ヤクーツク旅行記(ブログ) 一覧に戻る
サハ共和国の土壌はすべて永久凍土で、その首都ヤクーツクも永久凍土の上に建つ町です。<br />とはいえ、夏は少し氷が溶けて、冬にはまた氷ります。<br />そのため、たいていの都市なら地下にある水道管や燃料パイプは、すべて地上に出ています。<br />事情は違えど、燃料パイプが地下ではなく地上を通っている町は、他の東欧諸国でも見たことがありますが、ヤクーツクほどではなかったです。<br />場所によっては、燃料パイプを目立たなくしているところもありましたが、街中の車道では、まるで歩道橋のようでしたし、住宅地っぽいところでも、そこかしこにくねくねとパイプがありました。<br />レナ川河畔にもパイプが地面を這っていて、興ざめだったのは確かですが、そんな姿もヤクーツクと言えましょう。<br />そう思うと、そんなスポットの写真を撮るのも、なんだか面白くなってきました。<br /><br />ヤクーツク市内で撮った写真を、いろんな側面から分類して旅行記を作成する予定ですが、そんなわけで、最初の旅行記は、燃料パイプがあちこち地上にある工事現場のようなヤクーツクからです。<br />もっとも、そんな市内撮影が面白く思えたのも、やはりというか、最初の日の午前中のみでした(苦笑)。<br /><br /><2018年シベリア・サハ共和国ヤクーツクへの旅の簡易旅程一覧><br />7/09月 成田第1ターミナル発ウラジオストク経由ヤクーツク到着<br />7/10火 市内観光:ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館ほか★<br />7/11水 市内観光:ヤクーツク地方考古学民俗博物館とマンモス博物館ほか<br />7/12木 ブルウスの谷・エクスカーション<br />7/13金 ヤクーツク動物園&市内観光:人形博物館と旧市街ほか<br />7/14土 ソツィンツィ・エクスカーション<br />7/15日 4時間遅れのヤクーツク出発&ウラジオストク経由で成田到着<br /><br />※この旅行記の対象の日に★印をつけました。<br /><br /><2018年シベリア・サハ共和国ヤクーツクへの旅の旅行記サブタイトル一覧(予定)><br />(1)近くて遠い国へのアクセス:定刻通りの往路とウラジオストク空港散策&大幅遅延と初ロストバケージの帰路<br />(2)旧ソ連としては快適な三ツ星ホテル・ソナタと朝食<br />(3)朝食以外の食事とレストラン・カフェ編:ロシア料理やスイーツ以外の外食はいまいち<br />(4)移動編その1:市内バスと郊外行きの乗り合いシャトルタクシー<br />(5)移動編その2:エクスカーションでレナ川を渡ったフェリーとボートの旅<br />(6)植物編:永久凍土で高く育たない白樺や白柳の街路と針葉樹林(タイガ)&短い夏を彩る豊かな花<br />(7)動物園以外の動物:ヤクーツクの野良猫は冬を越せない&田園風景の中の馬や牛たち<br />★(8)市内編その1:燃料パイプが地上に出た工事現場のようなヤクーツク<br />(9)市内編その2:旧ソ連らしい現代ヤクーツクの町並みと人々<br />(10)市内編その3:コサック時代を彷彿とさせる旧市街や可愛い一角もあるヤクーツク<br />(11)市内編その4:身近ゆえに楽しいスーパーマーケット散策<br />(12)おみやげ編:アクセサリー買いまくり&カタログで紹介する宝飾展示博物館<br />(13)ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館(前編)セミクジラとマンモスの全身骨格から始まって<br />(14)ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館(後編)サハ人の民族衣装や宝飾品からロシアのおもちゃやシャーマニズム展示など<br />(15)ヤクーツク大学内にあるヤクーツク地方考古学民俗博物館<br />(16)ここでしか見られない珍しいマンモス博物館<br />(17)国立美術館は撮影禁止&代わりに写真が撮れた子供たちによる警官の絵<br />(18)2人の女流画家のギャラリーでサハ人とサハの風景画を満喫する~宝飾展示博物館の建物内にあった国立美術館分館<br />(19)夏でも氷が残る水が美味しいブルウスの谷へのエクスカーション<br />(20)ヤクーツク動物園Orto Doidu:思いがけず会えた黒ギツネの赤ちゃんたち&ホッキョクグマのロモノーソフくんとコルィマーナさん~日本の動物園であまり見ない動物たちもたくさん!<br />(21)動物園ののどかな風景とポクロフスクの町の夏至祭り会場<br />(22)旧市街の人形博物館:平易なロシア語とジェスチャーによる館員さんの懸命な解説付きで見学<br />(23)ソツィンツィ編その1:木造建築が移設された広大なドルージュバ(友愛)野外建築博物館<br />(24)ソツィンツィ編その2:チェラプチャ村の人々の小さな夏祭り&煙で白くかすむ幻想的な景色<br /><br />詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diary」に掲載しました。<br />(http://mami1.cocolog-nifty.com/<br />「シベリアのサハ共和国ヤクーツク旅行の詳細旅程とハイライト写真」<br />http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2018/08/post-f015.html

