
2018/07/09 - 2018/07/15
15位(同エリア26件中)
まみさん
海外ネタ・オンリーのもう1つのブログ「まみ’s Travel Diary」で既に、ヤクーツクでの外食レストランのレポートを書きましたが、今回のヤクーツク旅行での外食レストランの私のチョイスは、正直、あまり良くありませんでした。
美味しく食べられたものもありますし、豪華なレストランを狙ったので、レストランの雰囲気は楽しめたものの、ふり返れば、サハ料理と温かい料理が出るレストランにこだわったのは、やっぱり失敗したなという思いが強いです。
関連の記事
「シベリアのサハ共和国ヤクーツク旅行の全体の感想・その4~食べ物について」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2018/07/post-acea.html
でも、楽しかった時間を思い出して、このレストラン・レポートの旅行記を作成しました。
こちらの旅行記では、レストランの内装や、実際に食事を取らなかったレストランも含め、外食にまつわるすべての写真を集めたレポートになっています。
<2018年シベリア・サハ共和国ヤクーツクへの旅の簡易旅程一覧>
7/09月 成田第1ターミナル発ウラジオストク経由ヤクーツク到着
7/10火 市内観光:ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館ほか★
7/11水 市内観光:ヤクーツク地方考古学民俗博物館とマンモス博物館ほか★
7/12木 ブルウスの谷・エクスカーション★
7/13金 ヤクーツク動物園&市内観光:人形博物館と旧市街ほか★
7/14土 ソツィンツィ・エクスカーション★
7/15日 4時間遅れのヤクーツク出発&ウラジオストク経由で成田到着
※この旅行記の対象の日に★印をつけました。
<2018年シベリア・サハ共和国ヤクーツクへの旅の旅行記サブタイトル一覧(予定)>
(1)近くて遠い国へのアクセス:定刻通りの往路とウラジオストク空港散策&大幅遅延と初ロストバケージの帰路
(2)旧ソ連としては快適な三ツ星ホテル・ソナタと朝食
★(3)朝食以外の食事とレストラン・カフェ編:ロシア料理やスイーツ以外の外食はいまいち
(4)移動編その1:市内バスと郊外行きの乗り合いシャトルタクシー
(5)移動編その2:エクスカーションでレナ川を渡ったフェリーとボートの旅
(6)植物編:永久凍土で高く育たない白樺や白柳の街路と針葉樹林(タイガ)&短い夏を彩る豊かな花
(7)動物園以外の動物:ヤクーツクの野良猫は冬を越せない&田園風景の中の馬や牛たち
(8)市内編その1:燃料パイプが地上に出た工事現場のようなヤクーツク
(9)市内編その2:旧ソ連らしい現代ヤクーツクの町並みと人々
(10)市内編その3:コサック時代を彷彿とさせる旧市街や可愛い一角もあるヤクーツク
(11)市内編その4:身近ゆえに楽しいスーパーマーケット散策
(12)おみやげ編:アクセサリー買いまくり&カタログで紹介する宝飾展示博物館
(13)ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館(前編)セミクジラとマンモスの全身骨格から始まって
(14)ヤロスラフスキー北方民族歴史・文化博物館(後編)サハ人の民族衣装や宝飾品からロシアのおもちゃやシャーマニズム展示など
(15)ヤクーツク大学内にあるヤクーツク地方考古学民俗博物館
(16)ここでしか見られない珍しいマンモス博物館
(17)国立美術館は撮影禁止&代わりに写真が撮れた子供たちによる警官の絵
(18)2人の女流画家のギャラリーでサハ人とサハの風景画を満喫する~宝飾展示博物館の建物内にあった国立美術館分館
(19)夏でも氷が残る水が美味しいブルウスの谷へのエクスカーション
(20)ヤクーツク動物園Orto Doidu:思いがけず会えた黒ギツネの赤ちゃんたち&ホッキョクグマのロモノーソフくんとコルィマーナさん~日本の動物園であまり見ない動物たちもたくさん!
