2017/04/05 - 2017/04/08
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三峯霧美さん
春の京都の旅、四日目の泉涌寺七福神めぐり、後半です。
冷たい雨は、降ったりやんだりしています。
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10:35 泉涌寺の大門の受付の横に、雲龍院と看板が出ている石段の小径があるので、そこを登っていきました。
お寺の大きな建物の横の桜は満開です。雨もポツポツと降り続ています。 -
歩道の出口は竹の柵が置いてあり,,そいつを「よっこいせ」とまたいで舗装道路でへ。その道が雲龍院へのアプローチ道路でした。
10:38 泉涌寺別院 瑠璃山 雲龍院 本尊 薬師如来
泉山七福神 六番 大黒天
南北朝時代、天皇の勅願で1372年に創建されました。塔頭と同様、泉涌寺の山内にありますが、別格本山というお寺です。雲龍院 寺・神社・教会
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門を入っていくと石畳の参道の脇に照明器具が置いてあります。
春は桜のライトアップが行われます。 -
受付玄関の脇には桜のいけばな。
拝観料を払い、御朱印帳を預けます。
お寺のパンフの他に、見どころを印刷したものを頂きました。 -
れんげの間 庭に面した障子のガラス4枚にそれぞれの景色が切り取られています。
なんでもTVでレポーターの女性が発見したとか、ここからご覧くださいという場所の案内がありました。
左から椿、灯籠、楓、松、なあ~るほど -
本堂の龍華殿。本尊の薬師如来像の両脇に、日光菩薩と月光菩薩が安置されています。参拝する方が少なくとても静か。
霊明殿前の灯籠 徳川慶喜が寄進した灯籠で、孝明天皇陵にあったものを、薩摩藩がほっぽりだし、当時の住職が夜中にこっそり取りに行ってここに置いたんだそうです。 -
大輪の間の庭、ぼんやり眺めようと思っていたら、庭に面して椅子が置いてある。
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椅子は庭を見ながら足裏のつぼマッサージができるんです。
歩き続けた足には心地よい刺激。 -
台所にある走り大黒天をお参り。家まで走って幸せを持ってきてくれるんだとか。
残念ながら撮影禁止、ポストカードの販売がありました。
書院に続く廊下には、かなり現代的な生け花の作品が展示されています。 -
悟りの窓 春は紅梅・海棠・シャクナゲと順に花を咲かせるそうです。
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雲龍院は見どころがたくさんあり、今度訪れる時はたっぷりと時間を取って写経してみたいと思います。
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御朱印を頂きました。
右側は本堂の龍華殿、左側が大黒天。
さっきの舗装道路を通って泉涌寺方面に戻ります。 -
少し歩いて行くと、皇室の方の墓地、久邇宮・賀陽宮墓地がありました。
久邇宮朝彦親王は天皇の曽祖父にあたるかたです。さて、どれがお墓なのか・・・。
雨は上がりましたが、なんだかとても寂しいので、お参りして足早に戻ります。 -
11:10 泉涌寺の大門、御所の門を移築したそうです。ここが正面玄関なんですけどね。すっと通り過ぎていきましょう。
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そういえば、門からの下り参道の写真を撮ってなかったかもと、シャッターを切る。
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11:13 泉涌寺の駐車場を通り過ぎた左側、行き止まりの表示のある道を進むと悲田院です。
