初夏の北イタリアを巡る　２１　２０日目　モルテラッチ氷河～ベルニナ急行

2015/07/07 - 2017/07/07

２０日目（７月７日（火））

・朝食のレストランに５人組の日本人。ベルニナをトレッキングしてアッペンツェルに行くという。９：０４ポントレジーナ発２つ先の無人の駅で下車すると昨日オスピッツ・ベルニナで会った神戸の夫婦に再会。サンモリッツ泊りという。一緒にモルテラッチ氷河の末端まで歩いた。歩くに従い氷河がぐんぐん迫り迫力満点。途中に氷河の末端位置を示す標識があり、氷河の消滅が加速度的に進んでいるのがわかる。
・ティラノに戻るには早いのでモルテラッチから一駅ハイキングする。鉄道に沿ったわかりやすい道で森林浴をしながら１２：４５にスローヴァス駅に到着。ここで昼食を予定していたチーズ工房がモルテラッチ駅の外れにあることを知った。しまった！と思ったが今からでは時間がない。諦めて１３：０６発の電車に乗り１５：１０ティラノ到着。
・ティラノで下車したとたんに強烈な日差し。どうせミラノも暑いはずだから一電車遅らせここで街歩きをすることにした。ミラノのガイドさんが美しいと言っていた教会を思い出して片道１ｋｍを歩いたがあまりの暑さに教会手前５０ｍから写真だけ撮って駅に引き返しアイスをなめながら電車を待つ。電車は途中の駅で３０分の事故ストップで１９：１０にミラノ着。夕食は最後を飾って４５０ｇのステーキを完食した。

エリア ベルニナ急行(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ポント・レジーナ→（Ｒ）→モルテラッチ（氷河）…ハイキング…スローヴァス→（ベルニナ鉄道）→ティラノ街歩き→（Ｒ）→ミラノ（泊）

　早朝、ポントレジーナを歩いた。山の空気が清々しい。

　村はずれの小さな石の教会。

　ホテルベルニナをチェックアウト。陽気な受付嬢が手を振ってくれた。

Hotel Bernina ホテル

　ポントレジーナ駅に向かう途中。川が深い谷を作っている。

　氷河の溶けた水で白っぽい。

　ポントレジーナ駅

　世界遺産モルテラッチ氷河を見に行く。

　モルテラッチ駅で下車。歩くと間もなく正面に氷河が見えてきた。

　神戸から来た旅行者

　道は氷河の末端まで伸びている。

　雪解けで川になった個所は飛び石を利用して慎重に進む。

　途中に氷河の末端を示す年号を階は標識。この１０年で１００ｍ以上後退している。

　モレーン。昔はこの辺りは氷河だった。

　氷河の末端近くに到着。この先は装備がないので行かなかった。

　石や土の下は氷河。

　１０：４０モルテラッチ駅に戻ってきた。このままティラノへ戻るには早すぎるので一駅間をハイキングした。

　昨日のコースに比べ標高が低いので普通のハイキング道だった。

　

　９０分のハイキングを終え帰りの電車に乗った。

　

　終点近くでブルジオのループ橋を通る。

ブルージオループ橋 建造物

　アルブラ線とベルニナ線を合わせたた約130kmの区間は、標高差は1800ｍ以上を時代の最先端を走る鉄道技術でラックレールを使わずに通し、しかも周辺の景観との調和も素晴らしいことから世界遺産に認定された。

　１５：１０ティラノ駅に到着。暑い、下界に下りてきたと感じた。

レーティシュ鉄道アルブラ線 ベルニナ線と周辺の景観(イタリア) 文化・芸術・歴史

　ミラノ行きの電車まで１時間ある。カフェでアイスクリームをなめた後でドウォーモまで行ってみた。

　１９：１０ミラノ着。最後の夕食は４５０ｇステーキを完食した。