初夏の北イタリアを巡る　１７　１６日目　トレント～ミラノ

2015/07/03 - 2015/07/03

１６日目（７月３日（金））

・９：１０ボルツァーノ発、９：５０トレント着。ドゥオーモ広場にはネプチューンの噴水があり周囲の建物には古いフレスコ画が描かれている。ブオンコシリオ城は博物館になっておりゆっくり回って５０分。ボルツァーノに似てこの街もイタリアというよりオーストリアである。ドゥオーモ広場のオープンカフェで休憩、アイスを食べる。今日も快晴で暑い。
・１３：１５トレント発、ヴェローナを経由し１５：１５ミラノ着。ミラノ駅はムッソリーニの権威の象徴ですごく立派であるが駅前広場には多くのテントと人々。北アフリカから来た難民らしい。ホテルは駅から徒歩１０分ですぐわかった。荷物を置いて街歩き開始。地下鉄をドゥオーモ広場で降り、そこから徒歩でナビリオ地区へ向かう。街中を走るオレンジ色の古風なトラムがなかなかいい。ナビリオとは運河の事でドゥオーモ建設の際に石材を運搬するための運河が掘られた場所で、運河やそこに架かる古い橋、昔の洗濯場等を見ながら今夜のレストランを物色する。レストランでビール、リゾット、魚のミックスフライを食べたら何と４８ユーロ。ホテルの近くでスーパーを発見。ホテルに電気ポットもあるので明日はここで食材を仕入れよう。夜、冷房が効かず寝苦しかった。

エリア トレント(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ボルツァーノ→（Ｒ）→トレント街歩き（ドゥオーモ広場、ブオンコシリオ城）→（ＲＶ）→ヴェローナ→（ＥＣ）→ミラノ街歩き（ドゥオーモ広場、トリノ通り、ナビリオ地区、泊）

　ボルツァーノを発つ前に朝の街歩き。エルベ広場の朝市に行ってみた。

　ヴァルター広場から１０分も歩けば街はずれ。牧歌的な風景が広がる。

　考古学博物館。ここにアルプスの氷河の中から発見された５３００年前のアイスマンのミイラが展示されているが見る時間がなかった。

考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー

　ドウォーモ。ここも中に入れなかった。

ドゥオモ ディ ボルツァーノ 寺院・教会

　何度も来たヴァルター広場。ヴァルターは中世ドイツの詩人だそうだ。

　ボルツァーノ駅。ここからヴェローナ乗り換えでミラノへ向かう。

　その前にトレントで途中下車する。昨夕街歩きしているとき地元の人に美しい街だからと勧められた。

　９：５７トレント着。ベレンツァーニ通りを歩いてドウォーモ広場へ向かう。

ロドルフォ ベレンツァーニ通り 散歩・街歩き

　建物の壁に古いフレスコ画

Boutique Exclusive Trento ホテル

　ドウォーモ広場

ドゥオーモ広場 (トレント) 観光名所

　ドウォーモ。１２～１３世紀に現在の姿になったという。

サン ヴィジーリオ大聖堂 (ドゥオモ) 寺院・教会

　プレトリオ宮殿

司教区博物館 （トレント） 博物館・美術館・ギャラリー

　中央にネプチューンの噴水

　フレスコ画で飾られたレッラ邸

　ドウォーモの内部は荘厳な石造り

サン ヴィジーリオ大聖堂 (ドゥオモ) 寺院・教会

　古いフレスコ画と石棺。起源は６世紀の初期キリスト教の聖堂にさかのぼるという。

　ブオンコンシリオ城。領主司教の居城だった。

カステッロ デル プオン コンシーリョ博物館 (ブオンコンシリオ城) 博物館・美術館・ギャラリー

　壁に多くのフレスコ画が描かれていた。

　城から旧市街を眺める。アルプスを背景にした茶色の屋根の家並はスイスを思わせる。

　内部は博物館

　トレントの名前が歴史に登場したのは１６世紀。ルターの宗教改革に対抗してローマ法王がトレント公会議を開催した。

　ゆっくりトレントの街を歩き１３：１５発の列車に乗車。ヴェローナ乗り換えで１５：５５にミラノ着。駅から徒歩１０分のホテルミソスにチェックインした。ここに４泊する。

ホテル ミソス ホテル

　明日午前中に市内半日ツアーを予定しているが、今日のうちにツアーコースにないドウォーモ広場からナビリオ地区までを歩く。何はさておき地下鉄でドウォーモへ。

ドゥオーモ広場 (大聖堂広場) 広場・公園

　ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

　天井の鉄とガラス、解放感と高級感が漂う。

ヴィットーリオ エマヌエーレ2世のガッレリア 散歩・街歩き

　モザイクの歩道。

　オペラの殿堂、ミラノスカラ座。明日入場する。

スカラ座 劇場・ホール・ショー

　スカラ広場に立つレオナルド・ダ・ヴィンチ像

スカラ広場 広場・公園

　この辺りは古く重厚な建物が並んでいた。

　トリノ通りを歩く

　オレンジ色のトラムが街並みにマッチしている。

トリノ通り 散歩・街歩き

　マッチ箱を立てたようなスリムなトラム

　サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会

サン ロレンツォ マッジョーレ教会 寺院・教会

　内部は落ち着いたモノトーン。

　正面にローマ時代の列柱が残っていた。

　サンテウストルジョ教会。５世紀のバジリカの基礎が残っているそうだ。

サンテウストルジョ教会 寺院・教会

　南門にあたるティチネーゼ門。ここを越えるとナビリオ地区。

ティチネーゼ門 建造物

　古いミラノの面影を残すナヴィリオ運河。かってドウォーモ建設に使う石材をこの運河で運んだという。

　今は賑やかなナイトスポット。夕食のレストランを物色しながら歩いた。

ナヴィリオ地区 散歩・街歩き

　昔の洗濯場の跡

　運河に面したオフィチーナ・ドーディチに決めた。前菜はミラノ風リゾット。

オフィチーナ・ドーディチ イタリアン

　メインはシーフードの炭火焼。これで４８ユーロはちょっと高い感じ。ホテルのエアコンの効きが悪く寝苦しい夜になった。２．９万歩。