(21)動物園ののどかな風景とポクロフスクの町の夏至祭り会場
(22)旧市街の人形博物館:平易なロシア語とジェスチャーによる館員さんの懸命な解説付きで見学
(23)ソツィンツィ編その1:木造建築が移設された広大なドルージュバ(友愛)野外建築博物館
(24)ソツィンツィ編その2:チェラプチャ村の人々の小さな夏祭り&煙で白くかすむ幻想的な景色
詳細旅程はもう1つのブログ「まみ’s Travel Diary」に掲載しました。
(http://mami1.cocolog-nifty.com/
「シベリアのサハ共和国ヤクーツク旅行の詳細旅程とハイライト写真」
http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/2018/08/post-f015.html
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- オーロラ航空
- 旅行の手配内容
- その他
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滞在ホテル「ソナタ」から10分程度のオルジョキニーゼ広場にあったレストラン「タメルラン」
1日目の夕食は、はじめはこのレストランで取ろうと思っていました。
私がヤクーツク情報として参考にしたWikitravelのヤクーツクのページ(https://wikitravel.org/en/Yakutsk)によると、このレストランはヤクーツクでモンゴル風のバーベキューが食べられる1番ベストなレストランだけど、ヤクーツクにはモンゴル風のバーベキュー・レストランは1軒しかないのだから、本物の美味しいモンゴル風バーベキューを知っている人はがっかりするだろう、と書かれてありました。
そのためここで夕食を取るのに不安がなかったわけではなかったのですが、明るいとはいえ、21時を過ぎてしまったので、レストランを探しにそれ以上遠出する気にはなれなかったのです。 -
レストラン・タメルランの中に入ってみたら……
なんとセルフ・レストランでした。
それも、ざっと見たところ、あまりいろんな料理が残っていないようでした。
なので、食べる前からがっかりしてしまい(苦笑)、ホテル併設のレストランで夕食を取ることにしました。 -
レストランBAMBSKがある滞在ホテル・ソナタ
BAMBSKはアジアン料理のレストランであることは分かっていましたが、内装はステキで、高級な気分が味わえると思ったし、今回の旅行の手配を依頼した代理店のスタッフの方のブログでは、ヤクーツクにはあまりレストランの選択肢がないので、滞在ホテル併設のレストランで取る手もある、というアドバイスがあったので、アジアン料理レストランであっても、ここで夕食を取るのもいいかもいれない、と思い直しました。 -
レストランBAMBSKの入口
ホテルのロビー側から中には行っても良かったのですが、ちょっとだけ気分を出すために、レストラン専門の入口から入ってみました。 -
クッションのあるテーブル席につく
朝食時とレストランの内装に違いはありませんでした。 -
ロシア語オンリーだけど、美しい写真で分かりやすかったメニュー
英語のメニューはなかったです。 -
ごはんものとして「ロリ」こと、ロシア版の寿司を注文することにする
ロシアで食べる寿司は、日本では考えられないアレンジがされていますが、それが面白いし、けっこう会うことは、経験済み。 -
飲み物は、急須のプーアル茶(600ml)を注文(180ルーブル)
2018年7月現在、1ルーブル=約2円で換算。 -
カリフォルニアロールとイクラのせのサーモンとチーズ巻き
それぞれハーフの4個ずつ注文しました。
カリフォルニアロールは4個で180ルーブル、イクラのせのサーモンとチーズ巻きは195ルーブルでした。 -
わさび、たーっぷり!
-
こちらのサーモン巻きは、真ん中はきゅうりとチーズ
チーズとごはんって会いますね。
とても美味しかったです。 -
赤いつぶつぶの魚の卵がまぶされたカリフォルニアロール
これも美味しかったです。 -
カラフルな蒸し餃子(280ルーブル)
こういうのは、ずっと昔に中国を旅行したときに、餃子専門店で食べたことがあります。
なんでサハ共和国のヤクーツクで食べているんだろうなぁと思いましたが、アジアン料理のレストランなので、割り切りました。 -
中はちゃんと餃子の具
-
味付けも好み
-
これは海老の唐揚げ(360ルーブル)だった!
写真にだまされました。
なんだか違うものに見えたのです。
美味しかったことは美味しかったです。甘辛なたれも、日本でよくあるのと同じで、私好みの味でした。
でもなんでサハ共和国のヤクーツクで食べなくてはならないんでしょう(苦笑)。
日本でもいくらでも食べられそうなのに。 -
アイスクリーム(110ルーブル)はどこも外れがない
材料の牛乳が濃厚で美味しいですからね!
