2018/04/19 - 2018/04/25
9位(同エリア20件中)
binchanさん
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旅行四日目、地方都市のパルディスキを観光しています。
数あるタリン近郊の魅力的な地方都市からなぜ今回Paldiski(パルディスキ)を選んで来たのか。当初はパルディスキに連泊して周辺をじっくり見て回る予定でした。それくらいこの町には興味があったんです。理由は「ロシア系住民が多い」ということ。
ソ連時代にロシア人が多く移住してきた地域は今でもロシア人率が高いのです。前回の旅行で訪れたナルヴァやユフヴィといった東部の町はその代表例。東部は地理的にもロシアに近いため地域全体にロシア系の人が多いです。東部ではないこの地域(ハリユ県)には市、町単位でロシア系が多い場所が存在しています。そういった町に行ってみたくてパルディスキを選びました。周囲にも見どころがありますしね。
ところが、パルディスキって宿が少ないんです。ゲストハウスとペンション、ホテルは口コミ評価がすごく低いのが一軒だけ。周辺まで広げて探してみましたが、あるのは交通の便が悪いリゾート宿だけ。結局最も便利なのはタリン(列車で1時間ほど)に泊まって通う、でした。じゃあタリンも少し見ようとあれこれ調べていたら、タリンが楽しくなっちゃって…。パルディスキは1日だけになってしまいまったんです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
14:23
灯台前にたどり着きました。帰りもまた歩くのかと思うと気が重い…。 -
パルディスキ出身の彫刻家Amandus Adamsonの作品のレプリカ。
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晴れてよかった~。
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まずは昔の灯台跡へ。
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1760年に建設された旧灯台は1887年に新しい灯台が作られるまで現役でした。当初の高さは15m、一時6mが付け足されましたがその後その部分は撤去されました。
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この古い灯台が修復される予定はありません。
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なぜなら、灯台が立っている崖が浸蝕され今にも崩れ落ちそうだから。
建設当時は海岸から150mの距離があったのですが、現在灯台の基礎は崖からはみ出さんばかりです。 -
パルディスキ半島の海岸は、下層の脆く弱い地層が早い速度で浸蝕されています。上部は比較的硬い石灰岩層で、このように海に張り出すように残されます。
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それが支えきれなくなると一気に崩れます。海岸にはそんな岩の塊がごろごろ落ちています。これらの岩も数日もすれば波に洗われ海中へと消えるのだそう。旧灯台が海の藻屑と消えるのは時間の問題なのです。
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このペースで浸蝕が続くとあと一万年ほどで半島そのものがなくなっちゃうんだそうです。
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風前の灯である古い灯台を引き継いで建てられたのがこちら。
1887年建設、高さ52.3mはエストニアで最も背の高い灯台。光源は海抜73mでバルト海沿岸の灯台でも有数の高さです。 -
高いところは怖い、と言いながら登ります。内階段ならたぶん大丈夫でしょう。
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切符売り場。
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入場料5ユーロ。これがチケット。
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登ります。
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螺旋階段を下から見上げたところ。階段は275段。
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崖の写真。2008年の大崩壊の時の写真でしょうか。長さ70mにわたって5~10mの幅の崩壊があったとのこと。崖っぷちには「崩壊の恐れがあるので端に寄らないように」と注意書きがありますが、そんな幅で崩壊するなら道路ですらヤバイじゃん。
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階段の壁には絵の跡が。
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上から漆喰が塗られていますがところどころが剥げているんですね。
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1889年当時の最新建築なんでしょうけど、こんな高さの建物が石造りって大丈夫なのかな。
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そう思うなら登らなければいいのに、上からの眺めを求めてなぜか登ってしまいます。
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部屋のようなところに到着。
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外に出られますが怖いのでカメラだけ出して撮影。
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もう一層上へ。
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灯台のライト(レンズっていうのかな)。
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Estonia Republic Maritime Administrationのマークが書かれています。
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ここは金網入りのガラス張りなのであまり怖くないです。
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でもやっぱり金網が邪魔。
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頑張ってもう一度下へ。
Pakri島もはっきり見えますよ。 -
発電風車も。
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古い灯台も。
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この石の床が崩れたら絶対死ぬ。早く下へ降りよう。
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灯台の近くにあった建物。廃墟かな?