悲田院はもともと隋で発祥した、仏教の慈悲の教えに基づいて貧しい人や孤児を引き取る、いわゆる社会福祉施設でした。 -
悲田院 ご本尊 阿弥陀如来
泉山七福神 6番 毘沙門天
まっすぐ進んでいくと朱色の門が見えてきました。
1月の七福神巡の日以外は、あまり人がいなくて、泉涌寺七福神の中でここが一番の難所(笑)という、さて、今日はどなたかいらっしゃるでしょうか。悲田院 寺・神社・教会
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本堂で法事が行われていて、ご本尊をお参りすることができませんでしたが、毘沙門堂は開いていました。
さっそく、御朱印をお願いしました。 -
お寺の脇は京都市内が一望できて、遠くから廃品回収の車のアナウンスなんてきこえてきたり・・・。
日本での悲田院は聖徳太子によって建てられました。その後、1646年にこの地に移建され、塔頭の寿命院と合併再興されました。 -
御朱印を頂きました。
右がご本尊の阿弥陀如来、左側が毘沙門天。 -
脇の舗装道路を歩いて戻ると大きな椿の木がありました。
おびたたしい数の椿の花がちりばめられていました。椿の美しさを知ったこの旅ですが、こうやって、美しいまま落ちる花は少し悲しい気持ちになります。
まだ七福神巡りが残っているので、花を踏まなように歩いていきます。 -
11:30 新善光寺 スピーカーから声が聞こえてくるのは、お隣の泉山幼稚園で入園式が行われていたからでした。
新善光寺 寺・神社・教会
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賑やかな幼稚園の門を過ぎると、お寺の門があります。
門の脇に正装した年配の女性がいて、インターホンを押すと、その方が門の外から走ってきてくださいました。
幼稚園の運営はお寺がやっている様子です。 -
新善光寺 ご本尊 阿弥陀如来
泉山七福神 番外 愛染明王
1243年一条大宮に後嵯峨天皇の御願寺として創建され、勅命により、信州の善光寺のご本尊と同じ阿弥陀如来像を鋳造してご本尊としたため、新善光寺と呼ばれます。
応仁の乱で焼失し、現在の場所に再興されました。 -
こちらが七福神の番外 愛染明王像を安置してあるお堂です。
パンフも何もないので、良く分からないのですが・・・。 -
どーもこちらが本堂なんでしょうかね?お参りしました。
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お庭の手入れをしていた方が、書院?の裏側に枝垂桜があるので、靴を脱いで上がって見ていきなさいというので、ほいほいと、行ってみました。
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おお!まだつぼみだ。
いきなり書院の雨戸があいて、先ほど御朱印を書いてくださった方が、年配のカップルと談笑しながら出てきました。
カップルの女性が、わたしに「毎年この桜を見させてもらいに来てるんです」とおっしゃる。
ああでもね、今年はまだ一週間早かったようですよ。 -
頂いた御朱印は、ご本尊の阿弥陀如来と七福神の愛染明王
入園式というお忙しい中、御朱印を書いていただいて、恐縮です。
つぼみでしたが、枝垂桜も拝見させていただき、ありがたいな~って、思った次第。 -
11:44 丈六 戒光寺 ご本尊 釈迦如来
泉山七福神 二番 弁財天
新善光寺のお隣のお寺です。色とりどりの布がかかった賑やかな門をくぐると、意外にも人がいません。
1228年堀河天皇の勅願所として創建されましたが、応仁の乱で焼失、その後あちこち移築して1645年に泉涌寺の塔頭としてこの地に納まりました。戒光寺 寺・神社・教会
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正面には素晴らしい生け花、どうも通路になっているところらしい。
本堂から、たくさんの女性が御詠歌を合唱しているのが聞こえてきます。
あ!!そういえば、今日は4月8日 花まつりの日ではありませんか!!