屋台のアイスクリームも美味しいのですが、トッピングも豪華で、ボリュームもたっぷりあります。
屋台のアイスクリームはだいたい1カップ50~100ルーブルくらいでしたので、逆にお得感があったくらい@ -
奥のスライドショーで、なつかしい映像
アジアン料理のレストランで、いろんな国のメニューがあったので、それに関係する国の映像が流れていたんだと思います。 -
ジャイアントパンダだぁ@
-
中国の景勝地かな
-
見事な灯籠祭り
有名どころかもしれませんが、分かりません。 -
梅と中国の飾りかな
よく分からないけれど、ステキだったのでぱちり。 -
これはいかにも日本らしい情景
その下には、レジ打ちの兄ちゃんの後ろ姿。
注文するまで迷ったし、料理はゆっくり出てきたし、飲み物とデザートを含めて5品も注文したので、夕食時間は1時間近くかかりました。
でも、ホテルの中のレストランですし、のんびり夕食したかったので、そのくらいかかるのは問題ありませんでした。 -
2日目から3回夕食をとった旧市街のレストラン「マフタル」
2012年の「地球の歩き方」では、「インディルギーガ」というレストランだったろうと思います。
Wikitravelのヤクーツクのページ(https://wikitravel.org/en/Yakutsk)には載っていませんでしたが、サハ料理を食べられるレストランとして、現地ガイドのジーナさんに挙げてもらったところの1つです。
もっとも、ジーナさんが薦めてくれたのは1階のカフェの方で、安くてそこそこ美味しいものが食べられるとのことでしたが、私は3回とも2階のレストランで食べました。 -
入口の様子
建物は新しいですが、旧市街はコサック時代のヤクーツクを再現したエリアで、これもその当時の建物を模したものだと思います。 -
1階のカフェは、セルフ・レストラン
カフェと聞いたらカフェだと思うのですが、ロシアではセルフ・レストランもカフェと呼ぶのかもしれません。
もちろん、カフェらしいカフェもあります。そういうところで、ボルシチやパンケーキなどの軽食を食べたことがあります。 -
できたての温かい料理が食べたかったので、2階のレストランで食べることにする
ステキなシャンデリアです。
階段もステキでした。 -
内装はとても魅力的だった2階のレストラン
ヤクーツク市民は、レストランで食事を取るのは、ちょっとしたパーティとか何かのお祝いの晩餐会のような特別なときに利用することが多いようですが、このレストランでは3回とも、そういったお祝いの席の客がいました。 -
私は1人なので、このくらいの2人席がいいかな
-
まわりのテーブルの様子
-
隣の席の様子
素敵なレストランだったので、着席する前から、ぱちぱち写真を撮ってしまいました。 -
テーブルの模様もステキ
-
ナプキン立てや調味料や楊枝入れ、それから呼び鈴
ここは2番テーブルのようです。
呼び鈴を鳴らすと、わりとすぐにウェイター/ウェイトレスさんが来てくれました。
ただし、料理が出てくるのはゆっくりなので、急いでいるときは向かないです。 -
どっしりと重いメニュー
英語も併記されていました。 -
料理が来るのを待つ間
-
頭上には、レストランの名の「マフタル」の文字が刻まれた木箱
昔の貴重品などを入れる木箱ですが、内装の小物としてもいいかんじでした。 -
馬をかたどったプレートの装飾がある天井下
この日はこの奥が予約客の席でした。 -
ステキな照明
-
かまどを模した内装とサモワール
右奥には、サハ人の民芸品の器も展示されていました。
このときは気付かなかったけれど、あれは祭りのときに馬乳酒を分けてもらってみんなで飲む器だと思います。 -
ハーブたっぷりの果実茶
ろうそくでずっと温めておけるので、冷めないという、心憎い出し方@
紅茶とは違って甘かったです。
なんだか健康に良さそうなハーブがたっぷりで、少々クセがある味でしたが、すぐに慣れました。 -
カップとソーサーのデザインに注目
-
スープ類が大好きなので、ロシア料理だけど、ボルシチを注文
ピクルスと何かのペーストとパンもついていました。 -
具だくさんなのも嬉しい
250グラム、340カロリーで、390ルーブル。
(メニューには料理のカロリー表示もありました@) -
