春のチェコとウィーンを巡る（チェコ編）　２５　１１日目②　クロムニェジーシュ

2018/05/19 - 2018/05/19

１１日目　２０１８年５月１９日（土）　曇り　晴
　クロムニェジーシュは１３世紀からオロモウツの大司教が居を構えたことから、モラヴィア地方の芸術や文化の中心として発展した街です。オロモウツから僅か４０分とアクセスが良く、街は美しい旧市街を中心にこじんまりとまとまっており半日で観光できました。この旅で８つ目の世界遺産制覇です。
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【旅程】
　　１日目（５/０９）関空→プラハ（泊）
　　２日目（５/１０）プラハ（泊）
　　３日目（５/１１）クトナーホラ→コウジム→プラハ（泊）
　　４日目（５/１２）プラハ（泊）
　　５日目（５/１３）ロケト→カルロヴィ・ヴァリ（泊）
　　６日目（５/１４）プルゼニュ→チェスキークルムロフ（泊）
　　７日目（５/１５）チェスキークルムロフ→フルボカー城→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　　８日目（５/１６）チェスケー・ブディェヨヴィツェ→ホラショヴィッツェ→ターボル→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　９日目（５/１７）テルチ→トゥシェビーチ→ブルノ（泊）
　１０日目（５/１８）ブルノ→シュテルンベルク→オロモウツ（泊）
★１１日目（５/１９）オロモウツ→クロムニェジーシュ→リトミシュル（泊）
　１２日目（５/２０）リトミシュル→キヨフ（泊）
　１３日目（５/２１）モラヴィアの大草原→キヨフ（泊）
　１４日目（５/２２）ストラージェニツェ→レドニツェ城→ブジェツラフ（泊）
　１５日目（５/２３）ミクロフ→ウィーン（泊）
　１６日目（５/２４）ウィーン→ワッハウ渓谷→ウィーン（泊）
　１７日目（５/２５）ウィーン→ザーンセスカンス（オランダ）→機中（泊）
　１８日目（５/２６）→関空

エリア クロムニェジーシュ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　朝のオロモウツの街歩きを手早く終えオロモウツ本駅に来ました。９：１１発ブルノ行きの列車で世界遺産の街クロムニェジーシュに向かいます。

オロモウツ本駅 駅

　列車はこれまでの古いものと全く違う最新鋭車両で停車駅や速度表示があります。１６０ｋｍ/ｈで快走しました。

　途中の Hullin 駅で小さな列車に乗り換えます。乗換ホームは駅舎を出た外にありました。一昨日のブルノもそうでしたが、チェコでは時に思わぬ場所にホームがあります。

