2017/12/05 - 2017/12/07
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旅人のくまさんさん
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浅野家の時代に黒板張ですが、ほぼ現在と同様の天守閣を築造しました。三層の大天守から時計回りに多門、天守二之御門、二之御門櫓、多門、乾櫓、多門、御台所、小天守へと続く連立式天守でした。
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天守や櫓に囲まれた『天守郭』の紹介です。天守などの周りの建物は、浅野家時代は黒板張でしたが、寛政10年(1798年)、10代藩主の徳川治宝により白壁の白亜の天守となりました。中央に見えるのは、この後紹介する『三方柑』です。
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『三方柑の由来』と題された説明立札の光景です。江戸時代文政年間(1818~1829年)に和歌山藩士野中為之助の邸内にあった木が原木とされます。非常に珍しかったため、11代藩主の徳川治宝公に献上したところ、『三宝柑』の名称をつけて、藩外移出禁止が命じられ、一般人の植栽を許可されませんでした。自由に栽培できるようになったのは明治以降です。
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イチオシ
大天守の光景です。弘化3年(1846年)の落雷で焼失しましたが、嘉永3 年(1850年)に、ほぼ元のまま再建されました。その天守も昭和20年(1945年)7月9日の和歌山大空襲で焼失しました。現在の天守は、昭和33年(1958年)に空襲前の外観とそのままに、鉄筋コンクリートで外観復元された建物です。
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小天守への入口となる、唐破風の平屋造りの玄関光景です。昭和20年(1945年)の空襲宗以前に撮影された写真にも、同じ外観の建物が建っていました。本瓦葺きで、要所は銅葺仕上げ、壁は白漆喰仕上げのデザインです。背後には二層の建物の小天守が控えています。
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唐破風の平屋造りの玄関屋根のズームアップ光景です。軒丸瓦は三つ巴の紋、軒下は、銅板で仕上げられていました。その背後に小天守の千鳥破風が重なっていました。
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唐破風の平屋造りの玄関の背後に控える二層の櫓、小天守の鬼瓦のズームアップ光景です。銅葺で仕上げられていました。中央には、三葉葵の紋がありました。
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唐破風の玄関前から見上げた大天守の光景です。三層の建物の軒先が重なって見えていました。その最上部に銅製の鯱の姿が見えていました。昭和33年(1958年)に外観復元された建物は60年程が経過しました。
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入城した後での光景です。城内の『御台所(身台所)』に設けられた、『埋門(うずみもん)』への石段の光景です。『黄金の井戸』がある、水の手への通路になったようです。
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『埋門(うずみもん)』のタイトルがあった説明パネルです。石垣の下部を開けて通路にした門であることが説明されていました。和歌山城では、裏門が『埋門』になります。戦災を受けたものの、石垣は残ったと説明されていました。
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唐破風の玄関から入場し、振り返って眺めた入口光景です。外観復元された建物ですが、内部もできる限り歴史を感じさせる内装になっているようでした。
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同じ場所から眺めた。多門方面の光景です。こちら方面は、天守の見学の後に紹介します。和歌山出身の先人・偉人の紹介パネルなどの展示がありました。
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小天守らしい1階に展示してあった二揃えの甲冑の紹介です。左が『縹糸縅縦矧桶側二枚胴具足(はないとおどし・たてはぎおけがわ・にまいどうぐそく)』、右が『骨牌鉄畳具足(かるたがねたたみ・具足)』です。どちらも紀州藩士の冨家に伝来したものの寄贈品です。
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小天守1階に展示してあった甲冑のズームアップ光景です。展示品の説明プレートは撮影できませんでした。少し地味な造りですから、藩主の具足ではなく、藩士の家に伝わる具足のようでした。
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小天守1階の展示室内にあった説明パネルです。『和歌山城遠隔」のタイトルがありました。兄の秀吉の命により、秀長が天正13年(1585年)に築城に取り掛かり、紀州の徳川御三家に引継がれていくまでの略史が紹介されていました。
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現地ガイドさんに従っての見学でしたから、展示室の紹介はこれでおしまいです。三層の大天守の最上階に向かいました。左端に見えるのは、葵の御門が入った陣羽織のようです。
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イチオシ
ここからは大天守の最上階の光景です。和歌山手毬を模したシャンデリアの光景です。暖色系の明かりが丸い灯具にマッチしていました。右上の1個が球切れでした。
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大天守の最上階の室内光景です。前方の出入口が、時鐘堂、和歌山県立博物館や和歌山県立近代美術館などがある南方向になります。その背後には、紀三井寺や奈草山があります。泊まったマリーナシティもこの方角です。出入口の上に、その説明写真がありました。
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大天守の最上階の室内光景の続きです。こちらの方角が和歌山県腸などが見える西側方面になります。南側から始まる、時計回りでの紹介です。入口上の写真には、城内の二の門櫓や、乾櫓が写っていました。乾(いぬい)は、北西の方角になります。
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大天守の最上階の室内光景が続きます。こちらの方角が和歌山市庁舎や伏虎小学校などが見える北側方面になります。現地ガイドさんの説明で混み合っていました。
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大天守の最上階の室内光景の紹介の最後です。こちらの方角が家庭裁判所や地方検察庁などが見える東側方面になります。城内では、本丸跡や、岡口門などが見える方角です。頭上の写真は暗すぎて、判別がつかなくなりました。
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四方に見える写真説明を紹介したところで、実際の景色の紹介です。やや北側に振った、東側方面の光景です。手前の樹木が生い茂った場所は本丸跡です。現在は給水施設が設けられています。その先に見えるのは、NTT西日本の紅白の鉄塔のようです。
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少しズームアップした、同じく北に降った東側方面の光景です。本丸跡の樹木の左手方面に見えるのは、二の丸庭園方面になります。和歌山城址の内堀が残された方面になります。
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右端に見えるのは、和歌山県立博物館の建物のようです。この方角には、和歌山県立近代美術館もあります。大天守から眺めた西南方面の光景です。
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眼下に『天守郭』と呼ばれる城内が見える、西方面の光景です。遠くに見えるのが『紀の川』です。左端に二つ並んだ甍の手前が、『二の門』、奥が『二の門櫓』、右端が『乾櫓』です。
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『天守郭』と呼ばれる城内のズームアップ光景です。『天守郭』の敷地は菱形をしています。左奥に見えるのは『二の門櫓』になるようです。その手前に見えるのが、『楠門』とも呼ばれる『二の門』です。右奥に少しだけ見えるのが乾櫓です。
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イチオシ
西側の『紀の川』方面のズームアップ光景です。紀の川に架かる橋は、『紀の川河口大橋』です。1992年(平成4年)1月に開通した橋で、かつては、和歌山県道路公社が管理する有料道路でした。『紀の川』で真っ先に連想するのが、有吉佐和子さんの小説『紀ノ川』です。1964年にテレビドラマ化され、1966年には松竹で映画化されました。
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眼下に見える城内と、その先に見える和歌山市街の光景です。城址の北側に隣接した東西に走る通りは、『けやき大通』のようです。少し西側に振った北側の光景になるようです。
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眼下に見えているのは、小天守の屋根です。その手前に大天守の階下の甍が見えています。大天守から眺めた北側方面の光景になります。
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同じく、小天守の屋根が見えている北側方面のズームアップ光景です。その先には和歌山市内のビル街が続きます。左端に見えている青い橋は、紀の川に架かる北島橋のようです。
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大天守家ら眺めた東側方面の光景です。城内のこんもりとした林は、『本丸御殿跡』です。その跡地には給水施設が設けられています。右下に小天守の前の唐破風の玄関屋根が見えています。
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