馬肉とピーマン・玉ねぎいため
代表的なサハ料理といったら馬肉(Colt meat)しか思い浮かばなかったので、馬肉料理から選びました。
肉はけっこう固くて、焼きすぎでしたが、このときは、馬肉だから固いのかと思っていました。
味はしみついていたものの、汁気がなかったのも、ちょっと食べにくかったです。 -
グルジア(ジョージア)版の小龍包ともいうべきヒンカリ(1個80ルーブル)
炭水化物系として、これを選びました。
グルジアで食べたヒンカリは美味しかったですし、NHKテレビ・ロシア語会話でも、モスクワで食べられる軽食として紹介されたことがあります。 -
肉たっぷりのヒンカリ
ただ、汁気が全くなかったのは意外でした。
ぱさぱさしているというわけではなかったのですが、ヒンカリといえば、中にたっぷり汁が入っているものだからです。
※グルジア料理のレポートがある関連の旅行記
「2011年コーカサス3カ国旅行ハイライトその6:食べ物編(ホテルの朝食以外)<アゼルバイジャンのバクーとグルジア編>」
https://4travel.jp/travelogue/10587126
こちらの旅行記の表紙の写真はまさにグルジアのヒンカリ。 -
窓から床に光が差し込んで
呼び鈴を押すと、ウェイター/ウェイトレスさんがすぐに来てくれましたが、その後に頼んだものが来るのは遅かったので、夕食時間はここでも1時間くらいかかりました。
でも、1人だから遅く感じたわけで、こういうレストランはもともと、そんなにせっかちに食事をしないものです。 -
食後のデザートは、レーニン広場のアイスクリーム屋台で
-
バニラとチョコのミックスで100ルーブル
ロシアのアイスクリーム(マロージュナヤ)はほんとうに美味しいです。 -
夏の飲み物クヴァス売り場
同じくレーニン広場にて。
クヴァスは軽く炭酸が入ったロシアやウクライナの夏の人気の飲み物です。
一度飲んだことがありますが、特別美味しかったわけでもなかったので、それで気がすみました。
炭酸飲料はもともとそんなに好きなわけではなかったので、今回は飲みませんでした。 -
3日目の夕飯は、4つ星ホテル「トゥイグイン・ダルハーン」で取ろうと思い……
2012年の「地球の歩き方」には、老舗のサハ民族料理のレストランとありましたが、値段は高めと書かれてありました。
Wikitravelのヤクーツクのページ(https://wikitravel.org/en/Yakutsk)でも、もっと美味しい料理を出すところは他にもあって、コスパは良くないと書かれてありました。
でも、現地ガイドのジーナさんが、このあたりでサハ料理が食べられる場所として薦めてくれたレストランの1つだったので、行ってみることにしたわけです。 -
ホテル・トゥイグィン・ダルハーンの入口
覗いて見たのはロビーと売店だけでしたが、4つ星だけあって、高級感あふれていました。
ちなみに、トゥイグィン・ダルハーンというのは、サハの伝説の英雄の名前です。 -
トゥイグィン・ダルハーンのレストラン側の入口
-
あれれ、あれれ、セルフ・レストランじゃん!
テーブルやイスにはクロスがかけられてあって、高級感たっぷりでしたが、セルフ・レストランとは!
それに品揃えはそんなになくて、料理の選択肢はほとんどなさそうでした。
それでいて高いとなったら、なんだか割りにあわない気がしたので、ここで夕食を取るのをやめてしまいました。 -
2晩続けて、レストラン「マフタル」へ
ウェイトレスさんは愛想良くて、私がまた来たことを喜んでくれましたし、内装は高級感がありましたし、なんといってもできたての料理が食べられました。 -
壁に飾られた静物画
-
壁に飾られたサハ人の伝統的な模様の布
たぶん馬の鞍にかける布だと思いますが、これはもうその用途を離れ、装飾として飾られていたと思います。 -
壁に飾られた絨毯の飾り
ヤクーツクの山脈とサハ人が描かれているのだと思います。
こういうの大好き@ -
昨晩とは別のテーブルに着く
-
写真があって、英語併記で分かりやすいメニュー
やはりスープはかかせません。
ここに載っていたのは、ウハーというロシアの魚のスープでした。 -
メインディッシュは、違う馬肉料理を注文しよう
きのう食べたのは、右上の料理でした。
