の食事はここでB級グルメにします。肉の炭火焼きにグヤーシュ、そしてビール。

　ステージではロックや民族音楽が披露されました。ビール片手に１時間ほど聞いていましたが祭りは遅くまで続いていました。

　１２日目朝、ゆっくり起きて８：００に朝食です。

Hotel Zlatá Hvězda ホテル

　最後のデザート

　さあ、街歩きです。マップはホテルでもらいました。

　リトミシュル城を目指してスメタナ広場を歩きます。

スメタナ広場 広場・公園

　広場というより細長い歩行者天国といった感じです。

　この広場もカラフルで可愛い建物が並んでいました。

　ずいぶん長い広場

　広場の端にスメタナの像

　スメタナはこの街で生まれました。

　リトミシュル城に着きました。

リトミシュル城 城・宮殿

　１５８２年にイタリア人建築家によって建てられた城は全面スグラフィット装飾で飾られ、世界遺産に指定されています。

スグラフィット

　中庭から見ると３層のアーチを持つ３階建てになっています。

　内部のスグラフィットは歴史上の出来事を描いており一層手が込んでいます。

スグラフィット

　リズム感があるアーチが青空に映える

　登ってみました。

　屋根にアクセント

スグラフィット

　つい写したくなるポイント

　お気に入りの構図

美しい

何枚も撮ります

　この構図も面白い

　外に目を移すと庭園越しに聖十字架教会が見えます。

　城の外は美しい庭園になっていました。

　スグラフィット装飾をよく見るとそれぞれ模様が異なっています。その数８０００以上と言われています。

　聖十字架発見教会とリトミシュル地域博物館の建物

　ここからやっと城の全景が撮れました

　庭園を出ます。

　城の正面にスメタナの生家がありました。彼の父親は城のビール製造所の責任者でした。

スメタナの生家 博物館・美術館・ギャラリー

　受付で日本語の説明資料を渡してくれました。

スメタナ生家

スメタナ生家

スメタナ生家

スメタナ生家

スメタナ生家

　自筆の楽譜と手紙。

　スメタナの生家を出ました。

　リトミシュル地域博物館です。外観のみでスルー。

　バロック様式の聖十字架発見教会

聖十字架発見教会 寺院・教会

聖十字架発見教会

聖十字架発見教会

聖十字架発見教会

　金ぴかのパイプオルガン

　スグラフィットを間近に撮影。
　この様に２層の対照的な色からなる漆喰の、表面の湿った層を掻き落として線画を描いています。１６世紀ルネサンス期のイタリアで広く流行したもので、この壁を見るとその工程が理解できます。
　

　赤い塔

　修道院と庭園

　修道院と庭園

　庭園から旧市街の家並を望むことが出来ます。

旧市街の家並

　修道院と庭園

　修道院と庭園

　chapter Church of the Raising of the Holly Cross

　chapter Church of the Raising of the Holly Cross

広場に面した旧市庁舎と塔

旧市庁舎

　野外でピアノを弾く人

　スメタナ劇場

　見どころを回り終えスメタナ広場に戻ってきました。

　The Knights' House-gallery

　祭りは今日も続いています。

　演奏もいい。

　今日もグルメコンテスト？

　少し早いけどバスターミナルに行きます。

　途中のLidovy House。何の建物かわかりませんが地図の名所になっていました。

　バスターミナル。ホテルから徒歩５分。

　Ceska Trebova ～リトミシュル間の路線バスは平日は結構多いですが休日は４本だけ。今日はその休日です。

　バスターミナル横のスーパーマーケットに祭りのパンフレットが置いてありました。

　チェコ語で読めない

　１２：２２発のバスでCeska Trebova に向かいました。オロモウツ大学に留学しているという２人の日本人女子学生と一緒になりました。