　オロモウツから４０分足らずでクロムニェジーシュに着きました。ブルノから行くよりはるかに早く便利です。駅にはコインロッカーもありました。

クロムニェジーシュ駅 駅

　モラヴァ川を渡った先（右側）が旧市街です。

　美しい建物が見えてきました。

　旧市街の広場はこの通りを行った右手にあるはずです。

　ストリートミュージシャン

　古い建物の横で右折したら行く手にアーチ門が見えました。広場の入口のようです。

　街の中心フェルケー広場です。その美しさにｉに行くのも忘れてシャッターを切り続けました。正面が世界遺産の城の塔です。

ヴェルケー広場 広場・公園

　向こうの建物の背後に聖モジツ教会の２本の塔が見えます。

　城の塔に連なる淡い色調の美しい建物

　市庁舎の塔です。

　ゴシック、バロック、ルネサンスといった様々な様式の建物が並んでいます。その中でこの３つの建物は特に目を引きました。

　広場の中心に聖母マリアの柱

　一通り広場の写真を撮ってｉを探しました。

市庁舎 建造物

　時計塔のある市庁舎の建物にありました。

観光案内所 (クロムニェジーシュ) 散歩・街歩き

　マップを貰いましたがチェコ語のものです。見どころは世界遺産の城と２つの庭園です。

　花を入れてまた同じ写真を撮ってしまいました。

　振り返って市庁舎

　広場の泉

　印象的な３つの家

　最初にクロムニェジーシュ城に入ります。１３世紀に建設されたオロモウツ大司教の居城で、最初はゴシック様式でしたが三十年戦争後に現在のバロック様式で再建されました。

クロムニェジーシュの庭園群と城 城・宮殿

　入口に世界遺産のマーク

　中庭

　映画「アマデウス」の撮影にこの城が使われました。１６～１９世紀を舞台にした映画の撮影にはチェコの城や宮殿がよくつかわれるそうです。

大司教の城 城・宮殿

　建物の中へ

　入口に天使

　いたるところに彫像が飾られていました。

　階段

　いたるところに彫刻

　２階から見た中庭。ガイドツアーに参加すれば豪華な「狩猟部屋」、図書室、絵画ギャラリー等を見学出来ますが、ここまでにして城を出ました。

　フェルケー広場の西を歩いています。この塔のある門と建物ははパンフレットでは Mlynska brana となっています。

Mlynska brana

　モジツ教会の２本の塔が見えます。

　ゴシック様式のモジツ教会

モジツ教会

モジツ教会

モジツ教会

モジツ教会

　世界遺産の庭園に入ります。庭園は２か所に別れ、城に隣接したこちらの庭園は入場無料でした。

クロムニェジーシュの庭園群と城 城・宮殿

庭園

　放し飼いの孔雀

庭園

　城と黄色の小さな花が綺麗です。

がボぜ

庭園

水がない

庭園内の小川に橋

放し飼い

宮殿が見える

庭園

庭園

　ずいぶん広い庭園でした。

　城の塔に上りました（４０Ｋｃ）。モジツ教会が見えます。

城の塔 城・宮殿

　フェルケー広場

　ズームアップ

　足元の城と中庭

　歩いてきた世界遺産の庭園

　 Mlynska brana 。向こうにモラヴィアの平原が広がっています。

　聖母マリア教会。後で行きます。

　市庁舎

　旧市街。なかなかいい眺めでした。

　塔を降りてもう一方の世界遺産の庭園へ歩いています。行く手に洗礼者ヨハネ教会のドームが見えます。

　洗礼者ヨハネ教会。１７３３～１７６８年にかけて建てられ、対の塔の高さは３５ｍです。

聖ヤン教会 寺院・教会

　振り返ったこの道が旧市街のメインストリートです。

　洗礼者ヨハネ教会の内部。美しい…。

　大通りを渡りさらに西へ

　フラワーガーデンと呼ばれるもう一方の世界遺産の庭園に着きました。城から１ｋｍほど離れています。

フラワーガーデン (クヴィエトナー庭園) 広場・公園

　ここは有料（６０Ｋｃ）でした。先ず温室へ。

温室

温室

温室

　温室を出て庭園を歩きます。この庭園は三十年戦争で壊滅状態になった街の復興の一環として、１７世紀後半にイタリアの建築家によって作られました。

庭園

庭園から見た建物

　よく見ると木はぼさぼさで雑草が身だちます。手入れが行き届いているとは言い難い。

　生垣と芝生だけ？！

　人工池

　５月のこの季節なのに野花以外に花が見えない。

　水面に移った空が美しい

　庭園の外の街並み

　最後にやっと花が咲いた場所がありました。

　この季節なのに思ったより少ない

　なんだか自生に近い

　世界遺産にしては物足りなかったです。この庭園に関しては評価★★。

　フェルケー広場に戻ります。

　旧市街の大きな通り

　広場のオープンカフェでパスタの軽い昼食。

ヴェルケー広場 広場・公園

　駅に向かう途中、聖母マリア教会に立ち寄りましたが閉まっていました。

　通りにあった街の案内図。

　３．５時間の街歩きを終えクロムニェジーシュ駅に戻ってきました。

クロムニェジーシュ駅 駅

　電車まで少し時間があるので中国人が経営する構内の小さな売店兼カフェでビール。オーバーシーチャイニーズは世界中でたくましく生きています。

　来た時と同じ黄色の電車に乗り

　途中 Hulin で乗り換えオロモウツに戻りました。