2018年シベリア・サハ共和国ヤクーツクへの旅(8)市内編その1:燃料パイプが地上に出た工事現場のようなヤクーツク

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2018/07/09 - 2018/07/15

19位(同エリア26件中)

まみ

まみさん

サハ共和国の土壌はすべて永久凍土で、その首都ヤクーツクも永久凍土の上に建つ町です。
とはいえ、夏は少し氷が溶けて、冬にはまた氷ります。
そのため、たいていの都市なら地下にある水道管や燃料パイプは、すべて地上に出ています。
事情は違えど、燃料パイプが地下ではなく地上を通っている町は、他の東欧諸国でも見たことがありますが、ヤクーツクほどではなかったです。
場所によっては、燃料パイプを目立たなくしているところもありましたが、街中の車道では、まるで歩道橋のようでしたし、住宅地っぽいところでも、そこかしこにくねくねとパイプがありました。
レナ川河畔にもパイプが地面を這っていて、興ざめだったのは確かですが、そんな姿もヤクーツクと言えましょう。
そう思うと、そんなスポットの写真を撮るのも、なんだか面白くなってきました。

ヤクーツク市内で撮った写真を、いろんな側面から分類して旅行記を作成する予定ですが、そんなわけで、最初の旅行記は、燃料パイプがあちこち地上にある工事現場のようなヤクーツクからです。
もっとも、そんな市内撮影が面白く思えたのも、やはりというか、最初の日の午前中のみでした(苦笑)。

<2018年シベリア・サハ共和国ヤクーツクへの旅の簡易旅程一覧>
7/09月 成田第1ターミナル発ウラジオストク経由ヤクーツク到着
7/10火 市内観光:ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館ほか★
7/11水 市内観光:ヤクーツク地方考古学民俗博物館とマンモス博物館ほか
7/12木 ブルウスの谷・エクスカーション
7/13金 ヤクーツク動物園&市内観光:人形博物館と旧市街ほか
7/14土 ソツィンツィ・エクスカーション
7/15日 4時間遅れのヤクーツク出発&ウラジオストク経由で成田到着

※この旅行記の対象の日に★印をつけました。

<2018年シベリア・サハ共和国ヤクーツクへの旅の旅行記サブタイトル一覧(予定)>
(1)近くて遠い国へのアクセス:定刻通りの往路とウラジオストク空港散策&大幅遅延と初ロストバケージの帰路
(2)旧ソ連としては快適な三ツ星ホテル・ソナタと朝食
(3)朝食以外の食事とレストラン・カフェ編:ロシア料理やスイーツ以外の外食はいまいち
(4)移動編その1:市内バスと郊外行きの乗り合いシャトルタクシー
(5)移動編その2:エクスカーションでレナ川を渡ったフェリーとボートの旅
(6)植物編:永久凍土で高く育たない白樺や白柳の街路と針葉樹林(タイガ)&短い夏を彩る豊かな花
(7)動物園以外の動物:ヤクーツクの野良猫は冬を越せない&田園風景の中の馬や牛たち
★(8)市内編その1:燃料パイプが地上に出た工事現場のようなヤクーツク
(9)市内編その2:旧ソ連らしい現代ヤクーツクの町並みと人々
(10)市内編その3:コサック時代を彷彿とさせる旧市街や可愛い一角もあるヤクーツク
(11)市内編その4:身近ゆえに楽しいスーパーマーケット散策
(12)おみやげ編:アクセサリー買いまくり&カタログで紹介する宝飾展示博物館
(13)ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館(前編)セミクジラとマンモスの全身骨格から始まって
(14)ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館(後編)サハ人の民族衣装や宝飾品からロシアのおもちゃやシャーマニズム展示など
(15)ヤクーツク大学内にあるヤクーツク地方考古学民俗博物館
(16)ここでしか見られない珍しいマンモス博物館
(17)国立美術館は撮影禁止&代わりに写真が撮れた子供たちによる警官の絵
(18)2人の女流画家のギャラリーでサハ人とサハの風景画を満喫する~宝飾展示博物館の建物内にあった国立美術館分館
(19)夏でも氷が残る水が美味しいブルウスの谷へのエクスカーション
(20)ヤクーツク動物園Orto Doidu:思いがけず会えた黒ギツネの赤ちゃんたち&ホッキョクグマのロモノーソフくんとコルィマーナさん~日本の動物園であまり見ない動物たちもたくさん!
(21)動物園ののどかな風景とポクロフスクの町の夏至祭り会場
(22)旧市街の人形博物館:平易なロシア語とジェスチャーによる館員さんの懸命な解説付きで見学
(23)ソツィンツィ編その1:木造建築が移設された広大なドルージュバ(友愛)野外建築博物館
(24)ソツィンツィ編その2:チェラプチャ村の人々の小さな夏祭り&煙で白くかすむ幻想的な景色

詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diary」に掲載しました。
http://mami1.cocolog-nifty.com/
「シベリアのサハ共和国ヤクーツク旅行の詳細旅程とハイライト写真」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2018/08/post-f015.html

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  • ホテルの目の前のチリャエヴァ通りにて<br /><br />頭上を走る橋のようなもの、あれは燃料パイプですが、むき出しではなかったです。

    ホテルの目の前のチリャエヴァ通りにて

    頭上を走る橋のようなもの、あれは燃料パイプですが、むき出しではなかったです。

  • チリャエヴァ通りの燃料パイプとマンモスの像<br /><br />燃料パイプは宣伝ですが、覆いがあって、町の景観をあまり損ねないようにされていました。

    チリャエヴァ通りの燃料パイプとマンモスの像

    燃料パイプは宣伝ですが、覆いがあって、町の景観をあまり損ねないようにされていました。

  • レーニン大通りから外れて少し中に入った住宅街<br /><br />おもい~っきり、燃料パイプが宙を走っていました。

    レーニン大通りから外れて少し中に入った住宅街

    おもい~っきり、燃料パイプが宙を走っていました。

  • ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館に向かう途中の住宅街にて

    ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館に向かう途中の住宅街にて

  • 勝利広場に面するハバロヴァ大通りにて

    勝利広場に面するハバロヴァ大通りにて

  • ハバロヴァ大通り沿いの高層ビルとクレーン<br /><br />これは、工事中でした。

    ハバロヴァ大通り沿いの高層ビルとクレーン

    これは、工事中でした。

  • ハバロヴァ大通り沿いの勝利広場の近くにて<br /><br />燃料パイプはこのように空き地部分の地上にある場合もありました。

    ハバロヴァ大通り沿いの勝利広場の近くにて

    燃料パイプはこのように空き地部分の地上にある場合もありました。

  • ハバロヴァ大通りにかかる歩道橋にすら見える燃料パイプ

    ハバロヴァ大通りにかかる歩道橋にすら見える燃料パイプ

  • ハバロヴァ大通り沿いでは、地上より少し高いところを燃料パイプが走る

    ハバロヴァ大通り沿いでは、地上より少し高いところを燃料パイプが走る

  • これもハバロヴァ大通り沿いでにて

    これもハバロヴァ大通り沿いでにて

  • 横断歩道のように堂々とそびえる燃料パイプ

    横断歩道のように堂々とそびえる燃料パイプ

  • 勝利広場のレナ川沿岸<br /><br />町中のレナ川の景観はそれほど絵になるとは思わなかったけれど、いやはや、これでは(苦笑)。

    勝利広場のレナ川沿岸

    町中のレナ川の景観はそれほど絵になるとは思わなかったけれど、いやはや、これでは(苦笑)。

  • おまけ:歩道もぼこぼこ<br /><br />レンガが浮いているのが分かるでしょうか。<br />市内のインフラが行き届いていないのかと思っていたら、ヤクーツクは永久凍土の上に杭を打ってできた町なのでり、夏になると凍土が少し解けて地盤が下がり、冬に凍結するとまた上がるので、どうしてもこうなってしまうらしいです。<br />だから修繕が追いつかないのでしょう。<br /><br />工事現場のようなヤクーツク編おわり。<br />シリーズのつづきは、ソ連らしい街並みと、人々がいる写真を集めた市内編ですが、写真選定しやすいテーマから順不同に作成していくことになりそうです。

    おまけ:歩道もぼこぼこ

    レンガが浮いているのが分かるでしょうか。
    市内のインフラが行き届いていないのかと思っていたら、ヤクーツクは永久凍土の上に杭を打ってできた町なのでり、夏になると凍土が少し解けて地盤が下がり、冬に凍結するとまた上がるので、どうしてもこうなってしまうらしいです。
    だから修繕が追いつかないのでしょう。

    工事現場のようなヤクーツク編おわり。
    シリーズのつづきは、ソ連らしい街並みと、人々がいる写真を集めた市内編ですが、写真選定しやすいテーマから順不同に作成していくことになりそうです。

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