春のチェコとウィーンを巡る（チェコ編）　１２　５日目②　ロケト（ Loket）

2018/05/13 - 2018/05/13

５日目　２０１８年５月１３日（日）　晴れ
　ロケト（ Loket）はカルロヴィ・ヴァリの南西１５ｋｍ、標高４２７ｍにある山間の小さな街です。ガイドブックにはありませんが、既に何人かの４トラベラーさんがこの街を訪れてその魅力を紹介されています。 「Loket」はチェコ語で「肘」を意味し、その名の通りオージェ川がＵ字型に湾曲した高台にありました。チェスキークルムロフとよく似た地形で、街自体も城と小さなかわいらしい家が軒を並べており、まさに「小さなチェスキークルムロフ」という印象でした。
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【旅程】
　　１日目（５/０９）関空→プラハ（泊）
　　２日目（５/１０）プラハ（泊）
　　３日目（５/１１）クトナーホラ→コウジム→プラハ（泊）
　　４日目（５/１２）プラハ（泊）
　★５日目（５/１３）ロケト→カルロヴィ・ヴァリ（泊）
　　６日目（５/１４）プルゼニュ→チェスキークルムロフ（泊）
　　７日目（５/１５）チェスキークルムロフ→フルボカー城→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　　８日目（５/１６）チェスケー・ブディェヨヴィツェ→ホラショヴィッツェ→ターボル→チェスケー・ブディェヨヴィツェ（泊）
　　９日目（５/１７）テルチ→トゥシェヴィーチ→ブルノ（泊）
　１０日目（５/１８）ブルノ→シュテルンベルク→オロモウツ（泊）
　１１日目（５/１９）オロモウツ→クロムニェジーシュ→リトミシュル（泊）
　１２日目（５/２０）リトミシュル→キヨフ（泊）
　１３日目（５/２１）モラヴィアの大草原→キヨフ（泊）
　１４日目（５/２２）ストラージェニツェ→レドニツェ城→ブジェツラフ（泊）
　１５日目（５/２３）ミクロフ→ウィーン（泊）
　１６日目（５/２４）ウィーン→ワッハウ渓谷→ウィーン（泊）
　１７日目（５/２５）ウィーン→ザーンセスカンス（オランダ）→機中（泊）
　１８日目（５/２６）→関空

エリア その他の都市(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　カルロヴィ・ヴァリからロケトに行くバスは土日のみの運行で日に３～４本、平日は運休です。ヨーロッパの田舎では平日の通学時間帯のみの運行はよく見ますが、これは逆です。

　１１：００　バスが来ました。２５Kc。乗客は２０名程度で半分以上は観光客でした。

市内バスターミナル(カルロビ バリ) バス系

　２７分でロケトの町はずれの停留所に到着しました。歩くとすぐにオージェ川の橋の向こうに城が見えました。

　なかなかの眺めです。皆ここで写真を撮っていました。

　オージェ川からほぼ垂直に立ち上がった崖の上にロケト城が建っています。

　旧市街の入口にｉがありました。マップを貰って街歩きです。

　塔を持つ市庁舎

　「Loket」はチェコ語で「肘」を意味し、その名の通りオージェ川がＵ字型に湾曲した高台にあります。地形がチェスキークルムロフにそっくりです。

St.Wenceslas Church

市庁舎広場に建つ建物。可愛い。

　最も存在感のある建物でした。

　三位一体柱

　市庁舎前広場全体はこんな感じ。

　街の中央の通りを歩きます。

　日差しが強くて暑い！　日陰を選んで歩きました。

　２００ｍも歩くと旧市街の出口にあたる「黒い塔」が見えました。小さな小さな街です。

　裏は城に続く城壁になっていました。

　Black　Tower

　入ってみます。

　ここにもカレル４世。入場無料でした。

　下に線路が見えます。鉄道のアクセスもありそうです。

　この塔は牢獄として使われていたようです。

　街を囲む城壁の一部を歩けました。

　裏通りです。

　城に向かいます。

ロケト城 城・宮殿

　撮影料込で入場料１７０Kcでした。

　そこそこ観光客がいます。

　塔に上ります。

　閉じ込められたドラゴン

　窓から見た小さく可愛らしい旧市街

　塔の頂上

　頂上から見たロケトの街並み。ビルも見えますが標高４２７ｍにある山間の小さな街です。

　田舎領主といってレベルでしょうか。

　城の中庭に出ました。先ほど上った塔が見えます。

　向こうの建物に入ってみます。

　ヨーロッパによくある牢獄博物館でした。

　どぎつい展示が続きます。

　あまり気持ちのいいものじゃないなぁ…。

　往時の城の模型

　なかなか面白かった。城を出ます。

　この場所で浴衣を着た女性が歩いていました。こんなところに日本人！？と思って見たらチェコ人。しかし着物の着方から髪形までバッチリ決まっていた。

　St.Wenceslas Church　１７３４年建立のバロック様式です。

　お昼のレストランを探しています。

　小さな街でオープンしているレストランは３軒でした。市庁舎前広場のオープンカフェでビールとパスタを頂きました。

　食事を終え川岸まで下りてみます。

　そろそろ帰りのバスの時刻です。ロケトは「小さなチェスキークルムロフ」でした。

この旅行記へのコメント （2）

• salsaladyさん 2018/09/22 10:55:43

  LOKETの街！チェスキーとよく似てる～

  ☆チェスキークルムロフが世界一美しい街？に疑問を感じる位、こちらの方が見るところが多いよ！（御仁の感覚だけど）
  
  ☆チェスキーは確かに観光し易いコースだけれど，見る物はあまりなかったわ～
  
  ☆14－5世紀から色々な政権争いに順応為てきた？ミックス文化が面白いのかしら？
  
  ☆家の作りがデンマークと似て派手なところも同じですね。～see you～

  万歩計さん からの返信 2018/09/22 11:34:16

  Re: LOKETの街！チェスキーとよく似てる～

  salsaladyさん
  
  　書き込みありがとうございました。
  
  　ロケトの地図を見ると驚くほどチェスキークルムロフに似ています。似ているのは地形だけでなく城を中心にした可愛らしい旧市街。チェスキーほど観光化されていなくて、うら寂れているのがまたいい。春よりは秋から冬にかけての曇り空の下のイメージがしっくりいきそうな街でした。
  
  　　万歩計