今回は、左上の料理を頼むことにしました。 -
ハーブ入りの果実茶(250ルーブル)
これはとても気に入りました。
飲み物のメニューの写真は撮り損ねたので、なんという飲み物だったか今となっては分からないのが残念です。 -
2種類の魚が入ったウハー(380ルーブル)
-
ウハーも具だくさんでとても美味しい@
-
付け合わせのピロシキみたいなパン
これもなかなか美味しかったです。 -
メインディッシュの馬肉料理(720ルーブル)
これを見たとき、メニューの写真とは印象が違う!と思いました。
いかにも固そうで、いっぺんに食欲がなくなりました。
でも、せっかく注文したのだから、がんばって食べました。
甘いソースがけで、味そのものはそんなに悪くはかったのですが、脂身がたっぷりで骨付きで、とても固くて食べにくかったです。ナイフで小さく切らなければ、口の中で噛み切れませんでした。
……水餃子のペリメニの方にすればよかったです。汁気がなかったかもしれないけれど、固すぎて食べにくいということはなかったはずです。 -
口直しとして、デザートを求めて、レーニン広場のバス停近くのカフェ「Travelers Coffee」へ
ロシア中にあるチェーン店のようですが、美味しいコーヒーが飲めるカフェとして、現地ガイドのジーナさんがすすめてくれたところです。 -
カフェの入口
すでに21時近かったですが、レストランやカフェは遅くまで営業しているので、だいじょうぶでした。 -
カフェのカウンターの様子
ここは、カフェという名のセルフ・レストランではなく、カフェでした。
モスクワやサンクトペテルブルグでもありそうな、おしゃれなカフェでした。
あ、ロシア全国のチェーン店でしたっけ。 -
ロシアのケーキはボリューミーで、甘過ぎなくて美味しい@
-
店内にはくつろぐ若者たち
-
クッションがある窓際の席に着くことになる
-
キャラメルマッキャートとレモンケーキ
美味でした~!
ただ、あとで失敗したな、と思ったのは、甘いキャラメルマッキャートを頼んだりせず、ふつうにコーヒーを頼んで、美味しさを実感すればよかったです。
甘いと、味の違いがよく分からなくなってしまいますからね。 -
バスターミナルの前の広場の屋台
5日目の金曜日、動物園に行って帰って来たとき、乗り合いシャトルタクシーはでこぼこの道でもびゅんびゅん飛ばしたので、ジェットコースターに乗っているみたいでした。
それはそれで楽しかったのですが、1時間も乗っていたので、降りたときには少々ふらふらとなってしまったし、半日の動物園散策+αで少々枯れたので、バスターミナル前の広場のベンチで休むことにしました。 -
せっかくだからアイスクリームは食べなくっちゃね!
ここのアイスクリームは49ルーブルでした。
レーニン広場は街の中心なので、アイスクリームも少々高かったのだろうと思います。
あるいはブランドによるのかな。
値段の違いと美味しさは関係ありませんでした@ -
4日目の夕食も、旧市街のマフタリで
3回くらい連続して同じレストランで食べても、まあいいやと思いました。
他に、できたてのサハ料理、あるいは少なくともロシア料理が食べられるレストランは、近くには見当たらなかったからです。
Wikitravelのヤクーツクのページ(https://wikitravel.org/en/Yakutsk)で紹介されていたレストランの中には行って見たいと思えたところもありましたが、いまいる場所から遠かったし、いまも営業している確証はなかったし(ホテルのWIFIで確認したとき、現在営業していないレストランも中にはあったのです)、疲れていたので、他のレストランを探すのがめんどくさくなってしまったのです。 -
今度はこの席に着く
この日は金曜日の夜だったから、予約客が多く、空いている席は少なくて、ぎりぎり着席できました。 -
衝立のあるあそこも予約客の席
ああいうところで、内輪のパーティや、小さなお祝いの席が設けられていたのを、食べながら観察したりしました。 -
飲み物は、きのうと同じもの
これは美味しかったので、また飲みたいと思ったのです。 -
スープはイクラ入りのクリーム・サーモンスープ(390ルーブル)
具に魚が入っているので、これもウハーのようです。 -
これもとろけた具がたくさんで、美味!