仏教系の学校を卒業してるのに、忘れているとは何たる不届きな。 -
午前中に花まつり大法要がおこなわれたのではないでしょうかね。4月は春の特別展です。本堂の中は十数人の女性が御詠歌をずっと歌っています。
本尊の丈六釈迦如来像の足元まで行ってゆっくり拝観できました。身の丈が5.4m、台座からの高さは10mという大きな仏様です。 -
仏様の首から何かが流れたような跡があります。御水尾天皇が即位争いに巻き込まれ、寝首を掻かれた時に、この仏様が身代わりとなり、その時の血の跡だということです。身代わり丈六さんと呼ばれています。
仏様の衣も色彩が残っていたり、仏様の爪が長く伸びているのは、少しでも多くの人を救うためという、ありがたいお話を、御詠歌の生BGMと共に聞くことができました。
貴重な体験になりました。 -
御朱印はご本尊の丈六殿、京都十三仏霊場第三番の文殊菩薩の御朱印も頂きました。
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本当の反対側にある弁財天堂。
そういえば、特別展参拝記念で散華をいただきました。 -
泉山七福神 弁財天の御朱印です。
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12:16 法音院 本尊 不空羂索観音
洛陽三十三所 25番札所 泉山七福神 7番 寿老人
・・ここも参拝者は誰もいません。寺務所のインターフォンを押すのも、最近では慣れたもの、以前は、おっかなびっくりだったのに。法音院 寺・神社・教会
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門を入ると、すぐに鎮守の春日三社明神
春日大明神・八幡大菩薩・天照太神宮が祀られています。ここでお参りすると、ご利益半端ない。 -
これが本堂なのでございますが、広角レンズを持って来なかったため、これしか映りません・・・。やっちまった。
鎌倉時代の末期(1326年)に泉涌寺の山内に創建されますが、応仁の乱で焼失、江戸時代初期に現在地に再興されました。
ご本尊の不空羂索観音 は一面三眼八臂の姿で、病なく、財宝を得、人々に敬われ慈悲の心で暮らすことができるなどの利益を得られ、死に臨んでは苦しみなく浄土に導かれるのだそうです・・理想的な人生が送れるというご利益がある。
そうありたいものです、ちゃんとお参りしました。 -
御朱印は観音様なので、本堂は大悲閣、それと三社明神を頂いたのですが、洛陽三十三所の御朱印は、赤い善光寺の御朱印帳にまとめているのです。
三社明神と寿老人をお願いした同じ御朱印帳に書かれてしまい、改めて書き直していただきました。「御朱印料は結構ですよ」と受け取っていただけませんでした。
めんどくさくてすみません。 -
こちらが泉山七福神の寿老人。
ガラス越しなので、目を凝らしてのお参り。 -
寿老人の御朱印です。
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12:24 即成院 光明山即成院 本尊 阿弥陀如来
泉山七福神 一番 福禄寿
1094年に橘 俊綱によって伏見に創られました。そこには「迎接之体」があり、それは、阿弥陀如来が諸菩薩を引き連れて亡者を西方極楽浄土へ迎え取る様を表した仏像のことで、当時の像がこの即成院に残っています。即成院 寺・神社・教会
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阿弥陀如来坐像を中心にした25菩薩が並ぶ姿は圧巻で、特別拝観料を払うと、じっくりと見ることができます。
椅子に座り、素晴らしさに、しばらく感動に浸っていたというのが正直なところ。
25体の菩薩像のうち、11体は平安時代のもので、そのほかは江戸時代の捕作ですが、平安時代の様式を忠実に再現しているそうです。 -
伏見にあった即成院は秀吉の伏見城の築城のため、大亀谷に移されますが、明治の廃仏毀釈で廃寺となります。ご本尊と25菩薩は泉涌寺がに引き取られ、塔頭の法安寺に移されます。「即成院」の名前が復活するのは昭和に入ってからのこと。
本堂の奥には那須与一のお墓があります。上り坂の渡り廊下を上がっていきます。 -
平安時代末期に造られたという、那須与一のお墓。
願いが的へということで、お参りする方もたくさんいるようですね。 -
本堂には福禄寿もお祭されております。
ここも、あまり参拝される方はいらっしゃらず。 -
濃いピンク色の枝垂桜が満開でした。
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ご本尊、阿弥陀如来と七福神の福禄寿の御朱印
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春の花まつりの特別御朱印
時期によって、特別御朱印がいろいろとあるようです。
これで、泉涌寺の七福神巡りは結願致しました。
さて、ここからは、頑張って歩いて、この旅のラストを飾るあの場所へ・・・。
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