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14:49
カフェで休憩します。帰りも徒歩1時間半だからね。 -
土日のみ営業のカフェ。ここでお茶したかったので日曜日に来たんですよ。
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お腹はいっぱいだったのでコーヒーだけ。
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灯台は意外と観光客が多くて驚きました。
タクシーが呼べないかお店の人に聞いてみたのですが、タクシーはないとのこと。車で来ているお客さんに頼んでみたら、と言われましたがそんな勇気はありませんでした。 -
15:34
そろそろ戻りますか。
これまた意外なことに、町へ歩いて行く人が他にもいました。エストニアの田舎って、意外と歩いている人いるんですよね。 -
親子連れまで歩いてる。さすがに町までは行かないよね。
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崖へと水が流れています。海側から見ると滝なんだろうな。
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海岸へ下りられる場所があるのでちょっと寄り道。
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崖の説明があります。
この付近の崖はかつてエストニアのお札にも描かれていました。 -
脆い断崖はオレンジの部分。ここはその少し手前にあります。さすがに断崖の真下では危険ですからね。
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海岸へと下りてみます。
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礫の海岸です。
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白鳥がいました。
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高所だけでなく海も怖いので水際へは行きません。ここで波にさらわれても誰も助けてくれない。
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びくびくして写真を撮っているのでブレブレ。
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上に戻って崖の方を見てみました。
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手前の方は緩やかですが、奥の方は断崖であるのがわかります。
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崖をズーム。層によって色が違うんです。肉眼ではもっとカラフルだったんですけどね。
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石垣も発見。
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何の跡なのか調べてもわかりませんでした。
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通りに戻りました。
道沿いにはところどころこんな廃墟があります。 -
ソ連時代のものでしょう。
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こちらは輸出乗用車の留置場所。積まれている車はベンツでした。
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廃墟が点在する荒れ地の一角が紫に染まっていました。
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近寄って見てみるとこんな花が群生しているのです。
熱心に写真を撮っている人がいたので私も撮影したのですが、珍しい植物なんでしょうか。 -
ほかの場所はこんな荒れ地なんですけどね。
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どうしても廃墟が気になって近くに行ってみました。
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どう見ても普通の家じゃあないですよね。
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軍事施設の一部?
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焚火の跡とかゴミがあるのがかえって怖い。
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何か(あるいは誰か)いたら怖いのでやっぱり引き返そう。
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遠くで犬が吠えているのも怖い。
航空写真で見るとこの先にはバラックのようなものが立ち並んでいます。 -
これだけたくさんの廃墟、昔はどんな場所だったんだろう。ソ連時代の情報は100年前のよりも見つけるのが難しい。
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16:55
市街地に戻ってきました。
土産物を売っている店で買い物。 -
まずはイヤホン。耳に入れるゴムの部分がなくなってしまって困っていたんです。一番安い5.99ユーロ(815円)のを買ったのですが、100均のより音質が悪くてとても使えない。ゴムの部分だけ持っていたものに付け替えました。高い買い物だったが仕方あるまい。
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パルディスキの歴史と自然について書かれた本(英語版)も買いました。パルディスキについての情報は少ないのでとても参考になりました。
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タリン行きのバス。これに乗ると楽なのですが、鉄道で寄りたいところがあるので今回は利用しません。
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Amandus Adamsonの記念碑。
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17:22
駅前に戻ってきたのですが、列車の時間までちょっとあります。案内看板にまだ見に行ってない場所があったので行ってみます。 -
見に行ったのはVene kalmistu(ロシア人墓地)。この墓地は中には入れません。すこし離れた場所にEesti kalmistu(エストニア人墓地)というのもあります。
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17:44
パルディスキ駅から列車に乗りました。
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