ロシアのスープは、私にとって外れなしでした。
ちなみに、サハの伝統的なスープを注文しようとしたら、ウェイトレスのお姉さんが「ほんとにだいじょうぶ?」と聞いてきたので、やめておきました。
たしか、サハの伝統的なスープには、馬の血が入っているような、ものすごくハードルの近いスープがあったことを思い出したのです。 -
メインディッシュは魚料理にする
ロシアの魚料理は白魚が多いです。
魚にかけられたスープが、日本ではなかなか食べられない組み合わせのものが多いですが、それがなかなか合ったりします。
今回は、白身魚のイクラ入りのクリームソースかけを注文しました。1番上の写真に当たります。 -
メインディッシュの魚料理がやってきたテーブル
-
白魚のイクラ入りのクリームソースがけ(590ルーブル)
これはとても美味しかったです。
ただ、魚料理は、あんまりおなかいっぱいにならないんですね。
しかも、この日は、朝食はビュッフェではなく、ボックスに詰めてもらったものだけだったのに、ランチを抜いていました。
なので、メインディッシュは魚と肉の2品注文したのですが……。 -
馬肉はちょっとこりたので、牛肉料理(830ルーブル)にする
肉料理を3品食べてみて、やっと気付きました。
やっぱり焼き過ぎなんです。牛肉でも、とても固かったから!
見るからに美味しくなさそうでしたが(苦笑)、仕方がなくこれもちゃんと完食しました。 -
マフタルのお勘定シート(ショット)は、こんな可愛いボックス入り
こういうもろもろの演出は気に入ったのですが、肉料理はだめだめでした(苦笑)。 -
最終日のソツィンツィ・エクスカーションにて
エクスカーションの行き先は、ドルージュバ(友愛)という名の広大な野外建築博物館でした。
ランチは、この博物館で用意してくれました。
手前の建物は、昔のサハ人の冬の家「バラガン」です。
サハ共和国の冬はマイナス50度にもなるのですが、バラガンの壁は粘土と牛のふんと草をまぜて作られたもので、窓は岩塩。防寒はばっちりだそうです。 -
バラガンの中に用意されたランチのテーブル
向かいに座っているのは、博物館を案内してくれた館員さんです。
5時間半たっぷり案内してくれました。 -
ランチはロシア料理
ジュースは、博物館の敷地内で採れた香草入りで、ちょっとクセがありましたが、悪くはなかったです。
ボルシチやヒンカリや野菜サラダ、それからパンケーキもあり、とても美味しかったです。
ロシア料理は、日本人の口によく合うと思います。 -
最終日の夕食は、再びホテル併設のレストランBAMBSKにて
ソツィンツィ・エクスカーションからホテルに戻ってきたのは予定より遅くなり22時近くになりました。
空港への送迎は23時です。
なので、ホテル併設のレストランでヤクーツクでの最後の食事を取ることにしました。 -
メインディッシュは……
写真では、とても美味しそうに見えた、北京ダックを奮発することにしました。
ロシアのサハ共和国で北京ダック?
でも、私がはじめて北京ダックを食べたのはドイツで、ヨーロッパの中華料理店はけっこう美味しいと思ったのです。 -
メニューのチャイのページ
右のページの手前のチャイが、ライムであることは分かったので、それを注文しました。 -
ライムとレモン入りのチャイ(300ルーブル)
これはとても美味しかったです。 -
炭水化物はロシア版寿司にする
イクラのせのサーモン巻きと、別のやつにしました。4個で190ルーブル。
中の魚はマグロっぽかった気がします。
これも美味しかったです。 -
えっ、これが北京ダック!?
写真とちが~う!
薄皮もぱりぱりで、かた~い!
失敗しました!! -
見るからに美味しくなさそうだった北京ダック
私が昔ドイツで食べた北京ダックは、皮ももっと薄くて、やわらかく、肉ももっと小さくてやわらかかったです。
ソースも、香味がちょっとクセがありました。
670ルーブルも出した甲斐がナッシング! -
口直しにまたアイスクリームを注文することにする
前回と同じのを注文しました。 -
アイスクリームは外れ無し!
というわけで、ほんとにメインディシュのチョイスには大失敗だった夕食つづきでした。
それなりの値段だっただけに、余計、失敗感は半端なかったわけです。
これなら、冷めていても、セルフ・レストランの料理の方が、安くてそこそこ美味しく食べられたのではないかと思います。
ただ、メインディシュとしてチョイスした肉料理以外は、わりと美味しくいただけました。
ロシア料理はやっぱり私の口に合うんだと思います。
以上で、食事編おわり。
次は市内の路線バスと都市間を結ぶ乗り合いシャトルバス(マルシュルートカ)編です。
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2018年シベリア・サハ共和国ヤクーツクへの旅(24)ソツィンツィ編その2:チェラプチャ村の人々の小さな夏祭...
2018/07/09~
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旅行記グループ 2018年シベリア・サハ共和国ヤクーツクへの旅
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